PORKさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

バイス(2018年製作の映画)

3.5

『ブラックパンサー』以外2018オスカー作品賞制覇。つまらない作品は一つもないけど、べらぼうに面白い作品が無かった印象。正直言ってこの『バイス』こそ誰が盛り上がるんだろうっていう、心に残るところがない>>続きを読む

未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

3.8

午前10時の映画祭今年で終わってしまうのが痛い。普通は家で見るしかない旧作を、強制的に2時間拘束で見せてくれる。画面サイズ・音響以上に重要な恩恵だった。来年から「午前11時の映画祭」にするっていうクソ>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.6

今世紀最も発音したくなる言葉「ガーディアンズオブギャラクシー」。だけれども、こういうバイアス・偏見はいくないけど、同じ年公開の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の方が好きというのは声を大>>続きを読む

麻雀放浪記2020(2019年製作の映画)

3.2

ドテ子のハスキーボイスがいいね。シマウマの趣味もええぞぉ。

序中盤までは面白かったんだけど、一気に息切れしてしまった。いや確かにAIとのバトルならそれが秘策かもしんねーけど、結局九蓮宝燈のドッカーン
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

4.0

アメコミファンでない自分が「あ、始まった」と思えるMCUの覚醒の一本。逆にここまでは正直ハマれなかったので、長く辛い旅だった。サンキュー、キャップ。

この敵の思想は誰もが納得だろ。社会情勢的に今も通
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

3.1

やっぱりナタポーより友達の方が可愛いな。でも実際にいたらガサツすぎて引くかもしれん(それでもナタポーの暴力女ぶりよりはマシ)。そんな彼女の繊細なところとか見せてくれたら評価爆上げしちゃうんだけどなあ。>>続きを読む

ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

3.8

近くの映画館が封切りより少し遅れて上映するってんで、ゆったりたっぷりのんびり鑑賞できるかと思いきや老の害の者が隣に。「ガムクチャクチャ」「ポケットの小銭チャリチャリ」「エンドロールでスマホピカー」のト>>続きを読む

アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.6

3作目にして一番ヒーローものになった。アベンジャーズでのエピも絡めての、苦悩からの克服ということでとても後味の良い3部作になったと思います。

スタークってここまででとてつもなく愛されているのが伝わっ
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君は月夜に光り輝く(2019年製作の映画)

2.3

めいめい、か、可愛い〜〜〜〜〜🏃🏻‍♂️🏃🏻‍♂️🏃🏻‍♂️この瞬間の永野芽郁を保存する役割を果たしましたね。お疲れさん。

監督の前作が真っ当な感じだったから、作品の面白さは抜きにして注目してたけど
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アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.6

追いつくぜ、エンドゲーム。

マーベル初心者として、ヒーローの種族値に違いがありすぎて、ソーが最強じゃね?とか思ってたんだけど、こういう風に纏めていくのねと光明が指す。意外やハルクが強えんだけど、イン
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.9

「志乃ちゃんは自分の名前を叫びたがってるんだ」かな?序盤はまんまやんけと思ってたら、終盤は全然違った。

序盤にこの映画を好きか嫌いかのボーダーラインにいる中で、志乃ちゃんが紙に「おちんちん」と書いた
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運び屋(2018年製作の映画)

4.2

思い出せる限りの最近の劇場で1番泣いたわ。300kgくらい涙出た。

僕は他人に対して怒りや憎しみの念の沸点が異常に低い社会不適合者なので、日々老人にイライラすることが正直多い。その殆どが、老いのせい
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.6

題材が題材にして一人ぼっち鑑賞決められると思ったら結構入ってた。

黒人警官と白人警官が二人一役でKKKに潜入捜査。バチボコなコメディかと思いきや意外とシリアスに見るシーンが多かった。電話口での上司の
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.6

「有能パーティ」と「偶然」で切り抜けるスパイアクション。かと思いきやトムクルーズがちんちん主体の行動もとってしまうのがギャグですね。

話的にも絵的にも無理くりに派手な展開を作ろうとしているのが見え見
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.1

音楽ストリーミングの映画サントラ集なるもので、かかった瞬間にかなりアガる曲といえばこれ。でも映画の内容は意外と質素だったな。

派手アクションや魅惑のサスペンスのどちらも今一歩だが、ここから洗練されて
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

3.8

2連チャンでイ・チャンドン。これまた秀作であった。

イ・チャンドン3本鑑賞して気づいたが、何が良いのか全然書けないなこれ。ただ、雰囲気は好きでも共感できないことですきになれない映画って自分の中では山
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オアシス(2002年製作の映画)

4.0

あーこれはイ・チャンドン一生追っかける法律できたわ。またバーニングとは全然違うのも好感度ストップ高ですわ。

うわあめっちゃいい・・・っていうアホな言い方しかできないほどのラブストーリーだ。ジャージャ
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.8

