フォンディさんの映画レビュー・感想・評価

フォンディ

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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

いわゆる「不全」な環境で子供を育てることに関して、多くの作品がハートウォーミングで美化する傾向にあることについて、実体験のある身からするとモヤモヤするところではあります。ただ、今作はその辺りを綺麗事に>>続きを読む

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

2.8

「タイムループ×ラブコメ」ということで古典的な名作『恋はデジャ・ブ』が真っ先に思い出されるところであります。
さらにゲーマーの身からすると、ここ10年程でタイムループ作品が増えすぎたこともあり、かなり
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.0

やや高尚な雰囲気に退屈しかけてしまったが、良質な胸糞映画である。また「THE 映画」という質感の、しっかりした撮影による映像美も素晴らしい。舞台をちょうどいい具合の過渡期に設定したことで、いろんなタイ>>続きを読む

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.6

作中で「好き」と言わずに好きという気持ちを表現するのが映画だという旨のセリフがありながら、それが実践されていない作風。人物も小道具のように配置されており、「ここ笑うとこです」みたいなクドい演出も頻発す>>続きを読む

ヴァニタス(2016年製作の映画)

4.9

淡々としているようで、なぜか見入ってしまう映像。セリフもそれほど多くはなく、仲間うちでの軽口の叩き合いがほとんど。大きなストーリーもない。終盤まで音楽もない。それで、まったく飽きさせないのだから天才た>>続きを読む

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.5

懐古的なものを好まない性格であるため、思いっきりガードを固めて観た本作であるが、簡単にぶん殴られてしまった。ズルいよこんなの!
なぜなら、劇中において扱われる「過ぎ去ってしまった時間」と現実世界でのそ
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呪詛(2022年製作の映画)

3.9

台湾版『パラノーマル・アクティビティ』もしくは『REC』と言って差し支えないと思いますが、昨今だと『コンジアム』も『テイキング・オブ・デボラ・ローガン』なんかも良かったし、POVホラー好きとしてはジャ>>続きを読む

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.0

劇場版『笑ってはいけないシリーズ』と言うのが適していそうな幕開け。
前作同様、何も考えずに観られるエンタメ作品だが、それに加えてゴア表現の大サービスが嬉しかった。
そしてサメと怪獣とネズミ。中盤あたり
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.8

『ピースメイカー』の事前準備として観たというのが正直なところだが、最初からエンタメに徹していて良い。とにかく分かりやすい。何も考える必要がない。
バラエティ番組レベルにカット割りが細かく、ストーリーも
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.8

前作のストレンジはイマイチだった記憶があるし、スパイダーマンでも大戦犯をやらかしていた元凶の人だと思うので、だいぶ冷ややかな目で観ていた。
それが一体、これはどうなっているのか。最初からずっと生理的に
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

5.0

マイナンバーの代わりにこの映画を提示することで、役所の手続きなどが完了したりしないですか?というくらい何回も観た。
私に佐々木のような友人がいたわけではないし、主人公の境遇とも似ていない。それなのにこ
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星の子(2020年製作の映画)

4.2

日本が差別大国だという記事でネット上がザワついたことが、たしかあった。図星だったのか、身に覚えがなかったからか。いずれにせよ反論が目立った。どういうことか。
たとえばこの映画のテーマは、宗教にあるだろ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.5

『ダークナイト』『ジョーカー』の系譜に連なるような、暗くて残酷なトーンがめちゃくちゃ上質だった。
それはつまり、分かりやすいヒーロー対ヴィランの対比構造ではなく、社会システムにおける悪を投影するように
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.2

不純な理由で観た記憶がある。
アニャ・テイラー=ジョイとトーマシン・マッケンジー。2人のエロ可愛いさは言うまでもなく。そしてそれに尽きる。
映像と物語にゲーム的な手触りがあって、サクッとストーリーモー
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.4

かなりクセつよな世界観と、こういう映画を好きそうな人々のいけすかない雰囲気を想像してしまい、序盤なかなか集中できなかった。
それに加え、岡田将生がクルマで事故を起こすシーンがあるせいで、以降、ずっとア
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その日、カレーライスができるまで(2021年製作の映画)

4.1

作品紹介の文に「リリー・フランキーが、ほぼワンシチュエーションでの一人芝居に挑戦」とあり、それだけですでに面白い気がした。
子供を亡くし、妻とも別れた男の一人暮らしの様子を52分にわたって観る映画。
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