ぴよ2522さんの映画レビュー・感想・評価

ぴよ2522

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映画(79)
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耳をすませば(2020年製作の映画)

3.3

ジブリのアニメ「耳をすませば」の10年後を実写で。

なんか見落としたエピソードあったかと思うくらい点と点をぽんぽん繋げているように思えてちょっともったいない気持ち。
キャスティング良いのになあ。
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.8

シリーズ3作目。
舞台はドイツ&ブータン。
何となく一応あれやこれやも収束した感はあるものの、どうなんですかね?
ただ、この終わり方なら「ぬおぉ!生殺しー!」とはならない。
ホグワーツやホグズミード、
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.7

うわぁぁぁぁ!
めちゃくちゃ消化不良!
劇場で観た人はこの状態で長い待てをくらうんでしょ?!
無理無理無理!

2作目の舞台はパリ。
アメリカで捕らえられたグリンデルバルトが欧州に移送される途中で脱獄
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.8

ファンタスティックビーストシリーズ一作目。
ハリーやヴォルデモートが爆誕する以前のお話で舞台はアメリカ。
魔法生物をトランクに詰め込んでアメリカの地を踏んだホグワーツ出身の変わり者の魔法使いニュートが
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83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

3.8

特養ホームの内情を探るスパイとして雇われた老人セルヒオが持ち前の優しさとおせっかいを発揮するうちにホームの人達の心の拠り所となっていく。
スマホさえ使いこなせないセルヒオが老人の輪に結構大胆にグイグイ
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Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

3.3

テレビドラマも観たことがない私が迂闊に手を出していい映画ではなかった(笑)
これは作り手と視聴者が積み重ねてきた時間を味わう作品なんですね。
テレビドラマの時代から登場人物を知り背景を知り、みんな年を
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

3.7

ずっと気になってた作品、ついにアマプラにきたー!
ワクワクしながらクリックしたらどーんと日本テレビと小学館の文字が。
お、おぅ…タイミングな…。

対立する2つの国と政略結婚の心優しいお姫様と賢い若者
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

朝起きて歯を磨いて髭を整え顔を洗う
植物に水をやり缶コーヒーを飲んで好きな音楽を聴きながら仕事に出る(BOSSのCMっぽい)
公園のトイレを掃除して周り、仕事が終われば風呂屋に行き、赤提灯で一杯呑んで
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土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

3.6

二十四節気七十二候を食に結び付けて映像化してみました、みたいな映画だなと思った。
大地をダイレクトに感じる暮らし。
自分に手間と時間をたっぷり使う暮らし。
田舎ならではの不便すら丁寧に暮らすと変換する
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1秒先の彼女(2020年製作の映画)

3.8

感想を書きたいけど陳腐な言葉になりそうでなかなか難しい。
常に人よりワンテンポ早く動いてしまうフライング女性と人よりワンテンポ遅れて動く出遅れ男性の物語。
途中まで人よりワンテンポ早い彼女、シァオチー
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.6

フランス革命〜戦場で頭角を表し皇帝まで登り詰め、最期は流刑地で果てたナポレオンの半生記。
画面は重厚だけど内容はサラッとしてて"動画で観る世界史"みたいだなというのが第一印象。
戦争って一つずつもっと
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正欲(2023年製作の映画)

4.1

普通、多様性、マイノリティ、マジョリティ

映画を観ながらずっと考えてたんだけど、でも、でも、でも、ばかり頭の中をぐるぐる回ってわけがわからなくなった。
多様性を受け入れる社会にって最近特によく見るし
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.5

雨の日の午前中だけ学校に行かず公園の東屋で靴のデザイン画を描く15歳の少年とぼんやり雨を眺めながら缶ビールを飲む女性。
少しずつ言葉を交わすようになり、やがて雨を心待ちにするようになっていく。
雨の日
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.8

第一印象「ジブリの思い出のマーニーみたい」
少女が森の中でかつて少女だった自分のママに出会って交流してなんかいろいろ理解を深める話。(←雑
マーニーと違うのは主人公の少女ネリーは早い段階で目の前の少女
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.8

ずいぶん昔に観て主題歌のcalling youと共に「いい映画だった」という印象が強かった作品。
アマプラにきたので再鑑賞。
ラスベガスに向かう砂漠の中でパートナーと喧嘩をして車を降りたドイツ人女性の
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

親になるってなんだろう。

赤ちゃんを捨てた女
捨てられた赤ちゃんを人身売買する男たち
離婚して娘と離れて暮らす男
母親に捨てられた男
子供を持ちたい夫婦
多分子供を授かれず屈託を抱える女

赤ちゃん
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.5

大学を卒業して就職する前に友達と出かけたバリ島で恋に落ちて結婚すると言い出した娘の結婚を阻止するために手を組む別れた夫婦のラブコメディ。

うん。
まあ。
そんな感じになるよね。ツッコミどころは多いけ
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.8

