ぱくちーさんの映画レビュー・感想・評価

ぱくちー

ぱくちー

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

骨太な作風とロケーション含めたカメラワーク等のおかげで見応えのある作品だったけど、如何せん信仰心の欠片もない自分にはあまりのめり込んで鑑賞出来なかった。

イノウエの「沼の様な日本にキリスト教は根付か
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デトロイト(2017年製作の映画)

3.5

さすがビグロー姐さん、またしても物議を醸させる気満々な骨太映画を撮りやがった。。

冒頭のアニメや暴動発端の見せ方も上手く、話題のあのシーンはしんどかった(誉め言葉)し、ジョンボイエガもウィルポールタ
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ベテラン(2015年製作の映画)

4.5

ファンジョンミン目当てで鑑賞。
こんなにポップで熱くエキサイティングな韓国映画を見逃していたなんて不覚だった!
ギャグからアクションから話のテンポまで全てにおいてほぼ文句なしの出来。

ファンジョンミ
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グリーンルーム(2015年製作の映画)

1.0

ネオナチ軍団に包囲されたティーンバンドという設定が面白そうだったのに、包囲されるきっかけから、その状況を切り抜けようとする経緯やその顛末まで全てが微妙。

暗い画面の中スキンヘッド達が蠢いてて誰が誰だ
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.5

アメリカの片田舎をフランシスマクドーマンドが車で奔走する話なので、コーエン兄弟好きには必見の作品!
脚本と演者の力で、とても深みのある傑作に仕上がってる。
導入部の看板の見せ方からラストシーンまで、見
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.0

世間の熱量に流されて鑑賞。

この映画も例に漏れずインド映画な作りで、きっとうまくいくもマダムインニューヨークも肌に合わなかった自分は、今作にも乗れなかった。
テイストが大味すぎて真面目なシーンでも笑
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アシュラ(2016年製作の映画)

4.5

圧倒的ファンジョンミン!
ここ1ヶ月で「お嬢さん」「新感染」「コクソン」そして今作を立て続けに観てきたが、4作品の中では今作のファンジョンミンが文句なしのベストアクトだった。
パクソンベ市長の前では「
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.5

なんだこの映画は?
どんな展開になるんだろうと期待しながら観ていたら、とんでもない次元まで連れていかれたぞ。
勢いもあるし、印象に残るシーンも満載で、濃密でありながら160分が超短く感じられた。

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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

親子、夫婦、恋人、友人等の大切な人達がゾンビによってどんな顛末を迎えるのか?というゾンビ映画ならではの醍醐味が全て凝縮された作品。
息つく暇もなく話が進んでいってあっという間だったけど、終盤の展開がち
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ブルックリン(2015年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

超いい話風に描いてるけど、主人公が周りの人達を無意識の内に悉く傷つけていって、ラストではもう魔性の女にしか見えなかった。
お店の意地悪なおばちゃんがアイルランドにいてくれなかったらと思うとぞっとする。
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.5

ケンローチ監督映画は初鑑賞。
はっとさせられるシーンが何度もあり、観ていて辛くなるが、その随所には人間の優しさも丁寧に描かれていて、とても見応えのある映画だった。

ケイティが缶詰食べるシーンや、ダニ
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

4.0

怒濤の勢いで転がり続ける物語の推進力は、韓国映画も顔負け。
ファーストショットからラストカットまであっという間に駆け抜けていった。
タイトルの意味もそこで出てくるか!という巧みさ。

何よりもOPNの
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ハードコア(2015年製作の映画)

1.5

今作のコンセプトを聞いた時は「ずっとFPS画面を見せ続けられて100分ももつのか?」と少し不安があったが、不安的中だった。
始まって5分でFPS画面に飽き、あとはひたすら他人がクソゲーをプレイしてるの
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.5

ウェスアンダーソンチックな脱力コメディを期待してたら、中々シリアスでハードな内容に少し面食らった。

それでも、色々と考えさせられる内容で楽しめたし、ガンズアンドローゼズの良さを再認識できる映画だった
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.5

クセが強いひねくれティーンが友情や恋や家族に振り回される(勝手に自分でぐちゃぐちゃにしてる)感じは、大好きな「ゴーストワールド」に似ているが、こちらはストーリーが少しありきたりだったかな。

ただ、ヘ
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.0

変態の変態による変態のための映画だった。
エロ描写とか発想が、やり過ぎで笑ってしまう感じ。タコでかっ!笑
それに相まってちょっと不自然な日本語の会話が、更にこの映画をより奇妙なテイストにしている。
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

キックアス続編の前例があったので今作は期待半分で臨んだが、しっかり前作に劣らない水準に仕上がっていたのてびっくり。

前作では英国紳士に心酔することができたが、今作はアメリカのカウボーイ達の色気にやら
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スプリット(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前作に続き今作でも、観たかったシャマラン映画が観られた!
前作ほどではないがホラーと笑いの緊張と緩和の往復を楽しめたし、マカヴォイの多重人格演技も期待以上に上手かった。カニエウェストのダンスシーン最高
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤から続く香川照之のキモカワサイコパス演技と、不気味な演出の数々からは良質なサスペンスが期待できたが、あの地下室が出てきたあたりから、一気にC級ホラー映画になってしまった。
回収できていない伏線が多
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希望のかなた(2017年製作の映画)

