amuさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

息もできない(2008年製作の映画)

4.6

「あゝ、荒野」を観て、ヤン・イクチュンさんにとても惹かれ、彼の監督脚本主演の今作に興味を持ち観ました。

韓国の情勢がどのようなものかわからないながらも、日本でもこういった生活、苦しみ、苦悩を持って生
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

原作未読なので解釈の違いがあるかもしれませんが、と前置きをした上で。

まずなつめが芸能活動に大した思い入れがあるようには思えなかったので、たんに思春期に田舎へ引っ越すことが嫌なだけに見え、退屈なのは
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64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前編で撒いた伏線を回収していくこと、またそれに付随したドキドキ感。前編冒頭で見せた疾走感は完全に失われてしまったので、少し残念。やはり作品冒頭が至高でした。

佐藤浩市、大根かなと思っていたけどそんな
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64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

4.0

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冒頭から見入り永瀬正敏に即感情移入した私は、ハラハラと焦る気持ちで、え、次どこよ!スーツケース重いし泣きたい!え、ビニール紐?何? と、完全にこの作品の虜に。

自分の悪い癖で、ベテラン中堅役者がそん
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

2.0

ゆったりとしているのに3時間の長さを全く感じさせない岩井俊二ワールド。

感情移入は誰にも出来なかったけど、展開にぐいぐい惹き込まれはした。嘘の家族が本当の家族のようでヒリヒリする中にほんのり温かさも
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銀魂(2017年製作の映画)

4.0

漫画、小説、アニメも全て観ている原作の大大大ファンです。

その中でも特に好きな紅桜編の実写化、好きな役者さんが集結した福田雄一作品、とあって面白くないわけが無い。監督、自由気ままにやっているようでそ
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舟を編む(2013年製作の映画)

3.2

原作未読。

言葉を大切に生きていきたいと思う。辞書作りの裏側。言葉への愛と辞書作りにかける思いや情熱が人の心の奥深くにあるあたたかな作品。

松田龍平、こんな雰囲気も出せるんだ。

娚の一生(2015年製作の映画)

3.8

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原作未読で鑑賞。

会話のやりとり、間合い、時間の経過、出来事、言葉選び、絵面。全てがとても良い。ゆっくりと時間が流れる系作品でありがちな無言無音に感じる変な空気感など無く、全体の基盤としてこのナチュ
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ミロクローゼ(2012年製作の映画)

3.0

山田孝之ファンが、山田孝之の才能をただただ眺めるための作品。

めちゃめちゃ変わっているし、色彩や映像は面白いけどなかなかに気持ち悪い。山田孝之のデビュー当初からのファンだが、監督が苦手で手を出すまで
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高校デビュー(2010年製作の映画)

3.0

原作のファンすぎて、実写映画化された当初はガッカリを恐れて観ることが出来ずにいたが、時も経ったのでいい意味で期待無しに鑑賞。

史也を菅田将暉、朝丘くんを古川雄輝が演じていたなんて!逆に今観て良かった
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ハルフウェイ(2008年製作の映画)

1.7

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メンヘラ女を書かせたら右に出る者はいない北川悦吏子。いや、右に出る者はいないほどのメンヘラ女が北川悦吏子なのだと思う。本人独自の恋愛観がこれしかないのだろう。必ずと言っていいほど、恋愛において新しいこ>>続きを読む

テラスハウス クロージング・ドア(2015年製作の映画)

2.0

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テレビシリーズを観てきた流れで配信直後に観たが、最近Amazonの無料配信があったので、うろ覚えの記憶を確認する感じで二度目の鑑賞。

二度観ても、ゆいちゃんがとにかく嫌な女である、ということに一貫し
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セトウツミ(2016年製作の映画)

2.9

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原作漫画を実写化したらこうなりました、というそれ以上でも以下でも無い作品。

主演両者共に好きな役者ですが、声のトーン、喋り方、掛け合い、テンション。全てが予想通りで(原作を優等生的になぞっただけ。)
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

5.0

仕事で新人だった頃の日々をつい自分に重ねてしまい、とてつもなく感情移入し観入ってしまった。

ファッションや身なりに気を使い出してからの仕事の成長ぶり。こういった内面の意識改革が、所作に至るまでの成長
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星ガ丘ワンダーランド(2015年製作の映画)

2.5

中村倫也が主演であること、新井浩文、菅田将暉のキャスティングに魅力を感じ、鑑賞。

とにかく重い映画らしい、と覚悟して見始めたが、重いというか私には入って来ない映画だった。惹き込まれるものが無かった。
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海街diary(2015年製作の映画)

