常時狂う兄さんの映画レビュー・感想・評価

常時狂う兄

常時狂う兄

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生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.3

話も地味かつ全員地味顔で言うべきことを喉に詰まらせ、奥ゆかしい時代。終わりが近づいて人生の意味をみつめ、行動する気力が凄い。体調も悪いのに。何を演ってもビル・ナイなところはあるけどビル・ナイ好きなので>>続きを読む

さよなら、人類(2014年製作の映画)

3.3

観ながらモゾモゾしていた。高尚な絵画を前に不謹慎な笑いを堪えるような感覚。北欧独特の試される感じというか何というか。逆転のトライアングルやザ・スクエアの監督でも感じたけれどそれよりももっと気持ち悪い。>>続きを読む

フューリー(2014年製作の映画)

3.2

シャイア・ラブーフのこなれ感、戦車の斜めな乗り方が良い。バーンサルの意地悪みも似合ってる。

アナコンダ(1997年製作の映画)

2.9

この頃のジェニロペはヒスパニック感強かった。一時期しつこいぐらい金ローでやっていた記憶。

(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

3.0

前に観たものがまたアマプラに上がってきた。
予算があれば面白くなりそう。マット・デイモンとかで見てみたいです

チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

3.3

老旦那ヴァルツが意外にも人格者だった…。不眠症のディカプリオのようなデハーンと可憐なアリシアは画になっていた。事の顛末が面白い。

真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.4

動く絵画みたいな映像美
可憐で無垢な下女スカヨハがピアスを通すシーンが官能的。

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.4

こんな内向的で大人しい子がどうやって御曹司と出会ったのか謎だったけれど、これくらい自己主張なく周囲の顔色を伺う(言いなりの)子がこの家庭には望まれていたんだなという感じ。ヘイリー・ベネット上手いな〜。>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.4

フランスぽくない面白さ。テンポよくて気持ち悪さを忘れる。娘の彼氏のムカつき具合も良かった。

プライマー(2004年製作の映画)

3.1

わかりづらい。わからせる気もないような…。しかしテネットの元ネタと言われるのは理解できる。

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.2

サムネが要点を突いていて面白い。
白人の思う黒人、白人にはどうでもいいアジア人など白人の主観で成り立つ世界を皮肉っている。途中の家族問題はダレて長く感じるけれど、ジェフリー・ライトが凄く良い。

LIFE!(2013年製作の映画)

3.1

空想の感じはダニー・ケイの方が好きかも…。スケボーのシーンはこれをやりたくて撮ったのではないかと思うほど気持ちいい。

オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.4

面白い設定。流れるダンスのような攻撃スタイルが格好良い。裏切り者をあんまり憎めなかった。

ヘッドハンター(2012年製作の映画)

3.4

前半と後半では印象が別物な映画。
しかし主人公があんなに根性のある奴だったとは…そんなガッツがあるならさぁ…。

カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.1

ガチャガチャしたカジノのギラついたギャンブラーの話ではなく、静謐な雰囲気のオスカー・アイザックの渋さを際立たせる映画だった。モーテルなどもっと汚くてもいい所が整然としていて印象的。全編抑えたトーンで間>>続きを読む

5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

3.4

気持ちの良い周囲の人間、本人の前向きな人柄にグッと来るが決して感動ポルノになっていない作りが良い。

トップ・ランナー(2006年製作の映画)

3.0

スポ根モノとしては華に欠け、不屈の精神というほど壮大なドラマもない。地味で淡白な描かれ方がイギリスらしく、説明しすぎないところが良かった。スキージャンプの日本チームに対するのと同じ様な事(勝たせないた>>続きを読む

大脱走(1963年製作の映画)

3.4

何度観ても缶詰めにつられて財布をスられる見張りが情けない。
絶対アメリカ人が良いところ持って行くなぁ

審判(2018年製作の映画)

