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純粋なAIと人間の交流、そして戦争に巻き込まれて行くという何回も観たような設定ではあるが、とにかくSFしてたしそこに派手派手な見世物感は無くてナチュラル過ぎて驚いた。
AI自体が日常に溶け込んでいる>>続きを読む
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驚くほどに繊細で精緻。
そして人間臭くもありイノセントでもある。
是枝裕和監督による子役の演出×坂元裕二脚本によるキャラクター造形の深さがここまで化学反応を起こすとは。
その先に何が待っているのか全く>>続きを読む
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前半のいつまで続くんだと心配になってくるくらいの、刑務所からの脱出シークエンスは素晴らしくてこれだけで傑作。
しかし、後半も市街地の銃撃戦等目を瞠る程のシーンはあるものの前半に比べると弱くて尻窄み。>>続きを読む
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無職の中年と若い蛇女の娘の純愛という毛色の違った雰囲気。
いつもの傍若無人ぶりは鳴りを潜め中年のサポート役に徹する工藤Dの暴れ方は物足りない。
コワすぎなのに怖い部分が全く無いのはどうなのかと思った>>続きを読む
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岡田麿里さんは監督に回ったら途端に暴走してしまう感じで、脚本として物語を書くことに集中して誰かに道を作ってもらうことに専念した方がいいのではないかと思われる。
ヒビオルがどうだとか、別れの一族がどう>>続きを読む
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わからん。
西部劇のようでそうでもないし、寧ろ会話劇。
ケリー・ライカートという監督の作品は全部こんなのなのか。
それはちょっとキツイなぁ。
女性主体の描き方で、ミークスもインディアンも男達はどれも>>続きを読む
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原題は「次のソヒ」という意味のようで、明日も明後日も次々とソヒの様な子が被害に遭っていくのではないかという警鐘を鳴らす。
韓国では一本の映画の存在が制度自体を変革する大きなムーブメントを起こすことも時>>続きを読む
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斎藤工監督作。
ホラーではあるし、それっぽい雰囲気作りに頑張っている感はあった。
犯人は誰だという部分が重要ではあるものの、それ以前の枝葉の部分が多いし、なんでその順番で描いた?というような描写の入>>続きを読む
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お母さんが怖いよ〜という映画だったが、そりゃ恐れるわなぁと。
一貫して強烈すぎる母親・母性の暴走を描いてきたアリ・アスター監督による新作。
自身もユダヤ系である監督によるとこの映画はユダヤ人のロード・>>続きを読む
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これはヤバいんじゃないか。
前提として面白くはないし、もしこれを面白いと思って世に送り出してる中田秀夫監督を始めとする周囲の人達はいよいよ末期。
前半は父と子の安っぽいドラマをダラダラと見せられ、こ>>続きを読む
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大阪の西成が舞台のアングラ世界を楽しめた。
やっぱ町並みがそれっぽくて良いね。
安藤サクラはもちろん良かったし、その弟分の山田涼介も頑張ってた。
中でも宇崎竜童演じる曼荼羅のキャラクターが好きだった>>続きを読む
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設定から想像できる展開といえばそうだし、大体こんな感じで終わるんだろうなという予想からは大きく飛び出ないが、映像やらディテールやらが素晴らしくて手堅い。
火、水、風、土という違うエレメントならぬ別の>>続きを読む
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シリーズも別の世界で仕切り直しとなり、拡がりきった世界観が一旦こじんまりとしたものに戻ってきて安心感があった。
まぁ今後また前のSF的展開が増えていくんだろうけど。
コックリさん、いやコックリを呼び>>続きを読む
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最初からキャラクターが世界に閉じ込められて時間に囚われた状態から始まるし、その時間を当たり前のように各自が過ごしていたりして、状況を飲み込むのに必死だった。
それでも、あぁこの世界では変化を求めた>>続きを読む
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赤ちゃんのブローカーとそれについてきた子を捨てた母親と、それを追う刑事。
という三者三様のロードムービーだが、刑事側が本当に捕まえる気あんのかというくらい緩いのでサスペンス感はなく。
目的は、我が子>>続きを読む
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コワすぎの劇場版完結編。
視聴者からの投稿などもはや関係なくて、工藤Dの過去話がメイン。
工藤ではなく白石晃士演じる田代が主人公となる珍しい展開。
宇野祥平演じる江野くんが突然現れて過去を行ったり来>>続きを読む
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オリオル・パウロ監督だから凄いんだろうなという期待はあった。
確かに怪しさ満点な伏線をばら撒きながら、どうなるか分からない展開に魅せられることはあったが、登場人物も限られてるしどんでん返しがあるんだろ>>続きを読む
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イ・ソンギュン主演の韓国映画を日本でリメイク。
元々がめちゃくちゃ面白い映画なのでそれはもうお墨付き。
上手く設定を日本に置き換えて和風なテイストを盛り込みつつ役者陣の演技も加わって十分に邦画として>>続きを読む
