ミスレモンさんの映画レビュー・感想・評価

ミスレモン

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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.3

友達がこぞって、「悪いという程ではないんだけど…」と言っていたコメントの通り。「元の本を読んだ方が良い」ともみんな言っていたので、この映画は読書のためのプレゼン(?)だったと思うことにします。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.8

これで最後かと思うと、エンディングの曲を聴いてグッとくる人も多いはず。新作でありながら、特に魔宮の伝説を思い起こさせるシーンが多く、初めて観る人はもちろん、シリーズで観ている人にはさらに楽しめる作品に>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.5

スコアが比較的高いのは全て、トム・クルーズがこの年でよくやってる!という驚きに尽きる。ストーリーは、正直もう気にしていないので、感動とかはないけれど、映像は圧巻。これを家のテレビで観たら何も面白くない>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

2.8

観る人にも高いレベルを求める作品なのか、私には良さが正直よくわからなかった。ただただ、きもち悪い。何か食べながら見ない方が良いと思う。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.5

面白いか面白くないかと言われると面白いけど、やっぱり「万引き家族」の方が個人的には好き。ただ、ソン・ガンホの演技には惹きつけられるものがある。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

元のトップガンを観ていなくてもよくわかるし、素人でもわかる高度な飛行技術に惹き込まれる。後味も非常に良かったけれど、やはり元の作品から順番に観た方が感動が大きかったんだろうな…

別れる決心(2022年製作の映画)

2.5

綺麗で哀しいストーリーで、主人公の演技も良かったけれど、ヒロインのタン・ウェイの見た目がどうしても激痩せしたいとうあさこに見えて、見た目も演技も私からすると健康的過ぎて違和感が最後まで拭えなかった。も>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

2.5

この雰囲気が好きな人がいるのもわかるけれど、私は「なぜ?」の方が優ってしまった。この世界観をすんなり受け入れられる人だけが純粋に楽しめる作品。

アムステルダム(2022年製作の映画)

2.8

私にとってはストーリーというより、空気感を楽しむ映画だった。全体的にどこか気持ち悪いのに、美しくて、芸術的。もう一度観たいかと聞かれると、それはないかな…。

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.0

人間がすれ違っていく様子がかなり生々しくリアルに描かれている。

RRR(2022年製作の映画)

4.5

展開は見えているのに目が離せなくて、長い映画なのにあっという間だった。エンターテイメントとしてはもちろん楽しめるけれど、歴史的な背景も考えさせられるような、幅広い年代におすすめしたい作品だった。

ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

3.5

ファッションに興味があるのでその点では目の保養になったけれど、単純にストーリーだけで考えると、厚みがないというか、ライトな印象だったので、誰にでもおすすめできる作品ではないかもしれない。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

完全に個人的な印象になってしまうけれど、君の名はを100、天気の子を60とすると本作は80くらい。メッセージは明確で、映像も本当によく出来ているけれど、実際に被災した方達がこれを観てどう感じるのか、と>>続きを読む

スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

3.5

出だしはストーリー展開がスローだな、と思ったものの、主役二人の演技が本当に良くて、途中からかなり感情移入してしまった。ゲイのカップルという設定だけど、もはやそれは重要ではなくて、誰もが共感できる作品だ>>続きを読む

アリスのままで(2014年製作の映画)

3.5

意外な展開とかもなく比較的淡々と進んでいくけれど、ジュリアン・ムーアの演技がうま過ぎて、感情移入してしまう。

キリング・フィールド(1984年製作の映画)

4.0

人によってはトラウマになるのではないかと思うくらいのリアルさ。淡々と当時の様子を描いているようで、要所要所に深いメッセージを感じる。見始めたら止まらないくらい引き込まれるけど、結構しんどい気分になるの>>続きを読む

コレクター(1965年製作の映画)

3.5

現代だからツッコミどころはいろいろあるかもしれないけれど、半世紀も前に作られたことを考えるとよくできているし、主役の演技がうますぎて、本当にエキセントリックな人のように見えてくる。

グッドナイト・ムーン(1998年製作の映画)

3.5

主演二人の演技が本当に魅力的。穏やかに進む心温まるストーリーで、登場人物も良い人ばかりなので、人によっては物足りないかもしれない。

人生は狂詩曲(2014年製作の映画)

3.0

ベルギーについての前知識がもっとあればより楽しめたのかもしれないと思ったので、まずは自分自身にマイナスポイント…。作品としては、全体的に予想通りの展開で、ストーリーが子供っぽい印象を受けてしまうし、部>>続きを読む

Viva!公務員/公務員はどこへ行く?/オレはどこへ行く?(2015年製作の映画)

