この時代に久しぶりにTSUTAYAでレンタルして、完全版でみた。
時代背景とか人種とか、きっと考え出したら深い鑑賞ができるんだろうけど、こういう映画は頭空っぽにして見たい気分。
ドタバタはなくて、ゆ>>続きを読む
大地の悠然さ、生命の輝き、アボリジニの躍動感、
オーストラリアでしか目にすることができない景色に感動させられながら、最後にはすこし胸糞わるく感じるエンディングだった。映像とストーリーのギャップに困惑し>>続きを読む
〔2023.12 再鑑賞@テアトル新宿〕
4Kきれいすぎた。既存のディスク化されたフィルムは5,6回くらい複製されたものだけど、これは1本目をレストアしたものらしいので最高の映像だった。
音響システム>>続きを読む
贔屓目はあるとしてもとてもよかった、日本人(特に若い人)にこそみてほしい映像だったし、映画館のでかいスクリーンでみてよかった。
1983年はオイルショックの前後でバブル前夜、狂乱って雰囲気はないけど人>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
アンドロイドを伴侶にするなんて虚しいだけだと伝えるレポート(理性)とは裏腹に、探して会いにいってしまうアルマ本人の矛盾が面白い
確かに返ってくる愛はつくられたものでも、自分からの愛は本物なのだからアン>>続きを読む
キャラクターは手塚治虫のタッチなのに、背景の書き込みが大友克洋で、終始豪華なコラボレーションだった
『AKIRA』然り、大友克洋の作品てアニメを越えた何かに見えるの、不思議だなって思う
ホラーまで怖くないけど、「世にも奇妙な物語」的な怖さがあった
この監督の映画は苦手かもしれない。登場人物の心傷とホラー展開にひっぱられてトラウマになる、、。
マンションの造りがおしゃれでロンドンぽか>>続きを読む
5年以上まっていた映画、5本の指にはいるくらいラストシーンが好きだった。浮遊感があって急に違うストーリーが始まったみたいで。でもバスをまっていたおじいさんの存在はもう何回かみて解釈したい。
なにもか>>続きを読む
銃を持って足を引きずった男の足元がひたすら映るフィルムを、白黒・緑・黄色・赤・青に染色して繋いだ映画。ノイズだけが聞こえる時間が永遠に続くように思えるが、最後に突然ショットが変わり走る車から撮った風景>>続きを読む
@ストレンジャー
--- memo ---
1982年3月にニューヨークで撮影された。フランスのテレビ向けに制作され、ヴェンダースが今後数年にわたって制作する予定だった一連の「日記映画」の試作とな>>続きを読む
不協和音にも近いレコードの音がすでに「ヴェンダースの音」だった。
交差点を行きかう車のライトが綺麗で、シルバープリントが連続しているような映像の流れが好きで、ずっと見ていたかった。
@ストレンジャー>>続きを読む
「映像派」って言葉が何度かよぎった。ビデオカメラの画質、ガラスに映る顔やダンスの影、海に駆ける後ろ姿。
過去の映画で見たことあって印象に残ってた映像をストーリーと違和なく織りこんでて、映像のコラージュ>>続きを読む
気難しく哲学的な映画、、と思いきや冒頭から肩透かしをくらった(いい意味で)。
何か意味ありげな言葉が並ぶけど、すべては意味のない音の羅列でしかないように思った。酔いがまわっている時の思考回路や視覚世界>>続きを読む
白状するけど、映画体験としては面白かった。それ以上は何もわからない。
でも視力を失う語り手の世界がブルーなのが興味深い。わたしが目をつぶって視界を閉ざしたところで、光は瞼を貫通してオレンジ色の世界に>>続きを読む
映像として2010’sの空気感そのもの。vaporwaveとか画面越しの人物の顔とか、手ぶれの撮影とか、カメラが捉える夜の明るさとか。
数十年後みたら懐かしく思いそうで、純粋にいい映像だった。
物>>続きを読む
まったく理に適ってないというか、(側からみたら)筋が通らない行動にヤキモキしちゃうのってあるあるだなって思い出した。
