炎天さんの映画レビュー・感想・評価

炎天

炎天

オデュッセイア(2026年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

神話らしい壮大なファンタジーの中に、それぞれの罪と代償、失って初めて気づくものが描かれていて、物語そのものが教訓のようだった。

時系列が少しずつ繋がり、トロイの木馬戦争まで記憶が蘇っていく構成も面白
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Michael/マイケル(2026年製作の映画)

3.9

マイケル・ジャクソンの歴史はあまり詳しく知らなかったけど、伝記として人生を知りつつ、LIVEのようなパフォーマンスもノリノリで楽しめて面白かった。

あぁ、天才と言われる人の裏側ってこうだったのかと、
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映画ちいかわ 人魚の島のひみつ(2026年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ちいかわはあんまりちゃんと見たことなかったけど、世間を知る名目と興味本位で観てみた。

キャラクターものでここまでリアルを描く作品ってあまりないので、普通に面白い。
セイレーンは楽観的で可愛いから私は
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プラダを着た悪魔2(2026年製作の映画)

4.3

完璧に見える人ほど、
弱さや不器用さを隠しながら生きている。

華やかなファッションや音楽の奥で描かれていたのは、仕事に人生を捧げてきた人たちの関係性だった。

傷つけ合った過去ごと抱えながら、
支え
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爆弾(2025年製作の映画)

3.8

理屈で固めすぎず説明しきらないことで、
かえって輪郭が残る。
すべてが整理されないまま、違和感だけが静かに残る。

爆弾は見つからない。
だから終わらない。

スクリーンの外にまで、この世界の現実に
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ブゴニア(2025年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

相変わらずぶっ飛んでるが、それが好き。

彼は、ほとんどサイコパスみたいだ。
合理的だが、決して馬鹿ではない。
彼女も同じ。どちらも極端だ。

「正しい」とされる様々な暴力。
それを疑わずに進めてしま
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ズートピア2(2025年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ふたりの関係が、
「向き合う」ところに着地したのが嬉しい。

ジュディは相変わらず真っ直ぐで、
前向きで、可愛い。
その素直さが物語を前に進めていくのが気持ちいい。
一方のニックはキザで軽口ばかりだけ
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アイアンマン(2008年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

金持ちで天才で、武器会社の社長。
その立場のまま世界を見ていた男が、
ある日、自分のビジネスの延長にある現実と向き合わされる。

目を逸らしたくなるような現実に衝撃を受け、別れも経験する。
それでもト
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アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ(2025年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

Dolbyシネマ3Dにて鑑賞。

この唯一無二の世界観に、没頭という体験のできること自体に価値がある映画だと思う。
「その世界に入った感覚」が記憶として残る。

その上で、脚本や構成が1,2と比べて
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

この映画を観て、
エヴァを悪だと言い切ることはできなかった。

彼女は復讐をしたわけでも、
人間を裁いたわけでもない。
ただ、自由を得るために
最も確実な選択を積み重ねたにすぎない。

ただし、その選
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.6

記憶をどう抱えて生きるか、
その問いが静かに残る。

苦しみだと思っていた記憶や感情が、
人生の一部として
そっと受け止め直されていく。

当たり前の存在と記憶は、
失う時にはじめて尊いと思う。

時
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ヒューマンネイチュア(2001年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

この映画の登場人物における正しさとは、
その人の主観でしかなく、
善意や理性も結局はエゴなのだと感じる。

主人公のパフを含め、登場人物は全員かなり自己中心的だけれど、
人間ってそんなものだよね、と思
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マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

一番可哀想なのはマルコヴィッチ本人。
何もしていないのに、人生を他人に奪われる。
人格を乗っ取られる恐怖は、
死よりも残酷だと思った。

そして、この映画で一番恐ろしいのは、
人間の執念。
欲望のため
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劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD(2023年製作の映画)

3.9

LIVE感覚で見ることができるのと
特典も欲しさに7.8回見た気がするが、
何度観ても飽きない...。

Incomplete Rulerが好きすぎる。
振りもだんだん覚えながら、
応援上映ではペンラ
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ネムルバカ(2025年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

漫画が良かったから映画も観たけれど、
どちらも良さがあって、どちらも好きになった。

最初、なんとなく“ベビきゅれ”と似た空気感なのかなと思っていたけど、
全然違う作品だった。
もっと静かで、もっとリ
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月(2023年製作の映画)

