OASISさんの映画レビュー・感想・評価

OASIS

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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

オリエント急行殺人事件は知ってたけどこっちは見たこともないので新鮮。
エジプトを豪華クルーズで周遊できる旅行映画としても、愛が引き起こす顛末についても怪しげで情緒溢れる作風で良かった。

前半、特に何
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

どんどんやってくる不幸に対してルールを守り貫く姿は力強いとは思う。
コロナ禍において、マスクをすることを強いられたり、距離を取ることを求められたり、そんな状況に対して誰しもが怒りをかかえ、主人公もまた
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ケス(1969年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ケン・ローチ初期の作品にしてなかなかにストレートなキツさ。

学校からも家庭からも陰湿なイジメを受けている少年ビリーが、タカのケスの成長と共に少しだけ大きくなる話。
他の生徒達のやな奴加減が結構キツく
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ロン 僕のポンコツ・ボット(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ちょっとSNSによるイジメが陰湿過ぎて最初は観てられなかった。
主人公は周りからハブられて、同じく疎まれた者と出会って二人が友達になって行くという王道パターンだったが、出だしの時点で結構居心地が悪くて
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叫びとささやき(1972年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

前半まぁまぁ、中盤いいぞいいぞー、後半おん?という感じ。
兎にも角にも開始早々から全ての印象は鮮烈な真紅に彩られている。
逆に言うと赤いことしか覚えていない。

病床に伏す次女を世話する長女と三女、そ
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ミュージカル映画ってどれか一曲はキラーチューンが無いとダメだと思うが、これはその点オープニングだけで達成していると思った。
そこからさらに、どれがどれとは印象には残らないものの、各々の楽曲が全体的に高
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

小説家の書いた物語が本当になるというか、事実を元に脚色してるだけというか。
いや、むしろ脚色すらしてないんじゃないかというノンフィクションぶり。

前半は色んな所で何かが起こってて、しかも登場人物も多
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.0

結末が有名過ぎて今更ネタバレも糞もないリメイク。
とはいえ、そこに至るまでの映像であるとか、スター俳優揃い踏みなおかげでキャラ設定が省けるとか色々見やすくて良かった。

考える余裕を与えてくれないとい
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

間がいつもよりちょっと長め。
台詞もゆったりで、感情の起伏も緩やかで平坦。

高校生の友情や恋愛を時に重めに、時にさらっと描く。
父の作る映像を観る陽の「こっちは恋愛って感じで、こっちは友情って感じ」
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ダンボ(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

元々ダンボが可愛いと思ったことはないけど、それは実写化しても同じ。
ただの耳の大きいゾウじゃないかと。

ダンボが全く話さないもんだから、本人がサーカスに来て満足しているのか、飛べと言われて飛ばされて
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海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

前作は観てないけど、どうやら直接のつながりはないようで良かった。

古代マヤ文明の遺跡に住み着いたサメがわんさか出て来て楽しかった。
海底で盲目に進化したというが、結構こっちめがけて突進してくるし、サ
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

滅茶苦茶良く出来てる。
タイトルで損してる気がするけど、ときどきというのが観終わった後にそんなに悪くない言い方であるとは想った。

親への反抗心であるとか、喜怒哀楽表現であるとか、感情の昂ぶりによって
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過ぎゆく時の中で(1989年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

たまにある、ジョニー・トー監督のベタなドラマの方のやつ。
チョウ・ユンファのうざったいロン毛がいつか短くなるのかと思いながら見てたらちゃんと最後に散髪シーンがあって良かった。

とにかく演出が恥ずかし
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

色んなところに配慮した結果テーマがぼやけ過ぎて全然心に残らず刺さらず。
バイロン・ハワード監督のズートピアは様々な問題を孕みつつもそれを上手くストーリーに組み込み傑作となっていただけに、今回はちょっと
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狩人の夜(1955年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

色々と説明不足というか、背景がボヤケてはいるけれど、それにしたって良いシーンが多すぎてお釣りが来るレベル。
特に度肝を抜かれたのは、湖に沈む死体の靡く髪と水草のショット。
美しすぎて溜息さえ漏れた。
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彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

山田杏奈ちゃん凄いよ〜。
どんどん演技が上手くなってるし、感情表現とバリエーション、表情の豊かさ等何をとってもキラッキラに光ってて眩しい。
この子とデートしたらさぞ楽しいだろうなぁというスーパー銭湯で
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作は未読だが、中山七里先生の人間を見つめる視点の鋭さはやはり素晴らしい。

ミステリー部分はさておき、とにかく役者が素晴らし過ぎる。
もう全員が全員、一時も見逃せないほどの名演を見せてくれるのでずっ
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未来を花束にして(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

女性の参政権を求めて行動を起こすサフラジスト達の闘い。
WSPUの中心人物であるエメリン・ パンクハートを演じるのはメリル・ストリープ。
立役者としての彼女は皆知ってるからもういいでしょというばかりに
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バブル(2022年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

