OASISさんの映画レビュー・感想・評価

OASIS

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羊とオオカミの恋と殺人(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ゆるキャン実写化で心をぐっと掴まれてしまった福原遥の可愛さでなんとか観れてしまう罪深き映画。

隣人が殺し屋のか弱い女の子だったという設定。
それだけでも色々ぶっ飛んでいるが、主人公の男側も結構ヤバイ
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

最初と最後さえあればいいんじゃないかなという気がする。
ゴルフクラブを買うだの恩師と飲むだののエピソードは、それは絶対必要か?と言われればそうでもないのかもしれない。
けど様々な出会いと別れがあってよ
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

しんどい映画だなぁ。
凄い疲れる。
とにかく叫んでるし、思い通りにはならないし、宮本も弱いし。

けど「生きてる奴はみんな強ぇんだ!」との言葉通り、生きてる限りは俺は強いんだと言い聞かせるような、例え
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ゾンビがもはや飾りにしかなっておらず、人間対人間の様相。
前作のような疾走感は失われて、あっちへ行ったりこっちへ行ったりと話がブレブレ。

クライマックスのカーチェイス、道路長過ぎないか?とか色んな所
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スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

そもそもスマホを落としてないよねっていう。
5年前に落としててそれが出会いになったっていうけど、それは殺人事件とは関係ないし。
タイトルを回収するために無理やり突っ込んだ感が半端なかった。

あと、メ
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

前半はベタで特に言うこともなく普通。
後半になると令和におけるヤクザという立ち位置、反社会勢力を描きながらそれが齎す変化や組織に属することの意味を問うていく。
現代ヤクザの哀しみは伝わって来て、ここで
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

富裕層と貧困層の対立から、昨今のSNS全盛期による情報過多、ネットリテラシーの低下、偏向報道に先導される民衆などの社会派ジャンルをB級作品テイストでお届けする。

ウサギとカメ、ジョージ・オーウェルの
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13回の新月のある年に(1978年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

エルヴィラはその外見から想像もできない寂しさを隠した強い女性、いや男性だ間違いなく。
強く生きようとしても世間はそうさせてくれないジレンマと孤独感。
しんどくて辛い映画だ。

彼はいつから死のうと思っ
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

これがキョロ充というやつか。
居場所を求めて彷徨うケイラの揺れ動く視線が痛ましくて痛ましくて。
努力しても努力が裏目に出て、結局どうすれば陽キャラになれるのかは分からない。

父親の存在が介入し過ぎず
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ショック集団(1963年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

カッコーの巣の上でしかり、トゥインクル・トゥインクルキラー・カーンしかり、精神患者を扱ったものに外れは少ない。

神は人類を滅亡させようとするとき、まず人を狂人にする。
人なれど人にあらず。
精神患者
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タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

女だけではなく、男までクズばかり。
そんなクズを受け止めるゴミ箱のような彼女らは都会のクリーン活動をしているのだ。

お金が欲しい。愛が欲しい。
無償の愛は重いが、それは受け止める相手の力量によっても
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小早川家の秋(1961年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

人物がこちらに語りかけてくる様に感じるのは、ただカメラのせいではなく生き生きとした表情や言葉がそこにあるからだと思う。

頑固者だが我が子を思いこの先を憂う父と、それを知ってか知らずか勘違いし勘ぐる娘
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レゴ(R)ムービー2(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

異常なテンションの高さで考える隙を与えない話運びとパロディの数々に、楽しめない訳がない。

前作からの流れで現実世界の兄VS妹のいざこざがそのままレゴ世界へと現れる多層構造。
5年後にはマッドマックス
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人生はシネマティック!(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

脚本を練ったり、役者と脚本家があぁでもないこうでもないと熱く語ったりと、映画内映画に手作り感があって温かい気持ちにさせてくれる。
ダンケルクの戦いの裏側にこんな物語があったとは。

ただ、ドラマティッ
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オキシジェン(2021年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

アレクサンドル・アジャの密室劇は、彼のこれまでの作品や色んな既存のSFやホラーをごちゃまぜにしたような感じ。
コールドスリープ、クローン技術、地球外植民地計画など、好きな要素を詰め込んで作られている。
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地下水道(1956年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

息が詰まる地下水道の空気感、閉塞感もさることながら、注目すべきは女性の強さよ。
疲弊し活力を失う男性に比べて、それを鼓舞し担ぎ上げる女性のたくましさは頼りがいがあり過ぎて惚れ惚れする。

もちろん凄惨
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

テンポもあまり良くないし、ポイポイと軽い気分で断捨離するように上手くコトは運ばずグダグダと荷物や思い出は残り展開は遅い。
しかしそれでも惹きつけるのは、主演女優の味のある顔立ちや風格と人間臭さ溢れるエ
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世代(1954年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

アンジェイ・ワイダの長編デビュー作。
抵抗三部作の一つ。

若者ゆえの暴走、戦時下が産む極限状態で指導者を失った人たちに祀り上げられていく様がみずみずしいタッチで描かれる。
仕事に恋にと青春モノであり
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

