食事をいかに不味く見せるかで家族の中でうまく行ってないか、愛を感じてこなかったかを象徴する作りがいい。最後最も愛から遠いように見える監獄のご飯が1番美味しそうに見えて1番愛があるの、最高
2人がかわい>>続きを読む
デインデハーンの美を全面に打ち出した耽美系メロドラマ。これが実話なのがすごい。最後の最後まであまり感じるものなく見ていたのだけど、最後にウィリアムバロウズの「裸のランチ」への言及があって、古本屋でなん>>続きを読む
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エンドロールに良さが詰まっている作品。
写真を撮れば売れる、と無名の俳優ディーンをくどこうとしていたデニスが、最後ディーンに表紙が没になったことを告げた時に自分のキャリアのためだと素直に認められるよう>>続きを読む
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夕陽の場面が終始印象的。ダニエルの夏や熱狂が終わっていくことを斜陽が示していて、陽の高さもどんどん低くなっていて。寂しい。
普通のひと夏の恋かと思ったら薬物が関わってくる話というあるあるなんだけど、め>>続きを読む
ありきたりなハッピーエンドとか〇〇デビュー、大袈裟な展開、がないところが魅力
切ない。
結局男の手玉にとられるの悔しい。二人だけで大どんでん返ししてほしかった。やり口変わってないのもつまらない。せっかくタッグを組むなら新しいことすればいいのに。憎みあってるけど最高の仲間感がでる大団円なら>>続きを読む
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ありのままの自分で生きられる場所を、というテーマはよくわかるんだけど、それが近衛兵になりたいという着地点となると少し違和感。家族といながらあのコミュニティで暮らしていてはありのままのムーランの強さが活>>続きを読む
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自分が憧れている世界の人たちに認められて受け入れられていく喜び。兄に一方的に殴られて叫ぶのは自分だったはずが、いつのまにか殴り返し、反抗できるようになっていて、兄がTシャツをかぶって吠える。あの場面で>>続きを読む
編集者が言うからじゃあ物語の中では結婚させることにしてあげる、というジョーの場面を描きたいが故にグレタガーウィグはこういう構成にしたんだな、と思ったらやっぱりWikipediaにがっつりそういう趣旨の>>続きを読む
タイトルロゴかわいい。ノアジュプくんだ!と行ってみた。ロケットマンを思い出した。そしてルーカスヘッジズはある少年の告白の印象が強すぎて、施設に入れられて苦悩している姿が重なった。どっちの映画も車から手>>続きを読む
この世界で大事なものが少しずつ失われているのにほとんどの人が気付いていない世界ってとても寂しい。
奇跡は起きると示したかったのだろうけど、こんな奇跡がおきるほどでなければ彼は成功できなかったのだろうか>>続きを読む
警察の暴力に対して裸の完全丸腰で出ていくことで、メディアが報道できないうえに丸腰の市民に警察が手出ししたら大問題になるといういわばこちらの強みを生かしての非暴力の勝利。良い。
途中でマイラ外に出したの>>続きを読む
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めちゃくちゃよかっためちゃくちゃ笑った。最初の2人で踊って昨日ぶりの再会を喜ぶところから完全にエイミーとモリーにギュンギュン心もってかれてしまった。髪の毛をマスクにしてピザ屋の配達員を脅すシーンが特に>>続きを読む
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とってもよかった。エジソン主体に見せてしまう邦題、よくない。たぶんカンバーバッチが主演したイミテーションゲームに寄せてタイトルつけた邦題のよくやるやつ。
妻を思って録音を聞き続ける場面や柵を作る場面は>>続きを読む
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この登場人物たちを愛せるだろうかって観出した時は不安に思ったのに、ドノヴァンが不器用に花束を持って立つシーンや風呂で泡だらけになって家族3人で笑い合うシーンではもう、ドノヴァン死なないでって泣きそうに>>続きを読む
久々の映画館すぎて浮ついてたのか座席取り間違える痛恨のミス。でも同じ感じになっちゃった人多そう。
これまでの作品との繋がりとか、台詞の反復とか、メタ的な台詞とかクスッとくるところがてんこもり。何も考え>>続きを読む
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アルコール、オーバードーズで場面がふっとびいつのまにか歌う場所に立たせれているという演出の連続が、わからぬまま舞台に立たせられ続けていたエルトンの置かれた状況を表していて上手い。今の夫に出会って本当の>>続きを読む