2.9

映像もお芝居も世にも奇妙な物語のような気味悪さ。自宅や会社がCGみたいに人物と浮いてる。女優さんの雰囲気も何か変。不条理劇って観るより読む方がいいのかも…

俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー(2024年製作の映画)

3.0

ジョン・シナの子供時代のジョークが一番キツかった。
誰かエビを茹でてる?も。
ウィリアム・H・メイシーに何させてる。

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

3.3

ポール・ジアマッティってクセあるのにパッと見どこかにいそうなフツーさもあって面白い人だなと思っていた。トロンとしてるだけなのに意味深な眼差しさせたら右に出る者ない。喜楽の匙加減が良かった。この時代の懐>>続きを読む

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

2.8

常にダルそうな額の広い男性と此処ではない何処かに心を遊ばせる平凡な主婦。
最初の独白が良くて面白そうな気配を感じたものの、寝そうになってしまった。ごめんなさい好みではなかった。

好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

3.1

夜道に停まってる車に女性から乗り込むほどアイスランドって治安良いの…?それと、職場の民度が低すぎてギョッとした。同僚男性が幼稚!
本気で力出せば強いフーシ。無駄に他人を害しないのに他人は都合好く人畜無
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.3

音楽の使い方のクドさ、弾丸数の派手さがリュック・ベッソン。
統率のとれすぎた犬たちがファンタジー味あるのだけど、不遇のケイレブの痛みに寄り添い忠誠を尽くしすべてを見守る姿に涙。予告編から想像した通り、
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帰らない日曜日(2021年製作の映画)

3.0

タイトルが素敵だなと思って観た。
フランス映画みたいな雰囲気を感じたらフランス人の監督だった。裸体や部屋の装飾の撮り方が芸術的で官能的なシーンもエロくはなかった。全体的に少し退屈したけれど美しい映画を
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ハモンハモン(1992年製作の映画)

2.0

惜しげもなく胸を放出するペネロペ。
これが16歳のデビュー作って。
映画としては何が何やら。ボンボンの彼氏もなかなかの人格してるしみんな激しくネジが外れてる。何なんだあのラストは。ペネ・ハビ夫婦の出会
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キルロイ 全米一過酷な刑務所で40年を過ごした男(2021年製作の映画)

1.9

過酷なのは刑期の長さ?と思うほど刑務所の空気感はぬるい。その辺りの厳しさが見たい人には期待外れかつチープな作りです。

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

3.3

ケイト・ブランシェットって気難しそう。日本で迂闊にインタビューすると愚問に鋭く反応するし。こういう完璧で綺麗な人が病んでいく演技が好き。でも今作はあまり共感できなかった。いやしなくていいのか。

ガスパール/君と過ごした季節(とき)(1990年製作の映画)

3.2

この映画に出てる若い頃のヴァンサン・ランドンがノッキン・オン・ヘブンズ・ドアの優男JJリーファースとちょっと被って見える。捨てられてたお婆ちゃんにパスタを茹でてあげるところからすべてが優しい。円盤では>>続きを読む

トゥインクル・トゥインクル・キラー・カーン(1980年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

妙なタイトルにつられて観賞したら またえらいことに……。

クリストファー・リーヴとハビエル・バルデムを合わせたようなケーン大佐。青白く虚ろな目の何とも言えない四角い顔をしている。闇が深そうで絶対何か
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パリのどこかで、あなたと(2019年製作の映画)

3.1

「ワンダーランド駅で」みたいな、近くにいるのに出会いそうで出会わない男女の日常。いつか交わる期待がつのるすれ違い。
しかしこんなにハッキリしないフランス人男性もいるんだなぁ…
女性の方は化粧っ気なく綺
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

3.6

カウリスマキ映画の乾いた靴音が好き
全員死んだフライパンの様な表情の欠落した顔なのも毎度良い。
一見味気ないシンプルな筋書きが凄く凝って見える。独特の味わい

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