Cさんの映画レビュー・感想・評価

C

C

映画(1377)
ドラマ(29)
アニメ(0)

ゾディアック(2006年製作の映画)

-

実話ベースとはいえことあるごとに〇〇年後って時間が飛ぶの笑っちゃう。実話をもとにした未解決事件の話って珍しい気がする。あれか、帝銀事件を松本清張が書いたみたいなことか。
ロバート・ダウニー・Jr最後の
>>続きを読む

成功したオタク(2021年製作の映画)

-

グッズのお焚き上げで思い出を語るところ、心当たりありすぎて泣いてしまった。
幸せな推し活とはなんなのかね。
推し活はそもそも幸せなものだろうと。
「私達が貢いだお金を悪いことに使うな」、というのは気持
>>続きを読む

アイアンクロー(2023年製作の映画)

-

プロレス一家の物語だけど、プロレスそのものでカタルシスがあるわけじゃないから(むしろしんどい)、あくまで家族の話と思って観た方がいいと思う。これがフィクションならそんなことあるわけないだろ、なんだけど>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

-

最後の長回し、タクシーが着くこの2分間で2人の人生が変わるのかも、と思ったらめちゃくちゃドキドキした。たぶん、いや絶対に、お互いに行動を起こさないとは知ってるんだけど。あの2分間にifの可能性、別の世>>続きを読む

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

-

ほぼカイジ。青春映画にも感じる。クルーゾー版とも若干オチが違うけど、あのバッドエンドがアメリカンニューシネマみたいだからかな。嵐の橋渡りを乗り越えた先のあの大木の出現は、映画史に残る絶望シーンなんじゃ>>続きを読む

恐怖のメロディ(1971年製作の映画)

-

自業自得ではあるんだけど(浮気とかね)、こういう目に遭ってる人はリアルにいそうだな〜と思う。昔の映画はエンタメに終始してて良いね。シンプルにスリラーがスリラーとして成立するのは、令和においてはないのか>>続きを読む

海がきこえる(1993年製作の映画)

-

美術、背景、キャラクターデザイン、作画、最高ゥ…!ラジカセ、階段の下で固定電話を引っ張って友人とのお喋り、緑の缶のスプライト、いまはなきあの頃の東京の風景…(小田急線の成城学園前!)トレースではない美>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

-

ドリーショット、広角レンズ、パン、シンメトリー、の繰り返し。これだけ作家性が強いのに一定数のファンがいることは凄いこと。好きな人にはたまらないだろうな。そうじゃない人はもうそろそろ観ないという選択があ>>続きを読む

WILL(2024年製作の映画)

-

動物の死体がたくさん出てくるので苦手な人は注意です(途中から慣れた)。狩猟する人と週刊誌の記者が全く同じことを言ってるのが不思議で面白かったな。
なぜ狩をするのか?みたいな哲学的な部分よりも、狩猟会の
>>続きを読む

14歳の栞(2021年製作の映画)

4.8

ずっとうっすら泣いてたし思い出しても泣ける。
「みんなのこと嫌いって言っちゃう。本当は好きなのに。」
「大人になっても覚えていたいことは、2つあって迷ってて。アイス食べた時と〇〇さんとLINEとか電話
>>続きを読む

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

-

キャップをかぶってダウンジャケットを着てブリンブリンをつけて…という“黒人はこうだろう“という偏見。サムネイルの意味が観た後でわかる。表面的な偽善がいかにくだらないか。アカデミー賞の件があったので非常>>続きを読む

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

4.0

『Weare the World』の曲はもちろん知ってるしMVも見たことがあるけど、オールスターが集まって曲を作った、という事実しか知らなかった。
このドキュメンタリーはあの曲の録音風景を撮影した記録
>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

-

妻夫木くんの演技で初めていいなって思った作品。窪田くんも良かったな。
旅館のお兄さんは嫌な奴にしては流石にコント過ぎないか??
サクラさんの長男役の子が泣くのをこらえながら話すシーンの演技がめちゃくち
>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