5.0

思い入れのある鎌倉が舞台だということだけで、原作未読、予備知識無しで鑑賞。

四姉妹のキャスティングが非常に豪華である上に、脇を固める役者も勿体ないくらいに豪華。樹木希林、大竹しのぶの流石の演技の前で
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.5

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高良健吾はこういう時代の学生役が本当にハマる。

私は生まれも育ちも東京で、進学を機に上京される方々の思いに本当の意味で感情移入出来ないことが寂しいな、と常々思っていて、学生時代、上京と共に一人暮らし
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俺物語!!(2015年製作の映画)

4.5

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原作はチラ読み程度でほぼ未読にて鑑賞。

油断した。
くすぐったい胸キュンとゆるく笑えるラブコメディだとのんびり眺めるように観ていたら、たけおと砂の男の友情にとてつもなく感動してしまい、大和のラストへ
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セブン(1995年製作の映画)

5.0

映画というものが好きになったきっかけかもしれない、思い出深い作品。

かつて、自分の好きだった人が好きな映画としてこの作品を私に教えてくれたということが大きいかもしれないけど、もちろんそんな上辺だけの
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しあわせのパン(2011年製作の映画)

1.0

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期待値が高かったせいか、2組目の話途中で観るのやめました。

じんわりあったかい話のふりして、根底が重々しく暗い感じがして観ていて気持ちのいいものではないし、とってつけた「いい話」には興味なし。

箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

3.7

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初めて夏帆ちゃんを可愛い!と感じた作品。演技の上手さは認めていたけど、こんなに魅力的に思ったのは初なので、そこは監督の手腕なのかと思いつつ、話の展開、上手いキャスト陣に惹き込まれ見入りました。

なの
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

原作未読で鑑賞。

最後5分で… という謳い文句があったことを知らず、ただ番組内容に書いてあったside-A と side-B からなるラブストーリー。という説明と、80年代設定がなんとなくかつてのホ
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ハッピーフライト(2008年製作の映画)

1.5

年がら年中地上波でやっている印象。だいぶ前に観て、あまり印象に残っていない。コミカルな綾瀬はるかはあまり好きでは無いかも。

崖の上のポニョ(2008年製作の映画)

2.0

可愛いふりして、結構怖い作品。
赤ちゃんを連れたご夫婦の意味みたいのを何かで読み、ゾッとした覚えが。
ヴィジュアル面ではポニョがテンション高まった時に垣間見えちゃうカエル顔も、ゾッ。宮崎駿、カエル好き
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

1.5

安藤サクラを初めて観たのがこの作品。他の作品も観て、今は彼女のこと好きだけど、この時はとても嫌悪感がありました。役どころだけども。

タイトル通り全体にむきだし感が凄い。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

2.5

だいぶ前に観たので印象が薄れているが、とても美しく切なかった覚えが。

ハートブルー(1991年製作の映画)

4.0

かなり昔に観て、当時しばらくは自分の中のベスト3に入る作品だった。冒頭から惹き込まれ、展開が良く、観やすい作品です。二人の関係性が良い。あとサーフィンがしたくなります。

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

1.2

感情移入は出来なかったけど、相変わらずの食事が美味しそうっていう。

パラダイス・キス(2011年製作の映画)

1.5

昔、原作好きで全巻持っていました。
北川景子が可愛くて、原作では全く好きになれなかった主人公を映画では好きになれました。ミスキャスティングを感じる役者さんは何名かいますが、これはこれで良いのかも。

俺は、君のためにこそ死ににいく(2007年製作の映画)

3.0

言葉では表現しきれない過酷な時代に、思いを殺して国を支えてくれた人達がいて、そして私達はいま存在する。

上映当時に渋谷の映画館で鑑賞し、観終えて夕暮れ時のセンター街を歩きながら、ひどく嘆かわしい気持
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.8

蒼井優さんは演技も、その可愛らしさも抜きん出ている。好きです。

主人公の芯の強さと全体の空気感のバランスが良い作品。また森山未來さんの存在感がいい。彼が出てくることで展開に引き込ませる魅力があり、気
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

2.0

タランティーノ好きのサブカル野郎になりたかったけど、どうにも自分には合わないようだ。エンターテインメント、パフォーマンスとしても、グロさが受け付けない。

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.0

明るい気分になる。ロック好きは無条件で楽しめるはず。