観終わって1日経ってから思い出すといい味出てくるし、人によって味が違うと思う。
人間ってやっぱり気持ち悪いんだよなー。
そして、青春の終わり、子供時代の終わりを知ることは切ない。
自己嫌悪、自己批判を通り越して自分殺し。潔くて好き。
ミア・ゴスの時代はまだ続く。
人類史の分岐点の映像化と、膨大なテキストの前のめりな編集力がすさまじい。が、馴染みのない赤狩りの様子がザッピング的に繰り広げられるのでやや難解。
その後の世界を生きている私は、"どうしたら核を無くせ>>続きを読む
もうキャーって感じ!
フローレンス・ピュー!キャー!
まさかデューンがワーキャー映画だったとは…
これレア・セドゥだよね。いろんな人が出てきてまさに美の祭典。
とにかく、1970年代にこんな事実があったのかと驚きの連続に前のめりになって観てしまった。知らなかった。
例えばこの史実を文章で読んだら、サラッと読み流して分かった気になっていたかも知れない。こんな>>続きを読む
怖かった…
日常から有事に境目がなく、そしてそれにも慣れ受け入れていってしまう群衆。
武蔵野市に戦闘配備されるとあんなことになってしまうのか。
TARAKOさんのシーンは笑いと同時に切なさが押し寄>>続きを読む
人に助けを求めるのはどうしてこんなに難しいのか。
そして、自身に助けが必要な状況であることを自覚することも難しい。
自分の気持ちや言葉を壁打ちのようにするSNSのポジティブな使い方が良かったし、すぐ>>続きを読む
鉢植えの花がなびくシーンが好き。あれ風を起こしてるよね。
そういった無機物も人も問わずに意識するまなざしが温かい。
飯岡幸子さん撮影の作品群に通じる何か。劇的な瞬間は過ぎ去ったあとの風景。
すべて>>続きを読む
なかなか言語化しづらく、咀嚼がしばらく続く映画だった。
刑事捜査で出会う有害な男らしさと彼自身。その意識を逡巡する120分間。
それにしてもどうしてフランス映画の撮影はどれも美しいのか。
運動、勉強、外見以外のものさしがある。そもそもものさしですらないのかもしれない。
深夜番組でたまに見てた高校生のeスポーツ大会の熱さと生活感。
『遠いところ』の花瀬琴音さんが出てて嬉しくなった。
なんだお前、ピンク映画を差別するのか!?
この映画で世界を変えてやろうとか、変えないとかどうだっていいんだよ!
若松孝二に寄せた井浦新が面白い。
地元でなんとなく行っていたシネマスコーレや、みん>>続きを読む
黄金少年。
序盤の大きな振りかぶりから、最後まで一気に駆け抜けた。
このギラギラした邦画感に、岡田将生がアクセントになってていい感じだった〜
always×アルキメデスの大戦のようで、好きな方の山﨑貴だ。特攻に葛藤する様は君たちはどう生きるか原作のマインドのようでいいなと思っていたら…
クライマックスでひぃーって心が悲鳴を上げた笑
公開時>>続きを読む
リュック・ベッソン版ホームアローン。
犬が野生の本能剥き出しになるのではなく、めちゃめちゃお利口だったのが好感持てた。
映画館出た途端にバギーに乗せられた豆柴に見つめられてキュンとした。
難解。
ただたまにはこういった訳のわからない映画を観るのもいいなと、嬉しくなってしまった。
これもタル・ベーラにしか出せない味わい。
登場人物の出てくるタイミング、手前から奥への移動にため息。
体と心の話。
それらのアンバランスさと制御できなさについて。
しみじみとして、優しい気持ちに包まれる。
この人はやっぱりまなざしの人なんだな。
恐らく移民であろう清掃員ハディージャの一夜を見守る映画。
新作『Here』よりポエティックでやや難解。ただやっぱりタイトルの入りとエンドクレジットは秀逸。
なんて優しい映画なんだろう。立ち止まって、語りかけ、手を差し伸べて、見つめる。人や街や自然に向けられた柔らかい眼差し。
映画全体のフィールド・レコーディング的なタッチも独特で面白い。
日本公開と>>続きを読む
思考実験をそのまま行使してしまった様が、気色悪さと正直さを兼ね備えていていい。
ウィレム・デフォーの博士が切なくて暖かくて良かったな〜。
小気味よさを期待して気軽に観たら、号泣してた。
Nerdなポール・ダノとエッセンシャルワーカーのアメリカ・フェレイラは全俺たちだ!
正当なやり方で小市民が資本家を討つ様に嗚咽が止まらなくなった。>>続きを読む