まるまるまるさんの映画レビュー・感想・評価

まるまるまる

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火宅の人(1986年製作の映画)

2.8

戦後の全てなくした状態の中、見る下もなく、ただひたすらに上しか見なかった人々から滲み出るそこはかとない明るさと微かな希望のようなものが漂うバブルまでの昭和ってやっぱ好きだな。

太宰治に中原中也。銀座
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バグダッド・スキャンダル(2018年製作の映画)

2.9

一体正義はどこにあるのか?
一部の人間(民族)だけが既得権益を持ち続ける構図。でもこの流れからのセルジオ・デ・メロの爆弾死に繋がるとすると、セルジオの死はこの既得権益集団による陰謀に思えてくる。

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チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

2.5

かつて60年〜100年の周期で起こると言われたバブル崩壊。
その始まりである世界最初のバブル「チューリップバブル」の只中で生まれた背徳の恋の物語。昼メロ感満載だが、中々なサスペンス感溢れる展開と美しい
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セルジオ: 世界を救うために戦った男(2019年製作の映画)

2.6

これまた正義の話。実話を元に実在の人物を描いた作品。この人のドキュメントも見つけたので観てみることする。もちろんフィクションだからドラマチックな表現は必要だと思うが、陳腐になると虚しい。

にしても、
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.3

これまでにも世紀のスクープにまつわる映画はたくさんある。それでも先が想像つく展開だが、強大な権力に立ち向かう正義みたいなものが、今の心境にはぴったりだった。なのですっきりした。

今の日本こそ、政治家
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女と男の観覧車(2017年製作の映画)

2.9

ライティングを中心にいつも以上に演劇的色合いの強い作品だった。
ウディ・アレン作品の中で最もしっくりこなかった。
あくまで個人的には『ブルージャスミン』で観せてくれたケイト・ブランシェットへの演出やキ
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クソ野郎と美しき世界(2018年製作の映画)

-

体制に争う勢力は応援したいので見てみた。
浅野忠信が竹内力になってた。
川上友里は映像のお芝居もよかったな〜。

もう頬づえはつかない(1979年製作の映画)

2.6

確か高1ぐらいの頃に荻窪かどこかの二番館で、2本立てのうちの一本で観た気がする(同時上映がどんな映画だったかは全く覚えてない)。新宿西口と南口、高田馬場駅、馬場から早稲田方面へと向かうバス。40年前は>>続きを読む

早熟のアイオワ(2008年製作の映画)

1.8

ゴミ溜めに暮らす美しき三姉妹。
ジェニファー・ローレンスが17歳。デビュー作みたいだけど、同じ2008年公開の『あの日、欲望の大地で』は、相当前に観たので、細かな部分までは記憶が曖昧だが、切なくショッ
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WASP ネットワーク(2019年製作の映画)

2.4

革命はまた革命に追われる。ということか。
信念を貫く強さには敬意。
それとは全く別にキューバは美しい。
映像も美しかったが、映像以外は再現にとどまっていた様な。
アサヤス監督の『アクトレス』にとても感
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Red(2020年製作の映画)

-

・・・。
妻夫木聡、夏帆、二人ともいい俳優だと思うんだけどな。

働く女性は応援したい。ちょっとくらいズルくてもいいじゃんね。
ってのは共感するが、、、それ以外はサッパリわかんなかった。謎の男女と謎の
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インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

4.3

誰かの言葉を借りると、「最&高!」
やっぱP.T.A.最高!!!

これ公開時観逃がしてしまって、やっと観れた!!!

いや〜何から何までツボ過ぎた!

P.T.A.は時に会話劇で、時に台詞ではなく映
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ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)

2.0

人はどこまでいっても再生のチャンスがある・・・。救い。

テーマも話も好きだった。期待も大きかった。
前半はワクワクしたし、『地獄の黙示録』のオマージュ辺りも。しかし、説明くさかった。長かった。台詞多
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薄氷の殺人(2014年製作の映画)

2.6

懐かしい。80年代の邦画の匂いがした。
センスも感じる箇所もあるが、構成に難ありか。。
雪が舞うノアールなエレジーか。。。

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

3.9

子供のために靴を買う。
泣けてくる。
連ドラの時の『北の国から』のクライマックスの東京のシーンを思い出す。

あゝソン・ガンホ! おにぎりからのUターンに涙。
恥ずかしながら、後半はほぼ泣き通しだった
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アメリカン・バーニング(2016年製作の映画)

3.0

冒頭のモノローグから前半はよくあるパターンだなと思ったが、予想外の展開で深くとても悲しいお話し。ユアン・マクレガーの監督・主演作。

60年近く前のアメリカが舞台。
公民権運動の波が高まってゆく只中、
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

1.1

どうにもこうにも鼻につくあざとい芝居と台詞のオンパレードにヘキヘキ。
その中でたった一つ、石橋静河の自然な佇まいが素敵だった。彼女を舞台では何度か観てきたが、映像作品で観たのはこれが初めてだった。