パルクールの映像は凄い。
けどアニメだから別になんでもできるじゃんっていう。

話は人魚姫なんだけど、本当にそれ以上でも以下でもない。
元々泡立ったのが泡に戻って、泡として漂い続けるっていう、本当にそ
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

後半になるにつれてスパイク・リーもといデヴィッド・バーンの主張が強くなってきて、ユートピアに変えたければユーは選挙に行けという政治色強めなメッセージが最後にあってそれで結構台無しにされた感じ。

舞台
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ランダム 存在の確率(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

皆大好きシュレーディンガーの猫の話。
ほんとSF映画ではこの猫の話はほぼ入ってくるというくらい皆大好物。

ランダムで自分じゃない存在が同じ空間に存在してるという設定を、低予算でなんとか成立させようと
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風の電話(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

震災の話かと思ってたら、原発やらクルド人やらの話が出てきてそんなてんこ盛りだったのかと。
色々な人々の体験や過去の記憶を訪ね歩くロードムービーであった。

諏訪敦彦監督による即興演出が功を奏していた部
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クルエラ(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

101のあの悪役が主役のスピンオフ。
まぁ元は子供の頃に見て全く忘れてるし髪が白黒のおばさんがいたかなという程度。

舞台設定を70年代に合わせ、展開をプラダを着た悪魔的なファッション業界モノにすると
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フロッグ(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

二転三転して面白かったんだけど、ちょいちょい違和感というか拭いきれないモヤモヤが残った。

開始から45分後、そこから物語は一転し、更に進むとまた一転あり、展開として面白いし真相も驚きがあるしで良かっ
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映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

しんちゃんはいつだって皆に笑われてきた。
でもそれでいいんだと。
青春は必死になること、そして焼きそばパンなのだと。

ちゃんとミステリーしてるのも良い。
ホラー的な描写も吸ケツ鬼という抜群のネーミン
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

出てくる男、アプローチしてくる男がもれなく気持ち悪いしこんなやつしかいないのかよと。
しかし、そんな男達を俺たちが成敗してやるんだと、正義面して商売の道具にしようという制作側にも違和感があった。

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ボーグマン(2013年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

地球外生命体?の集団ボーグマンが裕福な家庭にパラサイトして行く話のようだが、彼らの正体やら目的やらは曖昧なままで明かされず。
ただただ、彼らの行動はそういうものであるという認識で話は進み、なんだが仲間
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

滅茶苦茶大人向けじゃないか。
ボヤーっと見てても一体何の話をしてるのか分かりにくいし、生きるための目的とは何か、また目的の為に生きるのかという子供には難し過ぎる問いが多い。

キャラクターデザインはシ
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アンテベラム(2020年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

綿花畑で働く黒人奴隷の女性と、現代で成功している活動家の黒人女性。
二人が交互に絡んできて衝撃の収束が...と思ってたら、前半が奴隷女性ばかりの視点で全く現代は出て来ず。
サスペンスフルでもないし、ち
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婚約者の友人(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

二転三転、翻弄されつつ、ついた嘘の取り返しのつかなさ、それによって行き場を無くした感情の移ろいが見事に表現されてた。

モノクロから始まりカラーへと、そしてまたモノクロへと戻っていくその映像表現とスム
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

MA-1、レイバンのサングラス、kawasakiのバイク、F-18、F-14、デンジャー・ゾーン...。
伝説の前作からファンサービスがこれでもかと登場する。
それらが、ただのファンサービスとしてでは
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

わたしたちは東京の養分みたいなもんなんだ。
上京してきた若者は、貴族階級達に憧れを抱きつつも、実はその餌にされていることも知らずせっせと働いてなんとか居場所を作っている。
かたや貴族階級たちはそんなこ
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グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

母親の方がヤバいやつだと思っていたら、むしろ子供の方がもっとヤバいやつだったというそんな映画。
双子が実は一人だったとか、そういうネタはさておいて、興味が先行して自分の行動の異常さに気付かない子供の方
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

絵柄が独特で、受け入れるのに時間がかかる。
その割にキャラはディズニーピクサー独特のテンション高めで個性強めのものなのでより受け入れにくさに拍車がかかる。

しかし映画はクオリティ高し。
お互い欠点を
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ウルトラマンに全く触れてこなかったので過去作へのオマージュやらはわからなかったが、ウルトラマンの自己犠牲精神、人類への愛は感じた。

初めから全く読ませる気のない字幕、理解させる気のない台詞の嵐。
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フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

人口も少ない田舎町で、どんな小さなイベントごとも村人達全員で全力で取り組もうとしその人生を謳歌しようとする姿勢が楽しげである。

エピソードはバラバラで、ささいなものからちょっと重めなものまでゴチャ混
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