ぱくちーさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ぱくちー

ぱくちー

映画(449)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.0

前作が面白かったので期待してたけど、テイストが変わってしまっていてがっかり。つまらなくはなかったしベニチオ&ジョシュの渋メンコンビは流石のクオリティだったけど、自分が今作に求めていたものは得られなかっ>>続きを読む

マイケル・ムーアの世界侵略のススメ(2015年製作の映画)

4.0

久々のマイケルムーア作品。
アメリカにはない世界各国の社会保障制度や教育制度を盗み、アイデアを提供してくれた各国の人達の家に星条旗を立てていくという、マイケルムーアにしては毒が少な目でコメディ色強め。
>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ザ・前作で終わらせときゃあよかった案件。こりゃ蛇足どころか、前3作の歴史に泥を塗りたくってるよ。今作の存在と観賞した記憶を丸々消し去りたい。

これまでのシリーズは漏れなくアバンタイトルでワクワクさせ
>>続きを読む

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.0

これはまたリドスコ御大の俗悪モード全開か?と思いきや、俗悪感は少な目で拍子抜け。その割に痛いシーンをじっくり丁寧に見せるという、悪趣味でバランスの悪い映画となっている。

ゲティ役のクリストファープラ
>>続きを読む

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

3.5

チェイサーコンビがまたまた共演ということで、有無を言わさず観賞。
ハジョンウは相変わらずがさつでセクシー!キムユンソクは牛骨持ってなくても迫力満点。
この二人だけでも見応えあるのに、ユヘジンやカンドン
>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

今までで最も甘酸っぱいMCU作品!
でもそれは自分がMCUに求める要素ではなかった。。

ジョンワッツ作品なので相変わらずストーリー展開が分かりやすいんだけど、今作は舞台が転々としすぎて少しせわしなか
>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.0

前作を観た直後はシリーズ化希望!と息巻いていたのも束の間、早くも2作目でネタ切れムードが否めずテンション下げぽよ。
その悪役の設定、最終回までとっておけよ!

スケールを無駄に広げて失敗したパターン。
>>続きを読む

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

3.5

おとぎ話の様な作品だなあ、と思いながら観てたら実話だったとは!
サリーホーキンスとイーサンホークのアベックだけで、ずっと観ていられる。
イーサンホークの不器用なオヤジ像が渋くてよかった。

劇中の絵が
>>続きを読む

アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

2.5

「リトルミスサンシャイン」製作陣の新作ということで観賞。

題材はいいのに、物語の緩急が一本調子で楽しめなかった。
LGBTの苦悩的な面にフォーカスしていくのかと思ってたら、ただエルファニングが家族に
>>続きを読む

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

正直、ここ最近のMCU作品は惰性で観てたけど、今作で全てが報われた。ありがとうMCU。
第一期組はお疲れ様でした。

新キャラほぼ無し(トニー娘と真田くらい?)で、今作は今までMCUを見続けてきた人達
>>続きを読む

アーリーマン〜ダグと仲間のキックオフ!〜(2018年製作の映画)

3.0

みんな大好きアードマンスタジオの最新作。
設定や冒頭のつかみ、そしてキャラデザインは文句なし。だけど今回はあまりにも対象年齢低めな作りだった。

ウォレスとグルミットやひつじのショーンが面白い重要な要
>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.0

全てのサラリーマン達に贈るニート推奨映画。
「何もしないをする」、なんて素敵な言葉なんだ!

ストーリーもディズニーにしてはスケールが小さく、コンパクトで見易い印象。
何よりも重要なのが、プーさんがめ
>>続きを読む

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

2.5

これは見事な改悪続編。
ジュマンジの醍醐味って、サイコロを振ることへのハラハラや止まった目で起こるハプニングの面白さだったのに、今作はただゲームの中で一つの目標に向かって行動するだけ。
テンポはいいの
>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.0

ソンガンホ兄貴主演なので期待値上がってた分、そこまでハマらなかった。。

光州事件の悲惨さは痛いほど伝わってきたが、節々での演出が過剰でちょっと萎えた。後半の展開なんて、「ミニミニ大作戦」を思い出して
>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.5

MX4D吹き替えで鑑賞。
アニメ映像の新体験。ストーリーは浅くて平凡でギャグも滑ってるけど、とにかくテンポと映像表現の力技で押し切られた。画面の情報量がとても多くてうるさい位なんだけど、センスと見せ方
>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.5

これは女性目線で描いた、家族愛と乙女要素強めの「ゴーストワールド」だった。
主人公はぶっ飛んでる様に見えて意外とまともな感性なので感情移入しやすい。女性なら共感できる描写とかも多いだろうなと思った。
>>続きを読む

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭のサンキュースタンが今作1番の山場。
あと特筆すべきはニックフューリー左目にまつわる笑撃エピソードくらいか。

つまらなくはないんだけど、全体的にヌルい。
主人公が女性、1番身近な奴が黒幕、黒幕の
>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

4.0

88歳にして堂々と主演を張れちゃうクリントイーストウッド御大。御大の勇姿を拝むだけでもお釣りがくる位観る価値充分。

ストーリーはまあまあ(後半の展開は少し詰めが甘いかな?)なんだけど、イーストウッド
>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.5

話の筋は面白いし泣けるんだけど、気になる点も多い映画。

物語の視点がどんどん変わっていくので、飽きがなくテンポよく観られた。
SWキャラの使い方もいい。「ハンソロ」より今作のチューイの方がキュートだ
>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

まさか、ファレリー兄弟(の兄ちゃん)がこんなに全うなヒューマンドラマを撮るなんて!それだけでもう感無量。きっとジムキャリーも草葉の陰で喜んでくれていることでしょう…

物語も贔屓目なしでめちゃくちゃし
>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

これは活きの良い日本映画。お隣の韓国へも自慢できる出来!