西北西(2015年製作の映画)

2.6

「出口のないこと」。何事に於いてもそれが一番辛い。
それでも人は”祈り””もがき”どうにか『出口』を見つける。

韓英恵という女優が好きだ。彼女を最初に知ったのは「誰も知らない」。それ以来観ているが過
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ロケットマン(2019年製作の映画)

2.7

エルトン・ジョンね。。。悲しいなぁ〜。しかし実話を元にした音楽映画はどれを見ても同じパターンなんだよな。「ボヘミアン・ラプソディ」は未だに観ていなのだが、、、この手の映画で唯一毎回グッと来てしまうのが>>続きを読む

昔々、アナトリアで(2011年製作の映画)

3.2

ある医師の決断とその窓から見える光景。
窓の外と室内。それぞれの音。
このクレイジーな対比は、原発事故やコロナショック、戦地の子供たち、今まで目撃し、驚愕したいくつかの光景を思い出させる。

まさにパ
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.0

この映画の中には強く、だけど少し脆い素敵な女の子がいた。その子は自分の足でしっかりと一歩ずつ歩んでいた。不器用だけど真っ直ぐな瞳で前を見据えて。

生まれた時に無限にあった可能性は時間と共にどんどんと
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マーウェン(2018年製作の映画)

2.8

ロバート・ゼメキスの多くの作品には計算され、作り込まれたファンタジックで印象的な冒頭のシーンがある。「コンタクト」「フォレスト・ガンプ」「マリアンヌ」などなど。それはこの映画でも健在。そして今回は自ら>>続きを読む

許されざる者(1992年製作の映画)

3.8

クリント・イースト監督作品で未見の映画が2本だけある。この映画と「スペース・カウボーイ」。やっと1本観れた。

不覚にも日本版のリメイクを先に見てしまっていた。ストーリーの大枠は一緒だ。にしてもここま
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ブランカとギター弾き(2015年製作の映画)

2.3

もったいない映画。
傑作になる要素があっただけに・・・。
にしても老人と少女の演技は素晴らしかった。

魔女と呼ばれた少女(2012年製作の映画)

3.6

空に向けて銃が撃たれ、松明のした熱狂する人々。
若者たちは笑顔で酒を飲み交わし、子供たちはサッカーに熱中しじゃれ合っている。でもその宴は先ほど子供たちが、マシンガンを撃ち続けて手にした血生臭い勝利を祝
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われらが背きし者(2015年製作の映画)

2.9

マイリスト整理でサスペンスものが続く。
昨夜観た「誰よりも狙われた男」は、CIAとドイツのテロ対策ユニット。この作品はMI6。どちらも諜報機関が登場しての物語。今このコロナによる混乱の中であろうとも利
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誰よりも狙われた男(2014年製作の映画)

2.8

フィリップ・シーモア・ホフマンのラスト。
諜報合戦の結末。
世界平和(仮)という名のマウントポジションの奪い合い。

フィリップ、まだまだあなたの芝居が観たかった。

グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

2.3

あゝ自己への苦悩。
負の革命的スパイラルww
過信と卑下という名のジェットコースターか。。。
こりゃ辛い(笑) まさに演劇的日常。

LBJ ケネディの意志を継いだ男(2016年製作の映画)

3.0

イエーイ! ウディ・ハレルソン!
特殊メイクも含めて最高!

これまで、ケネディにまつわる映画はケネディ兄弟、ジャクリーン夫人、犯人とされたオズワルド、検事などの目線で作られたものが多かったので、ジョ
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ひとつの太陽(2019年製作の映画)

3.4

"世の中で一番公平なものは?"

"今を生きろ。我が道を選べ。"

まさに因果だ。過去の罪は全てに繋がっている。
罪を背負って生きることの苦しみ。

愛とは苦しみを超えるものだな。

台湾blues。

奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ(2014年製作の映画)

3.0

実話に基づく話。
人間の持つ能力の一つが変われるということだと思う。
信じること。声を聞くこと。伝えること。
不可能はない。変われるのだ。そんな気持ちにさせられた。

日本は今変わらなくてはならない。
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37セカンズ(2019年製作の映画)

3.0

人と人との本当の関わり。
それは互いにかけがえのない愛おしい足枷になること。

どういう経緯でこの映画がつくられたのかは知らないが、制作者と演者に敬意を表したい。いやあ拍手!!!
ちまちま欠点をあげる
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

2.7

その人の笑いにつられてしまう笑いというのがある。
主人公の母親がそうだった。
個人的な話だが、2週間半前に母親を亡くした。なので、映画の中で主人公の母親が主人公のヒゲを見て笑いながら彼を抱きしめるシー
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ホームレス ニューヨークと寝た男(2014年製作の映画)

2.7

この映画、公開当時とても観たくて、ネット予約出来ない映画館で上映されていて、一緒に観ようとしていた相手が時間調べてくれて映画館で待ち合わせしたら前日までやっていた最終上映回がなくなってて観れなかったの>>続きを読む

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