あきらさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

あきら

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ペーパーボーイ 真夏の引力(2012年製作の映画)

4.0

アメリカ南部の水辺の地域の湿度が生々しい夏。
ワニとかいるし、チランジアだらけだし、
異様な雰囲気なんですけど、
かな~り好き。

こんなにかわいいニコール様ははじめて!
近寄りがたくないし、ちょっ
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ライラの冒険 黄金の羅針盤(2007年製作の映画)

4.2

やっぱ美しいよね。
二コール・キッドマンもCGも!

ライラちゃんが男前なので、爽快だし
ダイモンっていうお供アニマルがいるのが最高。
(☞ポケモンなのかもしれないが…)




続編、本当に本当に観
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ムーンプリンセス 秘密の館とまぼろしの白馬(2008年製作の映画)

4.0

ダコタちゃんきれいになりましたね。
ライラの続編でお会いできなかったのは残念ですが……

月と森と海の美しい幻想の映像が素敵。
お衣装も素敵。


むか〜し、子供の頃に見た昭和ムーミンの世界観を思い出
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五日物語 3つの王国と3人の女(2015年製作の映画)

5.0

す〜〜〜き〜〜〜〜〜〜〜〜〜
めちゃくちゃす〜〜〜き〜〜〜〜〜〜〜〜〜

まず映像センスがよすぎ✨✨✨✨
美意識とエログロのバランスもよすぎ✨✨✨✨

ファンタジーなんだけど、なんというか妙にリアルな
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エヴォリューション(2015年製作の映画)

4.0

映像とかイメージとかはとても好きなんですが、まぁわかりやすいとこに落ち着いたなって感じ。

漠然と不気味で
ああいうダークファンタジーな世界観が、
実は現実と地続きなんだってのを持ってこられると、
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.0

まったく悲恋じゃない人魚譚。

みんなが知ってるあのお話を
エログロで塗して
オシャレにした感じ。

半身が魚だったら、
そりゃあ魚臭いし血生臭いわな。納得。





すげ替える…………だと⁈
そこ
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ブルー・マインド(2017年製作の映画)

4.0

ごく普通の思春期の女の子が
性のめざめとともに人魚になる。

みんなが知ってるあのおとぎ話が浮かぶけど
骨組みを反転するだけで、まったく印象が違ってくるのな。

スマホ使ったり、男と付き合ったり、家族
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SKIN/スキン(2019年製作の映画)

4.3

ヘイト問題というか、カルトと家族の物語だね。

タトゥー除去ってあんなにたいへんなのか……
よくやり遂げたなってとこは感心。

ふくよか母ちゃんが実にきもったまが座ってて、絶対に娘たちを守るって軸足が
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.8

なんという…………

短編だからこその完成度。

ヘイトってこうやって連鎖し、抜けなくなってゆくんだ……


全人類、観るべき。

バース・オブ・ネイション(2016年製作の映画)

4.0

黒人差別の酷さは知識としてはもちろんあるのだけど、見なおすたびにやっぱ酷い…

南北戦争が最も象徴的ではあるけど、あれが始まりでも最後なわけでもない。
当たり前だけどさ。

歴史を知るたびにキリスト教
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.5

あああああああああああ
あの双子ハゲの、気持ち悪さ!!!!!
救いのなさ!!!!!!

昔のドラマの『未成年』とか見てたけど
いろんな意味で、よく作った…よね………


あの少年のすべてに号泣で、
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グレース・オブ・ゴッド 告発の時(2018年製作の映画)

4.0

殴りたいあの笑顔。

『スポットライト』でも性加害者の神父って、ああいう妙に目の澄んだ感じだった。
そして同じく被虐待児でもあった。
あれは役者で演技なのもわかってるけど、なんかね。

そんでさ、あの
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ジェニーの記憶(2018年製作の映画)

4.2

きもちわる…きもちわる…きもちわる………

これ先生どういうココロモチなんだ⁈
自分の男に少女をあてがって、それが愛だと錯覚してるの?コントロール下なの?
それとも何らかの優越感があったりするの?
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.6

なるほどわからん。

なんか凄いのはわかるけど、
何がどうすごいのかまったく言語化できないすみません。

理屈はまったく掴めてないんだけど、
物語としてはベタなので、映画セオリー的に
ああこの男はあの
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ハイ・ライフ(2018年製作の映画)

3.5

殺し方がえっぐいな。
そしてワンコ……

緑の部屋が唯一の癒し。

ビノシュ様のちょっといかれたエロさは永遠に好き。
髪伸ばしっぱなしってやっぱりちょっと常軌を逸してるし。

ラストの感じはけっこう好
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ビバリウム(2019年製作の映画)

4.0

子供の金切り声ってなんでこんなに神経に触るんですかね。


雲も家も本当にマグリットっぽくて、
清潔すぎるのも薄気味悪いもんなんだな。

乾いた気持ち悪さの方が
意外と簡単に発狂できるものなのかもしれ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

さすがやでポンジュノ!
それでこそソンガンホ!
けど母ちゃんがいちばんかっこよいですね。

コミカルでエンタメ性もあって、
けど社会風刺えぐくて、
見どころ満載で面白いんだけど
なんだろうね〜

この
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エル・クラン(2015年製作の映画)

4.0

混沌期のアルゼンチンの誘拐ファミリー。
父親がめっちゃ嫌!!!

