六花さんの映画レビュー・感想・評価

六花

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プリシラ(2023年製作の映画)

4.4

西ドイツにいた頃のプリシラと、結婚して髪を染めたプリシラがまるで別人のようで驚いた。

10代から20代は女性の容姿が最も魅力的に変化するタイミングだけど、ここまで変貌を遂げたのは間違いなくエルヴィス
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名探偵コナン から紅の恋歌(2017年製作の映画)

4.0

最近のXはつまらないけど、コナン見る前の予習材料は提供してくれる。

いつも通りMARVELもお手上げの魔術的アクションシーンてんこ盛りで個人的には満足。

阿笠博士のクイズは星2つ。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

IMAXレーザーの醍醐味がこれでもかと詰め込まれた超体感型傑作。

時系列ぐちゃぐちゃになるからオッペンハイマーの経歴だけでも調べてから行くと吉。

MCUのリーダー及び原爆実験基地の町長として君臨す
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

4.3

ほん怖ほむらちゃん。。

世界中が敵になっても君を守る を具現化するとホラーになることを学んだ。

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編 始まりの物語(2012年製作の映画)

4.3

Netflixで叛逆の物語が配信終了するときいて。

高校時代に観たアニメの中で最も衝撃的。
夢や希望が絶望に反転するというテーマ自体が極悪すぎてドン引いた思い出がある。

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

4.3

ソフィア・コッポラの(色々な意味での)処女作。

マジレスすると1つの部屋に4人が詰め込まれて外出できないのはどんなに仲の良い姉妹でもキツイわ..飼い殺しで希死念慮が育つのも分かる。

ラックスの自傷
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四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

3.2

楽しみにしてたのに!

展開が冗長すぎるよ〜〜〜
ヤヨイ意味わかんないし。

頼むよーー

クルエラ(2021年製作の映画)

4.2

エマ・ストーン周遊。

みんなのために悪役を演じてあげている

ドS女王の言うことなのよ。

そりゃ愛されるわ。

テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR(2023年製作の映画)

3.0

評価たっっか

留学してたイギリスの田舎大学で、人生で最も影響を受けた人物にTaylorを挙げている女の子がいて驚いた。

高校の時はただの王道美人シンガーのイメージだったけど、レコード会社との収益分
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

2回目鑑賞。
夫婦や離婚をテーマに扱った映画は、

・ブルーバレンタイン
・落下の解剖学
・本作
が今のところの私的御三家。

一生一緒にいたいと愛し合った夫婦がなぜ醜い争いをして傷つけ合わなきゃいけ
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

4.2

知り合いに薦められてたなとふと思い。

映画の半分くらいはいがみ合ってるかと思いきや、恋に落ちてからはトントン拍子。

大西洋の存在を感じさせないフッ軽さに脱帽。これがプライベートジェットの強み...
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流されて…(1974年製作の映画)

2.4

ひますぎて...

逆転のトライアングルぽさある

ひたすらエロい。波打ち際とか砂辺とか、なんでそこ?!みたいなシーンで盛り上がっちゃってますわ。

ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

3.5

漫画いまさらながら読み終わったので、勢いで。

千早モテすぎっっ美人の無駄遣い

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.0

しっとりとした余韻のある映画。

人間相関図はよくある身近な恋愛模様なんだけど、移民問題や言語、国際結婚などのテーマが程よく織り交ぜられている。

本来は移民や非英語ネイティブがマイノリティなんだけど
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ブリングリング(2013年製作の映画)

4.0

ソフィア・コッポラ周遊中。

マリーアントワネットやヴァージョン・スーサイズにも通底するけど、監督は""若さ""が好きなのね。

若いがゆえの未熟さや美しさは、軽率に浮つく心の不安定さと表裏一体で、光
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ドラえもん のび太と鉄人兵団(1986年製作の映画)

4.0

Netflixで映画ドラえもんが配信終了になると聞き、際立って評価の高い本作を観てみることにした。

リルルきゃわ。まだ若いのによく考えて頑張ったね。えらい💯

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.1

キングスマンがアクション映画の中で1番好みです。

今作も殺戮シーンをわざと大仰に描く馬鹿馬鹿しさ、賢者キャラを胡座かいて座ってるだけの阿呆に仕立てる皮肉さは健在。トム・クルーズが主人公になるタイプの
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劇場版 殺意の道程(2021年製作の映画)

