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強盗カップルのボニー&クライドを題材としたアメリカン・ニューシネマの傑作。アウトローを描いたアクション映画として観ても楽しめるかもしれない。あまりにあっけないオチは悲惨でやるせなく、映画を観終わ>>続きを読む
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名作という他ない作品があるのだと実感。
今観ると少々レトロな近未来観ではあるが、別に気にすることはない。本作がSF映画の金字塔なのには違いないのだから。
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実在した結婚詐欺師を題材としたコメディ映画。
作中の『みんな馬鹿じゃねーの』という台詞が内容の全てを表しているといえる。騙す方も騙される方も滑稽ではあるが、嘘の中でしか生きられず、全てが露わにな>>続きを読む
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話そのものは割とわかりやすく、同監督の『勝手にしやがれ』にも通じるものがある(というか似ている)のだが、散りばめられた文学作品の引用やシュールな映像実験が一筋縄でいかない独特の雰囲気を生み出して>>続きを読む
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いわずとしれた狂気の名作。誰の目にもとまらないようなタクシードライバーの不穏な感情を描き切っている。
他に語る言葉を知らない。英雄と人殺しはまさに紙一重。再びタクシーを運転する場面で終わるのも洒>>続きを読む
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架空のロックバンド『ストレンジ・フルーツ』が再結成するまでを描いたコメディー映画。
70年代にはスターだったものの落ちぶれたバンドがツアーを始めたが若手バンドの提灯持ち染みたインタビューをさせら>>続きを読む
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スティーヴ・ジョブズの伝記映画。美化されている映画でこれだとすれば、現実の本人はよほど嫌な奴だったのだろう。でもそういう嫌な奴こそが時として世界を変えるのだと思う。ウォズが辞めるくだりが切ない。
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スターウォーズのファンたちが、かねてより抱いていた『エピソード1のフィルムを誰よりも先に観る』という夢を実行に移すロードムービー風コメディ。全編失笑してしまうようなギャグに満ちていて、SWにさほ>>続きを読む
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ギロンのデザインが凄まじい。こんなぶっ飛んだ発想のキャラは今後も出てこないかもしれない、と思った。以上。
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ポストモダン作家デヴィッド・フォスター・ウォレスが自殺したことをきっかけに、かつて彼を取材したことがあるローリングストーン誌の記者デヴィッドが、2人で過ごした日々を振り返るヒューマンドラマ。
デ>>続きを読む
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誤った実験によってガス人間になってしまった男と、日本舞踊の家元との恋愛。設定は怪奇SFといった風情だが、繰り広げられるドラマは重厚で見ごたえがあり、異端者の恋という不朽のテーマを上手く味付けして>>続きを読む
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'Dirty Old Man'ことチャールズ・ブコウスキーの小説『勝手に生きろ!』 を映画化したもの。飲んだくれでかなりどうしようもないダメ男の日々が描かれている。滑稽でみっともないといえばそう>>続きを読む
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三島由紀夫と、彼の結成した民兵組織『楯の会』の学生長だった森田必勝を描いた映画。であるが、井浦新がどうにも三島に見えない時点でかなりきついものがある。また、文人としての三島の描写を削ぎ落としたこ>>続きを読む
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昭和メカゴジラ映画第二弾にして、ゴジラが善玉だった最後の作品。
娯楽作品に徹していた前作とは打って変わって、学会を追われた博士の復讐や、サイボーグとなったその娘が父の憎しみと人間への愛との間で揺>>続きを読む
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人気シリーズの第一作。ベトナム戦争から帰還したジョン・ランボーが不当な扱いを受けたことをきっかけに逃亡し、彼を執拗に追う保安官との戦いが描かれる。
話はかなり重く、ベトナムで兵士が受けた精神の傷>>続きを読む
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1960年代に活躍したロックバンド、ザ・ドアーズを描いた映画。といってもヴォーカリストであるジム・モリソンの破滅的な生涯がメインに据えられている。
ジム役のヴァル・キルマーの好演が見どころ。ただ>>続きを読む
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第二次世界大戦末期、不死身の兵士を作る目的で産みだされたフランケンシュタインが後に成長し、逃亡劇の果てに、同時期に出現した地底怪獣バラゴンと戦う、というあらすじ。幼い子供のようなフランケンシュタ>>続きを読む