3.0

公務員をシニカルに描いたコメディ。笑いのツボが国民性に依存しているところが大きいせいか、イタリアなら大爆笑かもしれないネタも、日本人はクスッと笑うくらいだろうか。感動とかはないけれど、構成やキャラクタ>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

ダニエル・クレイグが好きというだけで観たけれど、思ったよりも面白かった。ストーリーも、役者の演技も良いし、後味も悪くない。思わず笑ってしまうところもありながら、そういうところが意外に伏線になっていたり>>続きを読む

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

4.0

前情報を何も見ていなかったので、最後にご本人が出たときに、「この人の話だったのか!」と驚いた。
正直なところ、弁護士という立場でこれほど世の中を変えられると考えたことがなかった。一歩間違えたら淡々とし
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

シナリオ的にはよくできてるし、ホラーが苦手な人でもわりと受け入れられそう。観たあとも、暗い気分にならないようになっている(ただ、この終わり方には賛否両論ありそう)。
個人的には展開が全然予測出来なかっ
>>続きを読む

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

3.5

現実にあるとかないとか考えずに軽い気持ちで観る一本。恋愛ものって女性向きなものが多いような気がするけど、この映画はむしろ男性の夢…?付き合いたてのカップルとかが二人で観るには向いているかもしれないけど>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

エキセントリックで相当難しい役だが、ホアキン・フェニックスの演技で本当に実在する人のように見えてくる。観ると気分が滅入るという話を周囲から聞いていたけれど、ただ暗いだけではなく、これまで映画を観て感じ>>続きを読む

バイス(2018年製作の映画)

4.0

観る前は、チェイニー副大統領を完全にブラックな感じで描いた映画だと思っていましたが、政治家としての良し悪しの判断は難しいな、というのが正直な感想です。ところどころインパクトのあるシナリオで、手法として>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ダニエル・クレイグが大好きなので、ラストはいろんな意味で悲しい気持ちになった。最後まで見飽きさせないスピード感があって、アクションも映画館で観た方が絶対良いと思う。ただ、ラミ・マレックの使い方が個人的>>続きを読む

フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

2.8

神木隆之介君の演技は安定していて好きなんだけど、たぶんかなりの人が想像できてしまう展開。若いカップルがデートで観るのには向いていそうだけど、ある程度年をとるとちょっと物足りなくなってしまうかな…。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.3

映画館で観た後に、後ろの人が「…衝撃なんだけど」と言っていたけど、確かにこの映画を一言で言うとそんな感じ。先入観なく観に行ったせいもあり、本当に先がわからないし、伏線や小物の使い方とかセリフもよくでき>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.5

好きか嫌いかで言ったら好きだし、観るなら映画館の方が良いと思いつつ、作成過程での制約とか足かせみたいなものが垣間見えて、心にすっと入ってこなかった。やっぱりどこか「時をかける少女」的なシンプルなものを>>続きを読む

ブルージャスミン(2013年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ブルーな映画を観るとしばらくブルーな気分になってしまうけど、この映画は最初から最後までずっと救いがなくて、うっかり日曜日に観たことを後悔した。元気満々な人が観たら冷静に分析できるのかも。

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.0

私の場合、スコアのほとんどは浜辺美波の可愛さかも…。正直、10代後半くらいが対象年齢なのかな?と思うライトな感じで、ちょっと観ていて恥ずかしくなってしまった。原作を読んだ時にも思ったけど、映像化向きの>>続きを読む

リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.8

この手の話は一歩間違えると興味本位みたいになってしまうけど、この映画は主役の演技力もあって見ていて辛くなるくらい共感するし、リリーを大切に思う妻の気持ちもよくわかる。感情移入してしまうから、もう一度観>>続きを読む

パリ、嘘つきな恋(2018年製作の映画)

3.2

ハンディキャップを負ったヒロインが素敵すぎて、主人公が恋に落ちるのも納得。爽やかなエンディングだし、カップルとかで観るのもオススメだけど、何度も観たくなるかと言われるとそこまででは…という意味でのこの>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

死んだはずの夫が透明人間になっているかもしれない恐怖、という発想がユニーク。のめり込んで観るとブルーになるけど、ラストでスッキリする人も多いかもしれない。ただ、夫の言っていることが嘘だという明確なシー>>続きを読む

めがね(2007年製作の映画)

3.5

「カモメ食堂」とか、ドラマだけど「パンとスープと猫日和」が好きなので、この映画のまったりした空気感は個人的に落ち着く。ただ、大きな出来事とかがあるわけじゃないから、刺激を求めている人には物足りないかも>>続きを読む