順番誤り、鑑賞は2作目なのに通算4作目を鑑賞してしまった。
人の悲しみにつけ込む悪魔は恐ろしい。
人形なのに角度や陰影で表情が変化するのには、ゾクゾクした。
最後が余計だな…と思ったが、あれは必要>>続きを読む
労働者三部作の第一作目。順不同だがコンプリート。
(真夜中の虹、マッチ工事の少女と続く)
アキ・カウリスマキ監督らしい、労働者の日々が淡々と描かれている。ただ誰かの毎日を写しているだけなのに、なぜこ>>続きを読む
原題「Le Samouraï 」サムライ
"サムライの孤独ほど深いものはないー"
孤高の殺し屋ジェフを描いた、フレンチ・フィルム・ノワール。
(侍は出ない)
トレンチコートとハット姿のアラン・ドロ>>続きを読む
心拍上がりっぱなし、15分でよかった。
怖さもあるが、画があまりにもシュールで途中おもわず笑ってしまった。
2023-160
クローネンバーグの初期作。
たった6分30秒のショートだが、監督の興味関心が垣間見ることができ、おもしろかった。
(ストーリーがおもしろかったは謎)
精神科医を訪ねてきた、元患者とのやりとり。
題の>>続きを読む
原作未読だが、楽しめた!
生き生きとしたキャラクター達が可愛らしかった。
初代シリーズ、完走!
幾つもの並行したストーリーを絡めながら進むため、メインキャラクターだらけでやや拡散気味な印象だったが、何とかまとまってよかった。
途中、再びの三角関係には少々げんなり。
一方で>>続きを読む
スパイダーマン、成長のストーリー。
映像は前作よりもさらに滑らかで美しい。ただ、素顔はもう少し引っ張ってもよかったような…
グリーン・ゴブリンとはまた一味違う、ドクター・オクトパスが好き。
(元々も>>続きを読む
実はしっかり観たことがなかった初代。
スピード感あるアクションに魅せられた。
ヒーローとして生きる決意が見えるラストが粋!
冒頭からゆったりとしたテンポで進む。
光と影のコントラストが素晴らしい。陰影の濃さや深さが秀逸で、美しさにため息が出る。どのシーンも完璧で、いつまでも見ていたくなる。
タルコフスキー監督らしい水のシ>>続きを読む
モノクロの映像美。
夢から覚めたラストが、何とも哀れ。
泳げないのに島の古城で理想の暮らしを夢見たジョージ。若くて美しい妻テレサは自由奔放で、新婚だが既に島生活に飽きた様子。
冷蔵庫にあるのは、飼っ>>続きを読む
一言、ラストがよかった。
夫婦の問題は、夫婦で解決してほしい笑。
大事なことなのだが、同時にくだらなさすぎて、非常に力が抜けた。
シーンのリンク具合、俯瞰するようなカット、音響、スラッシャー描写は>>続きを読む
舞台は、禁酒法時代のシカゴ。
裏で街の権力者達を買収し、酒を密輸し、実質的に支配するのは、アル・カポネ。そんな彼を逮捕すべく財務省から派遣された、ネス。
ネスを中心に構成された、チーム「アンタッチャ>>続きを読む
全体的に優雅。
クローネンバーグなのに美しく、それなりに追えるストーリーがあった。
(どちらかと言うと普段は初期作を観ることが多いため、もっと訳がわからない設定で、チープ感漂う印象を受けることが多い>>続きを読む
疲れた時はゾンビ、ということで初ルチオ・フルチ。
タランチュラに、目玉に、酸に…こだわりのスプラッタシーンは攻めに攻めていた。
ストーリーはほぼないため、過激なのだが多少眠くなる。
ゾンビシーンで>>続きを読む
ジャック・ロジエ、最後の作品。
バカンスはないが、バカンスのような緩さ。
リハーサルのゴタゴタはもちろん、本番のアドリブ感が好み。
思わず笑ってしまった。
童謡の替え歌もおもしろかった!
