もえさんの映画レビュー・感想・評価

もえ

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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ジョーンの「あなたが普通じゃないから世界はこんなに素晴らしい」という台詞で、主人公を正面から肯定するシーンがよかった。

暗号と人が発する言葉の(裏の)意味、何が違うの?という問いかけに、言語学にハマ
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望み(2020年製作の映画)

4.0

母親と父親の望む結末は違ったけれど、
どちらも真っ直ぐで深い大きな愛情だった。
そして、訳もわからず攻撃する外野の身勝手さと言葉の鋭さが怖かった。

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

歳を重ねると、周囲の環境や変わってしまうことの怖さ、相手への気遣いで、
言葉をのみ込むことが増えるのだろうな、、と思った。
静かな感情が水面下でゆらゆらしているような2時間。

ずっとそばいられないな
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大空港2013(2013年製作の映画)

3.0

ワンカットで空港内を行ったり来たり、
映画のようで舞台のような不思議な時間だった。

気になっていた松本空港を隅々まで見られて楽しかった...!FDAが協力してるのもうれしい!

映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりのしんちゃん!
笑い・涙・アクション・歌が丁度いいバランスで近年のしんちゃん映画では1番好きかも。

幼い頃は野原一家は明るくて楽しそうで好き〜という印象だったのが、
年齢を重ねるにつれ、どん
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.7

女性を取り巻く環境がリアルに描かれていて、途中何度か息苦しくなった。

ジヨンに寄り添う努力をしている夫も、
優しく掛ける言葉が若干見当違いで、
ああこれが現実で、きっと根本的なところは上手く言葉にし
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男と女(2016年製作の映画)

3.2

フィンランドの深い森、
どうしようもなく続いている日常が、
行き止まりのような鬱々としたムードを醸し出していて、
2人がお互いに逃避する説得力があった。

小説を読んでいるような感じを思い出して、
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

怖いもの見たさにゾンビ映画を見たつもりが、
ベースにヒューマンドラマがあって予想以上に面白かった!

初めは自分のことしか考えられなかった主人公が、後半自分を犠牲にしながら戦って、残った2人を守ったこ
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.0

ストーリーはこんな感じかなって予想通りだったり、壮大なFF14の宣伝という感じもしてしまうのだけど、そこも含めて安心感があってよかった!
ゲームの世界の絵が綺麗でプレイしてみたくなった。

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.8

主人公サルーの子役の真っ直ぐな目と少しずつ心を開いていく様がとっても可愛いらしかった。

生みの母や兄、育ての親からの深い愛情を正直に受け止めて育ったからこそ、真っ直ぐに真理を見つめられる人に育ったん
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

オギーの母、父、姉、友達が絶妙なバランスで、皆んなが違う方法で支えあっていて、だから家族っていいんだよなあと思った。

「人をいたわれ。みんなも闘っている。...」という最後のセリフがとても心に染みた
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私の中のあなた(2009年製作の映画)

3.2

色々な人物目線で、しかし淡々と進んでいくストーリー展開が良かった。
姉の為に沢山の不自由を強いられてきたはずなのに、ブレない妹のアナの愛情、聡明さが際立っていた。

ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

3.0

エマのファッションが素敵で、描写も美しいシーンが多かった。

アリスのままで(2014年製作の映画)

5.0

記憶と認知能力が抜け落ちていく様が主人公視点で丁寧に描かれていた。
迫ってくる絶望と一見穏やかな表情でいるときの心情を少しだけ覗きみることができた気がする。
自分が今まで人生を捧げてきたことが何もかも
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