ろーしゃさんの映画レビュー・感想・評価

ろーしゃ

ろーしゃ

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

3.6

白黒の画面で映えるブルーノの不気味さ。植田正治の写真のようなカットに惹かれた。夜の遊園地の光り方も好み

ビル・カニンガム&ニューヨーク(2010年製作の映画)

4.2

”置かれた状況と距離を置くと より客観視できる“

*映画ではFM2で撮っているシーンが多かったが、晩年の愛用はNikon D3100とAI AF Nikkor 35mm f/2D。小型軽量のデジタル
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

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な、中村佳穂が主人公の声優だと…!!!!こいつはコトだ…

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.8

めためたに視聴環境を選ぶ映画。
主役の吹き替えひでー…とか思いながらちゃっかり放送観ているわけですがテレビ放送がいちばん相性悪い気がする。テレビで観るとバンディング発生しまくりのハイライトとシャドウが
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(1985年製作の映画)

3.9

戦国の世を舞台にシェイクスピアの『リア王』を描きなおす後期黒澤映画の大作。兵と馬と矢の物量でもって画面にうねりを作り出すアナログパワーな撮影手法。そして兵のいない荒れ野とのギャップ…。なにより武満徹の>>続きを読む

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

3.8

引っ越し早々行方不明になった娘を探す母親と兄。警察も捜索を始めるが次第に娘の存在自体が疑わしくなっていき…。

いい意味で展開に翻弄されるサイコスリラーの名作。オープニングといい人形屋のシーンといい、
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冬冬の夏休み(1984年製作の映画)

3.8

子どもの世界の外側に触れまだその出来事に意味を見出せない貴重な時間のお話。固定カメラの絶妙な距離感が既知と未知の境目を巧みに写し出す。

夏休み映画としてすごく良い出来でした。誰もが体験しているわけで
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エクソダス:神と王(2014年製作の映画)

3.2

海が割れないタイプのモーゼの出エジプト。なんとなくエジプトの映画が見たくなったので鑑賞。
可もなく不可もなくといった内容ではあるものの、迫力満点だし全編通してダークで重厚感のある色彩が良かった。
テー
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ガザの美容室(2015年製作の映画)

3.4

紛争下のガザ。政治的混乱や頻発する戦闘、身勝手な男たちに神経をすり減らす女性たち。男のいない美容室に彼女たちはやってきたのか、押し込まれたのか。

公式のあらすじに“たわいのない毎日を送ることが私たち
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時をかける少女(2006年製作の映画)

3.9

そろそろ散歩の風に涼しさを感じるようになったので時かけを観て勝手に夏を始めた。細田守はずっと夏を作り続けてくれればそれでいいと思う。

劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- Wandering; Agateram(2020年製作の映画)

3.4

fateシリーズは映像作品に触れたのみでゲームは未体験なので、分からないなりに魔獣戦線バビロニアでみた超絶作画を期待したものの、ちょっと期待過多だった(とはいえしっかり劇場版クオリティ)。後編に期待。

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.7

なんというかこの特定の世代や趣味層にグッと響く、俺たちの映画!みたいな感じが凄くいい。

『キック・アス』と同年製作ということで、2010年はナヨナヨした男が自分の殻を破って戦いを挑む機運があったのか

機動戦士ガンダムNT(2018年製作の映画)

1.5

残念ながらどうみても蛇足なのとそもそも興行的な都合が優先された感が見え見えで悲しくなる。そこに愛はあるんか案件。

ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)

4.2

映画好きというほどでもないけど邦画はあんまり面白くないと高を括っていた頃に、邦画にも面白い作品あるじゃん!と素直に感動した思い出の作品。

最後のエレベーターのシーンが好き。

Are You the Favorite Person of Anybody?(原題)(2005年製作の映画)

3.8

最後のおじさんがこの質問に答えていくと今まで見てなかったものに向き合う羽目になるし、場合によっては今の生活にほころびが生まれるかのしれないから関わったらダメなやつだ!みたいなことを直感的に感じ取って断>>続きを読む

リトル・ブッダ(1993年製作の映画)

3.6

ある日、シアトルに住む白人少年のもとにチベット僧たちがやってくる。彼らによると少年は偉大な高僧の生まれ変わりで、指導者の道へ進むためにブータンへ連れていくべきだという。両親は困惑するが少年は不思議と仏>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.8

理想と現実のロスト・イン・トランスレーション。宙に浮いたような空っぽの時間の流れが良かった。
今の時代にソフィア・コッポラがもう一度同じテーマで撮ったらどうなるのか見てみたい。

余談:Macross
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海獣の子供(2018年製作の映画)

3.6

鑑賞時のメモから。
宇宙物理学や素粒子論、宗教やスピリチュアリズム。あらゆる学問、教えを突き詰めた先にある大いなる宇宙を描いたような壮大な世界観。刻一刻と姿を変え現れる宇宙の片鱗を(と同時に全てを)捉
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東京オリンピック(1965年製作の映画)

