Lillyさんの映画レビュー・感想・評価

Lilly

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オフィサー・アンド・スパイ(2019年製作の映画)

3.9

19世紀末フランスを震撼させた冤罪事件。

歴史年表にも太字で掲載される、フランス内で世論が大きく割れて大混乱を招いた有名な事件だが、関わる人物など詳細をよく知らなかったので、興味深く観れた。

文豪
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アイヌモシリ(2020年製作の映画)

3.9

アイヌ文化を守り、継承していく難しさと、その矛盾を、少年の視線で描いていた。
監督によると、和人(内地の人)が演じるアイヌではなく、リアルのアイヌの人の映画が撮りたかったとか。 
その意味で、とても純
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.3

これぞ極上のエンタテインメント!
IMAX で堪能した。

Prequel を超えた気がする。ずっと心拍数上がり手に汗を握り、膝上で拳固めてた

息子の面影(2020年製作の映画)

4.2

米国境超えを試みる移民の姿が、メキシコ側からの視点で、描かれていた。

無名の俳優と監督が撮った作品らしいが、
インパクトが強く、帰路も衝撃波が体に残ってた。

貧困から抜け出すために、将来への夢を持
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アネット(2021年製作の映画)

3.6

印象的なのは、色彩。夜景や嵐の夜の荒れ狂う海や、郊外の森に囲まれた邸宅のプールや、物悲しい月夜の光、ダークファンタジーだから? 
美術絵画を観てるかのような、幻想的なシーンが多かった。
個性強い緑と赤
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

期待以上だった。人間臭くて、感情ドロドロ加減が面白かった。

それぞれの役柄の個性と感情表現が際立っていたし、広大な西部の自然美と、それに調和した音響も素晴らしくて、シアターで観て良かった。
Netf
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

健常者と聴覚障害者、両者の感じ方を観ながらにして体験できる。新感覚だった。

ある日前触れもなく、突発性難聴による聴覚障害を持ってしまう。心の準備もなく、稼業であり生き甲斐でもある音楽を続けるのが困難
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.0

観ながらついつい呑みたくなった。
監督の愛娘が、撮影開始数日後に事故死された中の撮影だったようだ。

それを思うと、ラストシーンが余計に胸に沁み入る。エンドロールにも、娘に捧ぐという文字が流れる。
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ディアボロス 悪魔の扉(1997年製作の映画)

3.5

キアヌリーブス アルパチーノ シャーリーズセロン 予備知識なしに観たら、最初はお堅めの法廷ものと思っていたら、ところがどっこいサスペンスホラーだった。

血飛沫とかgrotesqueなカットもあり、心
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ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

3.9

史実に基づいた内容。

1993年 ソマリア内戦に介入した米国海兵隊特殊部隊の話。
激しい銃撃戦と終わりが見えないような重苦しく辛い内容だった。
ゆえに鑑賞後は食事があまり進まず。

ソマリア内戦は、
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.2

この映画を観て、戦争も内戦も経験せず、生ま育った国を亡くすという経験もしてない自分には、理解を越える大きな壁みたいなものを感じた。

旧ユーゴスラビアの人々が、民族紛争により、母国喪失する哀しみや辛さ
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パターソン(2016年製作の映画)

3.9

凄く独特で、変な映画だった。
けど、世界観になんか惹かれてしまう。
多分、また観たくなると思う

パターソン市に住んでるパターソンというバス運転手。

詩を書き、秘密のノートに書き留めるのを楽しみにし
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.1

It’s been lasting for almost three hours
But I didn’t feel like so long

Multilingual and Korean S
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リル・バック ストリートから世界へ(2019年製作の映画)

3.7

テネシー州メンフィスのストリートダンサー、リルバックのドキュメンタリー

ジューキンというダンスをじっくり観たのは、初めてかも。

ギャングや銃犯罪や殺人が蔓延する街で、ジューキンを踊ることが、彼の唯
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スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

3.8

スタンリートゥッチとコリンファースの落ち着いた大人の演技が秀逸。演技というより、実生活の中で自然に湧き上がる感情をそのままフィルムに残したみたいな感じだったな。

この二人でないと成立しないような空気
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ローズメイカー 奇跡のバラ(2020年製作の映画)

4.3

間違いなく好きなタイプの映画だった。

薔薇を育て品種改良する手法など、知らない世界を覗けたし、フランス郊外の長閑な田園風景とフランス式庭園が美しくて、目も心も癒された。

主人公エヴを演じたカトリー
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アルティメット(2004年製作の映画)

3.7

Cool powerful action movie

A young man born and raised in the 13th district of Banryu, which has be
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博士と狂人(2018年製作の映画)

