ひよりさんの映画レビュー・感想・評価

ひより

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キリエのうた(2023年製作の映画)

3.8

岩井俊二監督らしさが満遍なく散りばめられた、アイナの歌声を堪能する映画。新たなミューズとして見出されただけあって、歌うシーンは圧巻だった。イッコと出会って初めて路上で歌うLemonが1番心に残ったな。>>続きを読む

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.6

絶対にめちゃくちゃ泣くだろうと思い観る勇気がなかったけど、ここに来てやっと鑑賞。結果、予想通り開始早々からほとんど泣いた。
圧倒的な布陣。主役級はもちろんのこと脇にいたるまでいい役者揃いでとてもよかっ
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャパンプレミアで鑑賞。
初めて生で見るキムタクに少しは感動するかと思ったが、やっぱり普段通りのドヤドヤしたキムタクそのままだった。綾瀬はるかと並ぶとよりちんちくりんでエスコートもいまいち、伊藤英明、
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

井上雄彦、すさまじい。青春のすべてと言っても過言ではないスラムダンクの世界が、スクリーンに鮮やかに甦っていた。必死にめくった紙のページが、頭の中で流れた場面が、そっくりまるまる映像になってそこにあった>>続きを読む

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.8

先日森公美子さんの舞台を観に行ったばかりで、感動覚めやらず視聴。子どもの頃に金曜ロードショーでチラチラ見ただけで、歌のイメージはあったけどストーリーは朧げにしか覚えてなかった。
結果、とってもよかった
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.5

テーマ、声、俳優陣、どれも期待以上でした。映像は圧巻の美しさ、ミミズの描き方も鮮烈で伝えたいことが画面からひしひしと感じられた。
原菜乃華ちゃん、すごくよかった。北斗も本当に想像以上の出来でグッときた
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.0

原作でずっしり感じた西加奈子特有の愛の大きさ、というか重さ、みたいなものがアニメーションのせいかライトな感じになっていて、全体的にそんなによくなかった。なんだかぼんやりしてしまってた。
大竹しのぶ、さ
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.2

堤真一が圧巻。
頭がよすぎるのも辛いことなんだなぁ、としみじみ思う。楽しみや悲しみや、いろんなことを誰かと分かち合うことができないということは孤独だ。湯川先生がきっと、唯一の友になりえる存在だったのに
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

まったく予備知識なく鑑賞。
賛否あるみたいだけど、私はけっこう楽しめた。
古めかしい雰囲気もリスペクトを感じたし、外星人の圧倒的科学技術やら何やらでストーリーが進むとともにどんどんすごい感じになってき
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ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”(2021年製作の映画)

5.0

最高の体験だった。最初の登場から涙がぼとぼと落ちて、いろんな思いが溢れて止まらなかった。ドルビーの凄まじさ、音が溢れて歓声が響いて、本当にあの時間にタイムスリップしたみたいな臨場感で鳥肌モノでした。み>>続きを読む

燃えよ剣(2021年製作の映画)

4.2

ほとんど知識がないので、内容については触れないとして。単純にキャスティング、俳優たちの名演がすばらしかった。好みのキャストが勢揃いでとても楽しいひと時でした。

岡田准一、本当にすごい俳優だと思う。殺
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ムーンライト・シャドウ(2021年製作の映画)

2.2

とても美しい作品だった。音楽、映像、何より俳優が美しい。とにかくムードのある映えるキャスティング。
ただ、観る前に危惧していたこれじゃない感が的中してしまった。

私が長い間愛してきた、私の心の中のム
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.4

映像と音楽、歌の威力は凄かった。歌声の持つ力を改めて知らしめるすごいアニメーション。クライマックスの制服姿で歌う場面は涙がこぼれた。お母さんとの未だ癒えない思い出を、竜に出会って乗り越えていく。ストー>>続きを読む

ライオン・キング(2019年製作の映画)

4.8

とにかく映像美がすばらしい。アニメじゃなくリアル感があるのが感情移入をさらに加速させるようで、始終涙なみだでした。これだけのCGを制作するのにきっと途方もない技術や時間が注ぎ込まれているんだろうなと思>>続きを読む

ゲド戦記(2006年製作の映画)

3.0

初視聴。
アレンがまるでエヴァのシンジのようで驚くほど弱々しい。伝えたいことはたくさんたくさんあったのだろうけど、すごく拙くてツッコミどころは多かった印象。要所要所のセリフにストレートに込められていた
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劇場版 奥様は、取扱い注意(2020年製作の映画)

3.5

思ってたのとだいぶ違う感じだった!笑
ドラマとは全然別ジャンルでした。

7割?くらい記憶のない穏やかで何も起こらない、ものすごく可愛い久実ちゃんだった。期待していたバッチバチにかっこいい菜美ちゃんは
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.2

