すだ(ナードマグネット)さんの映画レビュー・感想・評価

すだ(ナードマグネット)

すだ(ナードマグネット)

大阪のしがないインディーズバンドマンですが、ライブハウスより映画館でよく目撃されます。

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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

是枝監督の『誰も知らない』に影響を受けたショーン・ベイカー監督が『フロリダ・プロジェクト』を撮ったということを知っていると、どうしても『フロリダ・プロジェクト』と『万引き家族』には共通点を見出してしま>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

ジョナ・ヒルの妹の「ジョナ・ヒルの妹感」がすごい(でもかわいいよね)。たとえばこの物語から15年後くらいに、大人になったレディバードちゃんが思い返したら一番「ギャアーーー」となりそうな瞬間が詰まった9>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

オシャレじゃない方の80sリバイバル。徹頭徹尾ドライだった『アウトレイジ』シリーズとは対照的な暑苦しいやくざ映画でとても面白かったです。なんせ真夏でもみんながっちりスーツ。見てるだけで暑い。

デッドプール2(2018年製作の映画)

4.5

Xフォースの初陣の無様さを思い出しただけで元気に生きていける。久しぶりに涙出るくらい笑った。めちゃくちゃ不謹慎でくだらないネタのオンパレードなのに、その根底に実はめちゃくちゃマトモな主張が込められてい>>続きを読む

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.0

バンドマンとその彼女の物語だと思って観るとめちゃくちゃスッと入って来ます

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

5.0

月並みな言い方になるけど、どうしようもない地獄みたいな『現実』を『フィクション』の力で無理矢理にでも美しく輝かせてしまうのが映画の力なんだなあと。最初っから最後まで「思い切りブン殴られながら優しく抱き>>続きを読む

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.0

実際に起こった事件を、その場に居合わせた本人たちを集めて再現させる、というムチャクチャなチャレンジをする意味。それはたぶん劇中の「誰もが物語を持っている」的なセリフに集約されてるんだろうなーと。すげえ>>続きを読む

犬猿(2017年製作の映画)

3.5

あの凶悪な『ヒメアノ〜ル』を経た吉田監督が、その感覚を持ちつつ『さんかく』に戻ってきたような作品でとても面白かった。ちょっと後半白けちゃうとこあったけど。。

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.0

ヒリヒリした青春映画は好物だけど、露悪的すぎるとちょっと苦手かもしれない。画面サイズをいじるスタイルはドランのMommyみたい。しかしあのAVの冒頭インタビューシーンみたいなやつは要るのかな…。

羊の木(2018年製作の映画)

4.0

登場人物に対する印象が見てる間中グラグラ揺らぎ続ける、という点では『スリー・ビルボード』に通ずるところがあるかも。何度か出てくるバンド練習のシーンが異様にカッコいいのは何だったんだ…。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

5.0

こっち側から見たら四角く見えるものでも、あっち側から見たら丸く見えているのかもしれない。そんな風にいろんな側から「人間」を見せてくれる映画が大好きで、これは完全にそういう大傑作。終わってからしばらくこ>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

2.5

チャニング・テイタムのガチ勢にとっちゃ予告編詐欺ですよこんなもん。『最後のジェダイ』のポーグぐらいの扱いじゃないか!あと全体的に各キャラへの愛が無い。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

面白かったんだけど、『フォースの覚醒』でルーク・スカイウォーカーにまつわる一切を後回しにしてしまったおかけで壮大な残務処理をする羽目になってるような印象を受けてしまった。宣伝で「誰もみたことのないスタ>>続きを読む

スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

世間的には「エピソード4を焼き直しただけ!」なんてことを言われがちな作品ですが、終盤で旧シリーズの重要人物が退場した直後にレイ、フィン、カイロ・レンの3人がライトセイバーで戦うくだりは「新しい世代のス>>続きを読む

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.0

『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』の監督が、あのノリのままマーベル映画を撮ってしまってちゃんとメチャクチャ面白くなってるという奇跡。『ガーディアンズ〜』以降こういう方向にも振り切りやすくなったんだ>>続きを読む

ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

5.0

Netflixに加入しててグロ描写&不謹慎ギャグに抵抗の無い人には是非とも見てほしいホラーコメディの傑作。これでもかというほど伏線を回収しまくる展開が楽しすぎた。「おいおいホーム・アローンか〜?」って>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.5

『IT 』の怖がらせ方が「ほらほら怖いでっせ〜〜!怖いやろ〜〜〜!!」とわかりやすかったのに対し、こっちはひたすら「なんかわからんけど気持ち悪い…」って描写をジワジワ積み上げていくスタイルなので、僕は>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.5

『ストレンジャー・シングス』以降のホラー映画(フィンちゃんも出てるし)。子供たちみんな最高だし、ものわかりのいい大人が一切出てこないというのも徹底されてていいです。クライマックスが若干物足りなかったけ>>続きを読む