家の中から知らん人の叫びが聞こえる環境って
気が狂いそうやん。

アダムも気の毒ではあるのだけども
言うてもきっちり犯罪者。
ただ、こ
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声もなく(2020年製作の映画)

4.2

別にヤクザ同士で殺し合いしようが、
その死体処理で生計をたててようがなんとも思わんけど、
誘拐はだめ。
人選売買はもっとだめ。

グダグダ誘拐からのハートウォーミングと見せかけて、
切なくもそれなりに
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チャイルド44 森に消えた子供たち(2015年製作の映画)

3.5

チカチーロはあんまり関係ない感じ。

つかソ連めええええええ‼︎


いちばんどうにかしなきゃいけないことは、
子供が!
殺されてる!ってことなのに‼︎

その真実がここまでしなきゃ暴かれなかったって
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マーシュランド(2014年製作の映画)

4.0

なんとも言えない、嫌な空気感なのよね。

スペインって独特の濃さというか、
こういう湿度も持ち合わせてるんだよなぁ。

拷問のスペシャリストなんて人が存在してる時点で、闇は深いわけですよ。
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64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

4.0

なるほど。
なるほど……

重たい。
画面の圧が重たい。


緒形直人の形相がすごい。
なぜ殺したと問われたのちの表情がすごい。
緒形拳のDNAよ。

瑛太は憎々しいし、
映画で描かれるマスコミのゴミ
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天使が消えた街(2014年製作の映画)

3.0

事件ものではない雰囲気映画。


結局犯人だれなんだよ!!!!!














殺人事件をただのコンテンツとして消費するやり方はあんまり感心しないな。

23年の沈黙(2010年製作の映画)

3.8

さばかれろよぉぉぉぉぉ!!!!‼︎‼︎‼︎


誰もがすっきりとしないまま、
痛みを抱えてそれでも生きていかなきゃなんない。
そこんとこ、リアル。
だけれども…………


理不尽すぎてギャン泣きしそう
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楽園(2019年製作の映画)

3.8

ワンコかわいそう。

ただただワンコだけがかわいそう。


あとはひたすらに田舎はクソ。
集団心理はクソ。
少女誘拐はクソクソのクソ。

終始どんよりモヤモヤしっぱなしでしんどい。


たしかに実際の
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

4.0

田舎集落独特の泥臭い不穏さ、やっぱり嫌ですね〜〜〜

ホラーなのか社会派なのかなんなのか、どっちに進むの?
てかいつ面白くなるの?
とか思ってたら、突然加速するからほんとびっくりだった。
爽快でした。
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トンマッコルへようこそ(2005年製作の映画)

3.5

誰もが感じているだろうけど、
とてもジブリ。
音楽の力って大きいよね。

そしてそのジブリ感に彩られてるからこそ、
ファンタジーとしての面白さと
実写としての無理やり感に、ちょっと戸惑った。

こうい
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高地戦(2011年製作の映画)

4.0

戦争って、ほんと何のためにするんだろね?

特に同じ言葉を話し、
同じような身体特徴を持つ同じ民族なのに。
なぜに。

個人間の恨みや憎しみがあったわけでもなく、
意志も感情もある人間同士が、
殺し合
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ホテル・ルワンダ(2004年製作の映画)

4.3

痛みを伴う涙が流れた。

なんなんだ。
これは本当になんなんだ。

同じ文化同じルーツ同じ民族の人たちが
なぜにこんな風に殺し合わなきゃいけないのだ。

欧州の芸術や文化は価値あるものだし、個人レベル
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.2

久しぶりに身体中の血が沸騰するような感覚だ。

間違いなくこの感情は怒りなんだけど、
どこに向けていいのかわからない。

最初、労働者側の視点から見たら
いかにもな金持ち感じ悪いわけですよ。

けどだ
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

4.5

きっっっつい。
これはキツイ。

下手なホラーよりよほど恐怖だし、
実話なだけに、映画映えするオチもへったくれもなく
ただただメンタルを抉ってくるやつ。


何が起こってるのか、
敵がどれだけいるかも
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エレファント(2003年製作の映画)

4.0

とてもひどい話。
ひどくて残酷な話。
そして悲しい話。


暴力って、実は日常とそんなにかけ離れたものではなくて、
きっかけがあるかないかだけで、
いつだって 誰だって
加害者にも被害者にもなりうる。
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松ヶ根乱射事件(2006年製作の映画)

4.0

はっきり言って、
クズとゲスと馬鹿しか出てこない物語。

ものすごくストレスフルなんだけど、
思考を停止さえすれば
案外生きていけてしまうってのもまた、
人の世なのかも。


三浦友和のクソ親父の似合
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ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

4.9

子羊かわいいねぇ💕

野性味あふれるイケメンが、
子羊ちゃんにミルク飲ませたり懐に入れてみたり、
なかなかずるいな。

しかし酪農って本当に大変。
リアルに命を扱う生業だということ、
こういうの見るた
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イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

3.0

これはね、ちょっとノれなかったんですよ。

たしかに映像は素晴らしいし
大自然すごいよね。
とは思う。


だがしかし、ちょっと甘くねぇか?
若さゆえにしてもちょっとな。

両親に対する不信?
物質至
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