ろくさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

セブン(1995年製作の映画)

3.3

面白いんだけどなぜか集中出来なかった。後半の流れが予想できてしまって残念。
湿っぽくて治安の悪そうな街の描写はとてもいい。
最初の現場の雰囲気づくりにはとても拘りを感じる。
全体的に前半の方が作り込ま
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夜明け(2019年製作の映画)

3.4

相当久しぶりに柳楽優弥の出演作を見た。
主演だった星になった少年以来なので13年ぶり?
ひさびさにスクリーンで見た印象は「柳楽優弥も年を取ったな」でした笑。
いや、まだまだ若いんだけど10代の頃で俳優
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レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.7

10年ぶりに見たけどやっぱり面白かった。
レクター先生4作品の中では羊たちの沈黙の次に好き。
初っ端からクライマックスだしその後の展開も羊たちの沈黙を踏襲する作りでゾワゾワする。
個人的にレクター先生
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.3

アカデミー賞の選考員ってほんと長回し好きだよなーと思った。
話題になってるので見たけれどそこまで響かなかった。
細々とした演出は地味に良いんだけど、地味すぎるとも思える…。
ラストの20分くらいは良か
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ザ・セル(2000年製作の映画)

3.5

吉良吉影おすすめの映画と聞いたので。
趣味を全面に押し出した同人誌のような映画だった。
映像に対する監督の拘りもさることながら、殺人鬼が殺し方に拘りを持っているところが良い。
冒頭の砂漠のシーンが一番
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.4

思っていたより近代的、でもファンタジーな幽霊が主人公の映画。
しかも徹底した地縛霊の。
終始"間違いなくそこに居る"感がある幽霊で、普通のホラー映画には無い感覚でした。

それぞれのシーンの撮り方がす
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.0

脚本が一方的というか…
気が付いたらアリーが大物アーティストになってるし、
アリーとジャックに全然感情移入出来ないからセリフも歌詞も全然心に響かないし、
長いし早く終わらないかなと思ってしまった。
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E.T.(1982年製作の映画)

3.8

新年一本目は数年ぶりのE.T.から。
久しぶりに見ると展開の面白さ・わかりやすさ、劇伴の素晴らしさに驚くし、3人の子どもたちの表情の豊かさが素晴らしい。
特にお兄ちゃん役の子の表情がいい。
あまりに久
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HK 変態仮面(2013年製作の映画)

3.4

以前から見ようとは思っていた鈴木亮平の出世作。
ボディラインが美し過ぎるでしょ…。
あと安田顕が凄過ぎる。なんなのこの人。

後半のダレ方が勿体無かったですが(特に最後の方は雰囲気ぶち壊しでしたね……
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私が、生きる肌(2011年製作の映画)

3.7

ニッチだけど面白すぎるでしょ…。
想像の斜め上を行く作品だった。
前半はながら見だったけど後半は知らないうちに集中して見ていた。

色々とそれでいいの!?って感じ。
オシャレな雰囲気纏ってるけど中身が
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用心棒(1961年製作の映画)

4.2

なんでこうも隅々まで面白い配役しかいないのか…。
エンターテイメントに振り切った作りでめちゃくちゃ笑えた。
三船敏郎は言うまでもないんだけど仲代達也も格好良過ぎ。

斬、(2018年製作の映画)

2.0

個人的に全く合わなかった作品です。
まずこんなに酔う映画は久しぶり、というか初めてでした。
とにかく見ているのが苦痛で、正直退場しようかとも思いました…。
話は追えるが映画として面白いと思える画面では
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彼は秘密の女ともだち(2014年製作の映画)

3.6

個人的にお気に入りの作品。久しぶりに再鑑賞。
なかなか独特の作品なので好き嫌いはかなり分かれると思う。
というかこのオシャレかわいいジャケットからこの内容が想像出来る人は居ないでしょう…。

クレール
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ルーム(2015年製作の映画)

4.1

意図せずまた監禁モノを選んでしまった。
2人とも本当の親子に思えてくる。
ママ役のブリー・ラーソンも凄いんだけど、なんといってもジェイコブ・トレンブレイくんの演技力が凄まじい…。
初めて空を見た時の目
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野火(2014年製作の映画)

3.4

公開時に劇場にて。
この映画を思い出すたびに、毎日不自由なく三食食べることの出来る生活にありがたみを感じる。
いただきますとご馳走さまをしっかり言いたくなる。
白いご飯が一番美味しい🍚🍚

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.6

個人的にエイリアンとかこれみたいな、グチャグチャした地球外生命体が出てくるSF映画って単純に汚いからあんまり好きじゃ無いのです。
本作も以前、前半30分くらいまで見て(ワンコのあたり)、きたね〜って思
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近松物語(1954年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

午前十時の映画祭にて。4Kリマスター版。
画面の美しさはもちろんのこと、古い作品なのに非常に音が聞き取りやすい。
おまけに必要な説明はきっちりしてくれる脚本。
邦画の古い作品はセリフの聞き辛さが難点だ
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ギャラクシー・クエスト(1999年製作の映画)

