200グラムさんの映画レビュー・感想・評価

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フルスロットル(2013年製作の映画)

3.6

時限爆弾とロケットと女性。
ほぼアルティメットじゃん???と思っていたら、アルティメットのハリウッドリメイクバージョンだったらしい。


敵の巨人の倒され方がガリバー旅行記で笑う。

パルクール映画、
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.6

まずスタッフロールから最高。
とても好きで何度も観てしまう映画。


フランクは、クリームの中に落ちた2匹目のネズミだった。
まだ子供でどこか寂しそうに見えた彼は、常にもがき続け、諦めずにもがき続けれ
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.2

お互いがお互いの人生において、人生を輝かせる存在となり、彼ら自身の人生の価値や意味を見つけ出したようだった。


死を覚悟して初めてできる生き方がある。
ハイデガーの先駆的決意性を思い出した。
まさに
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.3

天才だからこその苦悩や孤独、人間の理解の範疇について考えさせられた。


主人公が人間関係を頑張るところがとにかく可愛かった。仲間達と信頼関係を築いていく過程が良すぎる。

戦争だけではなく、ジェンダ
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.8

想像以上にゾッとする話で、哲学的な映画だった。


自分の人生に対して特権的であるのは自分のみであって、他者が誰かの人生に人為的な介入をし操作することはあってはならないことだと思った。
自分は自分の人
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

不条理に囲まれた1人の人間が、その不条理から自分を守ろうとした姿を見た。その結果、狂人になれ果ててしまったのだけれど。


映画を通して、アーサーはアイデンティティを獲得し、ジョーカーという自身に爆弾
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ブレードランナー(1982年製作の映画)

4.0

人知を超えたものはやはり怖い。


遺伝子工学技術の進歩とともに、生命倫理問題も同時に考えられる必要があると思った。
遺伝子工学は生命倫理学とともにあるべき。

激強のレプリカント(人造人間)の彼、正
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.8


偏見なしに善悪の判断をして、誰になんと言われようと自分で導き出した正義に従って生きていきたい。

偏見や差別は自分の判断に非常に影響するゆえに、善悪の判断を鈍らせることがある。そもそも偏見や差別は不
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.8

ファイト・クラブ
第一のルール

"クラブのことを口外するな"

you do not talk about Fight Club

トランスポーター(2002年製作の映画)

3.7

  
  親の顔より見た映画、トランスポーター




人生で一番見ている映画がこのトランスポーター。

簡単に言うと、「森進一&ぬるぬる相撲 編」である。



ライの父親が完全に森進一。
この映画
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ラストスタンド(2013年製作の映画)

3.9

激強武装集団へと変貌する胸熱展開。

最後の格闘シーンがバーチャルファイター4

007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

3.5

ショーンコネリーのボンド、やはり良い。
素直に面白いうえに、気張らずに見ることができた。

蜘蛛退治の時のミッキーマウシングの音がデカすぎる。

ドライブ中のシーンで、正面から撮る時の明らかな背景の合
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.8

各人によって見え方が違う。
自分にとっての真実は、必ずしもみんなにとっての真実であるとは限らない。


正しいと思っていることは自分がそうと信じているだけにすぎない。
自分の信じることが自分の行動を規
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少林サッカー(2001年製作の映画)

3.5

しょうもないところや、いかにもなCGが愛しくて好き。


無気力なとき、深く考えたりせずただなんとなく惰眠を貪りたいとき、そういう時に流したい映画。

香港映画の良さが存分に発揮されていて、何回でも見
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インセプション(2010年製作の映画)

4.0

何年も前に見たが、改めて鑑賞。

観ていて先ず、哲学の「水槽の脳」を思い出した。


現実か、現実でないか、どちらの可能性も残すラストは各人にたくさんの解釈を生み出させる。


このラストの現実か現実
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ガタカ(1997年製作の映画)

5.0

いつしかジェロームの生きる意味はヴィンセント自身にあって、ジェロームはヴィンセントを愛していたからこそ彼に自分の全てを託したのではないだろうか。

ジェロームにとっては、本当の自分を知っている(知って
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生きものの記録(1955年製作の映画)

