ドラマとアクションのバランスが上手い、良作。
アンディ・ラウが出家してイイヤツになり、代わりにニコラス・ツェーが狡猾な悪役へと転じる。お互いに好演。
ジャッキー・チェンのアクションが笑えるし、ファン・>>続きを読む
「許されざるもの」「グラン・トリノ」「チェンジリング」と、並んで、多々あるクリント・イーストウッド監督作の中でどれも甲乙つけがたいが1.2を争う程の傑作だと思われる。
役者陣の演技を引き出すその手腕と>>続きを読む
散々引っ張って、開始直後に数人が何のドラマも無くバタバタ死んで行くのを観て、真面目に観ようと考えるのをやめた。
その後も度重なるルール変更と主役の危機感の無さ、そして命を賭けて戦っているはずなのに全く>>続きを読む
好きな男に会いたいがために何度も脱獄した実在の人物を基にした映画。
ジム・キャリーはここぞとばかりに大袈裟な演技を見せて、最後も驚かされた感はある。
しかし、そこに至るまでに男同士の「アーッ!」な部分>>続きを読む
「チョコレート」「007/慰めの報酬」のマークフォースター監督、ジェラルド・バトラー主演。
スーダンに孤児院を設立し、今もなお反キリスト「神の抵抗軍」と戦い続ける牧師、サム・チルダースの活動を基にした>>続きを読む
原題「sucker punch」(=不意打ち)
少女達が辛い現実から逃げる為に妄想の中で戦うという「パンズ・ラビリンス」のようで、「カッコーの巣の上で」のような奥深いものを感じる。
ザック・スナイダー>>続きを読む
ラジオDJが熱狂的な信者に脅迫されるというストーカー映画。
本当に韓国映画はどんな題材にしても一定のクオリティを感じさせるから面白い。
特にこういった陰湿なサスペンス系を作らせたらもう十八番。
良い映>>続きを読む
救助を待つ二人は全く動かないのに、その二人の安否を心配する家族らの回想のみで涙を誘うという変わった作り。
だからこそ再開時の感動がひとしおで、この構成は、救出中にダラダラと電話をしたりする海猿は見習う>>続きを読む
既に5回以上観ているけども、一年に一回は思い出したかのように観たくなる程、強烈に心の中に残っている傑作。
少年兵が養成されていく過程はリアルで、父親と対峙したとしても揺るがない程に刷り込まれた洗脳の強>>続きを読む
「猿の惑星:ジェネシス」の監督に抜擢された、ルパート・ワイアットの初長編作品。
脱獄を図るグループを、計画、実行と時系列を交差させながら描いている。
なぜそんなややこしいストーリー展開にするのかとい>>続きを読む
韓国映画特有のポリスのダメダメさから始まって、疾走感溢れる追跡劇、そして報われなすぎるラストまで釘付け。
ハ・ジョンウ、キム・ユンソクは、二人共どんな作品に出てもその度に前の役を感じさせない程変化し>>続きを読む
真夏のギラギラ燃える太陽と蜃気楼さえ見える熱さの中、社会に対して日頃の鬱憤をぶちまけるマイケル・ダグラスの話。
「俺はハンバーガーが食いたいだけなんだ!」とマシンガンを天井にぶっぱなすシーンが最高。
どうしようもない中年のおっさんが常に切なさを醸しながら悪者たちに鬱憤を晴らすボンクラムービーで、同じなりきりヒーローものでありながらも「キック・アス」とは対極のような映画。
ケヴィン・ベーコンの悪役は>>続きを読む
超危険な年金生活者(=RED)の滲み出る哀愁をマシンガンで吹き飛ばす、頑張るじいちゃんばあちゃんの映画。
今は亡きアーネスト・ボーグナインは僅かの出演時間ながら貫禄のある存在感だった。
続編はどうなる>>続きを読む
テロリストに占拠されたホワイトハウスを舞台にたった一人潜入に成功した男の戦いを描く。
監督は「トレーニング・デイ」「ザ・シューター/極大射程」のアントワン・フークア。
OPは、ジェラルド・バトラー演>>続きを読む
DCコミックのヒーローものとしては他作品には敵わないものの、VFXは力が入っていてなかなか良かったと思う。
しかし、殴ってもガトリングで打っても結局効果があるし「意志の力」の概念があやふやだった。
続>>続きを読む
B級映画にちょこっと豪華な俳優陣が出ているのがウリ。
マーク・ウォールバーグ、マーク・ラファロ、レイ・リオッタ、ジェームズ・フランコ、ミラ・クニスなどなど。
それ以外は、低レベルな下ネタと申し訳程度の>>続きを読む
2時間10分という尺はこの映画にとって果たして必要かと言われればそうでもない。
前半部分もしっかり引きつけて適度にアクションもいれつつ飽きない。
トムの身長の低さが際立つ喧嘩シーンもあったが。
カーチ>>続きを読む
推理作家エドガー・アラン・ポーは何故死んだのか。
