マンメンミさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.7

日本の原作小説がフランスでアニメ映画化された作品。
10年程前には邦画で実写化されていましたが、原作同様に様々な要素を盛り込んで描いていました。
本作ではほぼ登山一本に絞り込み、山の厳しさと限界に挑む
>>続きを読む

映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

3.0

アニメ作品は本当に楽しかったけれど映画版の評判がイマイチで中々観なかった作品。
言われている通り9割総集編でした。
本編の続きが知りたい方はエンディングだけ観れば分かるような作品です。
テレビ版の面白
>>続きを読む

ターザン(1999年製作の映画)

3.5

地味な印象から観たことがない作品でしたが、20年以上前の作品ですが映像美に驚かされました。
ゴリラに育てられたターザンが一人前のゴリラになるために成長していく中で初めて人間と出会い、人間に生まれて野生
>>続きを読む

マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

3.5

タイトル通り、ガーディアンズギャラクシーのクリスマス作品。
ガモーラを失ったクイルを喜ばそうと地球のクリスマス様式で楽しませようと計画し、ドタバタするストーリー。
宇宙人である面々の誤った認識が面白く
>>続きを読む

マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.5

相変わらずキャストが豪華でそれだけで楽しくなるように仕掛けられており、華やかな作品でした。
物語的には前回の設定をなぞるようなものだったので目新しさはありませんでしたが、好評だった前作の期待を裏切らな
>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.6

数十年振りにウルトラマンに接しましたが、見覚えや聞き覚えのある事柄が出てくるたびにテンションが上がってしまいました。
「シン・ゴジラ」と比べると驚きは少なく感じましたが、ウルトラマンより長澤まさみの存
>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.6

宮城リョータを主人公とし、彼の視点を主に描かれた山王戦。
原作を単純になぞったものではないので色々言いたい事もありますが、楽しめました。
特に後半の沢北の使い方が良かったです。
心配していた声優変更や
>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.7

説明不足なところもあるように感じましたが、評判通り重たいテーマもエンタメとして楽しめ、様々な感情を感じられるような作品でした。
また、これまでの深海作品同様に実際の風景が美しい表現で取り入れられており
>>続きを読む

アイス・ロード(2021年製作の映画)

3.4

凍りの道を走り閉じこめられた仲間達を救いに行くハラハラドキドキ作品。
単純に手に汗握る展開でスッキリ楽しめました。
ながら見をするつもりがしっかり鑑賞しました。

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.5

人気のアクションアドベンチャーゲームシリーズの実写作品。
冒頭のフリで出てくる航空機からの脱出シーンは圧巻でした。
中盤以降にそのシーンの全てが出てきますが、正に本作のハイライトシーンであり、観ている
>>続きを読む

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.8

原作がとても良かったですが、映画も良かったです。
石原さとみがこれまでと違うイメージの役を原作を読んでいても違和感なく演じられていました。
時間の制約があるので多少薄まってしまった感はありますが、話が
>>続きを読む

ベイマックス(2014年製作の映画)

3.5

ドラえもん系の感動作品かと思って観たら、絆をテーマにしたアクション系の作品でした。
ストーリーは先が読めてしまう単純なものですが、個性的な登場人物によって飽きずに観られます。
分かっていても良い気持ち
>>続きを読む

サウンド・オブ・007(2022年製作の映画)

3.7

007シリーズの重要な構成要件である音楽にフォーカスしたドキュメンタリー。
ジェームス・ボンドが彼らしい行動をする際にかかる曲たち。
観客もそれを期待して観に来ています。
作中の発言にもありましたが、
>>続きを読む

喜劇 愛妻物語(2020年製作の映画)

3.3

ダメダメ夫としっかり者の妻によるコメディ作品。
夫のダメっぷりやキツイ性格の妻のによる罵倒には時折イライラさせられますが、クスッと笑える場面が散りばめられていました。
夫婦二人の性格設定も含めて好みが
>>続きを読む

遊びの時間は終らない(1991年製作の映画)

3.4

融通の効かない警察官がリアルな銀行強盗の訓練で犯人役を務め、訓練の域を超えて混乱を引き起こすコメディ作品。
随分前にテレビでの放映等で一度観ていた気がしましたが、改めて観ても面白かったです。
若かりし
>>続きを読む

雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

3.0

取り壊し目前の団地一棟と子供たちが漂流するファンタジーアニメ。
わたしも団地に住んでいた経験があるので、団地の様子等ノスタルジックになる描写もありました。
ですなストーリーはよく分からないし、子供の声
>>続きを読む

新卒ポモドーロ(2020年製作の映画)

3.8

ベンチャー企業の初めての新卒採用を描いた作品。
既存のよくある採用手順ではなく、新たな手法で挑戦をしていきます。
最初は採用手順をなぞるような教材的な内容でしたが、徐々に変化していき採用業務を通してど
>>続きを読む

ブロンド(2022年製作の映画)

3.3

マリリン・モンローを描いた物語ですが、史実を改変しているためフィクション扱いされています。
改変するならもっと美しく幸せに描いた方が良かったように思います。
一般的に知られているような愛されたいと願っ
>>続きを読む

フレンチ・ラン(2015年製作の映画)

