ピットココクーさんの映画レビュー・感想・評価

ピットココクー

ピットココクー

スペクトル(2016年製作の映画)

4.0

なかなかミステリアスで面白かった。米軍が局地で作戦展開中に肉眼には映らない敵が跋扈!?その正体は?

有名な「血が出れば殺せる」、、いやこいつらあの戦闘狂の某宇宙人とは違う、、血が出ないよ:(´◦ω◦
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.3

うーんいい意味で退屈😅
さすがにマンネリかなあ。
1作目はなんか凄いことやってる感あったけど流石のキアヌにも老いの翳りが。

犬は可愛い、正義。

階段落ちはしつこくて笑った。
ワンコやら階段落ち盲
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.8

こんな街いやだ!😖

ここはロスエンジェルス。天使の街だ。翼のないお前は飛べないだろう。田舎へ帰れ。

まさにゴッサム、悪徳の街。

ケビン・スペイシーは既にオスカー俳優。ガイ・ピアースとラッセル・
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

リンチ版の展開や原作小説があるからストーリーは想像以上のことは起こらない。part1以上のインパクトはないかなあ。ナビゲーター(航海士)くらいのをぶっ込んで来ないとね。あるいは、謎の超技術でクローンダ>>続きを読む

心と体と(2017年製作の映画)

3.5

過去記録。

同じ夢を見る男女。

ノーカットの屠殺シーンがあるので心臓の弱い人は注意⚠️

REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.5

ザック・スナイダー監督が自ら撮るために書いたスターウォーズの没シナリオが日の目を!?

中身はネズミ王国に買い取られ擦られすぎてもうペラペラまですり減ったかつて星間大戦という名のだったものの何か、その
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伯爵(2023年製作の映画)

3.3

こいつぁインテリ向けのアートだぜい。

ピノチェト前後のチリの簡単な歴史、アルゼンチン絡みのフォークランド紛争時のイギリスとの関係を知らないと込められた皮肉が分からない💦

それにしてもうちの環境では
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.9

怖いわー、人間が1番怖いわー。

パーフェクトな笑顔を張り付かせるロザムンド・パイクも怖い。

みんな仲良くクソ野郎。現実に出会ったらこういう人からは全力で逃げないといけません。破滅させられます。
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ビザンチウム(2012年製作の映画)

3.3

ゴシックホラーを期待していたら、ボーイミーツガールだった件

お母さん200年以上を生きてるのに生活の糧がそれかい!もうちょっと勉強して手に職つければいいのにって思っちゃった。なおさら今の価値観なら男
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

ジャンルを宣言してるので先行きが不穏しかないのは分かってるところだけ安心感🤣

出てけ!ゲットアウト
白人彼女の実家に訪れる黒人彼氏。
招かざれる客への出てけ!
招かざれる
招か、、ひえー

ホラー系
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.9

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ

何を考えているか分からない風情は、まさにこの映画の主人公に相応しい。

火遊びの無垢な笑顔は彼の心が善悪を超えた世界にいることを示す。

被害者にとっては不条理以
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

4.3

神は不幸な人間の元に必ず犬を遣わす。

DOG ←→ GOD

画面の中のケイレブ・ランドリー・ジョーンズはいつも感情の読めない佇まいをする。何を考えてるのか、考えていないのか、話してはいるけど副
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.0

みんな真面目な顔してやってるけど、これ中身は古き良き時代のおバカなスパイ映画だ。

キック・アスに比べて主人公に華がないと感じるのは私だけでしょうか( ̄▽ ̄;)

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.0

モブを含めネームドキャラの命も吹けば飛ぶよな軽さのおバカスパイ映画。

てかエルトン・ジョン氏は何してるの笑

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.5

80年代頃より観測され始めた52ヘルツで鳴く唯一の個体。誰にも聞き取れないほどの高周波で歌いながら100年近くあるクジラの一生を他者と交わることもなく過ごしていく様は、世界で最も孤独な存在とも言われる>>続きを読む