ROMAの公開といい、この作品といい、イオンシネマの積極性には目を見張るものがある。

仕事を干された兄・良男が障害者の妹・真理子の体を売り、生活費を稼ぐ。見る人によっては相当な拒絶反応を起こす作品だ
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.7

ROMA見ようと思ってNETFLIX登録して見惜しみしてたら、メンバーシップ終わってしまったのが功を奏す。劇場で見てよかったなと静かに思う作品。見終わった後外のベンチ座って余韻に浸っちゃった。

正直
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.2

IMAX3Dで視聴。3Dは以前のライオンキングの時の如くアイドリングが必要だったけど、IMAXの凄みは堪能できました。どの作品に童貞を捨てようか迷ってましたが、この作品で本当に良かった。

まずスパイ
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.5

この映画の予告がよく出来過ぎていた。初見なのに2回目見た感覚だった。

トニーとドクのダブル主人公。白人と黒人、粗暴と上品など対極な2人だが、一番はその性格かね。ここはいい意味で裏切られたところだが、
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.2

「クセになってんだ、ビニールハウス焼くの」

まだ全然見れていないというのもあるけど、意外とホームラン級の作品が自分が見た中では少ない韓国映画。個人史ではぶっちぎりのトップの『哭声』と比肩し、尚且つ意
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半世界(2018年製作の映画)

3.9

久々の池脇千鶴を堪能。頼む・・・死ぬまでに一度だけでいいから、「ママ」と呼ばせてくれ。頼む・・・。そしてそういう映画では全くない良い映画。申し訳ないくらい感動しました。

仕事を辞めて地元へ戻ってきた
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21世紀の女の子(2018年製作の映画)

3.2

オムニバスってどうやって見ていいかわからんなあ。

気づきとしては、作品の良し悪しのバイアスは女優によってかなり左右されていることが体感できた。橋本愛が出てきた瞬間、全て良しになっちゃったね。でも理性
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.7

『search』っぽい作品ということであまり気にしていなかったが、そういえばタイトルが「ギルティ」だった。

緊急通報でかかってきた、誘拐の通報。主人公は即座に「今から私の質問にYESかNOかで答えて
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.8

女王陛下のお気に入り「俺のことなンだわ」

女王の懇意を得ようと、レイチェルワイズとエマストーンがドンパチ。正反対の2人のアプローチに、心地よさを覚える女王。どっちがお気に入りのオナホールになれるのか
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テリファイド(2017年製作の映画)

3.6

ジャケもタイトルもなんてストレートなんだ。宣言通りのしっかりホラー映画。

最初のポルターガイストは個人的にはハマれなくて微妙かなあと思ってたけど着実に恐怖感を募らせていけました。手数もバラエティーに
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

4.0

『イット・フォローズ』のスケッチ的作品ですからね。ドンピシャりですよそりゃ。

高校生になる前日のスリープオーバーなるお泊まり会での一晩を描く。まずこの文化それ自体に恍惚の表情を浮かべずにはいられず、
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.8

ファーストマン太郎

デミアンチャゼルだやったーって劇場に入って、出るときはライアン・ゴズリングの搭乗前の顔になって出てきた。脚本が別だと、セッションでもララランドでもないものが出来上がるのか。

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ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー​(2019年製作の映画)

2.8

たむけん「金目当てでアートに関わってる奴、全員死ね!」

遺体で見つかった画家の作品を金儲けのために使おうとする者たちが怪奇現象に襲われる。主演のギレンホールがクズなんだけど、あのポーズが気持ち悪くて
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雪の華(2018年製作の映画)

1.1

開始3分でそれとわかる駄作の極み。語るに値しない。

上流階級(2018年製作の映画)

2.6

社会的地位の欲望に突き動かされる夫婦が上流階級既得権者たちとバトル。

韓国ではR-18だそうで、随所の脱ぎっぷりは良い。だけどエロいかというとそこまでではない。これこそ撮り方だと思う。
がしかし!が
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フロントランナー(2018年製作の映画)

3.7

ジェイソンライトマンで危うく見逃すところだった。監督好きではなくても見逃し系では結構掘り出し感ある。
とはいえ個人的には前作の「タリー」がそこまで好きじゃなかったんだけど、今回は少しUp in the
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.7

うわこの人、わかりやすくネトフリオリジナルばっか見てる。4K最高なンだわ。

隕石の落下後、謎の現象が起こるアメリカの海岸付近に女5人で大冒険。見たことない花やサメとワニの融合体、メブキジカもおるぞ!
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サスペリア(2018年製作の映画)

3.5

決してひとりで見てはいけない映画、平日昼間に一人で見にきてるおっさんしかいなかったぞ。

オリジナル版は未視聴ですが、これを見ただけで正統にリメイクしているわけがないのはわかる。みんな大好きな魔女モノ
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.6

目隠しプレイは危険だね。

既に何かが始まっているところから始まる。このスタートはワクワクするので良いですよね。中盤の立てこもり疑心暗鬼ゲームもボチボチ良かったんだけど、だんだんと飽きてくるんだよな。
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