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前作は傑作だったのになぁ。
元々リメイクなんだから、大人しくそれで終わっとけばよかったのに。
今回もイ先生を巡る話だが、ついに満を持して先生が登場する。
それがまぁなんというか、散々ひっぱといって只>>続きを読む
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劇場版への前段階としてまぁまぁ。
今回はお岩さんにまつわる話だが、それよりも投稿者が撮ってた映画の内容が気になるわ。
あのギャルメイクの設定は何だったんだよと。
異世界に行く描写はまだまだチープさか>>続きを読む
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原作漫画は好き。
もうこれは凄いよ。
どこをとってもゴールデンカムイだった。
めちゃくちゃ頑張ってた。
全てにおいての最適解を叩き出しているのではないだろうか。
あまりの出来の良さに感動すらした。>>続きを読む
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流石のジェームズ・ワンというテンポ感とアクションの見せ方、センスを発揮していてガワだけ観たらめちゃ爽快でエンタメに徹していた。
相変わらずCGはバリバリで原色カラーな画面は派手派手しいけど、その点は前>>続きを読む
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クリードも3作目ともなると流石にネタが尽きたか。
クリードも年を取って、対戦相手も昔ワルだったおっさんという何とも地味な戦い。
それでもジョナサン・メジャーズの演技力が凄すぎるので何とか魅力的に映る>>続きを読む
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流石劇場版というからにはなかなかのスケール感があるなぁと思っていたが、後半の怪獣バトルとか、いつものワープ描写とかは全然普段と変わらないCGのクオリティで安心したというか残念だったというか。
通り>>続きを読む
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勝手にライバルのアキラとあきらが銀行員としてお互いを潰し合うというようなのを想像してたけど全く違った。
それぞれの違う戦場でお金を融資する側、融資される側の立場に分かれてのお互いを助ける為の理由を探す>>続きを読む
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すごく好き。
シティハンターの時も思ったけど、フィリップ・ラショーのパロディのセンスが抜群だしそのパロディもその場だけのものに終わらず後々に活きてくるのも上手いんだよなぁ。
今回はMARVEL、X->>続きを読む
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前三作と比べると映画、モキュメンタリーとしての完成度が段違いでひとつの作品として超面白いものになっていた。
工藤ディレクターの暴れっぷりやそこから繰り出される絶妙な笑いという面では弱かったが、これま>>続きを読む
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「ドロステのはてで僕ら」が非常に良くできていたので、同じく短いスパンをループするSFモノである今作にも期待していた。
それぞれの2分がワンカットで繋がれていく様は非常に気持ち良く、各登場人物達が前の>>続きを読む
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良い意味でめちゃくちゃ気持ち悪い映画だった。
始まりの不穏さから、ウイルス感染者の笑い方だったり、その行動のタガの外れっぷりだったり。
とにかく疾走感があってテンションも高く、不気味で不穏なその空>>続きを読む
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「ドロステのはてで僕ら」みたいな、こじんまりとしていながらも短い上映時間でキュッと見せ場が詰まっている密度の濃いタイムループモノ。
ハトの衝突を合図に記憶がフラッシュバックしたり、部長にタイムループし>>続きを読む
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3部作の2作目。
前回のキム・ダミも可愛かったが、今回のシン・シアもより素朴さが増した感じで可愛い。
いっぱい食べまくる姿もにこやかで可愛らしい。
ドラゴンボール並みのハイスピードで展開されるバトル>>続きを読む
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原作はかなり前に読んだ。
原作と言いながらも映画とは絶対的に異なる部分があってほぼ別物である。
それは、原作はミステリーであり犯人の姿は最後まで分からないが、この映画では最初から松ケンが犯人だと分かっ>>続きを読む
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景色にほぉ〜と驚く瞬間が多数あるロケーション最高なリミットスリラー。
フリークライミングで夫を亡くした主人公がその過去を払拭する為に親友と電波塔に登るという単純明快なストーリー。
山で夫を亡くしたの>>続きを読む
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金子さんの件と警察の裏金問題が同時進行するのでwinnyの話が薄れてしまった感。
金子さんをプログラムのことにしか興味がない天才として描いているけど、それにしたって自分の事件に対して無頓着過ぎないかと>>続きを読む
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このラストは同じくダーレン・アロノフスキー監督のレスラーとも共通していて、救いとも絶望ともとれる観客への委ね方をしつつも、それが結果的にどちらであっても主人公自身は満足の行く人生であったと感じながら幕>>続きを読む
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国岡がユービーアイソフトのゲームが好きな所とか、ウルフオブウォールストリートのペンを売る下りとか、真中が立ち上がるロッキーからのクリードの下りとか、ゲームネタ、映画ネタが前作よりも増えてて笑った。
他>>続きを読む