キャプテンパニックさんの映画レビュー・感想・評価

キャプテンパニック

キャプテンパニック

映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)(2024年製作の映画)

3.6

子に誘われおそらく幼少期以来30数年ぶりの映画ドラえもん。音楽で世界を救うという大筋やカラフルなアニメーションがイエロー・サブマリン風味。半ば強引な伏線回収やご都合主義な展開が気になりはするがやはりそ>>続きを読む

伊賀忍法帖(1982年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

死者を甦らせるほどの力があっても求めるものは惚れ薬!!巻き添え食らった形である主人公、しかし誰も守れない!!色々釈然としないが、それでいいのだ。

ランブルフィッシュ(1983年製作の映画)

4.0

青春の(翳りある)光と(どうしようもなくつきまとう)影。クサいなぁと思わなくもないがそれも必然。そしてスチュワート・コープランドの乾いたいい仕事。ひょっとして、このままだったら、自分がいざ死に直面した>>続きを読む

任侠外伝 玄海灘(1976年製作の映画)

3.4

陰鬱な雰囲気ながら笑える場面も多くあったりでどう見たらいいのか困惑するも、キャストの魅力と画のインパクトで楽しめた。しかし終盤での失速は否めない。

A KITE~INTERNATIONALバージョン~(2000年製作の映画)

3.5

時代を感じる。いい意味で。エロシーンはあった方がいい思うが、なくてもそれはそれで楽しめる。

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.8

冒頭から引っ掛かり多く疑問膨らみどんどん惹き込まれる。根本的な謎は解明されずとも好い余韻。その先を色々考えることも出来て愉しい。

蛋ヶ岳学会事件(2020年製作の映画)

4.0

良くいえば気持ち悪さに振り切ったデヴィッド・リンチみたいな⋯?思わず「気持ち悪!」と何度か声に出してしまったほど。出てくる人全員が気持ち悪い。でも嫌いじゃない。むしろもっと見たい。短い中でこれだけ気持>>続きを読む

女子は敷居を跨げば七人の敵あり(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

実際は居なくなった後みんなでめちゃくちゃ悪く言ったりするんだろうし、すぐに忘れて二度と会うこともないんだどうせ⋯って考えてしまうような汚れきったおじさんでもラストはちゃんとグッときた。青春、いいなぁ。>>続きを読む

地獄愛(2014年製作の映画)

3.6

なんか知ったような話だな、と思ったらハネムーン・キラーズと同じ事件を題材にしているとのことで納得。こっちの方がよりこわい。冒頭からいやな感じだが、イメージ的な映像の処理とインダストリアルな音楽がかっこ>>続きを読む

いちどは行きたい女風呂(1970年製作の映画)

3.4

おおらかな時代、と言ってしまうのも最早はばかられるような今では絶対に撮れないであろうドタバタ性春コメディ。同じ内容であっても、この空気感は日本ならではのような気がする。

片腕マシンガール(2007年製作の映画)

3.4

そん馬鹿な⋯の連続でダレずにあっという間に終わった。クリスマス・イヴにみるのも悪くない。

デス・レース2000年(1975年製作の映画)

3.5

思ったよりも随分堅実な印象。狂っているわけではなく、少しズレたまま至極真っ当だと言い張るような感じ?そりゃ滑稽。

ザナドゥ(1980年製作の映画)

3.4

E.L.Oナンバーで彩るポップでカラフルなミュージカル映画。ツッコミどころ満載なストーリーではあるが、ジーン・ケリーの魅力でそれなりに楽しめた。ローラースケートで滑りたくなった。

悪い子バビー/アブノーマル(1994年製作の映画)

4.2

中盤までの展開で哀しい結末を感じさせるが、唐突に訪れるまさかの超ハッピーエンドにしてやられた。音楽映画としてもやられた。ライヴシーンでは主人公バビーがニック·ケイブのようにも見えた。バグパイプのシーン>>続きを読む

アル中女の肖像(1979年製作の映画)

