おちゃかさんの映画レビュー・感想・評価

おちゃか

おちゃか

怪獣総進撃(1968年製作の映画)

2.5

小笠原諸島に怪獣ランド、つまりジュラシックパークは日本にあったということだ。
なにを食べているのかわからんが、かなり飼い慣らされてる。いいのかゴジラファミリーよ。

人間も、よくわからない抵抗をするの
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国宝(2025年製作の映画)

4.0

まずは、吉沢亮が天才でよかった。

個人的にこの映画の評価が高いのはひとえに吉沢亮個人的のクオリティが突き抜けたところにある。そこに加えての、天才吉田修一の原作と李相日監督の無双タッグで傑作に昇華され
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LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(2014年製作の映画)

2.1

美味いタバコが吸いたいだけだ。
ストーリーはなんてことはないし、特に面白くもないんだが、最後のこのセリフだけはイカしてる。

LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘(2019年製作の映画)

2.4

これもモンキー・パンチ色が強い作品だけどちょっといろいろテンポが悪い。
不二子の先読みとスマートなやり口はもっとかっこよく演出できそう。
もともと裏切り者として描かれることが多い峰不二子だけど、ギリギ
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LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門(2017年製作の映画)

2.1

五エ門しか見せ場が無い珍しい作品。
グロいのも、モンキーパンチ色が強く出てて少し異色。
カッコはいいけど、ストーリーもないのでこれでいいのかとなる。
もう少しルパンっぽくして欲しかったか。

LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン(2025年製作の映画)

3.3

面白いね。
ルパン三世のハードボイルド再解釈。コメディ要素はほとんどなく、どちらかというとゴルゴ13やブラックラグーンに近い。仮想ソビエトを舞台にしたのも今だからこそ描けるシチュエーションでもある。シ
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ルパン三世 風魔一族の陰謀(1987年製作の映画)

3.4

これは、、
良く出来てる。
声優のキャストがオリジナルと異なってるが、今回のシナリオのやや大人びた感じととても良くマッチしておりさすがプロフェッショナル。細かなデティールもいい感じに詰められており、無
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獄門島(1977年製作の映画)

2.1

なんかこの頃の映画の色というか空気というか、そういうのが好きなんだよな。
ストーリーも関係性もよくわからんかったが、人が死んだり不貞があったりしても、それほど大仰じゃない感じがいい。石坂浩二の金田一も
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変な家(2024年製作の映画)

1.3

まぁ、佐藤二朗が出るということは、という格の問題で
そもそもなんとかカテゴライズしたいんだろうけど、ホラーというより【世にも奇妙な物語】を、映画化したい、映画はそれほどだったとしても配信でpayできる
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ゆきてかへらぬ(2025年製作の映画)

2.2

広瀬すずが、いまいちハマっていない作品は久しぶりだな。
たいてい器用だし優秀だから目立たなかったけど、主演となると粗も目立つ。
ようは、時代の理解解像度が粗い。現代ドラマと同じようなテンポや口調はかな
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ドラえもん のび太の恐竜(1980年製作の映画)

3.0

大山のぶ代先生の声はいいなぁ。
シリーズ1作目でいろいろ雑な感じが否めないけれど、それを補って余りある安心感。
冒険心はドラえもんで感じていたのを思い出した。
この頃の映画は、2本立てだったりしたよね
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唄う六人の女(2023年製作の映画)

2.3

よくわからんシチュエーションホラー、かと思ったら違った。
山奥の奇妙な女の怪談、ではなくサスペンスだな。

竹野内豊と山田孝之の豪華キャストではあるが、耽美的フェチ度高めなため、いろいろ理屈はわからな
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丹下左膳 百万両の壺(2004年製作の映画)

2.7

まぁコメディ要素もあり、そういうノリで観る限りはまぁまぁ。
現代キャストで頑張ってはいるし、セットもしっかりしているのでそれなりに楽しめる。

室町無頼(2024年製作の映画)

1.2

大泉洋以外の演技と演出が酷い。
監督名を見たら、あぁこいつかと。
セットに死ぬほど予算かけて、こんなんが時代劇として残っていくのはたまらんな。

キャノンボール(1980年製作の映画)

3.0

キャノンボールRUN,いいですね。
この無作法無頼のやりたい放題、横断レースやりたいじゃんか法律なんか関係ない!
いろんなエンタメの源流になった映画だと思う。
いろんなパターンの参加があってそれぞれの
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.4

がちがちの関西弁、コテコテのヤクザムーブ。
悪くない。
そもそも映画なんてのは、テーマがあって、心を動かすものであれば予算は最低限でもいいものは作れる。特に青春ものは揺れ動く気持ちに素直なもので充分、
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教皇選挙(2024年製作の映画)

1.7

話題作と聞いて観に行きましたが、、、途中それほど盛り上がりもなくとにかく静かなシーンが多く眠いネムイ。ラストの衝撃1本で制作したんだろうけど、その意味は日本人にはリアリティが足りないし真意は捉えられな>>続きを読む

