ペコリンドーナツさんの映画レビュー・感想・評価

ペコリンドーナツ

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海峡(1982年製作の映画)

2.0

吉永小百合とのプラトニックな関係とか、三浦友和のエピソードに必要性を感じない。
人間ドラマを入れたかったのは分かるけど、散漫で薄味になってしまっている。
もっと工事の過酷さを見たかったかな。

ジャンヌ・ダルク(1999年製作の映画)

3.4

ジャンヌを聖人扱いせずに彼女の精神世界を後半のメインに持ってきているのが面白かった。
ただ、ジャンヌを戦争に駆り立てたきっかけである姉の死の部分は史実ではなくフィクションです。
せっかく史実に忠実なス
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

1.5

特撮やウルトラマンは子供の頃に見たものの、あまり思い入れはない状態で鑑賞しました。
シンゴジのような展開を期待したら、妙なギャグのようなノリが苦痛で楽しめませんでした。
人物描写も薄っぺらく、絵的にも
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銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

過去鑑賞
ラストでカンパネルラが死んでいることを知った衝撃!
そこから、途中で出会った人がタイタニック号の犠牲者だろうことに気づいたり、台詞の端々とのつながりを知ったり、その物語の力に圧倒されました。

ハウルの動く城(2004年製作の映画)

4.0

とくに説明なく話が進むので万人受けはしないと思うけれど、色々と深読みすると興味深く面白い映画でした。

エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.5

国広富之さん吹き替えのTV放送版を観ました。
モノクロだからこその映像の美しさが、数十年経った今でも心に残っています。

39 刑法第三十九条(1999年製作の映画)

2.9

ストーリーの発想は面白いのに、全体に漂う残念さは何なのか…。
重厚さを持たせるつもりが、ただ単に暗くダルくなっただけという感じ。

アマデウス ディレクターズ・カット(2002年製作の映画)

5.0

過去鑑賞。
日曜洋画劇場を録画して台詞と音楽のタイミングを記憶してしまうほど観たので、後のディレクターズカット版には違和感を感じてしまいます。
それでも、何度観ても名作。

さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

泣けるという評判だったので、泣く気満々で観たら…全然泣けませんでした。
登場人物の心の動きが唐突で不自然なのが気になります。
レイリアが娘との別れ際に叫んだ言葉は、娘が自分の存在に囚われずに生きて欲し
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

2回目の鑑賞。
単純な戦争ものでも反戦映画でもなく、泣かせようとするあざとさも無い。
だから、するっと心に入り込むのがいい。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.5

リアルタイム世代だから、映画のストーリーと色々なインタビューや本に書かれたエピソードの相違が気になって、結局誰の言っていることが真実に近いのか?とモヤモヤしてしまった。
最後のLIVEシーンと、主演俳
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.5

心霊現象の原因を辿っていく展開が、某探偵事務所がTVや単行本で出していた話みたいにミステリー仕立てで面白かった。
霊のビジュアルじゃなくて、ストーリーで怖さをじわじわと感じられるのが良かった。

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.5

なんとなく想像は出来るけれども、それぞれのキャラがなぜそうなったか?という説明がされないので、話が薄っぺらくなってしまっている。
それを差っ引いても、映像は美しかったし、個人的にストーリーは「秒速五セ
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記憶の棘(2004年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

ラストは色々な解釈が出来るけれど、アナを一番愛していたのは、亡くなった夫でも婚約者でもなく、アナの記憶の中の理想の夫でもなく、たった10歳の少年だった。 それに気づいてのアナの号泣だったのでは、と思い>>続きを読む

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.3

残酷だからこそ、とても美しい。
現実には救いなんか一欠片も無い結末だけれど、少女にとってはあれが救いだから、後味は悪くなかった。

蝿の王(1990年製作の映画)

2.5

過去鑑賞。
20年くらい前に観て、退屈な印象しか残っていないけれど、今観ると違う感想を持てるかもしれないと思う。

上海1920/あの日みた夢のために(1991年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

過去鑑賞。
主人公が金持ちのお坊っちゃんで、簡単に阿片に溺れてしまうダメさ加減なので、あまり魅力がない。
闇社会の男であるビリーが最後に妻も財産も捨て命を懸けて主人公を助けに行くのは、いくら子供の頃か
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ピクニックatハンギング・ロック(1975年製作の映画)

2.4

とてもミステリアスで美しいけれど、ハッキリと何かがわかるような物語ではないので、期待し過ぎないのがいいと思う。

カスパー・ハウザーの謎(1974年製作の映画)

5.0

30年以上前にTVで見た日本語吹き替え版が強く心に残っているので、DVDには字幕版しかなく残念。それでも、何年経っても心揺さぶられる映画です。