あきらさんの映画レビュー・感想・評価

あきら

あきら

なんでも見る。映画はぜんぶ面白い。連想で書いてるから、とても順不同。

映画(281)
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同級生(1998年製作の映画)

4.0

根強いゲイ差別もありつつ、印象に残ったのはどちらかというと学園内ヒエラルキーの根深さかな。
スクールカーストって、どこも同じなのね……
これがたとえば異性愛だったとしても、クラス違いのカップルの微妙さ
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最初で最後のキス(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

🦋のシャツかわいいね!

元ネタを知ってるからどちらかがそうなるのはわかっていたし、途中からなんとなく読めた展開ではあるのだけど……ズガーンとくる。

これだから田舎は……っていうか、根本的に取り巻く
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.0

たしかに学生時代って、友達作らなきゃ!集団に馴染まなきゃ!って呪いがあったな…というジクジクした恐怖が今は感傷となって大人になった自分にもしみじみと蘇ってきますね。
音楽がいちいちリアタイすぎるのも困
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.3

すき!!!!!

不恰好で未熟で嘘つきで見栄っ張りで痛々しいけれども!シアーシャかわいい!
根っこが賢くて良い子なんよな。そんでわりかし男前。

ママが気難しくて口煩くとも、そこに愛があるのはちゃんと
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.3

「俺はガンダムで行く!!!」
これはアガらざるを得ないwww

オタクってより、80〜90年代を生きた日本人には普通にノスタルジーですね。
と言っても元ネタの何%を把握できてるのか定かではないのですけ
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ヴェノム(2018年製作の映画)

4.0

ミギーミギーぴょん吉ヒロシそしてうしおととら。みたいな。

前評判でトムハかわいいとは聞いてたけど、予想の遥かに上をいくかわいさでした。
ミシェルウィリアムズのミニスカも可愛かった!
邪悪さどこ行った
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修道士は沈黙する(2016年製作の映画)

3.5

これは難解……
というか相当変な映画な気がする。

舞台がG8経済相会議とかいう中、肩書き付きの曲者がヤイヤイやってて、しかも人が死んで。
あるべき混乱の中で修道士だけが異分子。しかも沈黙してるとか。
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.5

ここここれコメディなんや……
まあ悪趣味だし風刺が効いてるとは思うけど、辛辣すぎて、こんな時どんな顔すればいいのかわからないの……

というか、単にこちらの知識不足が問題。
そして日本人的感覚もかな。
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ファーゴ(1996年製作の映画)

4.3

「こんなはずじゃなかった」
「そんなつもりはなかった」
系映画の金字塔だと思ってる。

出てくる人出てくる人がみんな絶妙に微妙で、その微妙なとこが絶妙に噛み合って止まらなくなる歯車、雪だるま式に膨れ上
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まともな男(2015年製作の映画)

4.0

正直、最初はけっこう親身に思ってました。
共感する部分も同情する部分もあります。
嫁も娘も自分の言いたいことしか言わないし、男の言うことは聞かないし、こういう家庭はしんどそう。けどありがち。
そもそも
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鬼畜(1978年製作の映画)

4.8

タイトルどおり鬼畜そのものなんですよ!
虐待シーンとかやけに生々しくて、子役さんたちのメンタルが心配になるくらい。

ただ、この人たち確かに鬼畜と呼ばれるのも納得なんだけど、もし自分がこの立場に置かれ
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鬼畜大宴会(1997年製作の映画)

3.0

これね〜〜〜

今でこそ熊切監督の卒制ってことで評価されてますが、観た当時はかなりげんなりしたものでした…

山岳ベースのあの事件のあらましは知ってたんですが、途中で飽きちゃいましてね。
グロはグロだ
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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

4.0

連合赤軍のことが至極簡潔にわかりやすく描かれてたと思う。

自己批判だの総括だの、結局正解なんて出るわけないし、そもそも正解を必要としてないただの言い掛かりみたいなものなのに、渦中にいると見えなくなる
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

4.0

若松孝二をすごく知ってるわけじゃないけど、若松作品を多少は知ってる。ってくらいの私が観た感想。
たぶんすごく忠実に再現してるんだろうな〜ファッションとか話し方とか。

若松プロのってよりは吉積めぐみの
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花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)

4.5

「諭されて赦されて清められ」
この言葉がぐっさりと残ってます。


女は悲しい、男はかわいそう。
孤独ゆえに美しく常に闘い続けた男と、断固たる逃亡者。そして傍観者。
月を背負う美奈子は生の象徴だし、女
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幻の湖(1982年製作の映画)

1.0

日本が誇るカルト映画とは聞いてましたが、これは噂以上ですよ…

細かいつっこみすら受け付けないくらい、壮大に破綻している。
 
裏話を聞いたら、たしかに大変だったのねとは思うけど、実力派監督が大真面目
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春夏秋冬そして春(2003年製作の映画)

5.0

私の初ギドクがこの作品だったので、本気で度肝を抜かれましたよね。
天才って…いるんだよなと。

なんと言っても映像そのものが素晴らしすぎて。
湖に浮かぶ寺の四季、息を潜めてただただ見入ってしまう。言葉
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湖のほとりで(2007年製作の映画)