3.7

なんで超B級映画なのにこんなにキャストが豪華なんだ…?
低予算B級SFかと思ってたら意外とセットは真面目に作ってるし。
スタートレック全然知らないけど、ひねった設定と後半からの王道ストーリーでふつうに
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2010年(1984年製作の映画)

3.3

めっちゃ説明するし、めっちゃセリフ長いし、
2001年宇宙の旅とは別の意味で眠くなる映画だった。
でもボーマン船長とHALの姿がまた見れたのは嬉しかった。

なお、難解と言われる前作の超わかりやすいあ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.8

ずっと楽しみにしていたので大きいシアターでやっているうちに見てきました。
キャストなかなか頑張ったなぁ…。
おかげで2時間集中して楽しめました。

映画としての脚本はそこまで悪くは無いんですが。
バン
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

相変わらずの悪趣味さ。不気味さ。キガクルットル。モザイクめっちゃでかいし。
ヨルゴス・ランティモス監督作品はロブスターと聖なる鹿殺しは鑑賞済みですが、これがダントツで感想しづらい。
嫌いではないけど世
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プルートで朝食を(2005年製作の映画)

3.6

これまたキリアンにホイホイされて以下略。
ファンタジーで美しい、不思議な雰囲気で紛らわせてるけど、結構ストーリーが重い。
今でこそLGBTという言葉の知名度がだいぶ高くなりましたがこの映画が公開された
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麦の穂をゆらす風(2006年製作の映画)

3.7

キリアンにホイホイされて軽い気持ちで見たことを後悔した映画。
内容が重過ぎる。
淡々としているけど物凄く暗いし悲しいしやるせない…。
アイルランド史をおさらいしてからもう一度しっかり見直したい。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.2

上映当時劇場で見たんですが、正直よくわからなかったやつです。
雰囲気は嫌いじゃないんですが。
ただ、「やっぱりアカデミー賞とるのってこういう系なんやろな」と思いました。
あとこの時のエマ・ストーンが一
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パパはわるものチャンピオン(2018年製作の映画)

3.3

あらすじからして多分ツボって泣くやつやなと思って見に行ったらビンゴ。
こういう親子もの弱いんだよなあ。棚橋弘至かっこいいなぁ。

原作が絵本らしいので子どもでも理解できるような単純明快な脚本だった。ま
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初恋のきた道(1999年製作の映画)

3.8

公開当時に劇場で見たような…見なかったような…。
いややっぱり初見だったのかも。

すんなりと見やすく、とても良い作品だった。
先生が存命の時と、亡くなってしまった後の時とでカラーとモノクロが切り替わ
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少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

3.2

真性構ってちゃん。
エズラ・ミラーの美しさで薄気味悪さが際立つ。
聖なる鹿殺しのバリー・コーガンみたいな気味の悪さ。
子どもの頃のケヴィンを演じてた子役も良かった…顔はかわいいのに猛烈に憎たらしい子を
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

5.0

祝・50周年。IMAX版が国内上映されると聞いて待ちきれずに再鑑賞。

有名な作品ですし、もう何回も見ているので特にいうことはないです。
とにかく美しい。それに尽きる。
50年経っても色褪せない映像美
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花の生涯〜梅蘭芳(メイ ラン ファン)〜(2008年製作の映画)

3.3

覇王別姫を見たのでこちらも。全く方向性が逆の作品だったけども。
どちらも京劇の女形が主人公だけども、こちらは芸と時代に生きた男の映画って感じ。師弟対決も熱い。

しかし物語の展開上、後半は京劇の舞台が
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グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

2.9

ステイシー・マーティンがくそくそくそかわいかった。顔も身体も仕草もファッションも全てがどツボ。
生まれ変わったらステイシー・マーティンの容姿がいい。胸は平たいけど…。

なぜこの内容でR-15指定なの
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エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)

3.0

エゴン役の俳優がむちゃくちゃイケメンだったけどやってる事がクズオブクズだったので何も言えない…。
劇中の湿っぽい雰囲気は好き。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ようやく鑑賞。
期待し過ぎるとよろしくないとの前情報を得たので、ほどほどに楽しむ気分で笑。
結果ほどほどに楽しめました。
ネットで最初の30分で帰ってしまった人もいるとか、色々な意見を見たが気持ちもわ
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恐怖分子(1986年製作の映画)

2.9

初見監督。
劇中の間というか、間隔を重視される方なんですかね…。反応に困る。
合う人にはとことん合うのだろうけど、合わない人には全く合わないタイプの映画ですね。
雰囲気は良いんだけどな。

さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

4.8

ずっと見ようと思っていた作品の一つ。
レスリー・チャンの熱演が素晴らしい。
時代に翻弄されながらも最期まで京劇役者として、虞美人としてあろうとした姿が美しい。
それだけに小四に役を取られた時の悲しみが
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

陰キャJKの青春物語だった。
メインの人物はしのちゃんとかよちゃんの2人に見せかけて、菊池も最初からクラスに全く馴染めてないのがじわじわ辛い。

途中まではすごく好きだったのになぁ…。
最後にしのちゃ
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