4.5

今作も安定のカウリスマキ節がたくさん詰まっていて、至福の一時だった。
全カットをポストカードにしたくなる様な画作りと、登場人物達のミニマルに凝縮された優しさと、煙草が似合うおっさん達と、素敵な音楽と可
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

2.0

オンリーゴッドが思いの外楽しめた自分でも、今作はしんどかった。。
撮影シーンやオーディションシーン等好きなシーンも何ヵ所かあったけど、終盤は全然好みじゃなかったし、エンドロールの選曲に至っては作風とミ
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.0

設定が「永い言い訳」にかなり似ているが、作品の演出や主人公の行動心理は今作の方が好みだった。

ナイトクローラーに続いて、ジェイクギレンホールのぶっ飛んだ行動を堪能できる作品でもあった。笑
原題がDe
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

2.0

個人的に矢口監督は良作と駄作を交互にリリースしているイメージだが、その法則に漏れず今作は駄目な方だった。
ロボジーと同様に、魅力的なプロットを全く作品中で昇華できていない。
コメディを求めてる人には笑
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ムーンライト(2016年製作の映画)

4.5

とても切なく、愛しく、叙情的な映画だった。
LGBT、麻薬、いじめ等の問題を強調せずに普遍的な生活の一部として描いていることで、あまり重たく感じずに観ることができた。

3幕の中でシャロンとフアン、母
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レゴバットマン ザ・ムービー(2017年製作の映画)

4.0

アンチDC、アンチノーランバットマン、バートン版はまあまあ好きな自分の需要にぴたりとハマるバットマンだった!
冒頭からのDC弄りでつかみばっちりだったし、全編に渡ってノーランバットマンを皮肉った様なバ
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

2.5

もしもヒトラーが現代に甦ったら?というテーマを、あまりにも想定の範囲内で広げて畳んだ作品。

そうなっていくだろうなという先読み通りに進んでいき、オチのメッセージも、ベタで陳腐な出来。

ヒトラーと一
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.5

いやあ、ケイシーアフレックすごいっす。
こんなに脱け殻みたいに哀しみを背負ったおっさんを演じられるのは彼だけじゃないか。満場一致のオスカー獲得でしょう。

回想シーンを織り混ぜながらゆっくり丁寧に進ん
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

振り替えってみると超王道なストーリーなんだけど、観ている間は先が気になってドキドキハラハラしながら観られた。
息苦しい閉塞感や重い空気感の演出も素晴らしく、画造りへの拘りも感じられた。
「スプライス」
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僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

2.5

いい映画なんだろうけど、さらりとし過ぎて自分の心には引っ掛からなかった。
いかにも「いい画撮ってるでしょ、僕たち」な感じがぷんぷん匂って、ラストカットも製作陣のドヤ顔が透けて見えてきたのでダメです!笑
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

予告編からはとてもダークな作品になるもんだと覚悟してたけど、ギャグ多めで意外とさくっとしたテイストだった。とりあえずレイの右腕が切り落とされずに済んだので安心した!

ローグワンでかなりハードル下がっ
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ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

4.5

チェットベイカーは、ラッパも吹けて歌も唄えるイケメンジャズマンなイメージしかなかったけど、こんなにどん底人生を歩んでいたなんて。。
どん底からの再生物語はとても見応えがあって、劇中演奏もとても胸を打た
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.0

ライアンゴズリング目当てで鑑賞。
ヘタレで甲高い声を発するゴズリングのキャラはよかったし、笑えるシーンも多かった。
しかし、それらも含めて美味しいシーンは予告編でほとんど見せてしまっていた気がする。
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ザ・メイヤー 特別市民(2017年製作の映画)

2.5

時差ボケ調整にはチェミンシク兄貴のご尊顔が一番だと思い、機内鑑賞。

政治の裏側を生きる男達(+女性数名)の話でどんどん引き込まれたが、中盤のある事件をきっかけに、韓国映画特有の推進力が悪い方向へ転が
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プールサイド・デイズ(2013年製作の映画)

4.5

青春映画のストライクゾーンが激狭な自分でも、この映画はとても楽しめた。
少年のひと夏の経験を恋愛、友情、親子要素をどれも丁度いいバランスで盛り込んでいて、全く抵抗なく観られた。

何よりもサムロックウ
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.0

マーベル作品の中でもソー単体作は真面目なお堅いファンタジーという印象が強くて好きじゃなかったが、今作はそんなイメージを見事に壊してくれた!
起承転結それぞれの部分にアガるシーンが散りばめられ、ギャグや
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

とりあえず、シーザーパイセン長い間お疲れ様でしたと言いたい。
3作目でやっとホームが見つかって安心した。
ただ、シーザーの最期を看取るのがモーリスだけだったのは切ない。

1と2は人間とエイプどちらに
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