非常にリアリティのある映画だった。
これはレビー小体と同時にシゾ的な“時間感覚の喪失”であり、映画のカット編集がそのまま主人公の時間感覚なのだろう。
統合が失調してるとこの感覚がよくわかる。
今が朝で>>続きを読む
陰の中で光り輝き、瞳孔を浮かび上がらせるシンドラーの虹彩のライティングが語る複雑な感情と、象徴的な色彩。暴力とパーティーのフラッシュバック。雪に染みる血は無音で死を浮かび上がらせる。
惨い映画はよく観>>続きを読む
“あっちの世界”に行ってしまった人間の解像度が高すぎる。エンターザボイドは薬物トリップを正確に描いた映画だけど、こっちは薬物トリップってより正確な統合失調症ムービーだ。これはガチ。
映画としてはあまり>>続きを読む
面白かった。
ちょっとしたハックの積み重ねで世界に干渉してしまうなんて恐ろしい。
複雑な手続きをすれば大統領にもなれるし、世界を混乱に陥れる事ができる。もし精神病で記憶ない時に時に世界に干渉してしまっ>>続きを読む
色んな工夫盛り沢山でずっと面白かった。
ケレン味溢れる嘘くさい描写も愛らしいし、ミッドポイントあたりでスムーズに本番が始まる構成も良かった。
ストップモーションの怪異が燃える時の炎も多分本当に燃やして>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
終わり方が凄い。
切り株の仮装した男たちが行き交う人々にワインの澱をかけ全身を汚す祭が特殊造形ホラーのように淡々と描かれるのだが、全身を汚すという祭の特性と、まったく風呂に入らないヒッチハイカーのモナ>>続きを読む
変な映画だ、素晴らしい。
テーマが設定に先立ってて、ジャンルがごちゃ混ぜで、ホラーってより謎展開のカルト映画に仕上がってる。
日本の新作アニメは変な展開の作品が増えてきたが、この映画に何かヒントがある>>続きを読む
撮影監督がサスペリアのルチアーノ・トヴォリらしいので視聴。
序盤のクローズアップショットを多用して教会の象徴的な装飾を強調する所にサスペリアっぽさを感じた。
このレビューはネタバレを含みます
ファッショナブルで色彩がハイセンス。入りのモンタージュから引き込まれた。
カオスがカオスを呼ぶ展開で中盤以降笑いっぱなしだったが、特にキャラの中でもカンデラとマリサの視点から見た展開が面白い。
まずカ>>続きを読む
まず一章のベスパを追いかけて背景が動き続けるカメラワークに胸を打たれた。
アニメを見てると背景は基本動かない物だから、綺麗なフィルムでこんなに動くと新鮮だ。
それから芋づる式に計算された映像構成に魅せ>>続きを読む
食べ物を使ったフェチズムだが、綺麗な食べ物を厳選してるので全部映像美に昇華されてた。
好みの映画だった。
終わった後どんな話かよくわかんなくてあらすじ見たら全部書いてあった。
美術装飾好きのアトラクションみたいな映画。
ロングテイクで白昼夢にいる感覚。
独特(変)で幻想的な映画見たい人>>続きを読む
ソフィア・コッポラは最初にキャラクターの孤独についての脚本を書こうとして、アメリカ人が孤独になる場所を考えた結果日本を選んだらしい。
出てくる物はすべて実際に日本にある物なのに、アメリカ人の俯瞰視点で>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
01:22:19から始まる、狂った男が見る奇妙な夢の映像化が、夢に出る材料もしっかり道具で用意されて、シュルレアリスム的な映像としてクオリティ高かった。(ダリなんだ)
ピーターソンが彼に向ける愛情の>>続きを読む
チャン・イーモウ監督は構図美が良いという噂を聞いて視聴。
設定と博物館の考証に基いて必然的に選ばれたであろう最高のロケ地を、引きの構図で存分に魅せてくれた。
どうやら実際に18世紀に作られた建物を使っ>>続きを読む
珍奇映画が見たい、珍奇映画が見たい、って求めてた昔の自分に見せてやりたい。
これが珍奇映画だ。
美術設定も凄いけど、脚本による描写も上手い。簡潔に面白さが凝縮された脚本。
サイケデリックに興味を持って「サイケデリック アニメ」とか英語で検索しても大半がつまらない物しか出てこないのに、不意に、サイケデリックを銘打ったどんな作品よりも思考がはじけててキマったアニメを発見でき>>続きを読む
トリップできるアニメーションはあっても、こういう光で電子的にトリップできるアニメーションは貴重な気がする。
男性がみんな帽子付けてる時代のフランスの映像見たかったから丁度良かった。30年ジャストだ。皆こうやって挨拶してたんだな。
あのダリが脚本も書いてたのは驚き。
よくわからないのは大歓迎なのだけど、映像的>>続きを読む
ユア・サーマンがかわいい映画と思って見たら、マリア・デ・メディロスというダークホースが出てきて驚いた。
薬物の描写で村上龍の限りなく透明に近いブルーと同じ描写が出てきたから、村上龍がオマージュしたのか>>続きを読む
ルシール監督の映像美。
自分は、黒が白っぽく見える(全体的に少し白っぽい)色味が好きなんだなって実感が強化された。
色味強いカラフルな絵描いたあとに全体の彩度下げたらしっくり来た事あるから、ルシールも>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
エンタメ系の映画はわかりやすくする為の映像の制約が多いから実験映画の方がビジュアルに拘れるのかな。
正面や真横から撮ったパース感無い構図が多かった気がする。
終盤は園子温映画みたいなやるせなさあった。
人生で見た中で一番意味がわからない映画だったけど、他の人は普通に理解して見てるので、自分の精神の不調が関係してたらしい。
セリフひとつひとつが何もわからなかった。
でも自分の精神の不調はフェリーニが好>>続きを読む
始まった時から、コンセプトアートが地続きにそのまま映画になったみたいで凄いなぁって思った。
街のレンタルビデオ屋が潰れる少し前に借りたエイリアンのDVDに、豪華特典でリドリーが描いた全シーンの絵コンテが収録されていて、食い入るように見た。絵コンテってこんな画的に魅力的なんだ…てリドリーのコン>>続きを読む
赤一色のオブジェクト美しすぎる。
これ観た後アラン・ロブ=グリエ観て映画の赤っていいなぁって思った(血じゃないんですよ)