procerさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

a hope of NAGASAKI 優しい人たち(2021年製作の映画)

3.9

もうすぐ100歳を迎える方や
もちろん皆、齢を重ねた方の
リアルな長崎の被爆体験。

みなさん仰ってますが、
レビューの少なさに驚きです。
もっともっと広げるべき話題です。
タブーとされた内容もあ
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.8

陰陽五行、古来から影と光
火、水、土、木、金が
占いや相性に使われますね。

アナ雪2でもエレメントは
登場しました。

今回はそのエレメントを
わかりやすく、ピクサーらしく
映像化した作品です。
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トランスモーファー メカ・ビースト(2023年製作の映画)

2.5

トランスフォーマー制覇した
パートナーと新作観ようと
観はじめたけど、あら?
ち、、チープすぎん?

そして専門用語を散りばめて
難しくしようとしてる
舞台劇みたいなシーンの連続。
設定も無茶すぎま
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ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)

2.9

設定が同じ子をもつ親としては
考えにくい。

泣く女、というコンセプトは
とても恐怖感があるはずなのに
よくあるドカーン系の
脅かし方で出るのが残念。

また、ベールで隠れた顔が
良い感じなのに
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.6

コレを観てから
ホーンテッドマンションに行くか、
はたまた行ってからコレを観るか?

これは失礼、私はこの館の主
ゴーストホストである。ンフフフフッ

ってホーンテッドマンション好きな
方には、ひ
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整形水(2020年製作の映画)

2.7

自分の不細工さが
嫌いで仕方ない主人公。
高級な化粧水で、別人になれる。

珍しいコリアンアニメとは
どんなものかと思いながら観た。
肉の扱いがあまりないパターンで、
造形もなかなかシュールだったり
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ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷(2020年製作の映画)

2.7

前に一度鑑賞したことを忘れて再鑑賞。
途中で思い出しましたが、
一緒に観たホラーに強いパートナーは
冷めていくばかり(笑)
清水崇が絡み、呪怨と同じ始まり方に
期待がありましたが、
日本家屋独特の押し
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.0

我が家は複数人台のアレクサが設置してあり、
玄関、リビング、寝室と全て
家電操作が音声でできるようになっています。
単純なプログラムをマルチに組み合わせ、
単語で一気に操作が出来る優れもの。

しか
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.8

勧められて鑑賞。
時間軸と場面が交錯しながら、
5人の悪人たちを主軸に
ストーリーが進んでいく。
豪華なキャストに、
読めない展開。
私は半ば辺りで気づいたが
人によるでしょうか。
果たして誰がどう
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.8

主演2人の勝利。
2000年代初めに多かった、
ノンビリほっこり系作品。
幾度となく訪れる、フラグに
ハラハラしながらも
ダブル主演の安定しのんびりした
演技と展開に落ち着きながら
鑑賞できる。
テー
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オールド(2021年製作の映画)

3.0

シャマラン前回アレ?だったため、
再チャレンジ。
突然歳を取っていく島での
人々の物語。
どうオチをつけるか、
とても気になるところだが
現在の日本人がやっと気づき始めてる
恐怖の出来事が主題となって
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ハプニング(2008年製作の映画)

3.0

久しぶりのシャマラン作品。

パートナーが今更ながらシャマランに
ハマり、近年作を鑑賞していなかったので
一緒に鑑賞した。

結論から申し上げると、
毎回楽しみに劇場で鑑賞していた
シャマラン作品
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セントラル・インテリジェンス(2016年製作の映画)

3.5

評価が分かれているようですが、
私は好きだし大抵半分で寝る
パートナーも最後まで楽しんでました。
頭を空っぽにして観るのが大前提!

いやー、久しぶりにコメディで
ガチ笑いました。
振り切れたバ
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Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

3.3

タイトルコールで涙が出ました。
ドラマが大好きすぎて、
期待値が爆上がりなのは仕方ないかと。

結論から言うと、ドラマほどの
感動は得られなかったです。
特にラスト近く。
あの状態でアレは、島民と
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.0

primeで配信されていたので、
もちろん有料でも観るぞと思ったら
なんと無料。素晴らしいぞprime!

公開後に30分に収めた予告特別編が
配信されていてコレが
とても良かったため期待大で鑑賞。
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.2

本編にふれない
ネタバレ無しで書いてみます。

まず感じたのは、監督の決心です。
こだわり続けたスタイルを崩してまでも
個別のメッセージに極振りした。
今までの作品を彷彿とさせる
絵作りやシーン
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.3

スラダン世代としては、
懐かしさでいっぱいなのと
記憶がリンクしていくのは勿論、
映像の自然さに魅入られた。
思えばポリゴン映画で初めて
驚かれされたのは、
劇場版アップルシードだろうか。
あの時の
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

障害に向き合う仕事をしていただけに、
主人公の辛さが一番リアルに沁みました。

しかしそれ以上に、ベタですが
家族の絆そして歌の素晴らしさが
見事に表現されていて
心の琴線に触れまくり。
ラストに
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漂流ポスト(2018年製作の映画)