3.5

美しい湖 美しい森 美しい死体。

謎解きはそれほどでもないのね。
閉鎖的な村に閉鎖的な家庭があって、それぞれに事情を抱えてて、それぞれに歪。
それが絡まり合うと悪人はいないのに、悲劇が起こってしま
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ほとりの朔子(2013年製作の映画)

3.5

淡々とドロドロしてて、まぁあるよねって感じの人間関係。
何か起こりそうで起こらない。

たしかに情感豊かだしエモーショナルだけど、それゆえにさらさら流れていってしまう感じ。
イメージビデオでなく映画だ
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

4.0

ほぼほぼ原作どおり。
さすがにあの頃の空気と岡崎京子の間をそっくりそのままってわけにはいかないけど、できる限り忠実に作ろうって気概は見えた。

そういえばケータイがない時代だったんだよね。
人と人のコ
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追悼のざわめき(1988年製作の映画)

4.0

THE 問題作。

そもそも人としてやっちゃいかんことのオンパレードですよね。
ビジュアルもストーリーも、はっきり醜悪と言い切ってよい気はしますな。しかもそんな映像がひたっすら続くですよ。
吐き気の1
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三月のライオン(1992年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

や〜〜〜好きでしたね。
時代とか空気とか、サブカルに傾倒した人みんな好きだったと思う。

記憶喪失からの近親姦とか、それなりにえぐい話はではあるし、エロっぽい暗喩もわんさとありますけど下品にならないギ
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3月のライオン 後編(2017年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

う〜ん……
前半が悪くはなかっただけに、これは……
以下原作の方ファンの愚痴です。






とにかく盛りすぎだよな〜切り貼り感が目立つ。
もっとエピソード絞って、どれかだけでいいからじっくり物語を
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3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

3.5

キャスティングがんばったな〜

ちょいと詰め込みすぎな気はするけど、その分よくまとめたな〜って感心します。
原作の雰囲気ちゃんと出てて良き良き。

桐山くんの前髪はあそこまでもっさりじゃなくてもよくね
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.3

学生生活のヒエラルキーがリアルで、刺さること刺さること!

神木くんってどう考えても頂点にいる人のはずなのに、なぜこうもスクールカースト底辺の匂いしっくりくるのか。
それにしても、サブカルに逃げる感じ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤とにかく三半規管に厳しい!!!
ハンディ映像ほんと苦手なんすよ。
これはイカンと早めに察知したので、正直あまりちゃんと焦点を合わせてなかったですが(笑)

前評判がすごかったので、いつになったら面
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.3

鑑賞中、ふははははさいこう!!!!!と思う解脱できた自分と、アイタタタタタタもう勘弁してくれ…と思う渦中の自分が交互にやってくる、じつに心忙しい映画でした。

「処女をかわいいと思う男なんかだいっきら
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

RAWってタイトルセンスにまず感服です。
ほんといろんな意味で生々しい!

ジュスティーヌがグールに近づくほど綺麗になるので、生と性は等しいっての実感するな。

カニバがテーマではありますが、彼女がベ
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魚と寝る女(2000年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

キム・ギドクはやっぱり言葉がない方が好きだな。

「春夏秋冬〜」もだけど、水に浮かぶ建物の映像って、理屈抜きになんかぐっときます。
というかこの作品は「春夏秋冬〜」と対になってる印象。

終始ぬめっと
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

怖いと評判だったのですが、怖いよりもびっくりするって感じなのね。

ペニーワイズさんはいたってアトラクション。
ほん怖なのは、えげつないイジメだったり、性的な気配のする肉親だったり、差別だったり、凝り
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湿地(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

青っぽい灰色っぽい、光量の少なさがいかにも北欧で、事件をより陰鬱に見せているのね。

「おまえが人生を無駄にしてるのが耐えられなかった」なんてね…やりきれんね…

猟奇的サイコパスかと思ったら、意外と
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砂の器(1974年製作の映画)

4.0

ミステリーとかサスペンスとかいう視点で見たら、正直そんなに特筆すべきことはないんですよ。

重たい演技を重ねて重ねて、重たい物語を重たい景色の中に描いたこれは、あくまでも人間ドラマとして作られた映画な
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あん(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今ひとつ常識のない浮世離れした年寄りだけど樹木希林だからかな〜?なんて安易に思っててすみませんでした。
そうか…若い頃から隔離生活なら、しょうがなかったのか…そうか…

そういう人生の終わりに、豊かな
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.5

いやもう見事としか言いようがない。
このキャストを揃えただけでも素晴らしいのに、各々ポテンシャルを十二分に発揮しててさ。
それでいて荒れていない、なんて。

安藤サクラはもうなんかすごい。すごいとしか
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

やさしい地獄ってのはあると思ってます。

個人的に、まともな教育を受けられないのってやっぱり虐待だと思ってて、なかなかに悲劇。
親子愛の話として見ればたしかにそう、なのかもしれない。この母娘間に愛情は
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.3

まず構成が面白い!
ラストに本物の演技ってのは、狡いけど上手いね。
こんなにキャラの立った人ばっかりさすがにフィクションだろと思ったら、かなり現実に忠実なのね⁈
トーニャに関しては、マーゴットロビーが
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