常時狂う兄さんの映画レビュー・感想・評価

常時狂う兄

常時狂う兄

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アウトサイダー(2018年製作の映画)

3.4

寡黙なレト氏が格好良い。
スマートなスーツ姿が絵になる。
涼しい顔して指落とすし大腿部を撃たれてもかなり歩けるレト氏。
言えと言われて放ったジョークを解説されるほどの苦痛にも耐えただけある。
忽那汐里
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私は世界一幸運よ(2022年製作の映画)

3.0

虎視眈々としたミラ・クニスの傷と決心を見守る。
フィアンセほか脇役たちの描かれ方が雑でザ・添え物感満載だった。

ハボック(2025年製作の映画)

3.0

凄い火力。香港映画みたいだった。
女の子がかなり戦えるので守らなくてもよさそうだった。

ミツバチに囲まれた男(2015年製作の映画)

3.0

ちょっと変わってる。なにこれ?
人が消えるといっても主人公に見えなくなるだけで存在はしていて、透明人間を相手にする感じなのだけど相手が音を鳴らしても声を発しても色付きの液体を浴びても何も見えない。感触
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Sharper:騙す人(2023年製作の映画)

3.1

オチは読めてしまう。
悪いセバスチャン・スタンが良い。

オールド・ガード 2(2025年製作の映画)

3.3

まさか、これでまだ終わらないのか。
あの人が本懐を遂げる姿を見届けるのはせつなかったが納得。
不死って拷問も永遠なのが恐すぎる。
設定上キャストが老けることが許されないと思うので加工処理されるのかわか
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国宝(2025年製作の映画)

5.0

ないのは家柄だけ、だけど家柄と芸と両方揃っていたらあの境地に達しただろうか。
出自に泣かされ泥水を飲んで虚無の目になったり、申し分ない生まれなのに持たざる者に負けを悟って涙したり、それぞれの苦悩を経て
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

主演女優が必ず痩せていなきゃいけないわけではないのだけど、有能スパイにはあんまり見えなかったブライスさん。ごめんなさい!神経研ぎ澄ませて過酷な世界を生きるシャープな姿をつい期待してしまいましたが、数年>>続きを読む

インスティゲイターズ 〜強盗ふたりとセラピスト〜(2024年製作の映画)

2.9

マットとケイシーの緊張感のなさよ。
笑わせに来る箇所も笑うには中途半端というか、仲良しの内輪ノリを見せられているような気がしてしまった。ごめんなさい

深い谷の間に(2025年製作の映画)

3.0

マイルズ・テラーが渋くなっていた。
この人もマッチョ化していくのか。
谷を隔てた前半は雰囲気があって良かった。前半は。

ザ・コンサルタント2(2025年製作の映画)

3.4

シリーズ化を匂わせて終わった前作から8年。続編もうないの?と思っていたのでビックリ。
当然歳をとったベンアフに対してバーンサルはあんまり老けていない。何を食べているんだろう。
クスッと笑える箇所もあっ
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はるヲうるひと(2020年製作の映画)

3.3

子供に鉛玉を飲み込ませて長く苦しめることになったりするから、親の口止めって罪深いなぁと思う。
病んだ人たちしか出てこず、いつのどこの話なのかわからない感じたったけれど、哲雄の「真っ当な」家庭が映されて
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蜘蛛女(1993年製作の映画)

3.3

金曜ロードショーか日曜洋画劇場かで昔この映画が放映されていて、またこれ?と思うほど何回かやっていたような気がする。全然お茶の間向きじゃないのに…当たり障りのない定番作品しかやらない今からすると考えられ>>続きを読む

ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

3.4

兄の葛藤は当然だし可哀想になるのだけど、出所したての腹違いの兄のさりげないフォローに涙。

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.5

錚々たるキャストが贅沢
どのセリフも伏線だらけで回収も完璧
この人達のNG集がいつも面白い
ショーンの次に好き

ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング(2025年製作の映画)

3.4

武闘派ではないベンジーが惜しみなく現場に身を投じるようになってから、いつも無事を祈りながら観てきた。
過去作の端役を再登場させるワクワクは前回を上回り、ダンローの人生だけで映画1本作れそうなほど感慨深
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アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方(2024年製作の映画)

3.4

に、似てる。実在の人物をこうやって完コピして演じるのって本当に凄いなと思う。ナオミ・ワッツのダイアナも似てたけど、仕草や口の動かし方まで凄く似てた。メンターが悪すぎ!しかも吸収しすぎだと思う。ジェレミ>>続きを読む

アセスメント ~愛を試す7日間~(2024年製作の映画)

3.0

審査に受かる気がしないし、嫌な事が起きる予感しかせず、見終えて何を思ったらいいのか分からなかった。退廃した近未来の物悲しさは良かった。
不幸な子供がいなくなるなら、厳選された者だけが親になれる世界は平
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セレニティー:平穏の海(2019年製作の映画)

2.3

この仕上がりになると知っていたら主演の2人は出ていただろうか。

アマチュア(2025年製作の映画)

