QMさんの映画レビュー・感想・評価

QM

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雨月物語(1953年製作の映画)

3.5

早坂文雄。舟漕ぎの女性や若狭の歌うメロディが調整音楽に慣れた耳にはあの世の音楽に聴こえる。どこまで落ちてくの?そんな音に留まるの?みたいな先の読めなさにぞくっとする。

戦後8年に日本の作品としてこれ
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深夜食堂(2015年製作の映画)

3.0

漂っている雰囲気が良くて有名俳優がたくさん出てくるが、芝居臭さが気になり。作品全体にオダギリジョー近辺のあのシュールさをまぶしていたのだな?と気づいたのは最後の最後だった。オダギリがあまりに自然すぎな>>続きを読む

ジョーン・ディディオン: ザ・センター・ウィル・ノット・ホールド(2017年製作の映画)

-

ジョーンさんが話す時の身振りが独特。大きなジェスチャーの割に表情は (年のせいか?) 変わらない。長年連れ添った彼女の同じくライターである夫は日常的に彼女の話を補足したり翻訳したりしてくれていたそう。>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.0

音楽に注目!って言われると見たくなくなるので、そのうちにと思っていた。iPodシリーズ販売終了のニュースがあったこのタイミングでみることになろうとは…その偶然に胸熱。
今じゃ1人で喋ってる人みればあー
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.7

最初はこれはコメディなのか?ホラーなのか?って思いながら見てたのが最後はリアルなのか・・・?ってなった。

世界でどんどん高齢化が課題となる国や地域は先進国から増えてるわけで、その割にはわかってないこ
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.0

この実在の人物の偉業はとんでもなく凄いことなんだと思う。とんでもないことなんだろうけど「天才が精神障害を患いながら偉業を達成しそれをひたむきに支えた妻の愛」って凡庸に感動ストーリー語られたような感じが>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.7

20th century womenもめちゃくちゃ良かったけどこれがマイクミルズのベスト。やっぱミルズ・ジュライ夫婦好き。

白黒なことによって抽象化されて視覚で最初から「大人」「子ども」と決めつけず
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スノーデン(2016年製作の映画)

3.8

ドキュメンタリー「シチズンフォー」を先に見ていたのでスノーデン自身の口が語る一連のストーリーやスクープとして世に出るまでの経緯はぼやっと把握してた。
なので本作は、ドキュメンタリーではスノーデン自身の
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.0

音楽素晴らしい。ピアノレッスンもめっちゃ好きだし通づるものあるなぁ。これは映画館の大きいスクリーンで見たかった……

炭疽病。皮膚からだと治療なしで20%、吸引だと100%に近い致死率みたいでバイオテ
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.0

(完全にカトリックのプロモムービーだろう…)とうがった思いも横切りつつ結論良かった。ドキュメンタリー感すごい。

あまりに酷いスキャンダルがあったのにも関わらず教皇に熱狂する人々を見て、よく陰謀論の
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.5

最初に提示される「事実に基づいた」という事実がなかったら結構きつかったように思う。これが事実ということを考えながら見たから面白かった。あの時代だから成立した犯罪とはわかりつつもそんな簡単に物事が運ぶも>>続きを読む

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.0

同質化された島国で生きてる者には本当に理解することなどできないだろうけどアフリカ系アメリカ人の人達が理不尽なニュースを見るたびに襲われた恐怖を感じることができる。最後のメッセージのパワーが凄い。まった>>続きを読む

華氏 119(2018年製作の映画)

3.5

大学時代に"コロンバイン"見て以来のムーア作品。

・ (ムーアの出身地でもある) ミシガン州フリントの水道の話全然しらなかった………こんな水俣みたいなことが公共サービスで実際に00年代のアメリカの町
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.0

上映開始時渋谷の映画館で先輩とデパ地下で買った寿司を食べながら観て、フランシスが友人のホームパーティーで周りの人達に語ったセリフに感化された印象だけ残っているのだが、いま再度見て「ただ空気読めずいつま>>続きを読む

アメリカが最も恐れた男 "プーチン"(2018年製作の映画)

3.3

最近filmarksに追加された?以前はなかった。

・アメリカ視点でのロシア
・プーチン導入編
・NTVの社員がOA中メッセージボード掲げたのが話題になったがその前にも似たようなことがあったのね

市民K(2019年製作の映画)

3.5

俳優がスティーブジョブズを演じてるかのような端正な出立ち。オリガルヒって元々お金持ちの家庭の人たちなのかと勝手に思ってたけど彼のように生まれは貧しくソ連〜ロシアのカオスを危ない道を渡りながら努力と知性>>続きを読む

シチズンフォー スノーデンの暴露(2014年製作の映画)

