人間性さんの映画レビュー・感想・評価

人間性

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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

これが実話というのもすごいし、マット・デイモン、アダム・ドライバー、ジョディ・カマー、命懸けの3人の交差する思いを丹念に2時間強積み上げてからの3人の思いが火を吹いて迸る最後の決闘裁判のシーンはこれぞ>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.0

冒頭、タイトルで「DUNE PartONE」と出てきて笑ってしまった。そんなこと予告や宣伝で一切言ってなかったでしョ!

まあ、「頑張ったね」とドゥニ・ヴィルヌーヴの肩の一つでもポンポンと叩いてあげた
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

2.2

肝心要の犯人の動機、この場合は「警察への復讐」だが、そこを「警察の事情聴取によるセカンドレイプ」のセリフ一言で済ませてしまうので、何もかもがぼんやりとしてしまう。そこで何があったかこそ見せないと!

空白(2021年製作の映画)

2.5

一件の交通事故を起点に、決して混じり合うことのないはずの人々がタペストリーのように織り成す群像劇。21グラムとかポール・ハギスのクラッシュの系譜の映画。

単調に感じたのは、交通事故を起点にするならも
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レミニセンス(2021年製作の映画)

2.0

てっきりジョナサン・ノーランが脚本に携わってるって思いこんでたんですけど、製作だけなんですね。

〈人の記憶を見る〉という設定が非常に映画との親和性が高く、かなり期待したんですが、終盤の〈見る〉から〈
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.9

青春映画の大傑作でしょう。
伊藤万理華さんの説得力ある殺陣も相まってラストはエモーション大爆発!
物語の幕切れも見事。

今やってる午前10時の映画祭の「座頭市物語」観に行きたくなった!

モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

1.0

今年ほぼワースト確定クラスのまごうことなき駄作でこっちがびっくりだよ!

こんな映画を見るくらいなら、2時間川のせせらぎとか見たほうがいいよ!

虚無の2時間。

どうしたテイラー・シェリダン...

オールド(2021年製作の映画)

2.5

けっこうなシャマラニストだという自覚もあるんですが、今回は全然ノレず。
シャマランの真骨頂の「このシーン、シリアスなの?ギャグなの?」という感情が複雑すぎるシーンがほぼない(あるいは上手くいってない)
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.3

この映画の俳優全員いいんですけど、とにかく岡田将生が素晴らしい!

「大豆田とわ子」で初めて岡田将生さんを意識して、「いい俳優だなー」と思ってたらこれですよ。
今一番脂が乗ってる俳優さんでは。

終盤
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.6

ジェームズ・ガンのトロマ魂炸裂!
これぞビッグバジェットB級映画!
個人的にガーディアンズより好きです。
「ダークナイト」の裏切り警官(少ない出番ながらもいい顔と芝居!)が大きい役(水玉男)をやってる
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.2

単純に絵的に面白いところがないなあ…と思って観てたら、終盤の電磁石で敵のトレーラーに道端の車をぶつけまくる10秒ほどの映像に大興奮!
2時間23分はこの10秒のためにあったのだ!大満足!観てよかった!
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残菊物語(1939年製作の映画)

3.8

溝口健二による世界最高クラスのメロドラマを劇場で鑑賞する贅沢。
本作は宮川一夫撮影監督ではありませんが、それでも溝口の美意識が横溢するスタンダード/白黒のソリッドな映像と相まって全編キレキレの絵を堪能
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GONIN(1995年製作の映画)

4.0

とにかくビートたけし演じる殺し屋、“京谷”が面白すぎる。
僕は京谷は本気でヒース・ジョーカーやアントン・シガーに匹敵するポップアイコンになっていいと思ってるのですが、そういう文脈ではあまり語られないの
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.7

ところで細田監督はもう脚本家・奥寺佐渡子さんと組まないのだろうか。
なんならデジモンの吉田玲子さんと組んだらとんでもない作品が出来ると思う。
というかこの予算規模の吉田玲子作品が観たいよ!

演出家細
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復讐 THE REVENGE 消えない傷痕(1997年製作の映画)

4.0

こちらは黒沢清自身の脚本なのでもっとふわっとした映画という印象だったのですが数年ぶりに見返したら相当面白い。

「3-4X 10月」にも通じる“大人の夏休み”感(もちろんそれは来るべき破滅とセットだ)
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復讐 THE REVENGE 運命の訪問者(1997年製作の映画)

4.0

鉄砲を至近距離で撃ち合おうが特に弾が当たる必要はない。
キヨシの映画的発明の一つ。

この頃の北野武と黒沢清のお互いに影響を与え合ってドライブしていく感覚面白すぎる。

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト(2021年製作の映画)

4.0

TVシリーズを全話観て2度目の鑑賞。
ほぼ全編メタファーのみでフルスイングしてて出鱈目に面白い。

一番好きなところは皆殺し序盤で大場ななが足でステップを踏むところ。
はじまるな〜とゾクゾクする。
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.8