全部が手に入るハッピーエンドという完全なる「ファンタジー」
プライムのレビューで一番最初に出てしまってるレビューがルッキズム丸出しおじさんの感想なのでそれだけは本当にやめてほしい。
プライムはずれる前に観られてよかった。帽子を合わせてくるところ可愛かった。レオ>>続きを読む
短編集をめくっていくように展開されていく映画。最初と二個目の話が特に不条理な感じがジョジョとか、死刑執行中脱獄進行中の感じを思い出した。死刑執行されるところで怯えてる男に初めてか?ならそうだよなって笑>>続きを読む
これがドキュメンタリーなのがすごい。ちょうどこの日仕事でペトリ皿は英語でPetri dishというと知ってかわいい、と思っていたところに主人公の名前がペトリだったので偶然が面白かった。
極限まで物がな>>続きを読む
10月のとうもろこしそのもののようなトムの金髪、バーでの場面にほんとに映えていた。あの場面、グザヴィエドラン映画では珍しいほどに個を捨象されたおじさん的おじさんが大量に出てきて違和感があった。最初にか>>続きを読む
信念あるところに道は開けるというか
大きいうねりの中であくまでも記者それぞれはその中でそこにむかって動く流れの一つの力になっていて、それぞれを個々として際立たせようとする映画的やり方がなされてないとこ>>続きを読む
月明かりで黒人の子どもが青く見える
最後の場面が綺麗
最初の家の青い壁も印象的。
全員黒人の住むコミュニティで暮らしながら黒人差別について語られたり、愛称としてふざけてニガやブラックが使われたり。それ>>続きを読む
デブパデルと知らなかったから最初気づいた時に若い!!って興奮してしまった。エンドロールのインド映画オマージュの踊りのシーン、特に小さい二人が踊るシーンが黄色が印象的でララランドを思い出した。
原題のsame time next weekがいい。
ライアンの「初めてのキスについて話すときはもっとロマンチックな場所だったことにしていい?」って台詞がよかった。
パイで時の経過を表して、かわいい現>>続きを読む
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感情的な感想。ホラー。グロテスク。多分この悲惨さを感じない立場の人なら「客観的に」シャーリーズセロンの役作りや構成の凝ったところなんかを褒められるんじゃ、ないかな。私にはちょっと無理。育児の地獄を味わ>>続きを読む
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創造と破壊がとても印象的。子どもも、グレイスも、癒しのために描いたり、作ったりする。その逆で、所長のライトをぶっ壊したり、車を壊したりする。傷ついた人の気持ちとの向き合い方が双方向に表れてる気がした。>>続きを読む
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恋が熱病的で精神を不安定にさせいかに一時的なものかを描いている作品。二人の服の色調やトーンががらっと変わって最後にニコラの上っ面の挨拶を唾棄するフランシスとそのフランシスを抱きとめるマリー、二人で全然>>続きを読む
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トニーの登場であれよあれよという間に家族の秘密がほどけていって解決しちゃう話、予想より面白かった。
他人だと思ってるとみんな秘密話しがち。
トニーがヴィニーにボテロが来たから合図してやるところすき。女>>続きを読む
勘違いしてグザヴィエドラン監督作品だと思って見てたからグザヴィエドラン出てるけどえらい調子が違うなぁと思って見てた。最後に実話原作!?ってなって気がついた。遅い。マイケルの人が見覚えあるなあと思ったら>>続きを読む
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色んな愛の形がすごく沁みる映画。
オーヴェが最初にパルヴァネの言葉を「なんて?」って聞き返した時に「ペルシャ語、きれいでしょ」ってパトリックが返すのもいいし、オーヴェがソーニャと食事に行った時の「君が>>続きを読む
大好きなサンドラブロックだったので見た。こないだのsimply irresistibleと似た系統なんだけど魔法の薬で愛情を勝ち取った結末ではなくて、ちゃんともとからあった愛を薬の経験で自己肯定感が上>>続きを読む
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ローラの「年を取るとチャレンジが大事よ」ていう台詞がすっごくよかった。実際にチャレンジばっかりしているローラがすごくかわいい。毎日の反復を繰り返すんだけどそこに些細な変化があるパターソンと、毎日強烈に>>続きを読む