4.2

バカリズムの脚本巡り。

個人的に彼は緩急の振り子を高速で振り続けることでジワジワとした笑いを生む天才だと思っており、今回もシュールなのにポップすぎて脳みそバグって大笑いした。

俳優が嘘っぽくみえず
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

アン女王が絶妙にアカン人なのがいい。

アビゲイルやサラみたいな権力の亡者に取り憑かれてしまった、真っ先に憐れまれるべき人なのに、一切同情の念が湧いてこない。

情緒不安定で国の情勢に疎く、愛と性欲の
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

これはレビュー書くのむずかしい...!なぜなら感想を書くこと自体がほぼネタバレに等しいから。

ので観たあとの感度を単語だけで呟きます。

息子
殺人
むず痒さ
冒頭のボール
伏線
真実の主観性
親子
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.9

多くは語らず、木漏れ日の美しさをゆったりと鑑賞させる映画。

パターソンみたいだと思った。淡々と日々のルーチーンを追っていき日常を慈しむ構成ね。

個人的にはこういうのは冷めた目で見てしまいがちだが、
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.4

ブラピ全盛期の輝きに目が行きがちだけど、個人的にヒロインが良すぎて。

上品で優美で、喜怒哀楽の示し方が穏やか。いつも静かに笑ってるんだけど、ブラピに見せる笑顔が一際ふつくしい..。いつもは理性的に振
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

1.5

えらい目に遭った。

途中であと1時間半もあること確認して絶望したしお腹痛くなった。花粉症も悪化した気がする

ボウが森林に入った辺りから不思議と気持ちが軽くなって、刺激が閾値を超えて不感になりかけた
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バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!(2012年製作の映画)

4.2

THE・性の乱れreunion

高校時代の仲良し4人組が集結した結婚前夜、ラリった拍子に花嫁衣装を汚してしまい、リカバリーに慌てる中ホテルからストリップバーに向かう新郎組ともかち合い上から下への大騒
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マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

4.0

ソフィア・コッポラ監督のデビュー作「バージン・スーサイド」でも五姉妹のうちの1人を演じていたキルスティン・ダンストを主役に抜擢した本作。

弟夫婦より早く世継ぎを産むための「夫婦問題」だか皇帝の愛人と
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.5

(こっちだった、再掲)
震えるほど刺激的。

40年前とは思えないほど前衛的なパフォーマンスで、各々が好き勝手に暴れ歌う様はバンドというより最早サーカス団のよう。

当時のファンに忘がたい爪痕を残した
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.8

海辺で白い漆喰を塗るシーンが綺麗すぎて夢に出そう..

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.2

消化困難な重みがある。

儚げな色味で画は優しくて、ピアノソナタやハープ協奏曲が絶えず流れる穏やかな進行なのに、途中までホラーかと思うほど怖かった。綾野剛が胡散臭すぎ。何回もボロが出てるのにそれに気づ
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.7

戦後のかなり右翼な思想が出てきてびっくり。

ゲゲゲの鬼太郎は小学校のころ数冊漫画を読んだ程度でしたが問題なく楽しめました。目玉小僧がなんなのかさえ知ってればOK🙆‍♀️

巨大な組織の内部に蔓延る腐
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

観る前から癒されることは分かってた。
明らかに信頼できるキャストと制作陣。潤沢な資本の香りしかしないもんね。

ティモシーが言ってたように、スマホで観る映画ではなくスクリーンで観る映画。ボーッとしてる
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(2023年製作の映画)

3.5

好みではないけど、熱狂的ファンがいるのも分かる。市中で戦場で畑で次々と首が飛んでいく。常に死がすぐそばにある世界にいると思うと、その理由としての「首」を求めるのもしょうがないよなと思った。

クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

3.1

スナック菓子でいうところのプリッツみたいな映画だった。束で攻める感じ。

VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

3.9

ドラマや映画で赤ちゃんが産まれる瞬間はあんなに華美な演出がされるのに、老いて死にゆく姿は過程こそあれど最期の最期は映像化されない。あまりに見るに堪えないからだ。

VORTEXでは尊厳を持って生きてき
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パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

4.0

ラストが有名すぎて公的にネタバレがされているに等しいなかなか稀有な変態映画。

散々な生い立ちで、周囲に忌み嫌われていたせいで臆病な目をするようになった主人公にとっては良い結末だったのかな。