車のナンバーは湘南で、走ってる路線バスはバリアフリーとかない旧型っぽい伊豆箱根バスの海辺町。どの辺設定なのかなぁと思ってたら真鶴でした。この既成事実がまさに真鶴を暗示してるような。一見キラキラ、リアル>>続きを読む
自分的には結構良かったんで、低いレビューが多くてちょっと意外。
車のフロントガラスに吊る下げたロザリオのクローズアップが何回かあったり、サラの部屋の壁になんか不自然に飾られたぬいぐるみの数が7個だっ>>続きを読む
冒頭、「今日もからっからですね」と夏空を見上げて言うシーンからして違和感。タイトルとの親和性からだと思うけど、実際昨今の気象状況だと、むしろむわっとした湿気の方が先に立つから、なかなか「からっから」と>>続きを読む
マナ自身の抱える問題や、マナが表向き築こうとした「ファミリー」なんかには、年齢的にさして興味ないのだけど、将来的に自分がティーガールのような働き口で勤められるかなぁと思いながら見てた。
未成年や子供>>続きを読む
chick flickかなと軽い気持ちで見たら要所要所リアルで、そこが自分を見てるようでちょいちょい刺さった。
自分が痩せてきて走れるようになって燃えてた矢先、疲労骨折で大会出られなくなって落ちて、>>続きを読む
サラ・ポーリー x 女性モノということで、攻めた感じを期待してたのだけど、自分には良さが味わいきれなかった。
平たく言うと男らに愛想をつかして、閉鎖的な村を出ていくと決意するまでの話し合い。それだけ>>続きを読む
同調圧力や保身、また他者を下に置くことで保たれる自尊心というものは、残念ながら普遍的に人間という生き物の中に根付いている。今はなりをひそめていたとしても、自分的有事にはすぐさま発動される。そんなエピソ>>続きを読む
大枠はヒューマンドラマの中に、おいおいそうなるかよ的なコメディ、そしてどうなんのーというサスペンスの3要素全てのバランスが絶妙すばらしく、自分が考えるTHE 映画って感じで、映画という人間の作る芸術作>>続きを読む
平野啓一郎はたまにハマる作品があって、これは原作出てすぐ読んでたもの。
本当のその人を探していく過程に、えっ、これも違うってどういうこと?!と、そのトレース過程に興味を引っ張られながら読了した記憶。>>続きを読む
憧れるけど、こういうロケーションのこういう生活に人生後半からフィットできる人って、現実かなり限られるんだろうなぁと思う。似たようなところで育った自分ですら、今更ながらあれに戻ると考えたらなかなかしんど>>続きを読む
少し前に1本香港映画を見て、行きたいとまでは思わないけど、全く興味なかった香港について、もう少し知りたいと思い始めての本作視聴。
ザク社長が実家の空き部屋に住まわせようとして、「これがどういう意味か>>続きを読む
ホン・サンスの映画のプロット見ると、だいたいの作品気になるのだけど、どれもこれもあまりに評価が二分するので悩んでしまってなかなか食指が動かなかったり。。。
これはなかなか好きでした。3場面あることで>>続きを読む
大好きなジョゼが韓国でリメイクされるってことで、情報解禁から楽しみにしてたけど、さらっとしてた。
勝手に韓国ならよりエグい感情表現入れてくるかなぁとか期待してしまっていたので、残念。あと、日本版を知>>続きを読む
原作は有名だけど読むこともなさそうだから、映画があるなら見てみるかと視聴したけど、さして思うところなかった。大谷直子が綺麗だったくらい。
水平社という活動組織につながったのなら、そっちがもっと取り上>>続きを読む
個の幸せかみんなの幸せかを選択する超究極パターン。迫られたのはゲイカップル+養子の構成の家族。明らかにここに至るまで苦労が人一倍あった各人なわけだから、余計に一人一人、家族ユニットとしてのピースピース>>続きを読む
これでもかっ!と現代社会OSとその下で生きもがく個人、そして人間という生き物のそもそものエグ味要素を、ダイレクトに詰め込んでいて、めちゃくちゃ面白かった。
1章の払う払わない問題。彼らは思いっきり言>>続きを読む
旅行先という意味で香港に興味持ったことないけど、何やら今無料航空券キャンペーンをやってるらしいし、香港の色々な場所が見られるというんで、自分の新たなる刺激にもなるかなと思って、久しぶりにポレポレへ。>>続きを読む
定期検診ついでに娘の家を訪ねて、お節介やく母親。その娘には、またハイティーンの娘がいて絶賛反抗期中。
ものすごい仲悪くて決別寸前てわけでもなくて、イラつきながらもそれなりに会話もするし、ベランダで一>>続きを読む
移民労働者の話っていくらでもあるけど、ラトビア→ベルギーって、日本人の感覚でいうと、いわゆる後進国→先進国の出稼ぎの大枠とは外れるから、何か目新しいエピソードあるのかなと思って見てみたけど、別になくて>>続きを読む
めちゃくちゃ面白かった!