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.5

サム・ロックウェル推しには必携の1本になりましたね。ラストまで出ずっぱりで最高です。

あとリロードシーンの歴史にまた1ページが。

個人的ベスト集は
✨デイ・シフトのハンター兄弟
✨キック・アスのモ
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14の夜(2016年製作の映画)

3.6

過去記録

ビデオ屋のくだりは思春期どストライクで分かるわーってなります。特にバカ男子笑

シベリアン・スナイパー(2021年製作の映画)

3.0

ロシアンスナイパーって映画もあるから紛らわしいね。

この手の実在系スナイパーもので特筆した才能発揮する人ってハンター生業のイメージ。

地味な局地戦のやり取りを描いたお話なのでドラマ的な盛り上がりに
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カンダハル 突破せよ(2023年製作の映画)

3.3

終わりはあるのか?

昔の戦争は戦利品を取ってくれば終わりだった。現代の戦争は終わらない。

複雑化しすぎた中東情勢を皮肉る絶体絶命のCIA工作員。ISISやらイランの特殊部隊、パキスタン、タリバンe
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コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

3.5

ベトナム戦争の内省映画が作られたように2021年のアフガニスタン撤退後の清算的意味合いとして現地に置き去りにしてきた通訳などの協力者の意義を問うてくる作品。

エンドロール前にアメリカ撤退後に再度タリ
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カンフースタントマン 龍虎武師(2021年製作の映画)

3.8

映像を見てるだけで痛い80年代前後に栄華を極めた香港映画界のスタントレジェンド達によるドキュメンタリー。

華やかな世界で生き残れるのはひと握り。消えていった名も無きヒーローたちへの鎮魂歌でもある。
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.0

巨匠が自伝的映画を作るという究極の自家撞着。綺羅星の如く過去作で十分自己語りは足りているのにこれは何だ。過去への復讐?憧憬?

いやいやいや、大きくなりすぎた恐竜が自分で自分の体重を支えきれなくなって
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軍中楽園(2014年製作の映画)

3.9

監督が獄中というミソ付き。アマプラで配信終了するからと滑り込みで鑑賞してたら最後の方で寝落ち。

慌てて見直したら日付変わって配信終了してた😭

ツタヤディスカスで取り寄せてDVDで改めて鑑賞。おまけ
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アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

3.5

洋の西、砂漠に浮かぶ古代ペルシア世界の絢爛豪華な回想シーンが彩る魔人の物語。

300(スリーハンドレッド)やドラキュラゼロでの敵役、シンドバッドやアラジンでは舞台、そんな古の王国から続いている時の流
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.5

過去作これだけ機会を逸しててようやく鑑賞。

現在ではお家芸みたいになってるビビットな色彩に静止画のような左右対称の画とオンザレールのカメラ移動。

そして今作ではその時代時代によってスタンダード、ビ
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ラッカ(2017年製作の映画)

3.5

第9地区のニール・ブロムカンプ監督のプロジェクトによる10作の短編集の嚆矢。

オブリビオンのように壊滅状態の地球。レジスタンスが絶望的な抵抗を続けている。

起承転結の承・転を切り出したような物語。
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ディファイアンス(2008年製作の映画)

3.0

第二次世界大戦中、ドイツ軍から逃れて森の中でユダヤ人コミュニティを作り生きのびたベラルーシのビエルスキ兄弟の実話がベース。

三男の子がちょっとトムホっぽい雰囲気。ダニエル・クレイグの長男よりバランス
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

色んなものを搾取し虐げて見て見ぬふりをしてきた上に築き上げた虚栄の世界。
そのルールを逸脱した者は透明な存在になる。

そしてテレビ番組、映画一本程度では世界は変わらない。

素晴らしき世界!

デリシュ!(2021年製作の映画)

3.8

フランス革命前夜、料理は貴族のものだった。

作中、泥水のようなスープを啜る修道女のシーンが印象に残る。

主人公の肥えたシェフは侯爵のお抱え料理人。同じフランス食通映画!?のヴィーガンズ・ハムを見た
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