設定はめちゃエンタメ性高いサスペンスを予感させるけど、実際はヒューマン作品だった。意外な真犯人がとか、大どんでん返しとか、信頼の出来ない語り部とか、そういうユージュアルサスペクツ的な“お話の面白さ“み>>続きを読む

ソウルメイト(2023年製作の映画)

-

人が嘘をつくのには様々な理由があるということ。紙コップと割り箸でケーキを食べるシーンがよかった。

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

-

途中までは良かったんだ…。相変わらずアクションと音楽の組み合わせは最高なんだけど、終盤のアクションシーンがすべってた。花火レベルの驚きと面白さと残酷さはもう望めないのかなあ。単純に主演2人のダンスが下>>続きを読む

恋は光(2022年製作の映画)

-

アニメっぽいなあと思って観てたら漫画原作なのか。主人公の話す台詞(オタクっぽい話し方そのものではなく)がとても気になった。「な、なるほど」「そ、それは」等、どもる台詞は漫画表現ならではであって、それが>>続きを読む

瞳をとじて(2023年製作の映画)

-

最初つまんないカットバックが延々続くなーと思ったらそういうことだったんですね。アナトレント、今もお綺麗でびっくりした。
「私はアナよ」はちょっとサービスしすぎじゃないですか?
まさか31年ぶりのビクト
>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.2

めちゃ良かった。『ケイコ 目を澄ませて』よりもっと親切ではあったけど、語らせすぎないバランスが素晴らしい。
あと松村北斗さんは作品に恵まれていると思う。

竹取物語(1987年製作の映画)

-

邦画の歴史に残る予算の使い方なんじゃないか…セットと衣装でいくらかかったんだろう。あと翁は三船だったのか…。
こちらの人たちは勿論の事迎えに来たむこうの国のひとたちも現代においてはかぐやの意見を無視す
>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

この子声変わりなんだな、と思ったら観てる間ずっとうっすら泣いてた。自分の努力や意志では抗うことの出来ない、身体成長に伴う挫折。和田君が泣きながら一緒に自撮りを誘うシーンは私も笑いながら泣いた。和田君だ>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

ストーリー以前に美術、衣装、撮影、音楽だけでもお腹いっぱい過ぎるくらい大満足。映画でしか得られない幸福感。エマストーンの演技のうまさは勿論のこと、マークラファロのコメディ演技もとても助かる。『冒険する>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

-

さすがパディントンのポール・キング。しっかりいい映像(パディントンの出演者もたくさん!)。ローワンアトキンソンの演技面白すぎ。ティモシーは魔法使いなのかただの天然なのかはたまたお人好しキャラなのかよく>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

-

本当にめちゃくちゃな作品だった。
美女と野獣を意識してる割には恋愛要素はオマケだったり、しのぶの存在意義とは?48時間も待てない!という割には高速バスで11時間(かかるらしい)ゆっくり向かう。このスピ
>>続きを読む

レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

-

昔観た内容をほとんど覚えてなかったことに気づいた(なので新鮮に観れた)。ブシェミがいいよね。

最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

-

どうせオフビートな笑いの、好きな人は好きなやつなんでしょと思って観たらまんまと大好きなやつだった。
西京焼のトラックとか、地雷のシーンとか大好き。

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

4.4

ボロッボロに泣いた。こういう風にしか生きられない、生きているこの世界が地獄。そんな人は一定数いると思う。
お前は面白いよ、という言葉の優しさと、お前が羨ましいよ、という言葉の残酷さ。

階段の変な場所
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

-

本編がひどかっただけにこの短編の素晴らしさがめちゃくちゃ際立った。めっちゃディズニーランド行きたくなった。

ウィッシュ(2023年製作の映画)

2.0

叶えてもらえるかどうかはわかんないけど(叶えられない可能性大)自分の願いを王様に預けて、一度預けた願いは返してもらうことは出来ず、その人たちは抜け殻みたいな生活になってしまう、、、ってどー考えてもうま>>続きを読む

終わらない週末(2023年製作の映画)

-

ソール・バス風のオールドクラシカルなタイトルバック良し。
ジョーダン・ピールを彷彿とさせる不穏な冒頭良し。ずっとシャマランみたいなカメラワークだったな。

>|