久しぶりに映画見ながら声出して笑った。
あそこのシーンのあれは何を意味してるとか、何のメタファーだとか何だとかの考察も好きだけど、こういう単純明快なのも楽しいもんだなと。>>続きを読む
「街の上で」が好きだったので、こちらも楽しみにしてましたが、軍配は「街の上で」かな。
会話劇で人間考察、関係描写してく展開は、そもそも「before sunrise」から大好物なのだけど、この作品は>>続きを読む
当時、高岡早紀の水着姿のポスターか雑誌記事か見て、ちょっとまだお兄さんお姉さん向けだなと思ったのを覚えている映画を、ゆうに四半世紀以上経過の後、オンラインで見ることができたという感慨深さ。
高岡早紀>>続きを読む
思ってたより自分には来なかった。異性に好意を抱く感覚がもう分からないからか(泣)
それでもこの長尺を見終わすだけのストーリー性はあったものの、冷静に日本的感覚で考えると、全く他人同士の異性、異国籍>>続きを読む
恵比寿ガーデンシネマでやってたときに行けなかったやつ。没入程度に関わらず、暗闇では必然的に眠くなる自分には、映画館で見ていたらかなりの確率で入眠案件だったはず。逆に家で自分のペースで見られてよかった作>>続きを読む
松たか子の透明感が国宝級。尊い。
スコアは全て松たか子に捧げたものです。
当時、奈美恵ちゃんを頂点とする「かわいい」価値観の真偽を問うような存在で出てきて、周りに好きというと、えーって言われがちだっ>>続きを読む
前半の在宅看取り失敗例と後半の成功例の極端な二項対立描写の白々しさと、それに合わせた在宅医の柄本佑の成長もあからさますぎて、テーマはともかく、映画としてどうなの?!って感じだった。加えて義父(奥田瑛二>>続きを読む
フンザに行ってみたくて、紹介された映画。原作はその昔大学生の頃ハマって読んでいた宮本輝。割と楽しみに見てみましたが…酷かった。
佐藤浩市は中間管理職で会社では板挟みストレス、プライベートは人生後半ど>>続きを読む
やっとこさ見られました。思ってたよりエグくはなかったかな。たぶん彼女らみたいに自分の位置に悩む時代はとうに過ぎて、苔むすまで今いる着地点から変わらないんだろうなと悟ったからかもしれない。
石橋静河が>>続きを読む
身持ち崩してく系は好物なのだけど、そこまでずっぽり崩れてないような。
「零落」という言葉は知りませんでした。没落、凋落とはどんなニュアンスの違いがある?
斎藤工は想定内として、MEGUMIが一番良>>続きを読む
私はこういう旅がしたくて、今までずっと旅に出続けてるんだと改めて思わされた。(しかし願ってできる類のものではないが)
有名な観光地は観光スポットになるぐらいだから、悪くはない。行こうかなと、とりあえ>>続きを読む
毎日Youtubeに依存しまくりで(視聴)もうなしの生活は考えられない自分が言うのもアレですが、Youtube内情を当てこすった映画ってことでいいんですかね。
Youtubeを介した昔ならありえない>>続きを読む
「えっ?どこがエゴイストなの?!」とスクリーン暗転してから混乱をきたし、映画見てから読もうととっておいた原作も読了してなお思考の着地点が浮遊中。
や、もちろんアホじゃないので、「エゴ」と評している行>>続きを読む
これもずっと見たかったけど、自分にはあまり刺さってくるものはなかった。
強いて言えば、夫婦の主張の違いは、一応オンナとして妻の言い分側に多少の自己経験からも理解できた。こと生活となると、女の方が10>>続きを読む
いい映画に出会える確率は、10本見て1本あるかないかぐらいの感覚だけど、今回ヨルダン映画で出会えました。
初っ端、仕事を終えたアブライドが夕方のアンマン市街地を見下ろせる自宅屋上で、亡くなった奥さん>>続きを読む
すごく見たかった映画だったけど、「PLAN75」っていう話の屋台骨となる設定のインパクトというか大きさに対して、それぞれのエピソードがちょっと弱くて、設定を活かしきれてなくてもったいないなと思った。設>>続きを読む
特別にファンというわけではないけど、三浦春馬の役が彼個人の趨勢をなぞるかのようで、まぁ見ててしんどかった。この撮影時も色々考えちゃったりしてたのかなぁ、とか。
ここまで産業が発展したのって、戦争あり>>続きを読む