4.0

大変スリリングなドキュメンタリー。
冒頭からスノーデンが盗聴に過剰なほど敏感になっていて記者は苦笑し見てる私もまだ情報公開してないのに…と思っていたのだがスクープとして世に出た後の展開に笑えなくなって
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7月4日に生まれて(1989年製作の映画)

4.0

US製作のベトナム戦争映画に苦手意識がありなかなか見れなかったが、オリバーストーンの面白いドキュメンタリーをみたので。
日本では戦争経験のある人が超高齢化し大分減ってきてるがアメリカでベトナム戦争経験
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オリバー・ストーン オン プーチン(2017年製作の映画)

4.5

今東欧で起こっていることの最中色々とロシアの映画やプーチン関連のドキュメンタリーを見ているがオリバーストーンがこんなインタビューをしていたとは。
2014年マイダンからの流れについては昨今あちこちでよ
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インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

3.0

最近キャッチーな歌モノをいくつか見てやや胸やけ気味だったのでフォークソングがじんわり沁みた。グルーミーな天気の日にコーヒー片手に猫を抱きため息をつきながら見たい感じ。

しかしなぜユリシーズの名前にび
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シャイニング(1980年製作の映画)

-

ずっと見てみたかったけど怖い怖いと聞くのでタイミングを探っていた。ついに見てみたのだが57:17で離脱。無理怖すぎ。音が怖い。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

直前にたまたまエールの方をみてたので、比較の視点で見れたのがよかった。「感動」の要素が揃ってるのに所々もやっとしながら見た前作のもやっとポイントが90%クリアに。そこそこ…と痒いところに手が届く感が気>>続きを読む

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.0

サリンジャーが精神世界に深く入っていった動機がWW2っていうのは知らなかった。あのノルマンディー上陸に参加してたとは。

主人公の俳優は背が高くてイケメンだけどサリンジャーの文章 (といいつつ訳書しか
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エール!(2014年製作の映画)

3.0

評価高いので見てみたが初めあまりに説明的すぎてフランス映画でもこういうのあるんだ…日本のドラマみたい…農場風景や動物たちが出てこなかったら途中で見るのやめてたかも。最終的にはハートウォーミングで (建>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.0

人間の暴力性はどこからくるのか。先天性なのか後天的なのか。暴力は暴力を生むが、暴力を抑制し解決することもできるのか(できない)

高校生の頃所謂イケてるグループの子が好きだと言っていてへぇそうですかと
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ボヴァリー夫人(2014年製作の映画)

3.0

・背景色に合わせたドレスがどれも絶妙な色とテキスタイルでファッションを見るのが楽しみだった。 (身を滅ぼした原因の一つだろうけど)

・ストーリーは現代からするとよくある話に感じられるが1856年?
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.0

昔ピアノの楽譜持ってたくらいだからみたものと思ってたけど初見だった。教授が出てるのは当然知ってたけど主役?とは。たけしも。この作品のこと何もわかってなかった。しかし教授が鬼軍曹とはイメージと正反対で。>>続きを読む

ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ(2018年製作の映画)

3.5

ピカソがゲシュタポに語ったというエピソードは確かに神がかっているけど、ヒトラーとピカソを対立的に描いた話でも彼らだけに焦点を当てた話でもない。まさにクリムトの「黄金のアディーレ」の話で今も続く戦争の負>>続きを読む

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.0

鑑賞し終えてレビューしようとしたら2016年10月に2.5ポイント付けてるの怖い。ひとつも見たことあるシーンなかったのだけど…

全体的にすべてが地味。だけど社会主義国ってほんとにこういう雰囲気だった
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ゴッホ 真実の手紙(2010年製作の映画)

3.0

耳切った後の自画像とあまりにそっくりでぞっとした。
ゴッホという人の一片だけで勝手に全く違うイメージを持っていた。
学生時代上野でみたことがあったけど是非またみたい。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.8

ロビンウィリアムズの笑顔が湯たんぽのようにほかほか。途中ほんとに湯たんぽを引っ張り出してきた。今夜は寒い。

逢びき(1945年製作の映画)

2.8

「ラフマニノフの音楽と共に」の文字に惹かれてみてみたらラフ2のみで86分(笑)大好きだけどちょっと華美というかケバケバしい感じもするこの曲とある意味合っている。

全体的に女の描かれ方は (時代柄だろ
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ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

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"天皇にパチンコ玉を打った"話を武勇伝的に繰り返す。それは本当に異常でタブーなことだったんだろう。正直自分なんかはピンとこない(パチンコ玉…?) 。奥崎さんは当時の人としては革新的な考えの持ち主だった>>続きを読む

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.5

バンジョーがカランコロンなって埃っぽくて銃の撃ち合いばっかで古くさ〜苦手だわ〜と思ってたけど、経済がぶっ壊れて家を失いキャンプ生活みたいな貧しい人達がたくさん発生する中でクライドとボニーがメディアを通>>続きを読む

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