みさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

み

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劇場版 奥様は、取扱い注意(2020年製作の映画)

3.0

よくある設定の既視感のある物語に落ち着いてしまっていて、記憶喪失設定が、2人の良さをも消してしまってる。綾瀬はるかのドラマのキュート感、西島秀俊の公安キャラが劇場版では生かされてない。

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.4

ゲイやマザコン、歪んだ自己顕示力、肯定力等ストーリーを重厚に出来そうな要素はありつつ、この主人公を描くのには、感情を必要としない演出のためか、見終わってみれば、ただ淡々としたサイコパスの姿だけが残った>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.6

坂元さんの脚本、細かな言葉の選び方は流石です。
甘くて苦い経験。どこかでずっとちよっと生き続ける思い出。傷ついても、面倒でも全力の恋愛っていいな、若いっていいな、と思わせてくれる作品。
持論では、好き
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.0

ないものねだりな自由ほど楽しく、叶わない恋ほど儚く美しい思い出。
オードリヘプバーンの魅力がつまった作品。美しさはもちろん、キュートな部分が魅力的。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.0

夢を追いかける過程が辛いようで一番輝いていた。夢と現実には天秤にかけられない選択があったり、応援しているようで被害者妄想に陥ったり、結ばれないからこそ綺麗に見えたり。若さゆえの物語。
音楽の効果もあり
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.5

人生を左右するくらいの出会いに出会えたことが奇跡で財産で運命。何年経っても色褪せない名作

映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ(2021年製作の映画)

4.8

こんなにも可愛いくて、切なくて、癒されるキャラクターは他にないと思う。そのキャラクターが繰り広げる優しい世界を見ている間は世俗から離れて幸せになれる。前作とはまた違った次元で泣けてきた。すみっコ達の活>>続きを読む

フィギュアなあなた(2013年製作の映画)

2.8

前にもcs でやってるときに柄本佑だと思って見はじめて。序盤の安いAVもどきなストーリーがインパクトあって覚えてるけど、ラスト思い出せなくてラストまで視聴。
空気人形とアプローチ似ている感あったけど、
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.5

何気ない言動が、嫌味なく大袈裟でもなく誰もが体験したかのような感覚を得られるのは、のんちゃんの魅力からくるものかと。
お一人様の友達や恋愛の間で揺れ動く複雑な心境に、共感する女子おおいと思う。

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

殺りがいにやりがいを覚えた男の物語。予備軍はどこにでもいるであろう。ただ、殺人者になるかならないかでは明らかに違う。人間か、ジョーカーか。その境目は大きい。
無くすものが無い人は、他のものを勝手に奪っ
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.3

アメリカの自由の国の自由の意味って、自分勝手が勝つという意味なのか?と前々から思うこの頃。
少なからず作品の中の女性達と同じような体験をした人は世の中に溢れるほどいると思う。ロジャーみたいに悪いと思っ
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さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

2.8

アプローチが今見ているドラマ高杉彰良とかぶるなぁ、って思いながら、面白いテーマであるんだろうけど、ストーリーが弱いのでBL臭ばかりが悪目立ちする感。
怖いのは霊でなく人間。そして1番の難関は自分自身と
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.3

社会風刺的な要素の中に、世の中はこうやって作られた流れに人々が手のひらで踊らされているだけなんだと私たち視聴者に対して問いかけのような、ある意味嘲笑うかのような作品。炎上上等な商売は速水みたいな人がた>>続きを読む

約束のネバーランド(2020年製作の映画)

3.0

北川景子の目力、グランマのラスボス感、渡辺直美の存在感は良かった。既視感あるネタなんだけと、子役3人がまぁ棒なんで、ある意味ファンタジー感逆に醸し出してたかも笑 
個人的には、とーりの無駄遣い。部分的
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罪の声(2020年製作の映画)

3.3

大人の自己満足で、子供に負の連鎖を与えたらアカン。革命を起こすより、身近にいる大事な人を幸せにする方がはるかに大切で難しい。
野木さんらしい書き方だった。ドラマとしてもう少し丁寧に描かれたものを見てみ
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朝が来る(2020年製作の映画)

-

特別養子縁組で、名前を教えあったり、顔を合わせたりすること自体ありえないし、こんな団体あるとしたら、不信感しかない。物語だから、と言うのであれば、このデリケートな問題を現実とちがった扱いで世の中に出す>>続きを読む

天外者(2020年製作の映画)

3.3

2時間でまとめるから仕方ないけど、かなり駆け足気味かな。スペシャルドラマだと思えば出来良い感じ。映画としては配役がみんな若い人ばかりだし、セットが現代劇並にきれいすぎたり、重厚さに欠ける感じ。それが狙>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.8