3.4

ジョン・バーンサルの出番はもっとあったけどカットされたんでしょうか。後々なにか効果的な役割があるのだろうと思って見ていたらなんにもなくて、本当にビックリした。あれなら要らない。
憔悴しながらも頭脳フル
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フランス(2021年製作の映画)

3.1

レア・セドゥがよく泣く。
あのいつもの軽蔑の極みのような冷え切った眼差しに、ブロンドと赤い口紅がよく似合う。でもフランス映画って時々言っていることがよくわからない。マネージャー的な中年の女性は特に、本
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ZOO(1985年製作の映画)

3.4

高尚な変態グリーナウェイ。
裸体も死骸もエロくもグロくもない。

彼らは妻を亡くし
私はお風呂に入る

悲しみに味はない
酸っぱいだけだ

台詞も毎度のこと意味不明なのに何かお洒落で感傷的に聞こえてし
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THE FALLS(1980年製作の映画)

3.0

笑い声の入っていないモンティ・パイソンのスケッチみたいな雰囲気がひたすら続く。3時間…もう、なにコレ状態なんだけど嫌いじゃないです

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.5

軽く忘れた頃にたまに思い出して観たくなってしまう映画。
いつもカフェにいて数字を列挙していた小人症の女性が残酷な伏線回収を担っていてウッ…となる。
仏頂面のジェフリー・ラッシュが奈落の底に突き落とされ
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

ブレンダン・フレイザーの説得力ある画力が凄い。
部屋でしんどそうに巨体に埋もれ、娘から容赦なく棘を向けられる姿は見てるこっちまでしんどくなってくる。
父を恨む背景を踏まえても娘の素行が悪すぎない?
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蛇の道(2024年製作の映画)

3.0

前衛コントを見てるみたいだった。
アルベールが終始モタモタしていて何かちょっと…ごめんなさい。本国では風格あるのに外国映画に出ると間抜けに見える時ってありますよね。
監禁場所が開放的で、繋がれる人も結
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フォールガイ(2024年製作の映画)

4.0

本当は全部痛かった……そうだよね!!
ボートで本心を言うシーンが綺麗!
シリアスで寂しげなゴズリングも良いけど軽くて痛快なゴズリングも簡単に2時間を奪っていく。
スタントマンに敬意を感じるエンドロール
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犬人間(2022年製作の映画)

3.4

冒頭から静かに怖い。その犬マスクじゃ、本当の口には届かず食べれてないよね…?歯磨きやシャンプーも中の人は見えないままお世話されていて危ない臭いしかせず、いつカオスになるのか?と思いながら観ていた。女の>>続きを読む

劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

3.3

スーツは鎧で心は医療着の音羽先生が本当の生命線。
今回は溜めに溜めて登場。
火に包まれ過ぎ、絶体絶命と思案シーンの漫画的演出、そんなわけないんだけど欲しい感動ぜんぶもらえる安定のスーパーヒーローもので
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

3.1

アレックスだんだんお父さんに似てきたな…。噂のミア・ゴス初鑑賞、初めて喋っているところを観て英国人だったんだ!と思った。酔うようなビジュアルのグロさに、何がしたいのよという感じが今回も良かったです

13F(1999年製作の映画)

3.3

グレッチェン・モルの演じ分けが上手くてスーパーのレジ係役にグッと掴まれた。お人形演技の美人女優だと思っていてごめんなさい。ヴィンセントドノフリオのキモメンも安定の良さ。見始めしばらくは何?何が起きてる>>続きを読む

Blink Twice(原題)(2024年製作の映画)

3.4

島っていうのがもうね…。
これが映画の中だけの話とは思えなくなった事もエグい。
それにしても、記憶はなくても身体は相当痛むはず!
悲惨な被害の分きっちりカタルシスもあり最後の落とし方も面白かったです

男ゴコロはマンガ模様(2015年製作の映画)

3.5

ジェマイン・クレメントのとぼけた哀愁とアクセントが良い。娘たちへのゆったりとした接し方にほっこり。別れた妻の逸脱具合が激しく、振り回されて、くたびれながらも前に進む。行間を読ませる漫画がうまい。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.0

その頭脳に見合わず脇の甘いオッピーに対して、彼より読みが鋭く、泣き言も言わずに状況を察して夫を奮い立たせる妻が男前だった。豪華なキャストを数える楽しみはあったけれど、映画としての満足度はあんまりでした

アドヴィタム(2025年製作の映画)

3.0

回想がのんびり長くて間延びしてしまう。
ギョーム・カネが登ったり飛んだり頑張るのだけど、アクションはどれもモッサリしている。追っ手をかわすのにパラグライダーでゆる〜く浮上していく姿には参りました

ブルーム・オブ・イエスタディ(2016年製作の映画)

3.3

どれだけ時が流れても絶対に避けて通ることのできない負の遺産が恐ろしい。
終始躁鬱的なテンションの映画だったので見終えて凄く疲れた。