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虚しいんだけど、何故か絶望的な気持ちにはならない。
誰を責めればいいかわからない。
奇跡みたいな救いやチャンスは起こらない。上手く人や事柄がハマることはない。ただ何かを期待して起こしたアクションの、>>続きを読む
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こういう雰囲気の映画は好み。
登場人物のやりとり(ストレートすぎる悪口だったり、空気読めない人がいたり)がシリアスな雰囲気に緩急がつくような感じ。
あの我儘な女の子、だいぶ最後まで母親にハグを拒否して>>続きを読む
面白かった!ジブリ的な世界観を感じた。人は欲をかきすぎてはいけない、自然や超人的なものには勝てない的な。最後は勝ってたけど。
暗い車内の緊迫した場面で、アフリカンアメリカン特有の肌の色と目の色のコン>>続きを読む
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振り切らないネオンデーモン。
怖かったし、最後の最後はなんだかんだめでたしみたいになるのは急ハンドルすぎるように感じた。
僕は僕のやり方で彼を愛した(意訳)、という言葉が印象に残った。自分が受け入れるかは別の話として、あの人のあの言動はあの人なりの愛の形だったのかもと許せるようになるような気がした。
個人的には距離の詰め>>続きを読む
これは大好きな映画になった。観てよかった。
自然なバラの香りが香ってくるような、そして心も温まる素晴らしい映画。
私にはちょっとよく分からなかった。ものすごく長く感じた。
序盤の人混みを掻き分けるシーンや爆音で音楽聴くシーンで頭が痛くなりそうになった。あと「普通に不法侵入だな」「これされた時の男性の鈍さってなん>>続きを読む
記憶とは何なのか。本当にあったことなのか。自分がそう思いたいだけなのか。周りに作られたものなのか。
監督は日本好きなのかな。世界三大言語ってレベルで日本語が使われててなんかじわった。
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美しくて切ない。
ゲルダの強さと脆さが印象的だった。リリーが1回目の手術を受ける前に駅で見送った後、一人で泣く一方で、耐えきれずハンスの胸を借りてしまうような。誰も咎めることはできない。
トピックとして話題になっていたので鑑賞。
宗教二世というだけで普通の恋愛をすることができない、が、決定的に学校で孤立することもないっていうのはかなりリアルだと思った。
「信じる」にもレイヤーがあること>>続きを読む
ライトな気持ちで観られる、夏にぴったりな映画。
何回同じ日を繰り返してもまだ観たことない景色や好きな人の知らない一面があること、幸せかどうかや物事の捉え方は自分次第なんだって思うことができる。
悪夢を避けられる分岐点も沢山あったのに見事に悪夢行きの曲がり角を曲がってしまう辺り、ちゃんとした悪夢って感じ。
あとモラハラを見るのは耐え難いですね。
胸糞悪いですが一見の価値あり。男性の意見の感想を聞きたいですね
自分の人生がだめなのは自分がだめだからと自覚する姿、過去に自分が犯した罪の重さのあまり謝ることもできない姿、痛々しいほどにそのままが曝け出されている。
Minding the gapという原題、情景>>続きを読む
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包容力が高い。病んだ時に見返したくなるような映画。
思っているようなことは起こらず、思っても見ないようなことが起こるから、だから前に進まなければならない。
ティモシーシャラメと音響が良かったけど1話完結じゃないのか〜だからといって続編を観る気にもなれない
白痴とある種の善は表裏一体だと感じた。
そうでないと信じられないことはこの世には多く、大人になるにつれその性質は失われていく。
満たされない人間の卑しい表情は、見ていて気持ちのいいものではないけれど、>>続きを読む
正直、三島と芥の対話は前提知識がなく理解できなかったが、三島の語り口が目を離さなくさせる。
それにしても900番講堂って今と席数は違うだろうが1,000人も入れるのか。
鈴木亮平と松坂桃李が狂っていて好き。
正直広島弁がところどころ聞き取れないので字幕欲しかった。
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個人的にちょっと物足りないかな。
謎メンツハネムーンであることが結構気になったが、努力してそこから目を離して観た。
人は愛とためならなんでもする、というメッセージ以上のものを読み取れなかった。
犯人が>>続きを読む
シリアスなトピックも含みつつ、すっきりと観られる軽快な感じ。
60年代アメリカとかホリデーシーズンの雰囲気も楽しめて良かった。
これ、実話を元にしていたら嫌だなぁと思うリアルさ。こういう事で実際に苦しんでいる人がこの世界にいると思うと苦しい。
最後のAiriの主題歌が良かった。
やっぱり可愛い世界観。
ウェスアンダーソンの映画の登場人物ってなんとなくせかせかしてて神経質そうな印象を持つ