キラキラした恋愛映画と真逆な、自分の周りにこんな子1人はいるよね、って映画。あるある!いるいる!ネタが多いけど、映画としては新鮮な感じもした。
2番目に好きな人との方が幸せになれる、とか好きな人より自
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.5

今もいるよね、このタイプ。正義も押し売りするとタダの危ない人。社会の何処にいるか?どこにスイッチがあるのか?と考えるとまぁ世の中怖い怖い。
自分の不甲斐なさや不満を社会のせいにする人はどの時代にも存在
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.0

お金はあるけど愛に飢えている人と、愛に恵まれているけど、どこか病気も合い重なって人生に未練を抱いてる人。
この余命僅かな2人の出会いで、お互いの満たされない部分を補うかのような関係が魅力的だし、描かれ
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人数の町(2020年製作の映画)

3.3

ブラックファンタジー。フィクションな世界なんだけど、作られた情報や流行の中で生きている毎日、どこかでこんな世界はあるだろうと日々感じていたので、ある意味ノンフィクションな世界にも感じられる。

個人的
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ガールフッド(2014年製作の映画)

3.3

恵まれた環境でなくても、自分の意思で進む方向には顔を向けれる、くらいの小さな希望だけど強い希望があった。
女の子の視点から描かれている世界が新鮮でもあり、眩しくも悲しくもあった。

パニック・フライト(2005年製作の映画)

3.3

無駄なシチュエーション部分が無く、テンポの良く、普通よりは短めな時間設定、全てプラスな映画。流し見のつもりが、見入ってしまった。
後半あたりは私にはちょっとしたホラー映画のようにビビりながら楽しめた。
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.3

やり直せるとしても、みんながみんな良い方向に向かう訳でないってね。
tbsドラマの仁の中で、幾つもの世界が平行線に進んでいる。その時空を南方センセは超えてきた、みたいな話をしていたのを思い出した。以外
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(2018年製作の映画)

2.2

ストーリー的に悪くはないけど、2時間ドラマにありがちな感じ。というか、ドラマ以下かな。なんか全体通して安っぽい残念な仕上がり。途中早送りしてしまった。

シャイニング(1980年製作の映画)

3.5

この時代に単純に映像と音楽で醸し出す不穏な美しい世界観は素晴らしいとは思う。
美しい画面のおかげで、この作品に私はあまり怖い印象は受けなかった。
ストーリーは深く突っ込まない方がいいのかもだけど、息子
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ザ・ビッグ・シェイブ(原題)(1968年製作の映画)

3.3

みんなと同じくオリバーからの視聴。
この短時間で、恐怖というか、感情逆撫でられる感がすこい。

ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.6

強盗なのに、正義の味方にも見えてきちゃうキュートで応援したくなる3人のキャラがとても魅力的で楽しめた。
ここまでセンスの無い邦題が珍しい。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.8

細かい部分のツッコミどころを気にするのは野暮だと思わされる映画。流れる音楽に身を任せてスピードに乗って見る、体感する映画。
音楽がここまで活きてる作品は久々。まだそれほど古い作品でないのだけれど、どこ
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セブン(1995年製作の映画)

3.8

公開当初からずっと見たかったのが、何故か今となっての初見。モーガンフリーマンの作品はなにかと味があって好き。
作品当時は、映画もドラマもラスト思いとどまらない系、残酷無念系多かったよなぁ、なんて懐かし
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アウトブレイク(1995年製作の映画)

3.3

パンデミック下のアメリカの対応がよく分かる作品。犠牲あっての正義をここまでつらぬけるからこそ、都市封鎖ができるんだろうな。感染症も戦争も力ずく。飛躍しちゃうけど、原爆投下の正当性も同じ理由。
命令で人
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インセプション(2010年製作の映画)

3.6

他の映画と違って、ネット上のあらすじや解説を読んでから見たほうが面白く見れるんではないかと思う映画。
予備知識無しでみるには難解で、ラスト20分ぐらいにやっと面白く感じてきて理解できてきた。もう一度見
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

4.0

安定の面白さなんだけど、前作の圧倒的な展開を体感してしまうと、少し地味なような、強引なお約束感にまとめたような印象。それが面白みでもあるんだけど。
それでも最後の最後まで目が離せない、裏の裏がさらにあ
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.6

監督の脚本の一語一句に込められている意味やメッセージが深い。ブラックや皮肉の中進む物語の前半と後半のさまざまな対比に作品の重みを感じる。
事件としては、今の時代たったら、と歯痒い想いも多々。