これは後からじわじわと言葉や感情が溢れてくるやつ。
ミステリーではないです。
殺される人がいるけどそれがトリガーになるだけ。

白石和彌監督作品は人間が堕落していくエグさが怖くてずっと観れなかったけど
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.5

普段は野球を観ない私でもWBCは初戦の中国戦から全試合観たしスポーツニュースで情報を漁りまくったし目が離せないめちゃくちゃ楽しい数週間だったなー。
プロ野球選手がガチで甲子園やってるみたいだわってワク
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.6

信長と濃姫の物語というより濃姫の物語ぽい。
どなたかがレジェンド アンド バタフライというよりレジェンド オブ バタフライって書いてたけどホントそんな感じ。
激しく反発しあう出会い→なかなか素直になれ
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キネマの神様(2021年製作の映画)

3.5

原田マハさんの小説が好きでキネマの神様もすごく面白くて夢中で読んだなあ。
内容はもうほとんど覚えてないけどこんな話だったっけ?
映画が一番の娯楽だった、映画界が活気に満ちていた時代を知る山田洋次監督だ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

原作が大好き過ぎて昔のテレビ版アニメには全くハマれなかった勢です。
原作の細かく描き込んだ繊細な絵がアニメだとどうしても単純な線になるからのっぺりして見えて好きになれなかったんです。
という前置き。
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.9

いろんなレビュワーさんの鑑賞歴に高い確率でこの映画があってずっと気になってました。
まさか顔や性別、年齢や人種まで毎日変わる人の恋愛の話だとは。

恋愛において重要視されるのは何か?
よく人は中身だっ
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.0

小説のような映画。
長回しの会話劇ってことで舞台っぽくもあるけど、やっぱりこれは動く小説って言葉が個人的にはしっくりくるかな。
登場人物の想いを行間から読み取ろうとするみたいに会話や表情、空間からいろ
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.1

なんか凄いものを観た気がする。
語彙力どこかに落っことした…。

冒頭の絵画教室?な場面に会話はほとんどない。
なのにこの後にかかるたくさんのことが伝わってくる。
動きもセリフも最小限なのに先を予感さ
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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.7

ファーストガンダムが大好きでTV版も三部作も何度も観た。
今作のチラシを映画館で見つけた時はすごく嬉しかったな。

ファースト以降のガンダムシリーズは全く観ていなかったけどこんなに絵が変わって(進化し
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犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.8

ある日職場の同僚から旦那の愚痴を吐き出すサイトを教えてもらった旦那さんが書かれた内容を見てこれ俺のことじゃね?書いてんの俺の嫁じゃね?と気づく所から穏やかに見えていた生活が軋み始める、という話。

T
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.6

Uはもうひとつの現実。
AZはもう一人のあなた。
現実はやり直せない。
しかし、Uならやり直せる。
さあ、もう一人のあなたを生きよう。
さあ、新しい人生を始めよう。
さあ、世界を変えよう。

現実世界
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.5

面白かった。
バラエティ番組を観てる的な面白さだったかな。
バカリズムさん脚本なんですね。
なるほど演技がどうとかストーリーがどうとか、そういうポジションの作品じゃないんですね。
とにかく出てくる女優
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Love Letter(1995年製作の映画)

4.0

n回目の鑑賞。
もう何回観たかわからない。
この先も何回観るかわからない。

物語は中山美穂演じる渡辺博子が山で亡くなった婚約者・藤井樹の法要に参列しているところから始まる。
その帰り、樹の母親に中学
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ツユクサ(2022年製作の映画)

3.7

隕石は芙美ちゃんと航平くんにとっては一歩踏み出す勇気を出すための丁度いい言い訳というかきっかけだったのかも。
一億分の一の確率に当たったんだからちょっとやってみようか。みたいな。
特に芙美ちゃんはそう
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カモン カモン(2021年製作の映画)

-

甚だ不本意ながらエンドロールで半落ちしてしまいました💦
モノクロの画面が目に優しすぎて、ジョニー伯父さんとジェシー少年の会話のトーンが耳に優しすぎて、字幕が流れるように次から次へと繰り出されて集中力が
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.8

画面の情報量が多くて初見で細かいところまできちんと観るのは私には難しかった。
途中でようやく理解が追いついたので最初どうだったっけ?って感じ。
もう一度観たら見え方が変わるかもしれない。
ただ、細かい
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

4.0

涙腺大崩壊。
たった12分。
セリフもナレーションもない。
なのにどうしてこんなに切なく温かいのだろう。
いや、温かいから切ないのか。
妻を亡くし、生まれ育った土地の景色の名残もなく、今はもう隣人もい
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.2

久しぶりに泣いたなー。
手話がこんなに感情豊かなものだと知らなかった。
言ってることはわからなくても感情は伝わるというか。
私達が声音で言葉のニュアンスを伝えようとするように手話には手話の音というか色
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.9

近年稀にみる優しいお話でした。
悪い人が1人もいない。
嫌な気持ちにほとんどならない。
ふわふわと優しい気持ちで最後まで観ることが出来た。

女手ひとつで立ち上げて急成長したファッション通販会社の地元
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