はい、泳げません(2022年製作の映画)

4.0

これ、結構凄くない?めっちゃ新鮮なんやけど。
脚本や細部が結構練られてる。
哲学家インテリの長谷川博己がカナヅチでコメディ、悪くない
男は女より情けない。まさにそう。
ちょっといいことあると、すぐ調子
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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

1.9

侍時代劇かと思っていたら、エキストラ裏方の悲哀ものだった。
ストーリーは、今や出落ちのタイムスリップもので、信長協奏曲や戦国自衛隊1549のようなもので描かれてるし、名前が変わって異世界転生ものとして
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.0

話題になり、アマプラ配信を待ち焦がれて。ついに。
全く予想を越えた、のかどうかはわからんが、要するに、マルチバースの再解釈、再構成、2020年代のインターステラー中華版だった。

まる(2024年製作の映画)

2.1

冒頭、いきなり吉田鋼太郎の演技が酷い。
このひとぐらいの年齢の役者が足りてないんだろうなといつも思うが、若手も役者というよりアイドルみたいなのばかりになってきてるから仕方ないか。

主題の関していうと
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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

1.9

タケシの映画が観たくて、空気階段もぐらが絶賛していたので再視聴。
だいぶ色々粗いけれど、社会現象になった作品確かに漫画からかなりセンセーショナルだった。
が、藤原竜也の演技がザルなので映画館までは行か
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Broken Rage(2024年製作の映画)

2.0

なんだこの三文芝居は。
まったく、趣味で映画撮るレジェンドは何でもありだな。
なんか、死ぬまでにこれ撮っときたいしな、みたいなノリでやってるのに、世間はそれを許してくれない、みたいな葛藤すらあるんじゃ
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マンゴーと赤い車椅子(2014年製作の映画)

2.4

こう言ってはなんだけど、吉岡里帆だから観ておこうかなと。
脚が不自由になったことが受け入れられない主人公と、それを励ます仲間、とありがちな展開かーと、思って見始めたものの、どうもそういうわけでもない。
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

2.9

制作は、個人スキルで無双できるひとはほとんどいない。
信頼できるチームを作る。これに全てをかけないとたどり着けない場所にある。
それにしても監督の仕事はカバー範囲が広すぎるな。
吉岡里帆はいい役者なん
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

2.5

わかる。
共感性羞恥で痛い。
日本人て変なんだろうなと、日本人でも思う。
日本が嫌いになるのもわかる。英語ができると思い込んでる日本人の英語は滑稽なんだろうなとも思う。

佐藤優氏いわく
翻訳をしない
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

2.5

タイムループもので、意識は残ってる、という斬新な設定で舞台ノリをテンポよく取り入れた奇作。
途中で飽きてきたが、うまくまとまってたかなという印象。主役の女の子のセリフのテンポが少し物語の雰囲気に影響を
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

1.9

ちょっと、感性が古く稚拙すぎないか。
機械と人間の対立が、西洋とアジアのそれに反映させつつ、AIを、特に未来の視点を持たず単純に人間の延長程度で描くのは、逆にリアリティを削ぐ。いまさらなんで人間も機械
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

いろいろとダイナミックで展開がワイルドではあるが、そもそもこれくらいファンタジックじゃないと映画2hで深くて芯を描けないか。
いきなり仲良くなる感じ、まぁノリとグルーヴでちょっとノスタルジーみがある。
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.0

まあ、泣くよな。
大人なら誰でも。そうやって一度は夢みたんだから。
漫画も観たが、アニメも最高だった。

スターリングラード(2000年製作の映画)

3.4

NTRで見た!
ジュードロウはこれでオスカーとってもおかしくない素晴らしい俳優。無言の瞳がよく語る。エドハリスの歴史と経験を感じさせる視線、レイチェルワイズも存在がなんとなく、エロい。

スターリング
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.1

傑作なのは間違いない
が、
驚くのは人間の価値観の変容だ。
作中の話ではなく、観る人間の。

この作品を、日本人の狂気、としてしまうのは簡単であろうが、美学とするにはあまりにも異様でもある。なによりこ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.0

最も辛い記憶に、ひとりで向き合うには人はみな弱すぎる。向き合ってしまうとあらゆる悲しみが一斉に襲ってくるようだ。わからないものは、わからないままでいい。そのうち人生は何事もなく終わっていく。そうであっ>>続きを読む

アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

3.1

...すげえ...
監督は、というか企画が天才だとしか思えない...どうやって通したんだ...別に襲ってきてないし!!!!

イントロの音楽から、どう生きていたらこんな歌詞が思いつくんだよ...なんだ
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遊びの時間は終らない(1991年製作の映画)

1.7

コメディ?

シュールな展開だが、笑えるテイストではないような気がするし、演出次第では狂気のサスペンスにも展開できる雰囲気の中、ストーリーは進む。
現在の常識との乖離をあえて楽しむ見方では、愉しめる。
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