マーベルあんま知らん人でもフローレンス・ピュー好きなら必見。
二代目として文句なし。

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.5

ゴジラとメカゴジラが放射熱戦を撃ち合うシーンは「ゴジラvsメカゴジラ」を忠実に再現していて最高。

キャラクター(2021年製作の映画)

2.0

本作の失敗はキャラクター作りの失敗に尽きる。主人公、刑事、猟奇殺人犯。すべてのキャラクターが類型的。

監督は過去作の傑出したキャラクター作りを思い出してほしい。

Arc アーク(2021年製作の映画)

3.8

人類初、永遠の命を得た女性の物語。

劇中、主人公たちが開発した不老不死の技術の会見で、記者の「死があるからこそ人生は意味があるのでは?」という問いかけに彼女は「それは死しか選ぶことができなかった旧人
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シドニアの騎士 あいつむぐほし(2021年製作の映画)

3.5

面白かったです。
ただこれは一切原作読んでない完全アニメクラスタの感想なんですけど、、、、、、、、

『一期二期のラブコメパート見た時間全部返してほしい。』

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.3

映画の映画による映画のための映画賛歌であり、映画礼賛。

映画が好きな全ての人が観るべき、今年ベスト級の大大大大大傑作。

撮った映画の編集に悩む主人公の映画監督と、実際のこの映画の平尾監督の筆舌に尽
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.1

アメリカ映画で入れ替わりものって意外と見たことない気がする。

面白いんですけど、もっと面白くなったのでは…という気もする。主人公が本当に殺したかったのは母親でしょうし、もっといけたでしょう。何より、
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ザ・ロック(1996年製作の映画)

3.7

「ザ・ロック」が人生のベストテンに入るという人に会ったこともないし、マイケル・ベイはついぞ作家として語られることはなかった。
しかし、本当に面白い映画は25年経ってもスクリーンに蘇るのだ!

何よりも
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.5

新文芸坐で観賞。

個人的には97年に完結したエヴァンゲリオンの精神性を一番色濃く受け継いだのは、その後雨後の筍のように作られたエヴァっぽいアニメ群ではなくて、この映画だと思っています。
作中の言葉を
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四月物語(1998年製作の映画)

4.2

新文芸坐で観賞。

「シネスコの画面いっぱいにありえないほどの桜吹雪を舞い散らせたい」
「シネスコの画面いっぱいに土砂降りを降らせてその中で真っ赤な傘をさしたい」
という岩井俊二の二つの欲望のみで撮ら
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.5

劇中取立てて大きな出来事は起こらない系映画ですが(家で観たら絶対に寝る映画)、フランシス・マクドーマンド力(ぢから)のみで一点突破するすごい映画。フランシス・マクドーマンドを依代とした、これぞ「孤高」>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

2.9

とにかく「物足りない」映画でした。
薄味すぎるというかオーガニックというか、もうちょっと化学調味料を振りかけてほしいなーという感じ。

全編を通奏低音の如く貫く虫の鳴き声は映画の手触りとマッチングして
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太陽は動かない(2020年製作の映画)

3.1

思ったより全然シリアスな内容でビックリ。予告やチラシふざけすぎだよ!

北京、ベルリン、ダブリン、リベリア、ヨハネスブルク、ウィーン、インド、キューバと舞台が世界各国目まぐるしく変わるスケールのデカさ
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ライアー×ライアー(2021年製作の映画)

3.1

マンガ原作の強引な話を何とか実写に着地させられたのは、森七菜の卓越した演技力に拠るところが大きいでしょうね。
Viva森七菜!

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

2.9

一億円の入ったカバンを巡って、ヤクザ、汚職刑事、汚職役人、不法滞在者、冷酷な女社長、事業に失敗した男、夫にDVを受ける女、くんずほぐれつ入り乱れ、騙し騙されコンゲーム、殺し殺され殺戮合戦。最後に笑うの>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.7

天才・坂元裕二の換気爆発。
そしてLINEがLINEとしてちゃんと出てくる日本映画はやはり傑作だなと。『何者』とか。(とにかく映画を観てて、パチモンLINEがノイズになりませんか?LINEに肖像権でも
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劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族(2021年製作の映画)

4.0

これぞ究極の猫エクスプロイテーション映画!

ストーリーがないので、後10時間観てられるし、途中で寝ても全然問題ないし、100分は短すぎる。
終始ニヤニヤウトウトしながら観てました。多幸感!

さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

2.2

BL色強めの岡田将生と志尊淳のコンビが完全に『NIGHT HEAD』でこれだけでサムアップ!懐かしい〜って気持ちに。

2人が追いかけるのは、呪いを操る最強の女子高生こと平手友梨奈。

いや平手さんは
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