オクジャ okja(2017年製作の映画)

5.0

大傑作。もうサムギョプサル食わない。いや、結局そのうち食っちゃうんだろうけど、それでも己の日頃の消費行動を少しずつ見直していくきっかけになると思います。とてつもなく面白いエンターテイメントでありながら>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.5

1作目の「足洗ったはずの殺し屋が元ボスの親子とガチバトル」というプロットは同時期に公開してた『ラン・オールナイト』と被ってしまい、そっちの方が好きだったりしたんですが、それでも殺し屋ホテルの設定とかは>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.5

『沈黙』に引き続き、アンドリュー・ガーフィールドが日本で信仰心をメタクソにされるお話。パードレの想いが数百年後にちょっと報われたのだと思うと更にグッとくるものがありますな。戦争の是非はともかく「目の前>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

5.0

2作目が「父と子の物語」なので、いよいよスターウォーズみたいになってきた。ので、日本でももっとスターウォーズ級に盛り上がってくれないとさみしい!いけてるグッズをもっと売ってくれ!「リミックス」なんて邦>>続きを読む

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ良い作品なのは間違いないんだけど、これに向けてX-MENシリーズほぼ前作復習してから臨んだので、これまでとの暴力描写の落差とストーリー展開のショッキングさを飲み込むのに時間がかかってしまっ>>続きを読む

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.5

なんて優しい映画なのか!各キャラクター好きにならずにいられない。母を理解しようとするため「女性」について勉強する少年も、理解できないなりにも息子に歩み寄ろうとする母親も、どっちもキュートですよね(ブラ>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

4.5

巷の宣伝から予想される「ばかうけ風の宇宙船が地球を侵略しにきてあら大変!」みたいなノリで観に行くと度肝を抜かれること必至。宇宙人についての話ではなく「人生」についての映画でした。私的上半期号泣大賞。

クラークス(1994年製作の映画)

3.5

「チェイシング・エイミー」ケヴィン・スミス監督のデビュー作。ボンクラなコンビニ店員が変な客や友人や恋人とひたすらダベってるだけの90分間なんだけど何故かめちゃくちゃ面白い。主人公の女性観が未熟かつヒド>>続きを読む

永い言い訳(2016年製作の映画)

4.5

小説家でも映画監督でもバンドのソングライターでもなんでもいいけど、「作品」というものはどうしようもない自分自身や傷つけてしまった誰かに向けた「言い訳」なのかもしれないですね。西川監督ならではの胃がキリ>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

5.0

この映画の影の主役は兄貴です。さんざん傷ついて、絶望して、ずっと逃げ出したかったであろう彼が弟に託した想いと、最後のあの表情に、私は滂沱の涙を流し顔がカピカピになったのでした。あとあいつら直近でハマっ>>続きを読む

PK(2014年製作の映画)

5.0

私の2016年ベスト映画。間違いなくインドならではのストーリーであるものの、よくこれインドで作れたな…とも思う。宗教が孕む矛盾に切り込む内容と言うとすごく小難しい映画に聞こえますが、インド映画らしくみ>>続きを読む

エルフ 〜サンタの国からやってきた〜(2003年製作の映画)

5.0

ズーイー・デシャネルが歌うシーンある映画だいたいおもろい説。ウィル・フェレル主演ですが下ネタは無いのでご家族で安心して楽しめるし、ひとりぼっちで観てもとてもあったかい気持ちになれる最高のクリスマス映画>>続きを読む

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.5

自分の中でボーンさんの最大の魅力は、観終わったら心なしか自分も仕事の効率が上がってるような気になるほどの「手際の良さ」なんですけど、待望の最新作はそこがちょっと弱かったのが残念。お話もちょっと飲み込み>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

4.0

正直、予告編を見たときは「うわーキャストみんな泣いてる!めっちゃ泣いてる!クドそうー!」って思ってしまったんですけど、すいませんでした、凄かったです…。確かにみんなめっちゃ泣くんだけど、そこに至るまで>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.5

邦題は『ハドソン川の奇跡』だけど、実際の中身は「奇跡ちゃうし。実力やし。」と証明するプロフェッショナルたちのお話なのでした。だからドラマチックなクライマックスで「うおー奇跡だー!」とはならず、ただ淡々>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

Twitterで何人かから「心のキレイな若い人なら感動できるらしい」と言われたのはさすがにカチンときたぞ!!!どうせおれは心の醜いおっさんだよ!!!!

まあでも前半の入れ替わりコメディ部分は楽しかっ
>>続きを読む

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.0

楽しかったしハーレイ・クインは最高だったけど、さすがに後半グダグダすぎませんか?(バーのシーンのダサさ!要らなさ!) だいたい悪党を集めたチームなんだから真面目に戦わせちゃダメだと思うんですけど!「テ>>続きを読む

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