都落ちMiyacoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

都落ちMiyaco

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プラットフォーム(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

上層から降りてくる台には、“上”の食べ残しが載っていて、それしか食べられない。“上”が“下”のことを考えて取り分を決めていればみんなに行き渡るが、そんなことはなく、下層のものは飢えてしまう。世界で生産>>続きを読む

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.0

原作未読。狂ったキャラがちゃんと狂ってて好きです。普通とはかけ離れ過ぎていて「普通」が分からないが故にやってしまう行動(枝豆を皮ごと食べるなど)が良いギャグ要素になっていますね。でも、殺しのシーンはし>>続きを読む

ブラックハット(2015年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

コンピュータウイルスの感染?をイメージした光が集積回路の上を行き交う演出は一風変わってておもしろかった。原子力発電所を狙う手口の規模感と使用されたプログラムの高度さから収監中の天才ハッカーの助力を求め>>続きを読む

ホール・パス 帰ってきた夢の独身生活<1週間限定>(2011年製作の映画)

3.0

1週間だけ独身として生活しても良いと妻の許可をもらった夫がどう過ごすか。題材が題材だけに終始お下品なのは仕方ないですね。とはいえ、独身だったらやりたいことがナンパして引っかけた女とヤりたいしかないのも>>続きを読む

エニイ・ギブン・サンデー(1999年製作の映画)

3.0

試合前、ロッカールームでのコーチの話が最高ですね。一歩一歩に命を懸けて戦えるものが勝者になれる。無駄に生きるな、熱く死ね。アメフトがまさしく命懸けのスポーツであり、選手として活躍できる時間も短い。それ>>続きを読む

グッドモーニングショー(2016年製作の映画)

3.0

ドタバタいろんなことに巻き込まれるワイドショーのキャスターが主人公。テレビの裏側の描き方がコミカルで楽しいです。何より犯人役の演技が秀逸ですねぇ。異常なテンションになりつつも根は良い奴なのかなって思わ>>続きを読む

サブウェイ123 激突(2009年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

地下鉄のハイジャックが発生し、偶然指令室で管制官をしていたガーバーが交渉人役にされてしまう。犯人のライダーとの会話のやりとりがスマートでかっこいいです。話の中に出てきたキーワードをメモって相手の分析を>>続きを読む

交渉人 真下正義(2005年製作の映画)

3.5

「踊る大捜査線」シリーズのスピンオフ作品だそう。本シリーズは未鑑賞。
どの俳優さんも配役がビタっとはまっているように感じました。それぞれが素晴らしく、そしてすべてがマッチしていて完成度が高いです。交渉
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プリンセス トヨトミ(2011年製作の映画)

3.5

何年か経つとなんだか気になって観てしまう。そんな作品なんですよね。死を覚悟した父親から息子へ伝えられる言葉の重み。廊下を歩く短い時間。荒唐無稽な話であっても、大きな意味を持つものに変わるのかもしれませ>>続きを読む

デス・フロア(2017年製作の映画)

2.0

故障でエレベーターの中に閉じ込められた主人公だが、まわりではゾンビが発生して騒ぎが起こっていく。
気になった部分は
・主人公が嫌な奴すぎて序盤からヘイトがたまる。
・ゾンビの設定がいまいち定まっていな
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天才スピヴェット(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

始めはいかにもちぐはぐな家族に見え、スピヴェットが不憫に思えました。それが最後には「家族になったな」と感じました。
銃の暴発事故で亡くなった弟レイトンのことを家族で話せていなかったのだろうと思います。
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カンニング・モンキー/天中拳(1978年製作の映画)

3.0

カンフーは全然できないけれど、センスは一流ってことなのかな。ひょんなことから秘宝の薬を狙う悪党との戦いに巻き込まれた青年(ジャッキー・チェン)が、戦いの最中に奥義の書かれた紙きれを読み、見よう見まねで>>続きを読む

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

4.0

KGBとCIAがコンビを組むなんて設定からしてぶっ飛んでますね。2人ともとてつもなく優秀なスパイだけど、やはりプライドがあるし、衝突してばかり。クールに決めているのに、すごくコメディで楽しい。ドタバタ>>続きを読む

コラテラル(2004年製作の映画)

3.5

巻き込む側の殺し屋と巻き込まれる側のタクシー運転手。全くもって正反対で、敵対しているとも言えそうな関係なのに、ストーリーが進むにつれて徐々に妙な絆のようなものを感じてしまうのが不思議でした。良い演技。

AWAKE(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

人間VSコンピュータの将棋対局。以前、ニコニコ動画で配信があったものに着想を得た作品だそうです。実際の対局は知りません。
どこまでが再現なのか分かりませんが、プログラム制作者も棋士も、真剣勝負に徹して
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「やられた」感がすごい。前作以上にのめり込んでしまい、ショーの観客の一人として立ち会っている感覚になりました。今作も全体の完成度が高かったです。過去のシュライクの事故と、今回のショー、そしてホースメン>>続きを読む

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画全体が一つのショーとして完成されている。ド派手なイリュージョンショーに合わせた盗み、それに振り回されるFBI捜査官ら。危ないかなと思わせておいて、まんまと騙し尽くすんだもの。本当に楽しい。
最後に
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.5

納得の名作。演技とセリフ回しの素晴らしさに引き込まれました。最後まで観てから思い返すと、あれが伏線だったのかと気付くのだけど、やはり難しい。私もまたカイザー・ソゼの手のひらの上だったのかもしれません。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

