インド社会の影の部分もみせつつ、ユーモアを交えながら突き進んでいく感じがバランスよく成り立っていて良かった。
文化系男子大学生サークルのノリで終始進んでいくが、時々はっとさせるようなエピソードも出ていて、ちょうどいいバランス。
出てくる料理が南極なのに随分豪勢だなと思って調べたら、現実でもクオリティの高い冷凍>>続きを読む
全編ワンカット風の映像体験が新鮮で面白い。
最後のマッケンジー大佐のセリフも印象的。
主演2人と原作のイメージがかなり合っててびっくりした。
退廃的な雰囲気も良かったが、クライマックスが何か物足りなさというか、もっと突き抜けても良かったのではと感じてしまった。
大阪がここまで魅力的になるとは。
松田優作目当てで観たけど、高倉健のレイ・チャールズなど、見所がたくさんあってよかった。
描写が生々しいので、いわゆる派手な戦争ものを期待して観るものではない。
途中、何度も停止してしまった。。
ただ、少年兵と軍曹と打ち解けていく過程、軍曹の心の変化など、人の良心について考えるきっかけとし>>続きを読む
ホアキンジョーカーを観てからの観賞。こちらのジョーカーは混沌を心から楽しむ、純粋な悪を強く感じた。
銭湯のお湯を掬う澪の姿は不器用であり、美しく、タイトルそのものを象徴しているようですごく印象的だった。
音楽を愛し、音楽に愛されている人。
細野さんの美学というか、生き方は飄々としているように見えて、芯があるようで、掴み所がないのが格好いい。
こういう人になりたい。
このレビューはネタバレを含みます
主要キャストの演技力に圧倒されて観終わったあとはしばらく気持ちが重たくなってしまった。
今思えば最後、由紀が立ち直って証人として立てたのは物語としては良かったけど、そうならなかった場合も現実ではあり得>>続きを読む
乱暴に言うなら小学生時代のあるあるを純度高く表現してくれたような作品。
ストーリーの起伏はそんなにないけど、退屈はしなかった。
スマパンの1979を聴いた時のような心の奥に響く感覚。
このレビューはネタバレを含みます
令和以降のメディアのあり方を考える上で、この映画を語ることは避けられないだろうな、と思った。それくらい素晴らしかった。
内調のシーンは1984の真理省を彷彿とさせて、リアルで生々しい。
このレビューはネタバレを含みます
ファンタジーと現実がごっちゃになって、頭がくらくらしながら観ていた。
正直この父親の生き方には憧れはしないけど、羨ましくも思った。
セリフ、空気感、間の取り方全て最高。
友達と恋愛について語りたくなった。金麦片手に。ビール飲めんけど。
このレビューはネタバレを含みます
解散ライブまでのロードムービーなので、正直観ていて辛かったし、才能があっても売れないアーティストはみんなこうやって消えていくのかと考えたら胸が痛くなった。
ただ、ハルレオの対称的な二人がラストに近づい>>続きを読む