ななおさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ななお

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テリファー(2016年製作の映画)

3.0

ストーリー性は皆無だけども グロ描写が中々パンチ効いてて久し振りに目を逸らしたくなったスプラッタ映画。特にこのピエロ、攻撃してもされても一切声を出さないから 殺しやカニバリズムの目的が見えないし 不気>>続きを読む

ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

2.6

前作の方がブギーマンを倒す為 用意周到にどっかんばっかんやってるのに対して 今作は登場人物がやたら多いし殺戮シーンもそこまでで全体的に蛇足感が…。あと不死身過ぎるブギーマンを完全滅殺する為とは言え、ラ>>続きを読む

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

3.3

同世代との恋を楽しみたいのに 大人たちの恋愛や身勝手な事情に巻き込まれて ポーリーヌが可哀想、というか自己主張の強い周りの大人にイライラしてあまり楽しめなかった…。愛とか何とかを語って言い争うシーンが>>続きを読む

ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

3.0

ウソをウソで塗り固めていく感じで こういう取り返しのつかない経験って大なり小なりあるけど 結果的には胸糞悪い締まり方。同性愛についてさらっと追及したり、じゃあそれも愛なのか?という内容で、夫婦のやり取>>続きを読む

DOOM ドゥーム(2005年製作の映画)

3.6

途中まではよくあるモンスターパニック映画をそのままなぞってて特に面白味は無いけど ロック様の傍若無人っぷりがエスカレートしてくる中盤から、おやおや…と様子がおかしくなって、、?
この映画一番の面白ポイ
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.8

排他的な世界にぽつんと存在する円都で ふとした(と言ってもやや強引な)キッカケから物語が進んでいく中で アゲハが色んな意味で羽ばたいて行くまでを見守るようなストーリー。世界観の割りに結構バイオレンスな>>続きを読む

ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

3.4

いきなり奇妙な寸劇から入って オカルト感に引き込んでくる。殺しにくる犯人の謎が割と早めに解剖されるから どうなる事やらと思ったけど 後半にかけて意外な展開。まあなんとも胎児した姿が気持ち悪くて ここが>>続きを読む

ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

4.0

ゾンビ映画の礎をようやく視聴。今では当たり前のお約束要素がこれでもかとあって 十分面白い。意外と知能指数の高いゾンビで ある意味これくらいの方が見応えがあったし 生き残った人間側もちゃんと無能ムーブ起>>続きを読む

グレイマン(2022年製作の映画)

3.5

相当な金を掛けてるなと伺えるド派手なアクションシーンが最初から最後まで盛り沢山。(本当に全編大爆発中)
訳アリのトップエージェントが組織に身を追われる…と分かり易いものの、例えばボーンシリーズみたいな
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.3

単純な善と悪の闘いではないし、悪の立場はハッキリ見えるのに対して 善に関しては何が正しくて何が正義なのか 信じるものが街を守るためという信念だけで 正にダークナイトと言う言葉が相応しい内容。過去に一度>>続きを読む

YUMMY ヤミー(2019年製作の映画)

3.9

期待して無かった分、思っていた以上に 求めていた中でも良い方のB級ゾンビ映画に当たって良かった。
乳房縮小手術を施術する為…とおっぱいに関する内容からしてアホな導入と思いきや美容整形にコンプレックス抱
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X エックス(2022年製作の映画)

4.5

これ何がスゴいってエンドロールのキャスト観た時。一番の衝撃かも知れない。
ヤバい老夫婦ってのは設定としてよくあるけど、そういう描写差し込んでくるのは滅多に見ないし もう色んな意味でのホラー要素が詰め込
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必ず捕まえる(2017年製作の映画)

3.5

おっさん、と言うよりほぼ高齢者のバディもの、と言う少し珍しい設定。序盤含め 内容に反してコミカルで明るいBGMがやや違和感。へー、そういう流れか!というくらい話は2転3転して 中盤も意外な展開が待ち受>>続きを読む

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.6

なんであそこまで無敵な強さを誇るのか 誕生までのストーリーが良く分かった。カンフーなのか柔術なのか、渡辺謙の役どころも含めてその辺はピンとこなかったけど…。意外と武器の種類がそこまで出て来なくて、あれ>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.8

様々な戦争映画があるなかで衛生兵にフォーカスしたものは初めて観た。こういうのって大抵すぐに戦場シーンに移行するのかと思うけど 前半の作りが丁寧だったからこそ後半の戦場での活躍が厚みを増して説得力もあっ>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.4

あくまでBLは仲良くなる為のキッカケであって モノごとを好きになる事について歳の差は関係無くて、共有出来る事の嬉しさや何か目標を持って頑張る事への楽しさを表現していたと思う。共有はしたいけどオープンに>>続きを読む

ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

3.5

これぞサメ映画の王道。CG故にかなり無理のある動きをしたりするのもご愛嬌。それも踏まえてエンタメな殺戮(食い荒らし)を繰り返して そのパターンも結構あるから面白い。ともあれ最後の展開がある意味予想外で>>続きを読む

REVENGE リベンジ(2017年製作の映画)

3.0

全体的に痛そうなのと ちゃんとグロかったのは良かった。ただツッコミ所が多過ぎる。出血量やあの傷を負って戦闘民族に覚醒した超人能力、緊迫感のない刺殺戦…。特にラストの鬼ごっこは子供でもぐるぐる回るのはし>>続きを読む

スリーピー・ホロウ(1999年製作の映画)