白人の女性に黒人の恋人。女性の実家は“典型的な”白人の家で。あぁレイシズムが関係する作品なのかなと思ったのは最序盤だけ。
やたらと不気味な家族や使用人、家族の友人たち。どんどん狂気が加速していく様子は
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

緊急ダイヤルのコールセンターで働くアスガーのもとに奇妙な通報が入る。断片的な情報しか得られないがどうやら重大事件らしい……。
通報者、別部署の司令室、パトカーなどと、アスガーとの間での電話のやり取りの
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バンク・ジョブ(2008年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

事実を基にしたフィクションとのこと。銀行の貸金庫を強盗する際、警察への賄賂の記録も一緒に盗み出してしまうなんて、そんなことある? 事実は小説よりも奇なりですね。
鮮やかに盗み出すクライム物やスパイ物と
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アウトロー(2012年製作の映画)

3.5

無差別殺人の真犯人は誰か、何の目的が……。サスペンス物と言ってよいかな。謎の散りばめ方、序盤の魅せ方、リーチャーのキャラクターの作り込み、解き明かされていくテンポ、どれもなかなか素晴らしい。派手さはな>>続きを読む

総理の夫(2021年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

妊娠・出産のある女性が活躍しづらい社会問題に焦点を当て、それがもし総理大臣だったら? というテーマ。
途中までは凛子(総理)の仕事に対する熱意や邁進に対し、その夫として徐々に在り方を決め、応援する日和
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引っ越し大名!(2019年製作の映画)

3.0

時代物コメディ。藩を丸ごとお引っ越し。しかも石高が半分に減ってしまうなんて大変なこと。描かれ方はコミカルですが、私財の半分を捨てる場面や、商家に金を借りる場面など、なかなかグッとくるシーンもあり、楽し>>続きを読む

TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.0

時間が通貨として利用されるというアイデアがおもしろい。
細かいところだけど、仕事をして得る時間のおおもとはどこから来るのか、いまいち理解できませんでした。設定(=25歳になると余命1年になり、時間を稼
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ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

職業も本当の名前も知らない、そんな相手だからこそ素直に話せるってこともあるのかもしれません。もしも書店(仕事)のことが間に無くて、普通に出会っていたとしたら……のシーンが最高でした。
途中、男側がメー
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

2.5

半年後に巨大彗星が地球に衝突して世界が滅亡する。アルマゲドンのようなSF題材ではあるけれども、主題はそれを公表したときの政府や世間(SNS)の反応にある。彗星の存在を選挙運動に利用したり、テレビ番組の>>続きを読む

フューリー(2014年製作の映画)

4.0

戦争に凄惨な面を描きます。一つの戦車隊に焦点を当て、戦いの中で結ばれる仲間同士の絆、戦車を家に見立てた家族としての絆がテーマか。戦車1輌で300人のドイツ兵を相手にする無謀な作戦では、多少ご都合主義的>>続きを読む

道士下山(2015年製作の映画)

3.0

やりすぎにも見えるCGとワイヤー満載のアクションが私には新鮮に写りました。「摂理が変わる」とまで言われる達人技のCGはなかなかおもしろかったです。
ストーリーは山を降りるように言われた主人公の道士が俗
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

人口飽和に起因する資源の枯渇・食料問題を解決する手段として人間を「ダウンサイズ(小型化)」するというアイデア。小さくなれば、食料もスペースも今までとは比べ物にならないほどに少なくて済み、これまでよりも>>続きを読む

ザ・サークル(2017年製作の映画)

2.0

インターネットを通じてたくさんの人とつながるツール、SNS。それを極端に拡大したら? がテーマ。すべてを共有しようという考え方が一種の宗教のように扱われる会社の雰囲気が怖かったです。
個人が持つすべて
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2012(2009年製作の映画)

2.5

太陽活動が活発化し、過去最大規模のニュートリノが地球に降り注ぐ。それに伴って地球の核が不安定になり、地殻変動が巻き起こる。マヤ文明の予言「2012年12月21日に世界は滅亡する」になぞらえたディザスタ>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.0

アイアンマン失きいま、アベンジャーズやスパイダーマン自身がどう振る舞うかに世間が注目する中、ピーターの頭は大好きなMJと夏休みを過ごし、告白したいという想いでいっぱい。謎のヒーロー・ミステリオ(クエン>>続きを読む

天地明察(2012年製作の映画)

1.5

江戸時代前期の算術家・囲碁棋士である安井算哲の生涯を基にしたドラマ。暦のズレに気付いた幕府方は算哲に暦を新しくする「改暦の儀」の大役を与える。暦は帝(みかど)の領域。算哲は公家らの妨害に遭いながらも、>>続きを読む

ワールド・オブ・ライズ(2008年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

欧米で多発する自爆テロを実行しているイスラム系過激派組織の指導者を逮捕するため、CIAが仕掛けた作戦の裏側を描く。
いかにもアメリカらしい傲慢で礼儀知らずなCIAの上司エドと、信頼を築くことこそが大切
>>続きを読む

武士の一分(いちぶん)(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

毒見のお役目で毒にあたり、失明してしまった下級武士の三村新之丞は、上司である島田に妻・かよを寝取られてしまう。目は見えなくとも、「武士の一分」のため復讐を誓うが……。
新之丞(木村拓哉)の良い感じの下
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