3.7

この作品を見て一番考えたのは、
「人間の価値とは、何で決まるのだろうか」という問いであった。

障がいの有無、見た目、能力──
生まれる前の段階で、すでに“本人が選べない差”がある。
でも私たちはそこ
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藤本タツキ 17-26 Part-2(2025年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

個人的にはPart1の方がより好みだったが、Part2も変わらず引き込まれる面白さがあった。
後半には『チェンソーマン』や『ルックバック』を少しだけ想起させる作品も登場するが、どちらも全く異なる世界観
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藤本タツキ 17-26 Part-1(2025年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

藤本タツキさんの“成長”とともに、作品そのものも成熟していく様子がとても興味深かった。
初期の尖った個性はやや薄れたようにも感じたが、最後まで彼らしい“ぶっ飛んだ発想”は健在だった。

Part2も見
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コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道(おうどう)(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

アニメ見れずでこちらのⅠ〜Ⅲにて視聴。
ところどころ盛り上がる展開があり、
最後の死で平和を実現し、ゼロという希望の象徴を親友に託すオチには感動した。
生き続けるという罪の背負い方ではなく、死を以て幕
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クルエラ(2021年製作の映画)

3.1

映像も衣装もおしゃれでエマの演技も良かったけど、肝心のストーリーやキャラの深みが薄くて、そこまで響かなかった。
ハーレイ・クインやジョーカーみたいに、狂気と痛みが混ざった悪の美学を期待してた分、物足り
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

オチとしては、復讐と宗教が行き過ぎた末の物語なのだが、ところどころに散りばめられた“人間らしさ”が印象的だった。
伏線も丁寧に張られており、考察のしがいがある。
ホラーに怯えていないで、もっと深く思考
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ひゃくえむ。(2025年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「100mだけ速ければ全部解決する」
──これは逃避のようで、希望にもなり得る言葉。

現実には上には上がいて、勝てない、自分が1位になれないという苦しみもある。
その痛みから目を逸らすこともできるし
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映画 おでかけ⼦ザメ とかいのおともだち(2025年製作の映画)

4.1

純粋で優しい世界に、
身も心も全て癒されました...。
ありがとう子ザメちゃんたち。

可愛すぎて頭を抱え、限界すぎて泣きました。明日からも頑張ろうと思います。

国宝(2025年製作の映画)

4.5

美しい映画。
まさにエンディング曲のような、儚い芸術。

人生とは、こんな物語なんじゃないかと思う。
この人生が国宝になるなら、この世界もまだまだ捨てたもんじゃないと思える。


個人的な話。
ずっと
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.6

逆行を仲間と一緒に魔法とチョコレートで乗り越えようする、ポジティブなファンタジーの世界。でもちゃんと現実っぽさもある。
チャリチョコよりもワクワク感があるから好き。

籠の中の乙女 4Kレストア版(2009年製作の映画)

3.5

歪な日常を見ながら、
目的やゴールを考えるが
それは一切明かされない。

なんだったんだろう、どうなったんだろう
なんでこういうことをするのだろう。

考えさせ、敢えて説明をしない、
特定の意味を持た
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心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

3.9

言葉は刃と内に篭もり、自分を話させないようにと閉じ込める少女が、優しい友人によって動き出す物語。
ミュージカルには、やはり言葉以外の強い魅力を感じる。感情が言葉以上に伝わる気がする。感動した。

ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング(2025年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

綺麗にまとまっていて、
ラストは静かに感動してしまった。

AI、核、ロシア、第三次世界大戦。
現代と地続きのような不穏なテーマが
リアルで、作り物じゃないような
緊張感がずっと張り詰めてた。

1番
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.1

主人公の動機は子供ながらの心境で、
まっすぐ父と母を愛していたんだなっていうのが伝わる。人として最低では無いんだよ。
法律の穴をくぐっていたみたいな感じで。

あとは、こんなにも色んな職業になることっ
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

とても自然で、ハートフルな
ふたりの友情は最強そのものに思える。
美化された幻想のようにも思えるが、
真に対等であることの意味を
理解したように思う。
どんなに作られたものであっても、
人間の感情はど
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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

3.9

笑いあり熱きシリアスありの、
他に類を見ない面白い作品だった。
長く愛されるのも頷ける。