缶さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

缶

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トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

3.8

現代版米製お伽話って感じ。
諦めにも似た落ちる覚悟を繰り返ししてたから意外なラストだった。
悪友との関係すごい共感。
小悪党な雰囲気のバランス感覚が素敵で、間抜けさと緊張感を引き立ててた。
血塗れの伴
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

後半流れほぼ読めちゃうけどどうでも良くなる。不良が良くなっていくのはループ可だけど、真面目な人が悪いことして落ちるのはループ不可なのちょっと切ないね。
強制メメントモリ。

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

4.2

視線・表情で場面の空気を作り上げてるから映像の美しさが際立っていた。
行間を読んでいくうちに息がつまる。
"理解したい"という言葉に様々な葛藤や真意が詰まってると思う。
獣・支配の話は主人公たちの関係
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眠る虫(2019年製作の映画)

4.3

膨大で記録する必要を感じない事象も、誰かが記憶することで眠った形で残り、何某かの知覚で目覚める可能性を持っている。(記録として残すのなら尚更)
その堆積が人に色をつけるし、その色を誰かや何かに繋いでい
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TENET テネット(2020年製作の映画)

-

所々意味がわかっただけで脳汁出る奥行きなのにまだまだその余地だらけなの幸せ
用語のニュアンスを日本語で掴むの限界感じた
ヒロイン麗しすぎ

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.4

一家の誰も自分が正しいと主張しないところに蔓延する自己責任と諦めを感じた。
それでも捨てきれない感情からくる情動が物語を動かすところで描写に反して何故か安心感と誇らしい気持ちを抱いた。

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.6

まじで最高の抑圧と解放だった。
どの役のセリフも言ってみたくなる。

音楽(2019年製作の映画)

4.4

テンポ感とセリフの間良すぎて会話だけでも面白かった。
森田と大田とのやりとりが愛おしい。
理由もなく靴を履く感覚を思い出した。

WALKING MAN(2019年製作の映画)

3.8

意外と映画というフォーマットにめっちゃ乗っててマニアックな部分も排されてた。
良し悪しはおいといて、表現したいことのアウトプットってのはどんなやつにでも出来るし、どんなフォーマットでもできるっていうの
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

狂気の底は見えない方が好き。
ガリガリなのに腕力強いの不気味でよかった。
白い部屋とか地下鉄はホワイトルームの歌詞の暗喩だったりするんかな。
それぞれの自己正当化。

恋する惑星(1994年製作の映画)

4.0

王家衛作品:一旦飛行機に乗せるっていうイメージついちゃった。
鏡で撮るカットのセンス。

ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

4.0

説得力最大の会おうと思えばいつでも会える聞けた。

パターソン(2016年製作の映画)

4.3

日々の付箋。
そしてそれを付ける意義について。
レインコート着てシャワー。
双子産まれるといいね。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.2

字幕出るのもあって中年層のカラオケ会場と化してたけど私も気づいたら拳あがってました。

スノーデン(2016年製作の映画)

4.1

情報という凶器。
インテリかっこいいインカメこわい。
dovesの曲と関係はないのね。

みなさん、さようなら(2012年製作の映画)

3.8

オフホワイト団地ノスタルジー。
後半無理やり見せ場作った感あるけど波瑠がセクシーなのでなんでもいいです。
小学生役を力技でも演じきれる濱田岳のキャラクター羨ましい。

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.3

前作より襲撃や殺しが派手に。
ファミリーの上昇線と下降線を交互に見せられるから親父の偉大さと振る舞いを意識してしまうマイケルに感情移入してしまう。
まともな夫婦がほとんど出てこないのはイタリアの国民性
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.3

人智を超える人間も派手な立ち回りもなく、屈強で膨大な構成員も多彩な敵もほとんど映さずあくまでファミリーだけに焦点を当ててるから視点がブレなくて親子の変化を楽しめた。
悪役首脳会談は男の子の憧れ。