3.9

「同調圧に流されたくない。
 自分の頭で考えて、最善の選択がしたい。」
と見終わった後にまず思った。

時は常に一方向に流れていて、巻き戻すことは出来ないため、その時その時に最善の選択をしたいし、後悔
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.8

「善き人」とは誰か、「善」とは何かを考えさせられる作品。

当時の東ドイツの無機質で冷たい雰囲気が、様々な場面からからひしひしと伝わってきた。
(例えばヴィースラーの部屋や街の無駄がない殺風景な様子)
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.5

それぞれの人間が持つそれぞれの狂気を露呈している映画。

人間は誰でも狂気を秘めていて、それはグラデーション豊かなもので表立っているかそうでないかの違いではないかと思った。


人間の根本にあるもの(
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アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

1.2

この映画は至る所で高い評価を受けている。
だが、正直に言うと、私には合わなかった。

終始腹立たしい気持ちになってしまい、110分が途方もなく長く感じられた。

一夜を通して対照的に変わっていく2人の
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

3.8

ハッピーエンドのはずなのに、見終わった後とても切ない気持ちになった。

個人的には映画全体から不条理さを感じた。

二級天使がとっても可愛い。

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.0

「やるんだったらとことん抜かりなくやる」
ということを学んだ映画。

ザ・ウォーカー(2010年製作の映画)

4.0

宗教色強めの映画。

独特な世界観で見る人を選ぶ映画であるが、個人的には好きだった。

デンゼル・ワシントンは最高。

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.0

強烈な風刺映画。

ヒトラーの人を惹きつける能力やカリスマ性は、大衆の判断能力を鈍らせるほど凄まじいものだったのだと感じた。

今私たちが生きているこの瞬間にヒトラーがいたら、人々は十分に心を奪われる
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

最高の映画。

見終わった後、言葉によって厳密にこの映画について説明したり考察したりするのではなく、余韻を一人で味わいたいタイプの映画。

知は力なり。

人との繋がりや邂逅を大切にしたい。

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.5

オタク歓喜映画
全オタクがスタンディングオベーション

ひたすらキャーキャー言いながら見た映画。
ハッピーエンドでほっこりした。

誰かをあてにするのではなく、自分は自分で幸せにしなければならないとい
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デスペラード(1995年製作の映画)

3.0

激ヤバB級映画。

この映画を見た人のほとんどが気になったであろうロケットランチャーを撃つときのポーズ。

このポーズを見るためだけに、またこの映画を見たい。

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.0

見るのは2回目。
これはまさに見れば見るほど面白いスルメ映画。

映画を通して、マイケルがドンへと成長していく姿にグッときた。

このマフィア映画から、人間関係のいろいろなあり方を学んだような気がする
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北海ハイジャック(1980年製作の映画)

1.5

盛り上がりまでの時間が長すぎて、退屈してしまう映画。
我慢しないと面白さに辿り着けない。

ロジャー・ムーアは個人的にめちゃめちゃ好き。

カンフーハッスル(2004年製作の映画)

4.0

最上級の娯楽映画。

テンポよく話が進むためとても見やすく、どの世代でも楽しめる。
アジアの良さが存分に発揮されている映画。

個人的にはめちゃめちゃ好きで、元気のないときにまた見たい。

おみおくりの作法(2013年製作の映画)

4.5

この映画は何度も見ているが、結末が分かっていても毎回涙してしまう。

この世でも、あの世でも、ジョン・メイの幸せを願わずにはいられない。

どんな人間も、孤独であって孤独でない。

この映画を見るたび
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ジョニーは戦場へ行った(1971年製作の映画)

4.0

ジョニーの世界では、過去も現実も妄想も全て同じレベルの鮮やかな存在としてあるように思われる。

自分がもし、妄想や過去やほんの少しの現実の中で生きなければならなくなったときに(例えば年老いて寝たきりに
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