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石ノ森章太郎原作の特撮ヒーロー作品のリメイク。
恐らく『ダークナイト』系統の『大人向けヒーロー』な作風を目指したのだろうが、詰めの甘い設定や演出のせいでリアリティがありそうでない、子供向けにも大>>続きを読む
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ゴダール監督の名作。警官殺しの男と記者の女の、痙攣的な愛のすれ違いの物語。それぞれの言語が異なる(フランス語と英語)ことで起こる差異によって、2人の内面のずれをも的確に描いている。また、当時とし>>続きを読む
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ウエスター島の『悪魔の笛』を万博で展示するために日本へ持ち帰ったことから怪獣ジャイガーが復活し、正義の怪獣ガメラがそれに立ち向かう。だがガメラはジャイガーの卵を体内へ産み付けられてしまい……
良>>続きを読む
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少林寺拳法の使い手が、妹を自害に追い込んだ犯罪組織のボスの主催する武術大会に乗り込むという、いわずとしれたブルース・リーの代表作。
筋書きはわかりやすく、まさにカンフー映画のお手本のような作りに>>続きを読む
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近未来の町を描いたバイオレンス・ムービー。
『時計じかけのオレンジ』や『マッドマックス』を日本のアングラ、ヤンキー、80年代パンクで咀嚼したところ他の追随を許さない奇作が出来上がったといったとこ>>続きを読む
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赤壁の戦いを描いた映画のパート2。
ジョン・ウーお得意の男たちの友情あり、ド派手なアクションありの娯楽大作で、いかにも刺激たっぷりという趣だが、一方でこの監督は集団での戦争を描くのは不得意なのか>>続きを読む
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会社の株を買い占めようとする重役らの陰謀によって、駄目な青年が社長に任命されるものの、フラフープをヒットさせることで株価を上昇させてしまい……というコメディ映画。ストーリーが駆け足気味に進んでい>>続きを読む
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ザ・バンドの解散ライブをマーティン・スコセッシが撮影したドキュメント映画。ギタリストのロバートソンが独断で開催を決めたという裏の事情もあるようだが、ボブ・ディランら豪華ゲストの客演も相まって、ま>>続きを読む
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管理社会を描いたディストピアSFの傑作。
コメディグループ出身の監督らしく、ブラックでシュールなジョークがちりばめられているが、この映画そのものが笑うしかない悪夢を表現しているともいえる。演出も>>続きを読む
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perfumeのドキュメンタリー。
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キリストが磔にされるまでを濃密に描いた凄まじい映画。
やはり激しい暴力シーンに驚かされる。監督の俳優としての代表作『マッドマックス』に出てきそうな悪そうな連中に嬲られ続けるキリストの姿がリアルで>>続きを読む
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ジュード・ロウのトマス・ウルフがはまり役。飛び抜けて凄い作家とは思っていなかったが、もう一度その著作を読み返してみたくなった。あと、映画の原作となったパーキンスの伝記も。
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ゴジラ最終作ということで、恐らく祭り騒ぎのような内容にしたかったのであろう。しかしミュータント等の設定がゴジラに関するそれと肉離れを起こしているようで、全体的に見るとかなり雑多なシナリオである。>>続きを読む
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スターウォーズファン達がジョージ・ルーカスへの思いをぶちまけていくドキュメンタリー。
面倒なファンは一見辛辣なようだがちゃんと愛が存在しているとわかる。世に出た『作品』は結局誰のものなのか、なん>>続きを読む
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平凡でつまらない人生を送っていた男に転機が訪れ……という話。
名作です。ただ吹き替えでは観ないように。
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がさつな作り。キングシーサー復活の歌は出来の悪い歌謡曲のようだし、目覚めたシーサーもメカゴジラに殆んど太刀打ちできないという悲惨。
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かの有名な『赤壁の戦い』の前半を映画にしたもの。いかにもジョン・ウーらしい映画になっているので、これは『三国志の映画』ではなく古代の戦争をテーマとしたウー映画として受け入れるのが正しい鑑賞法では>>続きを読む
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発想自体は悪趣味であるが、ある種時代の産物と云える。後に同様の骨組みを持つ作品が乱発したのを思えばエポックメイキングだったのかもしれない。藤原竜也の演技は当時から『藤原竜也』だったという印象。