PETROFILMさんの映画レビュー・感想・評価

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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

(当時観た直後にメモったやつ。供養)

こちらと一切の繋がりがない、ジブリ映画の作り出すファンタジー世界が好きなので、よりによって人間の創作物である死の島のイメージをそのまま引用していたのが驚きだった
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.2

空気がたまらなくいい。
フィルムの色と楽器の音、その上に乗っかるドラマが優しくて、涙が出た。

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

王道こそ至高。
ストレスの少ない展開で楽しめた。
主人公の不器用な感じもよかった!

あとはオーランド・ブルームの役どころ。成果を第一に求めてしまいがちだけど、憎めない。彼も夢(目標)に一直線という意
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カサンドラ・クロス(1976年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

大胆な映画。
筋書きもキャラクターも、そしてラストも。

中盤でようやくカサンドラ・クロスの正体が明かされ、徐々に緊張感が高まっていくのがよかった。

橋の崩落と列車の落下、爆発。これがやりたかったの
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.0

昔の自分が観たらベッドの中で暴れそうな映画。さすがに言い過ぎか…?

イーニドもレベッカもシーモアもみんなハマり役。コメディ色が強いが主題からブレない結末が用意されていて、いい映画だった。

RRR(2022年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

とんでもなく濃い3時間。スペクタクル映画のいいところが全部詰まってる。全シーン見せ場で決めショットなのすごい。

主人公ふたりの持つ、人間としての迫力がとにかく凄まじかった。

アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

前作の時もそうだったが、岡田監督の作品をこの先も見続けたいと思った。

特徴的なカメラのスライド移動は、まるでドローンを通してまぼろしの世界を覗いているかのような。

ストーリーやキャラクターも、マリ
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マッド・ハイジ(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

やりたいこと尽くしのB級映画。一貫性とか無い。撮影現場で思いついたネタとかあんまり吟味せずぶち込んでそう。

クララ役が日系人だったから活躍を期待してたのにロクな見せ場がなかった。ラストはノーカンで。
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.1

原作が好きでいつか観ようと思ってたポンポさん。映画も映画ならではの良さがあって楽しめた。どのシーンがってわけじゃないんだけど、なんかこの作品、気づいたら涙が止まらないんだよな…

Meisterの劇中
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

脚本が弱すぎて感情が無だった
もっとワクワクさせてほしかった

浜辺美波と柄本佑はよかったのではないでしょうか

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

作品賞初のSF映画!主人公はポリス・ストーリー3でジャッキーと一緒に貨物車の上で戦ってたあの人!!観るしかない!ってことで観た。

居住スペースとコインランドリーを往復する、あのごちゃごちゃした生活感
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.2

ライブシーン、音の説得力がパない。カメラワークや線画混じりの演出も心地よくて、最初は不安にも思ったCGが気にならなくなるくらい、没入感が凄かった。

ストーリー、無駄なくド真ん中の王道。原作未読勢とし
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

4.0

人間というものへの愛、そういうものだよなあと。ラストシーンでじんわり。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.2

NHKの大自然ドキュメンタリーを見てる感覚に近い。フィクションの生態系だけど説得力が半端なかった。

今後は子供たちが物語の中心になっていくのだろうか。舞台はまた海なのか……?
あのスケールでまた新鮮
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サポート・ザ・ガールズ(2018年製作の映画)

3.9

爽快なカタルシスが得られたり何かを成し遂げたりするわけではないけれど、どこか元気をもらえる、そんな映画。
彼女達の1日を何も言わずただ近くで追うだけの手持ちカメラ感がよかった。良く出来たドキュメンタリ
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レインマン(1988年製作の映画)

4.0

レイがチャーリーの頭をぽんぽんするところがいい

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

サンディに重ねてイメチェンしてロンドン謳歌してやるぞってところからどんどん不穏になっていくのが最高にスリラーだった!
最後階段で追い詰められるシーンの劇伴はイントロが完全にサイコ笑

外のネオンに照ら
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真実の行方(1996年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

あー!これこれ!エドワード・ノートン最高!!

斜めに構えて煙草を吹かすローラ・リニーが美しくて印象的だった。一番いい角度でカメラがずっと映してくれるのがまたGood!

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.2

色ガラスを2人で覗くシーンが素敵!
また観たい映画。かなり好き。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

最高でしょ。好きなところ沢山ありすぎて、文字に起こすのも面倒なくらい笑
4DXでも観に行きたいな〜

これほどまでに完璧な続編、そうそうないよ〜〜

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.1

確実に社会に潜む触れづらい狂気の火種を、これほど正直に、そして残酷に描いたのはすごいと思った。

でも見ていてとてもむず痒かったな……トラヴィスを悩ませる疎外感や虚無感に共感できないのは、むしろ幸せな
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

圧巻の映像表現。画面から溢れ出す熱量に飲まれてしまった。

監督の過去作の面影が随所にみられたのもよかった。歩道をスキップするパプリカ、テレビのクルー、犬の着ぐるみ、バーガー屋の鏡に映るパプリカの表情
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いつも2人で(1967年製作の映画)

4.0

初めてのオードリー・ヘップバーンにして、さては総集編をみてしまったのでは?可愛くて、美しくて、哀愁漂う彼女から目を離せなかった。
他の作品を観たあともう一度戻ってこよう。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.0

やっぱり自分の中で魔法の世界といったらハリー・ポッターなんだなと再認識。ノー・マジ(米国風)の目線で魔法を体験する描写はこっちもワクワクした。

ニュートはいいキャラしてるし、別れ際のティナはめちゃく
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

思い返すと印象的なシーンばかりで目まぐるしい映画だったなと。
息子の横にそっと座るフォレストと、それを後ろから見守るジェニーに少しうるっときてしまった。

そして何より劇伴がほんとによかった…白い羽が
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

名声を得た姉妹が、父の大事にした“謙虚さ”を見せてくれるエピソードがあるとよかった。
あとは姉妹がチャンピオンになるところまで描いて欲しかったかな。字幕では語られるけど、本編中でプランは達成できてない
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春原さんのうた(2021年製作の映画)

3.4

次から次へと新しい人物が登場するが、顔がはっきり映るシーン、マスクを外すシーンまでが長いので、登場人物の印象があまりない。やっぱり人の印象って顔、特に表情なんだなって。そりゃそーか。

観る側の経験や
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「バードマン」の描き方とか物語のまとめ方とかはイマイチに感じたかな〜
でも良い点も沢山あった。これ重要。

今まで見たことがないようなカメラワークと、全編を支えるドラムのリズム。(カメラを止めるな!の
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グッバイ、ドン・グリーズ!(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

なんだかんだで面白かったが、結局わからずじまいな点も多かった。ドロップとの出会いとかついに明かされなかったし…

あとは主役3人の掘り下げが足りなくて、次々に展開する物語が上滑りしているように思えた。
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ジャズ・ロフト(2015年製作の映画)

3.8

ジャズ・ロフトを通して、当時の人々の生活や社会の動きまでもが写し出される。これほど豊富な記録をもって当時の様子を垣間見れるというのは、どんなに貴重なことだろう。

内容を追いつつも、写真とかジャズとか
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

思い返すと伏線だらけ!
社会に対する不満のカタチとか、時代背景が気になる映画でもあった。

マーラの電話番号“555-0134”が先週観たメメントのテディの番号と同じだったのはどういう偶然か。調べてみ
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

カルト的な人気の出る理由が星の数ほどあった!嬉しいことに三部作らしい。

なかでも主人公の芝居がよかった。ポン太の時の、絵本に出てくるような素直で優しいロボの仕草。新品同様に再建された時の、ようやく口
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