3.8

大した話の筋は無く着飾った女性が無言でひたすら酒を呑み酩酊する映画。がしかしなんともスタイリッシュ。素っ頓狂で過剰な効果音とか期待していたおとぼけ要素は控えめではあったがそれでもしっかり感化され、外で>>続きを読む

タブロイド紙が映したドリアン・グレイ(1984年製作の映画)

4.0

よくわからない部分もあったがとにかく超刺激的!やっぱりとぼけた味わいの過剰な効果音が健在で嬉しい。帰り道いろんなシーンを真似しながらキャッキャキャッキャする若いカップルがいたら最高だな、微笑ましいな、>>続きを読む

七小福(1988年製作の映画)

4.2

後の活躍として香港映画をたくさん見たくなる!当事者が「こんなもんじゃなかった」っていうのも本当なんだろうな。撮影所でのスタントマンの件がハイライトか。覇王別姫⋯。

リキッド・スカイ(1983年製作の映画)

4.0

劇場で見れて良かった。オープニングだけでも昇天しそうだった。

おーい!どんちゃん(2021年製作の映画)

4.0

たくさん笑ってちょっと泣いた。でもまたすぐ笑った。なんてかけがえのなさ!作品として残るのうらやましい。ソフト化はされないだろうし、見れる時に見に行くべし。

ショック・ドゥ・フューチャー(2019年製作の映画)

3.6

アレハンドロ・ホドロフスキーの孫が主演の音楽映画。取るに足らない内容ながら音楽が好きだったので楽しめた。最先端の音楽としてスロッビング・グリッスル~アクサク・マブールと続けて聴く中SUICIDEのみ「>>続きを読む

ネッド・ライフル(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ヘンリー・フールトリロジー最終作。ネッドの成長と、まさかのスーザンとの邂逅。さよならヘンリー・フール…(結局"一命を取り留める"ような気もする)

性の復讐(1969年製作の映画)

3.6

チープなお面の怪物が妙に哀愁があり切ない。音楽もチープで好み。内容は馬鹿馬鹿しく薄いが嫌いにはなれない。

フェイ・グリム(2006年製作の映画)

3.8

ヘンリー・フールトリロジーの2作目との事だが、続編と呼ぶには強引な設定でまさかの展開にしてそれぞれのキャラクターも変わりすぎなのでスピンオフのような印象。どんどんスケール大きくややこしい話になっていく>>続きを読む

ヘンリー・フール(1997年製作の映画)

4.0

栄光と挫折、飛躍と転落。誰もがみんな、どちらも同じ。どうしようもないヘンリー・フールをしかし誰も見限らない。音楽がとても好い。叙情的。

君さえいれば/金枝玉葉(1994年製作の映画)

3.8

コメディタッチでベタな演出のラヴストーリー⋯思春期の自分なら意地でも見なかっただろうが人生折り返した今なら素直に楽しめる。レスリー・チャン、覇王別姫の翌年、ブエノスアイレスの3年前、性別を越えた愛を描>>続きを読む

脳内ニューヨーク(2008年製作の映画)

4.0

奇天烈コメディな印象のジャケットビジュアルとは程遠い息苦しさ。孤独に押し潰されまいとする難解さに整理が追いつかず、理解できないまま見終えてみるとすべて解ったかのような重みが残る。また見たいと思うが、そ>>続きを読む

助太刀屋助六(2001年製作の映画)

3.0

真田広之の軽快なアクション、岸田今日子のナレーションに山下洋輔の音楽が流れ冒頭こそ期待が高まるが、その後はあまりついていけず⋯。急展開なラストは好かった。

ジェーン・バーキン in ヴェルヴェットの森(1973年製作の映画)

3.2

ジェーン・バーキンinゴシックホラー。思ったよりはちゃんとサスペンスしていたけどラストはなんとも呆気ない。

ガラスの墓標(1969年製作の映画)

3.4

オープニングからかっこいい。内容はともかくジェーン・バーキンが印象に残るばかり。

ワンダーウォール(1968年製作の映画)

3.2

あの頃みんなこの映画(或いはスローガン)のポスターを部屋に貼ってたよなぁ⋯。

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