3.7

謎の連続殺人を科学的な検証で解き明かしてみせる…!って入りの割に、全く要素ゼロで進むから そういうの目的で見始めてたらハズレ。良くも悪くもティムバートンの世界観なので ダークファンタジーとして受け入れ>>続きを読む

クリープ(2014年製作の映画)

1.7

先ずホラーどころか 映画として成り立っていない。よくあるPOVモノの入りで 確かに不審な男の挙動や言動に不安を煽られるも ホラーの導入部分にも差し掛かってないし、結局電話先からの伝言も中途半端。ラスト>>続きを読む

呪詛(2022年製作の映画)

3.8

2時間近くあるモキュメンタリーとしては主観が(物理的に)そこまでブレたりわちゃわちゃする事が少なかったので意外と見やすかった。呪いの類としては背景がよく分からない部分もあったり 最後もなんかふわっとし>>続きを読む

モエカレはオレンジ色(2022年製作の映画)

4.0

ひーくんを見に行ったのに思わぬ形で実感した、めるる・ザ・ムービーとして中々の出来。辻褄の合わない設定やありえへん時空列の流れや爆笑回想シーンなど 思わず声が漏れてしまう場面が多数。これぞ少女マンガ原作>>続きを読む

ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

3.6

ホラー映画の中に放り込まれて殺人鬼と闘うホラーコメディ。序盤からツッコミ所が多々あるもののB級としては中々笑える要素もあって 現代と80年代の入り交じった要素もちょうど良いB級感醸し出してて良かった。>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

3.9

詐欺目的で忍び込んだ御屋敷のお嬢様と侍女の禁断の恋…かと思いきや結構2転3転してサスペンス要素もあり 同じ時系列に色んな思惑があり 意外な展開が多くて面白かった。日本語自体はそれなりに聞き取れるし役者>>続きを読む

楽園の夜(2019年製作の映画)

3.8

話の展開としては起承転結の起と結がかなり盛り上がっただけに 中盤がやや中弛みしてしまったのが残念。男女の関係にならない程度の距離感が良かったとも言えるし もう少し内容に肉付けして欲しかったようにも思え>>続きを読む

グーニーズ(1985年製作の映画)

3.5

ベタで王道なアドベンチャーものだけど これぞ80'sって雰囲気で、当時だからよかったものの良くこれで撮影したなって部分も含め楽しめる。数々のトラップがピタゴラ的にどんどん起動していったり 非現実的なが>>続きを読む

チャイルド・プレイ2(1990年製作の映画)

3.7

お手軽ホラーコメディとして今見ても中々笑えるポイントが多くて良い。1からそのまんま続きのストーリーだけども頼れるカイルが居たり、チャッキー自身も1よりアンディに対する執念というか もはや見習うべきド根>>続きを読む

カリートの道(1993年製作の映画)

3.8

ギャング映画の中でも その道から足を洗う為に…という始まりから王道ではないストーリーなのに まるで王道のような展開に持っていかれて面白かった。とにかく弁護士役のショーン・ペンがそこらのギャングよりクズ>>続きを読む

ゲーム(1997年製作の映画)

3.5

超手の込んだ仕込みの上に成り立つビッグサプライズパーティ。これをどう受け取るか、個人的にはかなり胸糞な内容で(賛否で半々) 何度も命の危険に晒されながらあのオチを受けて普通の感情で居られる方がおかしい>>続きを読む

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.7

この結末をどう捉えるか、色んな解釈が出来るし真相がハッキリと見えないだけにモヤモヤするかと思いきや意外とそうでも無い。"ビニールハウス"を"燃やす"という意味は恐らくそういう事で、ただ謎が解き明かされ>>続きを読む

バスターのバラード(2018年製作の映画)

3.9

生と死について描いた西部劇短編6集。
1話がコミカルでテンポも良く取っ付きやすいから…と思っているとその後の話は割とシリアスな内容もあったり 考えさせられる結末が多かった。でも変に引き摺ったりする様な
>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

3.8

夢の中の夢の中の夢…って感じでどんどん深いところまで潜り込んで 2重,3重に仕掛けを散らして展開していくだけに初見で全て理解するのは中々難しいと思った。創造の世界で繰り広げられるだけにスケールは相当デ>>続きを読む

花様年華(2000年製作の映画)

3.8

不倫を題材にしてるのに 叙情的で妖艶な雰囲気に加え、うっとりする映像美。不倫がテーマとあれば大抵はドロドロとしてるか情熱的なアプローチがイメージされるけど、これは真逆に描いてるのが凄い。雨に打たれるシ>>続きを読む

オアシス(2002年製作の映画)

4.4

社会から疎外された 犯罪者と障害者の純愛。初めて観た愛のかたちで、どう形容して良いのか分からないくらいには困ってしまった。お互い家族には利用され 周囲には異端の目で見られ 満足な社会生活も送れない中 >>続きを読む

ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

3.5

緊急通報司令室と銘打ってるだけに 911オペレーターのテクニックで事件を解決に向けていくのかと思いきや 後半からあらぬ方向に…。所々荒く、犯人との心理戦(駆け引き)がメインという訳でもなく猟奇殺人の展>>続きを読む

欲望の翼(1990年製作の映画)

3.6

映像から漂う高温多湿の空気感、夜の涼し気な雨音と虫の音。村上春樹に影響された台詞の言い回しだったり 明確な起承転結の展開では無く 流れに身を任すままに進む様なストーリーと 全体的にノスタルジックでやや>>続きを読む