なんか前作で感動げに終わった所に水を差された気分。
簡単に記憶を思い出していたり、いつの間にか別れていたり。
ニュートとジェイコブがティナとクイニーをただただ執拗に付け回すストーカー映画となっていて、
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東京上空いらっしゃいませ(1990年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

牧瀬里穂は可愛いけど正直演技もお話も微妙でいまいち乗り切れず。
演出にいちいち味があり、それが良くも悪くも映画を独特なものにしている。
それは大林宣彦的な奇抜なもので、あの世のなんたるチープさは微笑ま
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一度死んでみた(2020年製作の映画)

1.6

このレビューはネタバレを含みます

これは「マスカレード・ホテル」と同じくテレビ局制作の悪いところが出まくっている。
俳優を多く出しとけばいいだろうという安直な考え。
まだ福田雄一作品の方が笑える。

笑わない、驚かない、響かない。
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泥の河(1981年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

終始仏頂面の信雄が見せる最後の涙に人夏の出会いと別れの寂しさが増幅する。
大人が見ていない間に子どもたちはお互いの顔を見て会話し、語る。
子供だからと何も考えていないように見えても、何かを常に考えてい
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

天才に天才が呼応する、熱き戦いにうち震える。
クライマックスからラストカットに向けての演奏は圧巻で、松岡茉優の魅力たっぷりだった。

下手に恋愛に重きを置かないのも良い。
天才には天才しか見えない世界
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学校(1993年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

生徒達が人間味溢れてイイ話。
前半は夜間中学に通う生徒達の過去、後半は死んだイノさんの昔話。
田中邦衛演じるイノさんの過去はその苦労に涙なしには見られない。
イノさんにとってそれは辛いものではなかった
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

楽曲が映画と合っているかは微妙。
キャストは君の膵臓をたべたいと同じで、狙っているのだけど下手すぎてアニメでは聞くに耐えない。
せっかくのキャラクターに何の感情も湧いてこない。

話は割と良かった。
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桜桃の味(1997年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

自殺したい男が、自殺を助けてくれる人を探して車で放浪するロードムービー。
しかしこの男、何で自殺したいのかも語らず、自殺を助けてくれる人に渡す大金を何故そんなにもっているのかも語らない。
実際は自殺す
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

それぞれのエピソードが羅列され、それによって新たな展開があるのだが、一応の解決があってからまた次のエピソードへとぶつ切り感があり群像劇の体を成していない。
一つの事件のヒントだけを提示して解決して行く
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オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

「友だちのうちはどこ?」で出てきた教師が再登場して今作で監督役をしていたり「そして人生は続く」で描かれた大地震が起きた世界から地続きであったりと、前二作で描かれたものの総まとめ的な内容であった。
もは
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愚行録(2017年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

どいつもこいつも自分のことしか考えない人間のエゴ丸出しな醜さに嫌気が差す。
登場人物が多くてその語りによって真相が浮かび上がってくる作りだが、エピソードがとっ散らかり過ぎて収束のカタルシスは薄かった。
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そして人生はつづく(1992年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

地震にみまわれたイランの地でかつて「友だちのうちはどこ?」に出演していた子役の安否を確認しに行くロードムービーという変わった作りに度肝を抜かれる。
アッバス・キアロスタミによる回顧録でもあり、自分探し
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

二転三転する後半から面白くなってくるのは分かるが、前半のタルさは擁護しようがない。
トリックもかなり力技で、紙一重の所で成功するというスマートさにかけたものであった。

しれっとオリエント急行殺人事件
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「ホームワーク」「トラベラー」と行動が報われないラストを立て続けに観ていたせいで今作も先生にぶたれるのではないかと心配になっていたが、これまでにないほっこりとしたラストに拍子抜けと安堵が入り交じる。>>続きを読む

きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

オリジナルにしてはかなりしっかりした作品ではないかと思っていたら、韓国映画ただ君だけのリメイクと後で知る。
それぞれ過去に壮絶な体験があるが、それが二人を繋いでいたという事実も韓国ドラマにありがちな展
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トラベラー(1974年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

母親は家事に忙しくて、父親は勉強を見るわけでもなくただタバコをふかして黙るだけ。
「ホームワーク」にも出てきたイラン家庭の問題がここにも現れる。

男の子は「ホームワーク」で言うところの悪戯っ子である
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スキャンダル(2019年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

良い意味でも悪い意味でもドキュメンタリー的で、淡々としながら盛り上がりに欠ける。

凄い権力抗争やキャリア同士のバトルの様に見えるが、その実はただのエロおやじに振り回されていただけという滑稽さの部分が
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ホームワーク(1989年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

お母さんは家事が忙しくて勉強を見てくれないし、お父さんも字が分からなかったり教え方を知らなかったりで教えてくれない。おまけにベルトでぶたれる。
お姉ちゃんやお兄ちゃんも自分たちの学び方と違うからわから
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