persimmon1aさんの映画レビュー・感想・評価

persimmon1a

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マミー(2024年製作の映画)

3.0

知人に誘われて上映2日目のイメフォに行ったところ、満席で驚いた。言うても、25年以上前の事件であるにも関わらず。

このドキュメンタリーの上映前に、長男に対して批判が殺到して云々はネットで知っていたが
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犬ころたちの唄(2021年製作の映画)

3.0

横川シネマに行ったとき、「本と自由」にも立ち寄りたかったが、お店の名前にあるように自由で不定休だから、閉まっていて落胆したのが数年前。横川は、広島市内でJRの駅があり、チン電でも繋がっている地区であり>>続きを読む

波紋(2023年製作の映画)

3.0

U-nextの作品紹介に、「現代社会の闇や不安、女性の苦悩を淡々とソリッドに描いた絶望エンターテイメント」と書いてあった。ん?大して描けてなくない?
確かに女性の苦悩の要素は、義理の親の介護(自分だけ
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千夜、一夜(2022年製作の映画)

3.5

「いつか読書する日」を見て以来、田中裕子さんの、真面目だけど薄幸感漂う女性の演技が好きなのは、自分にオーバーラップさせてるから、ということに他ならないと思う。この映画も佐渡の漁港で毎日イカを捌き続ける>>続きを読む

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

4.0

大好きなウォンバットのいるタスマニアの映画なんて珍しいや〜と思って見たら、実話ベースのしんどい話だった。

なんの事前知識もなく見たから、主人公がこの後何やらかしちゃうんだろうと、ハラハラしっぱなし。
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かづゑ的(2023年製作の映画)

5.0

時代を変えるような大発明をした人、存命中でも死後でも素晴らしいと評価されるような芸術作品、書物、思想なんかを生み出した人、滅私的に他人のために己を捧げた人などなど、半生を映画化されるような人は多くいる>>続きを読む

さよなら ほやマン(2023年製作の映画)

5.0

昨年舞台となった島に旅行した知人に誘われて久しぶりに映画館へ。

役者さん全員が良かった。アフロさんという主役の方、津田寛治さんの日焼け具合がビーチで焼いたような感じではなくて、まさに太陽の下で仕事す
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市子(2023年製作の映画)

4.0

テアトルでやたら予告を見させられていたので、あんまり興味はなかったけど見てみた。若葉くんも出てるし。

感想を書こうとして、無意識に「月子」で検索していて、三浦透子さんの作品(途中挫折した) が出てき
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エヴェレスト 神々の山嶺(2016年製作の映画)

3.0

「今この本読んでるよ」と軽く内容を教えてもらい、調べたら映画もあったので、原作より前に手っ取り早くこちらを見てみた。

教わった内容が、エベレスト世界初登頂したかもしれないけど、下山途中に亡くなり証拠
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ユンヒへ(2019年製作の映画)

3.8

画面がほぼ雪で、会話も必要最低限の中、でも穏やかな暖かみを感じる映画だった。

雪が積もると音を吸収して辺りを驚くほど静寂させるように、2人の過去のやるせなさや諦念、一歩間違えれば爆発しそうな感情を雪
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花腐し(2023年製作の映画)

2.5

U-nextのポイント使って、シネマートで「理想郷」見るつもりで行ったら、「テアトル系じゃないんでダメです」って言われて…両方TCGカード使えるから何も考えずに使えるつもりだったけど、確かにテアトルで>>続きを読む

ロニートとエスティ 彼女たちの選択(2017年製作の映画)

3.2

なぜか男の方にやたら感情移入したので、結果これでいいと思ってしまった。
コミュニティの中でも真面目な部類の人間で、早くはなかったがようやく家庭を築き始め、
慕われていたラビの後継者として任命を受け、男
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

2.7

期待値が高すぎたのかも。なんかフツーっと思ってしまった…あと設定が作りすぎというか、泣いて泣いて!みたいなのが見え見えでシラけてしまうのは、自分が捻くれまくってるからだとは思うが。

あんな流れて赤の
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はこぶね(2022年製作の映画)

4.3

車のナンバーは湘南で、走ってる路線バスはバリアフリーとかない旧型っぽい伊豆箱根バスの海辺町。どの辺設定なのかなぁと思ってたら真鶴でした。この既成事実がまさに真鶴を暗示してるような。一見キラキラ、リアル>>続きを読む

PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

4.3

自分的には結構良かったんで、低いレビューが多くてちょっと意外。

車のフロントガラスに吊る下げたロザリオのクローズアップが何回かあったり、サラの部屋の壁になんか不自然に飾られたぬいぐるみの数が7個だっ
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渇水(2023年製作の映画)

3.0

冒頭、「今日もからっからですね」と夏空を見上げて言うシーンからして違和感。タイトルとの親和性からだと思うけど、実際昨今の気象状況だと、むしろむわっとした湿気の方が先に立つから、なかなか「からっから」と>>続きを読む

茶飲友達(2022年製作の映画)

4.2

マナ自身の抱える問題や、マナが表向き築こうとした「ファミリー」なんかには、年齢的にさして興味ないのだけど、将来的に自分がティーガールのような働き口で勤められるかなぁと思いながら見てた。

未成年や子供
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ブリタニー・ランズ・ア・マラソン(2019年製作の映画)

