八坂さんの映画レビュー・感想・評価

八坂

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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

新しいSWを作るために世界観を壊したのに、結局こういうふうに着地させるというのは本当に残念。

何の血筋も持たないレイと、血筋から逃れようとするレン。
今まで英雄神話的であった主人公のあり方を壊したわ
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王様とボク(2012年製作の映画)

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原作読んでないと分からない系かな?

6歳の事故で12年後に目覚めたモリオ。12年、時は経ち、環境は変わり、自分の内面だけ当時のまま。
彼の親友であるミキヒコはモリオに寄り添おうとし、もうひとりのトモ
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パディントン(2014年製作の映画)

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モンゴメリーさんの探検ビデオが愛おしすぎ。

なんかパディントンに肩入れしちゃって、知らない場所で家族と離れて思ったようにいかなくて不安だよなぁさみしいよなぁパディントン、と胸の痛みを抱えながら鑑賞し
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

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杉咲花ちゃんいいなあ。

家庭(血はつながっていなくても)における余命宣告と愛。ど真ん中のテーマと俳優陣の演技力で、もうこんなの観た人全員泣くだろというような仕上がり。
頑張ること向き合うこと働くこと
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

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芸術肌で職人気質な男にうっかり惚れてはいけないと再確認。

寸分の狂いなく美しいドレスのそばで、異質なのはレイノルズなのかアルマなのか。
二人とも間違っていなくて、ただお互いにとっては不正解、それでも
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

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「アメリカ女子初トリプルアクセル」「ナンシー・ケリガン襲撃事件」のトーニャ・ハーディング自伝的映画。

私がこの騒動の顛末を知らずに見たというのもあるけど、強烈なキャラクターとドラマ性のある事件とで、
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魔法にかけられて(2007年製作の映画)

4.0

再鑑賞。

この映画大好き!ディズニーへのリスペクトが止まらない。

物語のお姫様は姑の意地悪で現実世界に飛ばされてしまうんだけど、もうね、プリンセスは悩まない。愛があればそのうち全てハッピーエンドに
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

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声に出して読みたいラ・ラ・ランド。

エンディングが良かった。次にオープニングが良かった。
可もなく不可もないストーリーを音楽とラストがきらめいて包み込む。

お互いの夢を共有した二人はそれだけでかけ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

恋ってこんなに美しかったっけ…。

色香が漂うタイトルと今が旬ティモシーシャラメへの期待で楽しみにしてた作品。
美しく瑞々しく繊細でヒリヒリと生きていた。まさにアプリコット。

風、水、虫、家族愛、音
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

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キングスマンの続編。

正直どうしても前作には劣る。
けど!音楽やスピード感、ハイ&ローテク武器などのアゲポイントは押さえてるし、やっぱり観ていて楽しかった。
青い筋などの症状もキャッチーだったし。
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ラッキー(2017年製作の映画)

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若い私にとって死とは生の中断、すなわちアクシデントであり、命を全うした先にある終わりも同じ死であることを私はたいして分かっていなかったんだと思う。

90歳の偏屈ラッキーじいさん。
若者には老人は悩ま
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

5.0

最高だ〜。
そして2013年にIMAX3Dで観に行かなかった私を殴ってくれ〜。

正直ストーリーだけを見れば真新しいものではないんだけど、映像と撮り方が素晴らしい。

私は、人は人であるだけで寂しいこ
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パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

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パターソンで初めてジム・ジャームッシュ作品を見たので、他のも見てみようと思って。
画面とBGMが暗いところが同じだ。

もしこのストーリーが現実世界だったら、案外こういう男の子の方が途中で勉強に目覚め
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さくらん(2007年製作の映画)

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安野モヨコ原作。だいぶ昔に読んだ。

映画として特筆することはないけど、力を入れて映像化したんだなということが伝わる。
漫画のキャラクターやストーリーというより、安野モヨコの芸術性(絵の華やかさや世界
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.0

王を称えよ!

各地で絶賛され「観る薬膳」とか評されているのを見て鑑賞を決めた時には既に上映は終わっており、自宅テレビで見たことを悔やんでいる。これを観るスクリーンはでかければでかいほどよいに違いない
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

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レッドクリフも真っ青なスペクタクルさとディズニーも真っ青なロマンチックさ。
とにかく圧倒的映像美。
微妙にツッコミどころがあるストーリーをものすごいクオリティの画と熱量で突っ走ってゆく。

今まで「屈
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GO(2001年製作の映画)

4.5

とにかく!窪塚が!!

主人公のアイデンティティと彼が抱える問題はおそらく多くの人にとって当事者ではないものであるはずなのにこれほど支持を集めただけあって良い映画だった。
音楽、コントラスト、場面の切
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.5

SWシリーズEP8。

正直全然期待してなかったんです。スターウォーズは好きだけど、そこも一回疑おうと。
本当に私はスターウォーズが好きなのか?風潮に踊らされているだけなのではないか?名シリーズの新作
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

再鑑賞。

めちゃめちゃ好き。
最初はスクリーンで見たんだけど、ちょうど前日に旧劇エヴァを見ていて、そのギャップにクラクラしたのを覚えています。そう、我々には自己の他に社会があるんだよ…

庵野氏が「
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

-

完全に今さらだけど見ました。

見るより前に知識が入っていたので、「ありのままの」が思ったより早く歌われることに驚いたりしつつ鑑賞。

ハンスと一直線のシーンとか、エルサ魔法無双シーンとか、あそこまで
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アメリ(2001年製作の映画)

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かの有名なオシャレフランス映画。

外国人のわたしが思うほど「ベタ」なフランス感だけど、実際フランスで大ヒットしてるのが興味深い。

印象的だったのは構成で、日本映画なら幼少期の自分や両親との決別も
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少年メリケンサック(2008年製作の映画)

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再鑑賞。

おっさんパンクバンドとの馬鹿で汚くて品のない珍道中。そのぐちゃぐちゃ感にげんなりする時とバイブス上がる時が交互にくる映画。私もかんなちゃんみたいに泣きたい時に泣いてキレたい時にキレながら仕
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パターソン(2016年製作の映画)

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事件はなくても、習慣があり秘密があり娯楽があり愛がある。

こういう映画嫌いじゃない、むしろ好き、だけど声を大にしてサイコー!という感じでもない。でもきっとこれから、遠いどこかで生きているパターソンに
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ザ・サークル(2017年製作の映画)

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Dave Eggers『The Circle』原作。

全てをシェアし、オープンに。そういう社会はクリーンになるはず、なのか。なわけないだろう。

私の知らないところで私が知られているというのは私にと
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

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士郎正宗『攻殻機動隊』原作。
攻殻機動隊はアニメのS.A.Cシリーズだけ視聴済み。

まずはCGのクオリティが高い。光学迷彩に切り替わる時のなめらかさは気持ちがいい。綺麗にまとまっていて、攻殻機動隊の
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