CMの出>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
期待値が高すぎた感が否めず。
美しいストーリーだとは思うが、何かが引っかかる。多分、文字で読んだ方がストンと落ちる気がする。
結局のところ、あのホタルのストーリーが全てなのだろう。一匹は愛のために、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
これぞ、ポール・シュレイダー作品。
米兵時代の体験によるトラウマを抱え、ひっそりとギャンブルをしながら、モーテルを転々としているウィリアム・テル。
ルーティンであるギャンブルをひたすらこなす日々だ>>続きを読む
原題 Le Nouveau Jouet
直訳するならば、「新しいおもちゃ」
【ストーリー】
主人公はサミュ(Jamel Debbouze)という、パリ郊外の団地で暮らす男。もうすぐ父親になるというの>>続きを読む
フランス警察でアラビア語の通訳をしているパシャンス。
娘とは喧嘩、老人ホームで暮らす母は退去の危機、アパートの大家からは家賃の催促。何かとうまくいかない人生だが、思わぬ「モノ」を手に入れてしまう。>>続きを読む
原作はジェーン・オースティン。
舞台は中世イギリス。
お伽話のような豪華絢爛なシーンが多く、目の保養になった。
エマをはじめとし、個性的な村の人々がもおもしろく、愛らしい作品。
ハーレム街育ちのイネスと、黒人少年テリーとの親子ストーリー。
自分のように愛を知らないまま育ってしまわないように、テリーを守ると決意するイネス。そんな二人を守る、父ラッキー。
一見すると感動モノな>>続きを読む
ひたすらウィレム・デフォーを愛でる作品。
(好き嫌いがはっきり分かれそう)
アートコレクターのビルに泥棒に入った、主人公Nemo。狙うは、ペントハウスにあるエゴン・シーレ。
ところが、エゴン・シーレ>>続きを読む
亡くなった友人の夫を殺害計画なんて、おふざけな内容かと思っていたが、もっとシリアスだった。
コメディよりもドラマに近い。
ジェーン・フォンダ演じるクレア、リリー・トムリン演じるイブリンをはじめとし、>>続きを読む
ただただ、美しい。
少年があどけない幼さから、少しずつ大人に近づいていく揺らぎ、生きていくことに向き合う姿が丁寧に描かれている。
変わらぬ毎日を過ごすことや、当たり前に未来を夢見ることの尊さを実感し>>続きを読む
リメイク版を先に観てしまったが、やはり本家ははずせない。
凄惨、の一言。
始終ヒリヒリした感覚が抜けなかった。
後半は、さすがにあの状態では生きられないのでは…と一瞬冷静にはなるが、こだわりの映像>>続きを読む
音楽家を夢見ながら、学校で音楽教師をしているクロード。
作曲はスランプ、家賃の代わりにピアノを持っていかれそうになり、友人達にはバカにされ、何かとうまくいかない日々。
ある時から、そんな彼の願望を反>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
これは騙された!
前作がよかったためあまり期待していなかったが、予想を超えるストーリー。
前作につながるエッセンスがたくさんあり、楽しめた。
エスターについて
身体の問題はあれど、子どもとして生>>続きを読む
コナンがこんなに万能だったとは!
黒の組織について無知過ぎたが、なかなか楽しめた。それとなく説明があるのが、丁寧でありがたい。
ラストシーンまで説明がしっかりあって苦笑い。
念願のNaked Lunch(原題の響きが好き)、感慨深い。
それだけで十分。
現実と幻の世界を行ったり来たりする主人公。
エンドクレジットまで観て、劇場から外に出た時の安堵感。
トリップするってこ>>続きを読む
演出、音響が好み。
正直なところ、予想外のストーリーに戸惑った。A24、アリ・アスターらしいと言えば、納得。
後半の失速感というかメルヘン的なオカルトが好みかどうかで、作品の評価は変わりそう。
(ラ>>続きを読む
祖国ユーゴスラビアの50年に渡る紛争を背景に、祖国や同郷の人々への思いが溢れる本作。
クストリッツァ監督だからこそ作れる、唯一無二の作品。
軽快な中に哀愁漂う音楽が、耳に残る。
冒頭からラストまで>>続きを読む
ミュージカル仕立てのアニメ。
ヴァネッサ・パラディ× ショーン・レノンの歌がとにかくよい!
ほんわか幸せな気分になれる作品。
邦題サブタイトルがあまりイケてない気がするのが残念。
不気味ながらも、人形の手が可愛らしかった。
何となく表情があるように見える不思議さ。
大聖堂の中をゆっくり進む電車が印象的。
2023-130
亡くなった妻の生き写しのようなパトリシアに一目惚れをしたマーコフ博士。
どうしても彼女を妻にしたく、画策するマッドサイエンティスト。
短いながらサスペンス要素もあり、楽しめる良作ホラー。
このレビューはネタバレを含みます
ラストが…気になり仕方ない…
未来の乗り物設定?
また、妖精リラに対して余計な邪推をしてしまうため、ストレートに原作通りでよかった気がする。
(原作はリラと王は結婚していないはず)
前半はあり得ない>>続きを読む