3.6

堅実な記録映像に見えて、やや実験的な要素もある。かなり寄りのカットが多く、競技の内容というより人の動きや表情に意識が向く。撮ったカメラマンすごい。

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.4

500日の異文化交流を経てトムがちょっとだけ深みのある男になる話として観直すことで、サマーなんてやつだという公開時にみたときの感想がだいぶ紛れた。トムの選球眼とのめり込みすぎた点にも責任あるよなと思い>>続きを読む

カプリコン・1(1977年製作の映画)

3.3

人類が火星に着陸したという中継が実はスタジオのセットで撮影されたものだったら?というストーリー。アポロ計画の陰謀論を彷彿とさせるストーリーで制作途中でNASAに協力を拒否された話が面白い。シンプルな話>>続きを読む

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

4.3

ほとんどすべてが静止画によって構成されたこの作品。非常にミニマルな造りだがスライドショーとは呼び難く、映画として成立しているように思える。そもそも映画は細かく見れば静止画の連続。環境音やボイスオーバー>>続きを読む

ふたりのイームズ 建築家チャールズと画家レイ(2011年製作の映画)

3.8

改めて観るとこのドキュメンタリー自体がアイデアや概念を形にして人に見せるまでの授業。2人の邸宅ケース・スタディ・ハウス#8は一度見てみたい。

バンブルビー(2018年製作の映画)

3.0

主演のヘイリー・スタインフェルドがとても『トゥルー・グリット』の主役と同じ女の子とは思えない。歌も上手いし多彩すぎ

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.6

余裕があるからこそ、分けてもなお余る生気があるからこそ、誰かに優しくできる。それらが一切なくなったとき誰かに本心から優しくすることは可能か?綺麗な言葉では隠しきれない人間の脆くて暗い部分が、(不謹慎な>>続きを読む

トゥルー・グリット(2010年製作の映画)

3.9

コーエン兄弟によるウエスタンムービー。14歳の少女が父の仇を討つため、酒浸りで口だけ番長な保安官を仲間にし犯人を追走する。さらに頑固なマット・デイモンも仲間に加わるが…

後半の鮮やかな展開とラストが
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メトロポリス(2001年製作の映画)

3.6

緻密な映像に大友作品を初めて観た時の感動を思い出した。特に引きの画の描写が凄まじい。

こういう緻密さに物凄くお金と労力をかける職人技みたいなアニメの流れってもう観れないんだろうか

タイム・マシン/80万年後の世界へ(1960年製作の映画)

3.2

古い映画なのでツッコミどころは多々あるけど、最後の数分で一安心。タイムマシンが椅子(しかも古代文明の王座っぽい)だった点がよかった。あらゆる時間を統べる発明品の操縦者は時空の王である!という風な、そも>>続きを読む

THX-1138(1971年製作の映画)

2.8

ジョージ・ルーカス初の本格SF作品ということで。白くて無機質な世界観はよく作り込まれてるなと思うけど真面目すぎた。結末はもちろん、このディストピアに黒幕が存在しない点も全く救いがない。

スターウォー
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エレファント(2003年製作の映画)

4.0

何組かの高校生の日常風景を追いかける長回しのカメラ。捉えられた人物たちの人柄や癖や学校での立ち位置に、ありふれた学園生活を垣間見る。時間とともに各々のパーソナリティが立体的になっていき、その後も続いて>>続きを読む

キング・アーサー(2016年製作の映画)

3.0

ガイ・リッチー×アーサー王伝説。テンポ◎。体感時間が伸び縮みする戦闘シーンが最近のアクションゲームのようで迫力ある。

スラムのガキから王になれ!っていう日本公開時のCMがガイ・リッチーのスピード感と
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亀は意外と速く泳ぐ(2005年製作の映画)

3.6

街で偶然豆粒サイズのスパイ求人ポスターを見つけた主人公。住所に訪ねると某国のスパイとして指令があるまで潜伏しながら生活することに。先輩スパイによると指令は12年間来ていないようで…。

他の方のレビュ
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メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

3.4

覚えている限りでいちばん古い映画館の記憶がこの映画。1がめちゃくちゃ好きでビデオを何回も巻き戻して観ていたので、公開とともに祖父に連れて行ってもらったものの前作ほど興奮せず「あっ、2になったからもっと>>続きを読む

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.0

過去に囚われていても、優しく不器用なせいで傷ついても、無限を感じると思えるような瞬間に巡り逢えたなら明日もやっていける気がする。浄化作用の強い映画だった。

Ryuichi Sakamoto: CODA(2017年製作の映画)

4.0

坂本龍一の音をめぐる旅。音楽に対してどこまでも真摯な坂本龍一の仕事ぶりをみて、映画館を出たあと自分の足音や遠くの声、川のせせらぎに耳を澄ませながら帰った思い出。

砂の惑星(1984年製作の映画)

3.0

ドゥニ・ヴィルヌーヴはこの壮大な題材をどう仕上げたんだろう。ホドロフスキーもすごいものを撮れたんだろうけどやっぱり興行として成り立たなかった気がする。デヴィッド・リンチはたぶんいろいろ諦めて自分の世界>>続きを読む

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