思春期ならではの、名前のつけられない感情の揺らぎたちはルーカス・ドンの『close>>続きを読む
しろくまちゃんたちに、死を悼む感覚があることに驚いちゃったんだよね
あと狩のために氷に頭から突っ込んでは、おしりがでーんって宙を描くのかわいすぎ
ドローンとか水中カメラとか、最高技術をもって撮影され>>続きを読む
・会期中の「ガウディとサグラダ・ファミリア展」の予習として鑑賞。NHKが権利を買ったのか借りたのか、本ドキュメンタリーに使用されている映像や音楽が展覧会でも使われていた。概要はここで確認→展覧会で立体>>続きを読む
この映画をみたとき、リチャードの言葉がわたしの全てだった。今は違うかもわからない。
ウルフの『ダロウェイ夫人』からこの映画を知った身としては、あの複雑な世界をメタ的にみせながら、時空をこえて巧妙に>>続きを読む
『セブン』のような痛々しさが苦手なので観るのもまあまあしんどかったけど、それでも目を離せないくらいに画面がおもしろい。
初っ端の砂漠と青空の構図は同監督の『落下の王国』味があって、この監督の画に対す>>続きを読む
エリザベス演じるキーラの表情に目を離せなくなる。愛嬌があるって演技じゃないけど、ずっとみてたくなる
なにも驚くことはない物語ではあるけど、ど王道ラブストーリーならではの良さって、万国共通永久不滅なの>>続きを読む
モーツァルトの才能に魅せられ惹きつけられながらも、その才能を与えた神を恨み絶望したサリエリは、悪魔になることでしか自分を保てなかったひとに思える。敬虔な信仰心は神からの裏切りによって、天才を呪い殺すま>>続きを読む
ティモシー主演の『Call Me by Your Name』と似たような題材/ストーリーでありながら空気感がまったく違う。
『Call Me 〜』がカラッと晴れた空気のなかに延々と漂う甘酸っぱい柑橘の>>続きを読む
YouTuberの好事家ジュネさんの解説から辿りついた作品
ノアの方舟にしがみつきながら、それでもどこかに地上があることを夢みる少女と、同じように救いの天使を探しながらも現実主義的な少年の話。そして>>続きを読む
ドイツ表現主義映画といえば『ガリガリ博士』だし、あの映画のけばけばしさは唯一無二ですきなんだけど、
ビジュアル的にいえば『メトロポリス』の洗礼された都市風景と工業デザインのほうが刺さった。21世紀の今>>続きを読む
馴染みのない言語でみたのでセリフは1割もわからなかったんだけど、それでも嗚咽をこらえなくてはならないくらいには心揺さぶられた。
映像が鮮やかで、心地よくて、これはゆっくりできる映画館の大画面でぜひ観て>>続きを読む
宇宙以前、地球以後なかんじ
人間ってこんなに悍ましい世界観をえがくことができるのかってことに驚いた普段何をみてるのでしょう
子供の純粋さ以外すべてがちゃちい
エリック・ロメール監督作品は初めましてなんだけど、はまらないかな
美紀みたいなカラッとした女かっこいいな、、
東京の夜のシーンっていえば新宿のネオン街が浮かぶけど、丸の内のビル群なあたり、日本人的視点で、華子の世界そのもので、良くも悪くもきれいだった
「買えない物や 買いたくない物を眺める
私が死んだ後も 商品が街にあふれる
ショーウィンドウに並ぶ 物・物・物 …
どれも死を忘れさせるけど 気休めにすぎない」
彼女の執着のなさがこのセリフに集約され>>続きを読む
I日で撮影に充てられるのはI時間、自然光のみでの撮影、言わずもがなの厳しい自然環境と、難しい条件にあえて挑んだ制作者たちにまず感謝
自分がそこに立ってるかのような景色を見せてもらえて、これは映画館で観>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
主人公のなかで3人がずっと生き続けていること、それが何よりもの愛の証明だとおもったな
個人的に、非行少女っぽくもしっかり者で面倒見のいい姉と、無邪気な笑顔で家族を照らす弟の掛け合いが泣けました