彼の最後の行動の意味は何なのか。
最後の五日間に起きた出来事を描いたミステリー。
現代は「THE RAVEN」
有名な「大鴉」という詩を題材にしたも>>続きを読む
フランス産アクション・サスペンス。
良くも悪くも王道である「逃亡者」モノです。
主人公が驚くべきタフネスさで、走るわ殴るわでおっさんとは思えぬ身体能力で逃げ続ける。
元銀行強盗犯なのでそれなりのポテン>>続きを読む
「よく聞け、俺は今から拉致される」
アクションは、動きがノッソリしているのをガチャガチャと動くカメラワークで誤魔化している印象。
仮免中の娘がトランスポーター並のドライビングテクニックを披露したり、大>>続きを読む
劇場で観たかった映画。
たぶん泣いてただろう。
桃さんとロジャー、二人の心の距離感が絶妙。
正式な家族ではないものの、何かと甲斐甲斐しく世話をするロジャー。
それに対して、あくまで家政婦として謙虚な>>続きを読む
熱心なトレッキーでもなく、前作を観た程度。
驚くべき映像の迫力と、130分を感じさせないスピード感だった。
前作より着実に進化していると思う。
アクションの間にちょっとドラマ、またアクション、と矢継ぎ>>続きを読む
ハリー・ポッターよりもさらに子供向けにしたような、神話の世界。
CGは水の表現等目を見張る部分もあったが、無駄なシーンが多く長い。
ヒロインの可愛さだけでなんとか観ようという気が起きたが、それが無けれ>>続きを読む
シベリアからインドまで6500kmを踏破した男達の真実の物語。
脱獄からのサバイバルもの。
主演のジム・スタージェスのほかに、エド・ハリス、シアーシャ・ローナンと脇を固めるキャストが豪華。
特に、ワ>>続きを読む
あのアンドリュー・ニコル×SFモノというので否が応でも期待は高まった。
しかし「時は金なり」という設定だけが先行した、劣化版ボニー&クライドのような尻つぼみなラストでがっかりした。
今から物語が動き出>>続きを読む
「エンド・オブ・ホワイトハウス」と「ホワイトハウス・ダウン」の違う所。
前者は男が孤軍奮闘してテロリストと戦う話。
後者は大統領と警護官志望の男がバディを組んで戦う話。
ほとんど同時期に制作された両作>>続きを読む
ウディ・アレン作品は、本人が出しゃばって出演していないモノの方が面白い事が多い。
「マッチポイント」しかり「ミッドナイト・イン・パリ」しかり。
「アニー・ホール」が評価されたのは登場人物が観客に語りか>>続きを読む
社会情勢が雲行き怪しい現在、笑える冗談と笑えない冗談がある。
社会風刺は、それとなくほのめかすのが良いのであってこうも全面的に押し出されては悪ふざけ以外の何物でもなかった。
スマートフォンで戦艦が動い>>続きを読む
「キック・アス」のマシュー・ヴォーンによって生まれ変わった新星X-MEN。
プロフェッサーの髪がフサフサだった頃のエピソード。
キューバ危機といった史実の中にミュータントとしての葛藤、そして考え方の>>続きを読む
「ハイテンション」「屋敷女」といった一味違ったバイオレンス描写で度肝を抜くフランス映画から新たな刺客。
前半はホラーやゾンビ系で笑える部分もあったが、中盤からの精神的な打撃力が半端ない。完全に引くレベ>>続きを読む
インドネシア発アクション。
マフィアが蔓延る30階建てのマンションに襲撃をかける特殊部隊とギャング達との死闘を描く。
これはもう半端ない。
間違いなく年間ベスト級、いや、アクション映画ファンにとって>>続きを読む
ハリウッドでポール・ハギス監督、ラッセル・クロウ主演の「スリーデイズ」としてリメイクされたフランス映画。
ポール・ハギス版はドラマ部分に重点を置いて、逃げ続ける哀しみが深さを増していたが、こちらはサ>>続きを読む
韓国の聴覚障害者学校で実際に起きた性的虐待事件の真相を綴ったサスペンス。
長年隠されてきた事実が映画によって公開されるやいなや、観客はその衝撃に激怒し300万人もの人々が署名を提出。「トガニ法」と呼ば>>続きを読む
頭を使う難解な映画を観たいなぁと思い、行き着いたのがコレ。
偶然タイムマシンを作り出した二人の男が、株で大儲けしようと企むお話。
設定だけ観るとよくあるお話なんだけど、とにかく話が複雑。
とくに後半>>続きを読む
「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟と、「ラン・ローラ・ラン」のトム・ティクヴァが送る群像劇。
過去、現在、未来と、6つの時代、500年間に渡る壮大な映画。
1849年、南太平洋の船医の物語。
1>>続きを読む