3.0

私の故郷に縁があった事が
他の方のレビューにありました。

まあ、それはさておき
実在する東日本大震災で
行き場を無くした思いを受けた
ポストが作品の題材です。

しかしながら、そう言った内容なつ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.4

かつて一世風靡したシャマラン監督を
彷彿とさせるジョーダンピール監督作品です。
シャマラン監督の作品は、
同じくミステリーサークルが
題材の作品「サイン」
あの当時グラディエーターで冷酷な
皇帝役を
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西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)

3.9

多感な年代の中学女子が、
外国人の祖母宅に留まり
ゆっくり、静かで暖かな
時間が過ぎてゆく。

祖母役のサチ・パーカーさん
とても雰囲気。ピッタリでした。
この方、なんと
アパートの鍵貸しますなど
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犬王(2021年製作の映画)

3.1

おどろおどろしさのある源平を舞台に
序章までは、らしいテイスト。
琵琶法師がエレキを奏でたり、
ブレイクダンス、コンテンポラリー、
バレエなど猿楽で?
江戸歌舞伎から現代スーパー歌舞伎の
ような舞台
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

2.8

映画館が2000円になる昨今、
もうアマプラで課金なく配信です。
良い時代になりました。

意外に面白い解釈もあり、
それは楽しめます。
離れて暮らす辛さ、
それに気づくのは
この作品の良さでしょ
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

3.5

真実は小説より奇なり、とは
よく言ったもので
原作は真実でこの映画の上をいく
オマケつきです。
というわけで
そんなバカな!?
と思わず観て下さい。
視力の95パーセントを失って、
しかし負けずに学
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我らの罪を赦したまえ(2022年製作の映画)

3.5

ノーマライゼーションという
福祉の考え方をもつ現代において、
考えられない非人道的な行いを
たった14分で強烈に描く本作。
是非観て頂きたい。
私事ですが、営業から福祉に
転職し、福祉の素晴らしさや
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.9

鑑賞する人を選ぶ作品ですねー!
途中までコレがオスカー?って
思いながら観ていましたが、
全てが伏線大好きの私にとって
最後の大団円に大拍手!
好みが別れて当然なのは、
なんでもありのビュッフェみた
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貞子DX(2022年製作の映画)

3.0

ドラマで好感度を上げた小芝風花を
主演に据えて、何度帰ってきたかわからない
本作をまた作ってしまいましたね(笑)

天才が主人公であるからには、
貞子相手にどう対処するかが
最も気になるところでした
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ブルースの女王(2015年製作の映画)

2.9

辛い。伝記物だから仕方ないとしても、
時代背景以外にメインの人物が
選ぶ生き方が時に倫理観から離れすぎていて、
観ていてキツくなってくる。
後半にかけて厳しすぎて一度リタイア。
史実を調べてから、再度
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キンキーブーツ(2005年製作の映画)

4.0

なんとこの作品からもう18年。
時代はAIでレポートが作る事が出来て、
ロボットが人の仕事を奪う時代。
あと数年で加速していくのは間違いない。

この作品はイギリスの田舎で、
伝統的な靴を作ってい
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.9

優しいって言葉ひとつでは
片付けられない作品。

人間の醜さを最小限にちらつかせながら、
あたたかさ、孤独、家族、
貧富や社会の上下。
全てにちらつかせた
「そうじゃない」が同じ星のくだりで
現さ
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ハンサム★スーツ(2008年製作の映画)

3.5

元気が欲しくて和製コメディを観ました。

そんな時にピッタリな作品。
キャストも良いが、軽い遊びが
入っていてスッキリ観られます。
引き受けた主役ふたり、特に
谷原章介に拍手ですね。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.6

この発想はなかったですね!脱帽!

キャストにまつわるオトナの事情を
逆手に取ったこの作品は、
過去ファン泣かせな演出が山ほど
詰まっています。
個人的にはやはりホラー監督出身で
原作大ファンだ
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.0

ありがちな設定だが、
途中からそうでなくなるのがなかなか。
また写真は特に異彩を放つ人物がどう関わるか、と思ったが(笑)
ある意味テーマがギリギリなので、
素直にホラー向きと言えないかな。
あとは、7
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ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

4.0

理想と現実。
いやいや向かった僻地の村で
先生をする主人公の物語。
ヤク使い、子供達、村長。
運命とは何か?
考えさせられる事ばかりの作品だった。
ヤク使いが歌う

「澄んだ謙虚な心には
幸せがついて
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コンティニュー(2021年製作の映画)

3.5

軽く観られるタイムリープもの、
と言われていますがなかなかどうして!
バタフライエフェクトのような
面白さや、先にどうなるかも
考えずに楽しめます。
蝶の羽ばたきなど気にせず、
軽く楽しみましょう。
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天気の子(2019年製作の映画)

3.5

流石に認められた監督の作品だけありますね。

世界観はもとより、雨粒ひとつに
拘りをみせてあらゆる面から
アニメならではの美しさや表現を
気づかせてくれます。

世界に誇るジャパニメーションは
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