にゃんさんの映画レビュー・感想・評価

にゃん

にゃん

0〜2.9 C
3.0〜3.5 B
3.6〜4.4 A
4.5〜 S

映画(120)
ドラマ(0)

キャロル(2015年製作の映画)

3.7

周りは戦後で景気が良く楽しそうなのに2人だけはなぜか暗い雰囲気が付き纏う。

2人とも1度は自分を押し殺し、世間の枠に収まろうと自己否定するが結局元に戻る。断れないテレーズが自分で「選択」したというと
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.0

評価が異様に高くて気になってたけど、観たら納得できた。

世の中綺麗事で済ませられないことばかりだけど、その結果卑屈になってもしょうがない。どうせいつか死ぬんだし、今を前向きに生きようと思える作品。
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誰も知らない(2004年製作の映画)

4.0

万引き家族よりもだいぶ刺さった作品。主人公の少年は学校に行けないながらも、必死にコミュニティに所属しようとしては弾かれる。

まして他の兄弟なんて序盤家から出られない状態で、見てるこっちが苦痛なくらい
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ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

4.2

ジェームズが爆弾処理をし続けるのは生を実感するため。人間は皮肉なことに、死に限りなく近づいた時、最も生を実感できるから。

離婚したのは自分が死んだ時に悲しませないため。しかしそれでも彼女は離れること
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.1

虐げられる人生を送ってきた誘拐犯2人の、有名コメディアンに対する態度に違和感があった。憧れの人なのに異様に攻撃的であるから。自分たちも有名になれたんだ。あなたは運が良かっただけ、と。

人間は不公平感
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.8

圧倒的な孤独から、誰かに承認されたく売春婦に説教して自分の物にしようとするが、次のシーンで彼女は違う男と寝てる。

大統領候補を殺そうとしたが失敗し、売春宿の主人に八つ当たりする。そしてなぜかヒーロー
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

正義の反対は悪ではなく別の正義。ダークナイトのメッセージを別な視点から描いていた。善悪は主観で決まるってのはそういうことやろな。まあダークナイトの船のシーンで性悪説は否定されることになるけど

それでもボクはやってない(2007年製作の映画)

4.1

刑事裁判についても勉強になった。痴漢冤罪に関しては、その場に居合わせた無実の男がその場で被害者をボコボコにしたなどの痛ましい事件も聞いていたから、この問題については関心があった。

日本の裁判は主にト
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

こういういわゆるバッドエンドと言うか暗い感じの映画の感想を見ると、肯定的なものと暗くなるから嫌いという2つに分かれるのが面白いなと毎回思う。

私は前者の方で、暗い話だがどこかに救いがあるような映画を
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アメリ(2001年製作の映画)

3.5

出会いってなんだろう。スマホ普及して出会いはたくさん増えたが薄くて、その人じゃなきゃいけない必然性があまり感じられない気がする。

一方で昔は出会いは少なく、連絡も時間がかかったし、駅に連絡用の黒板が
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.3

ところどころ自分の経験から理解できる場面もあったが、イマイチ入り込めない辺り私の家庭環境は恵まれているんだなと気づかされた。家庭環境など自分で選べないものは「能動的能動」(否定して足掻く)ではなく、「>>続きを読む

マシニスト(2004年製作の映画)

3.4

ドストエスフキー読んでから見たほうがよさそう。罪の意識とは何かということ

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.9

社会のデタラメ具合を上手く表現してる。

主人公夫婦は円満に見えて亀裂が入っていた。ストーリー的には西野に滅茶苦茶にされた印象が強いが、結局「上手くいってる」という妄想を前提から覆されただけ。他人にな
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オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013年製作の映画)

4.0

たまに席の後ろに話しかけてる父親(実際にはいないが自分の影みたいなもの)との関係が自分と似ててつい考え込んでしまった。

父親みたいにあらゆることから「逃げる」人間にはなりたくないと思って自分の罪と向
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河童のクゥと夏休み(2007年製作の映画)

3.8

シナリオが素晴らしいし、弱い者の立場に立って考えられる良い映画だと思う。13年前に映画館で観たけど未だに感動を覚えている。

スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.8

お金を何よりも求めていた人達がお金ではなく本当に大事なものに気づいていく。「名前」は生まれた時だけに付くものじゃない

二重生活(2016年製作の映画)

3.7

若干わかりづらいけど要は、生きづらさを抱えた主人公が被験者Aの生活を尾行で疑似体験し、そのAが夫を演じてる裏の顔を知り、そのなりすまし感が自分の恋人との関係にも通じてることを理解しショックに陥るが、被>>続きを読む

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.1

ネットの出会いというリアルなところから入って、そこで結構なキツイ現実感を突きつけられてからの世界の認識が変わっていく救済の様子がとても見事であったと思う。

人の優しさに触れるだけで救われることがある
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天気の子(2019年製作の映画)

3.6

‪法と法外。法(広義の)の中にいる大人と外にいる子供達。定住社会より前に当たり前に存在した法外の絆を確かめる。法で縛られた「狂った世界」へのアンチテーゼ。子供に触発された法の奴隷の小栗旬。そしてそれぞ>>続きを読む

GO(2001年製作の映画)

4.5

差別の本質、不安だから名前をつけて自分と差をつける。そんな差別される側の人間が自分を守ることなく殴り殴られ、正しさに向かっていく姿に心を動かされた。特に信念を貫いて教師に反抗したジョンイル。地下鉄で女>>続きを読む

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