剛くん真骨頂。岳くんもさすがだった。

何気ない日常の中に潜む狂気とか這い寄る恐怖とか、当たり前のように近くに存在しているんだな、とひしひしと感じた。コミカルな前半から急激に訪れる不穏な旋律に心臓が明
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.6

死ぬほどよかった。震えた。

俳優陣、圧巻。桃李くん倫也くんすごいよかった。役所広司、ものすごくすごかった。江口洋介もかっこよかった。

もう一度観たい。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

キャストみんなの演技が素晴らしくて、本当に心震えた。安藤サクラ、すごかった。ゆりちゃんのことを抱きしめるシーンと取調べでのシーンはほんとに圧巻。ちょっとだったけど池松壮亮くんと高良くんよかった。池脇千>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.9

あぁ、わかる…。と、全編にわたり深い共感に襲われた。もちろん細々したエピソードやひとつひとつの言葉にすべて共感したわけではないけど、恋が生まれて終わるまでの何とも言えない、誰にでもあるよね!こういう恋>>続きを読む

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

4.3

舞台挨拶生中継付きで鑑賞。
原作既読でこのキャストなので期待を膨らませていたが、概ね想像通りのいい出来だったと思う。

芳根ちゃんは圧巻の演技。物語の根幹を担う圧倒的な表現力で、さすがのひと言でした。
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天外者(2020年製作の映画)

4.0

三浦春馬のすべてがここに詰まっていた。

内容は正直、大河ドラマのダイジェスト版のような感じ。五代友厚の生き様がコマ送りで描かれていく。恥ずかしながらまったく具体的な功績を知らずに鑑賞したので、状況が
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母さんがどんなに僕を嫌いでも(2018年製作の映画)

3.6

太賀も吉田羊もすごくよかった。

ただ、そもそもちょっと意味わからないことが多すぎ。森崎ウィンも友だち2人もおかしくて全体的に共感度はゼロだった。
にも関わらず、2人の演技が本当に真に迫っていて、なん
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

4.7

想像してた何倍も、胸が苦しかった。
美しくて、切なくて、狂おしい。人を好きになることはこんなにも苦しいものなのか。どうにもならない感情を抱えて生きる様がなんとも泥まみれでいて美しくて尊い。

成田凌く
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.7

太鳳ちゃんの演技、とってもよかった。

小春の家族の背景はある程度描かれていたけど、大悟の家族の背景はほとんど語られず、今ひとつなぜそこまで崩壊していってるのかわからなかった。が、太鳳ちゃんと圭くんの
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

公開直後に観に行って以来、金曜ロードショーで2回目の鑑賞。ほとんどどのシーンもくっきりと覚えていた。
まざまざと、ざわざわと、痛感させられる圧倒的な格差。裕福ゆえに疑うことを知らない可愛い奥様に始まり
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.6

重すぎず、だけどしっかりと人種差別のリアルが伝わってきた。漠然としたイメージしかない時にはまったく見えていなかった一個人としてのお互いに初めて触れ、徐々に敬意と友情が芽生えてくる。その過程が繊細に、で>>続きを読む

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.2

うーん、やっぱ蜷川実花だね、といったクオリティ。キャストが豪華なところが唯一の見どころ。

傑作を生み出すため、命を削って書くために、恋だの何だの壮絶な色事に身をやつしてる、という鬼気迫る感じが一切描
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.6

ものすごく泣いた。胸が痛くて痛くて、嗚咽が止まらなかった。多かれ少なかれ、すべての女性が感じたり受けてきた差別や環境だと思う。
夫はどちらかと言うとまだかなり協力的で理解のある方、実家の両親も母は娘思
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

4.6

大好きなメリーポピンズを壊すことなく、新しい素敵なメリーポピンズを観られて本当に嬉しかった。泣くようなシーンじゃないんだけど、冒頭昔のようにメリーが空から傘をさして降りてくる場面でもう感極まってしまっ>>続きを読む

メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

5.0

子どもの頃1番観た作品。
本当に好きだった。
いつも歌を歌っては、うちにもメリーポピンズが来たらなぁ、と思ってた。

今観ても色褪せない素晴らしい良作。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

5.0

子どもの頃とてつもなく感銘を受けた作品。
子どもながらに初めて人生について考えた記憶がある。

若かりしマット・デイモンとベン・アフレックが本当に素敵で、もちろんロビン・ウィリアムズがとてもよかった。
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.8

癒しと気づきを与えてくれる映画。
プーさんが本当に愛らしい。
哲学的な部分も含め、とてもうまく映像化されていると思う。

優しさに包まれるあたたかい作品。
疲弊してしまってる現代人に、ぜひ観てほしい。

浅田家!(2020年製作の映画)

4.5

2020.10.02
初日舞台挨拶生中継を鑑賞。

ニノ、髭も長髪も全然似合ってなかったけど、すごくいい役だった。脇が実力派揃いで、華ちゃんとってもよかったし当然浅田家の面々がすごくよかった。風吹さん
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