3.1

頭も時間もあまり使わずに観られそうだと思い鑑賞しました。
テンポ良くストレスなく観られました。
内容的にはよくあるアクションだったので印象は薄いですが、冒頭のスリをするシーンは特徴的でした。

四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

3.7

大好きな「サマータイムマシンブルース」と森見登美彦が合体した作品。
原作も読みましたがアニメも楽しみにしていました。
しょうもない事を大袈裟に表現する作風とピッタリで大満足です。
アニメも「夜は短し歩
>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.3

よく分からないけれどアクションや映像に代表されるマトリックスの世界観を楽しむような作品であることは分かりました。
お馴染みの演出が出てくると思わずテンションが上がってしまいました。

ニルマル・プルジャ:不可能を可能にした登山家(2021年製作の映画)

3.7

ヒマラヤをはじめネパール付近には8,000メートル峰の山々が多数あり、全14の8,000メートル峰をわずか8ヶ月で踏破するネパール人を追ったドキュメンタリー。
素晴らしい自然の景観ですが、人が生きられ
>>続きを読む

エヴェレスト 神々の山嶺(2016年製作の映画)

3.0

原作は上下巻の長いストーリーでしたが、あまりにも熱く、面白かったので映画版も観ました。
分かってはいましたが、原作よりもだいぶ薄まっており、エンディングの演出もイマイチで残念な気持ちになりました。
>>続きを読む

ミー・タイム(2022年製作の映画)

2.9

コメディらしいコメディ作品。
半分くらいまではそれなりに楽しく観られましたが、やっている事にあまり変わりがないため途中で飽きてしまいました。
はっちゃけた海外コメディのノリが好きな方は好きな作品だと思
>>続きを読む

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.7

高度経済成長期の日本の公害病である水俣病を外国人主人公を軸に描いた社会派作品。
知識としては知っていましたが、物語として見せられると違った印象になり、身近に感じられました。
日本の問題を題材にした作品
>>続きを読む

ホノカアボーイ(2008年製作の映画)

3.6

ハワイののんびりした時間の流れ、空気の中で働く日本人青年。
途中で人が死んだり病気になったりもしますが、それも自然な時間の流れであり、作品全体で大きな変化は少なく、優しい時間の流れを眺めるような作品で
>>続きを読む

グレイテスト・ゲーム(2005年製作の映画)

3.5

労働者階級のアマチュアゴルファーがプロゴルファーに混じって全米オープンに挑戦する物語。
実話ベースの作品ですが、主人公と少年キャディの関係性が漫画のように出来すぎており、後日談も含めて二重でビックリで
>>続きを読む

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.5

ローバート・デ・ニーロの復讐劇。
不気味で執拗な様子は正に怪演でした。
BGMや演出は古臭く、ご都合主義的展開でしたが、常にハラハラドキドキな展開は目が離せませんでした。
追われる側の登場人物の行動も
>>続きを読む

スプリング、ハズ、カム(2015年製作の映画)

3.5

広島から東京に上京した女性を取り巻く優しくゆったりとした作品でした。
みんな良い人で嫌な気持ちにならない作品です。
お父さんと上京を控えた娘のお互いに寂しさを隠している会話が印象的でした。

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.5

映画館で観そびれましたが配信初日に鑑賞しました。
エンドゲームまでの怒涛の流れが一段落してからの作品なので全体的に平和な雰囲気でした。
ガーディアンズオブギャラクシーのキャラ達ともっと絡むのかと思った
>>続きを読む

ダンボ(2019年製作の映画)

3.2

子どもの時以来数十年ぶりに観ましたが、そんな話だったのかと意外に思いました。
もっとファンタジーかと思っていたら意外にしっかりとしたストーリーでした。
ダンボはかわいかったですが人間以外はほぼ分かるよ
>>続きを読む

ホテルローヤル(2020年製作の映画)

3.0

ラブホテルの従業員や客の群像劇。
直木賞を受賞した本作原作はラブホテルという斬新な舞台設定も話題となったことを覚えています。
原作も読もうとも思っていましたが結局読まず、本作視聴が先となりました。
>>続きを読む

プレミアム・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.6

自転車メッセンジャーと警察の荷物をめぐる追いかけっこ。
演出はちょっとダサく感じてしまいましたが、自転車のスピード感にアクション、展開の速さなど好みの作品でした。
時間も短めでスッキリと観られます。

シンデレラマン(2005年製作の映画)

3.7

怪我のために一度はランク外まで落ちてしまった子持ちの熟年ボクサーがセカンドチャンスに挑む物語。
ボクシングダクでなく家族愛をテーマにしており、ドラマとしても魅せる作品でした。

お嬢ちゃん(2018年製作の映画)

3.5

日常のくだらない事の数々に苛立つ主人公を静かに捉えている作品。
様々な人が色々な場面で一見意味のない会話をしていてそれを画面に垂れ流されていますが、その時に感じた気持ちと主人公の抱えている苛立ちが段々
>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

3.5

練りに練られた構成が素晴らしかったです。
1930年代日韓併合時代の韓国が舞台で日本語と韓国語が入り混じる作品です。
3パートに分かれていますが、それぞれに仕掛けが用意されており、見れば見るほど惹かれ
>>続きを読む