4.3

chick flickかなと軽い気持ちで見たら要所要所リアルで、そこが自分を見てるようでちょいちょい刺さった。

自分が痩せてきて走れるようになって燃えてた矢先、疲労骨折で大会出られなくなって落ちて、
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.0

サラ・ポーリー x 女性モノということで、攻めた感じを期待してたのだけど、自分には良さが味わいきれなかった。

平たく言うと男らに愛想をつかして、閉鎖的な村を出ていくと決意するまでの話し合い。それだけ
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.5

同調圧力や保身、また他者を下に置くことで保たれる自尊心というものは、残念ながら普遍的に人間という生き物の中に根付いている。今はなりをひそめていたとしても、自分的有事にはすぐさま発動される。そんなエピソ>>続きを読む

コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

5.0

大枠はヒューマンドラマの中に、おいおいそうなるかよ的なコメディ、そしてどうなんのーというサスペンスの3要素全てのバランスが絶妙すばらしく、自分が考えるTHE 映画って感じで、映画という人間の作る芸術作>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

3.7

平野啓一郎はたまにハマる作品があって、これは原作出てすぐ読んでたもの。

本当のその人を探していく過程に、えっ、これも違うってどういうこと?!と、そのトレース過程に興味を引っ張られながら読了した記憶。
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土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

3.0

憧れるけど、こういうロケーションのこういう生活に人生後半からフィットできる人って、現実かなり限られるんだろうなぁと思う。似たようなところで育った自分ですら、今更ながらあれに戻ると考えたらなかなかしんど>>続きを読む

星くずの片隅で(2022年製作の映画)

4.2

少し前に1本香港映画を見て、行きたいとまでは思わないけど、全く興味なかった香港について、もう少し知りたいと思い始めての本作視聴。

ザク社長が実家の空き部屋に住まわせようとして、「これがどういう意味か
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逃げた女(2019年製作の映画)

4.0

ホン・サンスの映画のプロット見ると、だいたいの作品気になるのだけど、どれもこれもあまりに評価が二分するので悩んでしまってなかなか食指が動かなかったり。。。

これはなかなか好きでした。3場面あることで
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.0

大好きなジョゼが韓国でリメイクされるってことで、情報解禁から楽しみにしてたけど、さらっとしてた。

勝手に韓国ならよりエグい感情表現入れてくるかなぁとか期待してしまっていたので、残念。あと、日本版を知
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橋のない川(1992年製作の映画)

2.5

原作は有名だけど読むこともなさそうだから、映画があるなら見てみるかと視聴したけど、さして思うところなかった。大谷直子が綺麗だったくらい。

水平社という活動組織につながったのなら、そっちがもっと取り上
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.3

個の幸せかみんなの幸せかを選択する超究極パターン。迫られたのはゲイカップル+養子の構成の家族。明らかにここに至るまで苦労が人一倍あった各人なわけだから、余計に一人一人、家族ユニットとしてのピースピース>>続きを読む

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.8

これでもかっ!と現代社会OSとその下で生きもがく個人、そして人間という生き物のそもそものエグ味要素を、ダイレクトに詰め込んでいて、めちゃくちゃ面白かった。

1章の払う払わない問題。彼らは思いっきり言
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縁路はるばる(2021年製作の映画)

3.0

旅行先という意味で香港に興味持ったことないけど、何やら今無料航空券キャンペーンをやってるらしいし、香港の色々な場所が見られるというんで、自分の新たなる刺激にもなるかなと思って、久しぶりにポレポレへ。>>続きを読む

ひとつの青い花(2021年製作の映画)

3.0

定期検診ついでに娘の家を訪ねて、お節介やく母親。その娘には、またハイティーンの娘がいて絶賛反抗期中。

ものすごい仲悪くて決別寸前てわけでもなくて、イラつきながらもそれなりに会話もするし、ベランダで一
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オレグ(2019年製作の映画)

2.5

移民労働者の話っていくらでもあるけど、ラトビア→ベルギーって、日本人の感覚でいうと、いわゆる後進国→先進国の出稼ぎの大枠とは外れるから、何か目新しいエピソードあるのかなと思って見てみたけど、別になくて>>続きを読む

模範社員(2021年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ面白かった!
久しぶりに映画見ながら声出して笑った。
あそこのシーンのあれは何を意味してるとか、何のメタファーだとか何だとかの考察も好きだけど、こういう単純明快なのも楽しいもんだなと。
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.0

「街の上で」が好きだったので、こちらも楽しみにしてましたが、軍配は「街の上で」かな。

会話劇で人間考察、関係描写してく展開は、そもそも「before sunrise」から大好物なのだけど、この作品は
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バタアシ金魚(1990年製作の映画)

4.0

当時、高岡早紀の水着姿のポスターか雑誌記事か見て、ちょっとまだお兄さんお姉さん向けだなと思ったのを覚えている映画を、ゆうに四半世紀以上経過の後、オンラインで見ることができたという感慨深さ。

高岡早紀
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.5

思ってたより自分には来なかった。異性に好意を抱く感覚がもう分からないからか(泣)

それでもこの長尺を見終わすだけのストーリー性はあったものの、冷静に日本的感覚で考えると、全く他人同士の異性、異国籍
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