コテコテなヤクザと、ヤクザよりも強いコテコテな刑事という設定がいい。
役所広司の存在感がとにかく凄い。「3度目の殺人」で役所広司=和製チェミ
>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

2.5

ローグワンのおかげでSWスピンオフへのハードル下がりまくりだったけど、楽しめなかった。
SWの設定を借りていること以外で、楽しめる目新しい要素が何もない上に、長い。

こんなにウディ兄貴を魅力的でなく
>>続きを読む

ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.5

これは上質なファミリームービー。
ホームアローンの様なコテコテのドタバタ劇に、今風なノリを加えた感じ。
Portugal the ManやVampire Weekend、Basement Jaxxの選
>>続きを読む

ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた(2017年製作の映画)

4.0

俺達のJGの新作(の割にマイナー作品?)ということで鑑賞。

良くも悪くも予告編通りの映画。
予告編を観て興味を持った人は割と楽しめると思う。
「サウスポー」もそうだったけど、ベタドラマにはJGの熱演
>>続きを読む

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.0

監督の前作が面白かった&パルムドール受賞作という2点でハードル上がり過ぎた。

前作はシンプルな話の中に根深いメッセージが含まれていて感激したが、今作は画面からの情報量が多くてとっ散らかっている印象。
>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.5

安定した、期待値通りの満足感が得られる作品。

ストーリーにこれと言った新鮮味は一切ないが、上げさせる所は上げてハラハラさせ、しっかり締める。
メリルストリープとトムハンクスのいぶし銀な演技も期待通り
>>続きを読む

コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

2.5

ユヘジンの顔に惹かれてジャケ借り。
バディモノとしてはあまりにも予定調和で退屈だった。

ヒョンビンをかっこよく撮ることに注力しすぎて、ユヘジンを全く美味しく調理できてない。
韓国映画らしいハードな展
>>続きを読む

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

MCUに若干食傷気味だったので、このシャマラベンジャーズはとてもいいお口直しになった。

スプリットに続いてオープニングがかっこよく、18年ぶりのダンとイライジャにテンション爆上げ。ブルースウィリスは
>>続きを読む

犬猿(2017年製作の映画)

2.5

とにかく終盤が残念な映画。

中盤までは「さんかく」みたいに沼に浸かったような人間模様が面白かったんだけど、終盤のシンクロ演出は、素人が作った様にベタであざとさが強く「どうした吉田監督?」とならざるを
>>続きを読む

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

3.5

難病モノ×ボーイミーツガールものという苦手な組み合わせにも関わらず満足できた。

主人公の真面目なコメディアンというキャラと、ゾーイカザンの可愛すぎない可愛さ加減が良い。2人の距離の縮まり方も微笑まし
>>続きを読む

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

4.5

アニメとか関係なく僅か66分の中に、ここまで起承転結を綺麗に描けることが見事!

アニメの内容も、ストップモーションながらハードな物語と、結構なえげつない下ネタ、ラストの爽やかな感動は「メアリー&マッ
>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.5

ロブスターが面白かったので鑑賞。
ロブスターよりも、更にハネケ的で神経を逆撫でさせられる感じ、でもそれが嫌いじゃない。
物語の発想は相変わらず奇抜だけど、今作は展開の幅が狭かったかな。
直接見せなくて
>>続きを読む

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

5.0

作品の色彩、子供達、母親、ウィレムデフォー、ラストと、全てにおいてパンチ力がすごい。

アメリカの裏側の壮絶な環境は、ドキュメンタリーの様な緊張感があり、その中で無邪気に過ごす子供達は是枝作品みたいな
>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

2.5

これは日本での公開時期が悪すぎた。
音楽映画として、どうしてもボラプと比べてしまう。そうなると、主人公達の楽曲やライブシーンの撮り方等が全然物足りない。まあ比較対象のレベルが高すぎるのだけど。

スト
>>続きを読む

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.5

演出技法とキャストの演技レベルが非常に高い一本。

畳み掛けるカット割りや観客への語りかけ演出等、ウルフオブウォールストリートやマネーショートの様な視覚的、聴覚的な情報量が多く、観ていて楽しい。

>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.0

音楽と風景が素晴らしい、純愛なボーイミーツおっさん映画。
目と耳に優しく、心地よく観ることができ、ラストも心に刺さる展開だったけど、全体的にはさらりとしすぎていて個人的に物足りなかった。

ティモシー
>>続きを読む