一般的に代表作とされている『シックスセンス』が好みじゃないのとどんでん返しの監督という風評が響かなくてずっとスルーしていたのだけど、こんなにも面白いとは。もっと早く誰か教えて欲しかった!
アメコミ収集>>続きを読む
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ポストイーストウッドとの呼び声が確かなものになりつつあるけど、ポストイーストウッドと呼ぶなら、このレベルで毎年見たい。さすがに5年は長い。
最初の彼女が最後に出てくるあたりの女々しさがベンアフっぽいな>>続きを読む
ようやっとサム・ライミの呪縛から解放された新しいスパイダーマンを見ることができて大満足。なにが素晴らしいかって言うと、ちゃんとスパイダーマンをやりながら『フリークス学園』なところが最高だった!!脚本の>>続きを読む
やっぱ映画というものは、作り手がどれだけ魂込めて作り上げたかということに尽きるなと思った。そして、そういう思いはスクリーンを突き破って観客の心に刺さってくる。エドガー・ライトだし、掘り下げればどんどん>>続きを読む
なんとなく見返したくなって久しぶりにDVDの箱を開いたら、結局出ることのなかったドキュメント第2弾のチラシが入っていてちょびっとセンチメンタル。
本作がリリースされた10年前、20歳だった自分も、30>>続きを読む
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明るく社交的だった主人公が何故一人孤独に世捨て人のような生活を送るようになってしまったのか、過去と現在が交互に描かれやがてその理由が判明する。子供との交流を経て再生する物語はよくあるが、本作では乗り越>>続きを読む
うーむ。マイケル・ファスベンダーが聖人みたいに優しくて現実味が無い。女性を満足させるだけの映画にしか思えなかった。惚れた女のためなら悪にでも手を染めるものなのかねえ。自分はそれは違うやろと説教してしま>>続きを読む
日本のコメディ映画は疎いので知らないけど仰々しい演技の古臭い映画だなという印象は拭えない。妻夫木と蒼井優があんなピュアな役柄なんてミスマッチすぎる。
脇役でよく見る良い感じのおじいちゃんという認識でし>>続きを読む
ゼロ年代オタクカルチャーの教養のために鑑賞。メインとなるバトルシーンにはそんなに引きがないけれど、ストーリー展開は良かった。母親に酷い仕打ちを受けながらも母のために戦う少女に突きつけられる事実があまり>>続きを読む
出来の良い自主製作映画であり、出来の悪い商業映画という感じだった。セリフが一昔前のホットペッパーのCMみたいになっていて、しくじっているのか意図的なのかわからない。
主役の女の子ラックがめちゃカワ。女>>続きを読む
登場人物全員ピュアで心の汚れを洗い流してくれる。究極、人間は分かり合えないものだと思うけど、分かり合えないからこそまずは信じないと何も始まらない。そんなことから世界がより良くなるのじゃないかなという思>>続きを読む
他業種の一山当てた人が映画に金に突っ込んで金を失うって古今繰り返されるけど、映画っていうのはそれだけ人の心を魅了してやまないものなんだぁとしみじみとした思いになる。
シンプルにつまらないのだけど、映像>>続きを読む
ポスターについてる「この世界は僕が照らしてみせる。」という煽りが痛々しく切ない。好きな子に幻想を抱いて自分ならどうにか出来るって勘違いして、でも相手はただの同い年の子なわけで、無垢でもなくそんな良い子>>続きを読む
前作もそんなにハマれなかったのだけど、今作もやはりそんなにノレなかった。絶賛している人は俺にプレゼンしてほしい。
ジェームズ・ガンの『スーパー!』はその年でも上位に来るくらいどハマりしたんだけど、天下>>続きを読む
孤児として遠く離れた地に引き取られ、成長した後にグーグルアースで故郷を見つけるというキャッチーなネタに凄く興味を惹かれたのだけど、そんな大ネタをカルピスで例えるなら原液を味がしなくなるまで薄めて別途砂>>続きを読む
クラスメイトとの交流が茶番に思えて自分以外みんなバカだと見下して自分を守るイタい子の話。予告見たときに『ゴーストワールド』っぽいなあと思っていたけど、正にそんな感じだった。ただ本作の方は茶番演技力をゲ>>続きを読む
巷の人たちみたいにガッツリとハマることは出来なかったけどそれなりには楽しめた。なんせ曲が素晴らしい。そこだけは流行りに乗って公開当時はサントラをリピートしまくってた。気の抜ける曲で踊りながら始まるオー>>続きを読む
教養としてサクッと知っておきたかったのでさわりは知ることが出来て良かった。
これ、元はテレビドラマの再編集なのだろうか。そう思わせるようなダイジェスト感の強い構成だった。
