"多様性を受け入れる"と言えば耳障りは良いが、日常生活では"普通"ではないというレッテルをあえて張ったうえで強者が弱者に手を差し伸べるという、皮肉にも区別や差別の助長にもなっている様な機会に出くわすこ>>続きを読む
オッペンハイマーの精神世界を擬似体験させられているかの様な、圧倒的な音と映像のプレッシャー。
研究者としての功名心や好奇心に少しずつ不安や後悔の思いが複雑に混在していく心理描写は必見。
とっちらかりそうな要素をコンパクトに上手くまとめたなーという印象。
登場人物、事態の飲み込み早すぎ(笑)
映画の宣伝が違和感や食わず嫌いを生んでいる気がしなくもないが。。。
これはミステリーなのか>>続きを読む
ムダのない前ぶりとそれらを回収しつつ小気味良く進んでいくストーリー展開には、まるで映画全体が一つの競技演目であるかの様な緊張と興奮を覚えた。
終盤のワンマンショーで高まった感情はピークに。技術点・演>>続きを読む
子供の頃にこんな感じのヒーロー映画見たなーと、何故か懐かしさを感じつつほっこりしながら観賞。
物語を理解するために必要な情報をほぼ全て表情、仕草などの演技だけで観るものに理解させる役者の偉大さ。
一見淡々と繰り返される日常の映像だけで、人柄、人間性、思考、人生など想像を掻き立てられる。まさに>>続きを読む
再現性の高さ≠映画としての面白さ
テンポ良く短いエピソードを繋ぐ構成やシリアスな展開にも差し込まれるシュールな笑いといった原作の良さは、あくまでも連載漫画としてのフォーマットでこそ活きるものと痛感。
進化していく創造物と退化していく人間の対比が悪趣味で秀逸。
刺激的な表現も多いが音楽や色彩などのハイセンスな映像表現がそれらを見事に包み込み、単なるギミックではなくアートや物語の一部として成立させて>>続きを読む