3.9

事実は小説よりも奇なりと言うが、まだまだ私の知らない驚くような事実が世界中に隠れてると、改めて感じた。

こんな地味な世界の先人の苦労を、映画に昇華させ、世界の人々に教えてくれたことを、製作者に感謝し
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.7

アナが恋に落ちるのが、あまりに唐突過ぎる気がして、ちょっと戸惑う。
でも、こんなお伽話のようなラブストーリーもありかも。
友人キャラが最高!特にスパイク。
お互いの傷を舐め合い、悪ノリして、笑って食べ
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.8

長い人生の旅路で、進み行く道の先々に幾つもの可能性の種が、落ちているのだろう。

それにいつ気付くか、どの種を拾い上げるのか?それをどう育てるか、どんな花を咲かせたいのか?

選択肢があると迷うし、そ
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.4

鮫と美女の持久戦
It’s a very simple plot.
There are few characters.
But I'm thrilled.
I’m not sure, but doe
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ニコライとアレクサンドラ(1971年製作の映画)

3.8

史実に忠実に作ってあり、脚本が素晴らしかった。ニコライとアレックスの心情や感情の揺らぎを丁寧に織り込み、300年の歴史を持つロマノフ王朝が、何故、そして、どのように終焉を迎える結果に至るか、描いていた>>続きを読む

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

3.7

古いけど、良作!
こんな展開になるとは。
予備知識なしで観るのをお勧めします。

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ面白かった!
好みのタイプの映画。
脚本が、とにかく光ってる。
法廷群像劇だけに、登場人物も多い。
事件や人物の背景や相関関係、下手したらダラダラ紹介になりがちな部分を、テンポ良く多面的シ
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.3


女性たちが感じる悩みや不安、違和感。
生き辛さの原因になるものを、巧みに具現化した展開だった。 
観ながら、過去に自分も似たような状況に陥り、同様の憤りを感じた記憶を、ふつふつと蘇らせる仕掛けになっ
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ネバダ・スミス(1966年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

“You are not worth killing”

少年から大人の男性へ、心身共に成長する姿を描く。
設定年齢と実年齢に解離があり、サバヨミを頑張ったようだが、マックィーンの魅力たっぷりの仕上が
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エアフォース・ワン(1997年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

古さは否めないが、軍オタにはたまらない映画かも。大統領専用機って、乗ってみたいけど、一般人には絶対無理だから、こんな映画で想像するしかない。

脱出ポッドって、意外にコンパクトでシンプルな構造。
パラ
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

俳優陣の抜群の感性に支えられた作品だと感じた。
草彅剛の憑依的な演技力。
彼が生まれ持った素の個性を透明化した上で、この配役に見事に成り変わっていて、トランスジェンダーの苦しみを体現していた。汗とか涙
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チリ33人 希望の軌跡(2015年製作の映画)

3.5

チリ コピアポ鉱山落磐事故。
10年前の事故だけど、当時世界中が、彼らの生存救出を祈り見守り、記憶に焼き付いてる。

鉱山地底部に閉じ込められた33人、その内の唯一ボリビア人が何かと孤立してしまい、気
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拳銃王(1950年製作の映画)

3.6

伝説になってしまうと
注目を浴びて、事実より誇張された噂が広まり、生き辛さと孤独を感じる。

常に緊張を強いられ、疲弊した様子が痛々
しい。でも、後半油断し過ぎな気もするが
息子が、彼の人生の光だった
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

どんな内容かわからないまま鑑賞、意外にも、コミカルファンタジーだった。
俳優陣が豪華✨中でも
安藤サクラの、脱力系演技が二重丸。
鎌倉が舞台で、江ノ電とか町並みがほんわか癒し系で、温かい気持ちになれる
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ボーダー(1981年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

Whether to cross the border or not
テキサス州 エルパソ
メキシコとの境界線の街の国境保安官
チャーリー(ジャックニコルソン)
いろんな意味での境界線を目前にした、彼
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地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

4.5

地獄の黙示録 -極爆SILENCE-

人の聴覚では認識されない重低音が、振動になって、体内にズシズシ伝わってきた。
ヘリ着陸時の振動とか、爆破の風圧までも体感する感じ。戦地の臨場感倍増されて、怖いの
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.1

映画で、映像と同じく重要な要素である音楽。

それを作りあげる歴代の職人達が、マニアック過ぎる。こんなにこだわりが深い世界だと知らなかった。凄く面白かった。
音響デザイナー、ミックスダウン技術者の中に
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マーティン・エデン(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ジャックロンドンの自叙伝的小説を、イタリア版にアレンジした作品。

原作のまんま、舞台をカリフォルニアオークランドにすると、ベタ過ぎる。既にそこは、彼の文学的功績を讃えて、ジャックロンドンスクウェアと
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