『R.O.D』というアニメが>>続きを読む
社会科見学もの且つ人間観察ものとしてすこぶる面白い。ヤクザの組織図のお勉強にもなる。
ポスターの真ん中の人がまさか会長とは思わなかった。見た目はどこにでもいるサラリーマンにしか見えない。普通の格好をし>>続きを読む
自分が幼少期に邦画に抱いていたイメージまんまの古臭い映画だった。とにかくストーリーが嘘くさすぎる。一体これはいつの時代の話なのか。出演者たちの年齢からして、少年時代を過ごしたのは90年代だろう。自分も>>続きを読む
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予告ではそんな素振りを微塵も見せなかったのですっかり騙された。ロマンスもありつつ協力して問題解決を目指すのだろうななんてつまらない予想しかしてなかったのだけれど、最重要課題は捨て置いてどう生きていくか>>続きを読む
友達と呼べるほどではないけどクラスは同じだったみたいな奴で、昔は太ってたのにちょっと見ないうちにシュッとしててイケてるグループに昇格してた奴とか、昔は大人しかったのにちょっと見ないうちにはっちゃけてて>>続きを読む
突然の事故で妻を失ったことで心の整理が付かず、子供との交流を通して再生するってあらすじがまんま『永い言い訳』ですごいシンクロニシティ。モッくんも大変良かったけど、ジェイク・ギレンホールも流石の演技。>>続きを読む
ひとつの記事を出すためにこんなにも綿密に取材と調査を重ねるものなんだなと驚いた。実際には同時進行で別の記事も担当しているだろうし、とんでもないハードワークだなと思った。実際に事件となっているのに報道さ>>続きを読む
監禁からの脱出劇をサスペンスフルに描くことよりも、帰宅後にどのように日常になじんでいくかに焦点を当てていることが新鮮だった。全てを受け止めてくれるはずの両親は離婚しており、人生を壊されたのは彼女だけで>>続きを読む
原作はリアルタイムで読んでいたので、森田剛が主演って聞いたときは?がついたけど、お話の主役を変えたのも森田に森田をキャスティングしたのもファインプレー。
タイトルの出し方がカッコ良すぎる。最初でも最後>>続きを読む
トヨタっぽい自動車メーカーの大塚家具っぽいお家騒動みたいな話なのだが、何故いまこんなお話を?という疑問がまずある。クリエイターとして何か物思うことがあったのかもしれないけど、自分ごとには捉えられず乗り>>続きを読む
史上最高のディザスター映画と言っても良いくらいの凄まじい迫力に鑑賞後も興奮が冷めやらない。ハリウッド映画における爆発と炎なんてもはやなんの意味もなくなっているけど、本作では全く違って絶望と恐怖でしかな>>続きを読む
近年はドラマプローデュースに力を注ぐアパトーの満を持しての監督作品。と言ってももう2年も前の映画だけれど。最近では女性を主役にした作品を多く手がけるようになってきていて「こじらせ女子」なんていう日本の>>続きを読む
VHSからDVDへ移行した際に多くの作品が失われてしまい、見たい作品が気軽に見られなくなったのはほんとうに歯がゆい。劇中にも登場したアトム・エゴヤンの90年代の作品なんかはほとんどが未DVD化だし、保>>続きを読む
続編製作を聞いたときは、正直どうなのよと思った。前作はあの時代と切っても切り離せない時代とマッチした作風で、今やられても古臭くてノスタルジーに浸るだけの映画にしかならないと思っていたからだ。実際蓋を開>>続きを読む
メジャー全世界配給なのを考えるとこの程度の簡略化は仕方ないのだろうとは思う。ほんとは矮小化という言葉を使ってもいいくらいだけど。
攻殻機動隊というのは「ネット」がキモなワケでネットの海で生まれた意思が>>続きを読む
近年のディズニーアニメーションはピクサーとの違いがもはやわからなくなっていたけど、本作は紛れもなくディズニーの系譜にある。それもすっごく回帰して90年代に戻った。神話的英雄譚なのとエキゾチックなミュー>>続きを読む
終始ヘラヘラしている気の良さそうな人が急に真顔になる怖さってあると思うけど、本作を見た直後の印象はそれに似ている。
凄惨な殺人事件の捜査がストーリーの主軸なのにもかかわらず、主人公の警官がダメダメ過ぎ>>続きを読む
高度に科学技術が発達した社会において自分を自分たらしめているものは一体何なのかという哲学的な話。身体のすべてを機械に置き換え可能になり脳を直接ネットワークに接続するようになれば、劇中で素子が言うように>>続きを読む
イルミネーションのアニメは本作が初めて。追々『グルー』なんかも見ていきたい。
初っ端のゴールデンスランバーから一気に引き込まれる。それが主人公バスター・ムーンにとって人生を変える出会いだったのだけど、>>続きを読む