rage30さんの映画レビュー・感想・評価 - 48ページ目

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ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

WWEの元女子王者ペイジの半生を描いた作品。

WWEが協力してる事もあり、プロレス周りの再現度は高い。
また、WWEが絡んでいながらも、プロレスに対する偏見や批判的な視点を入れているのには驚かされた
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シークレット・スーパースター(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

音楽を禁止された少女が、YouTubeを使って有名になる話。

YouTubeという現代的なメディアを取り上げてはいるが、話自体は昔ながらの家父長制家庭に生まれた少女の成長譚となっている。
横暴な父親
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マンハント(2018年製作の映画)

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殺人の疑惑を掛けられた弁護士と、彼を追う刑事の話。

ジョン・ウー監督作という事で、良くも悪くも、ジョン・ウーらしさが前面に出た作品だなと思いました。
派手な銃撃戦やスローモーションの多用など、ケレン
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女は冷たい嘘をつく(2016年製作の映画)

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子供を連れて失踪したベビーシッターを捜す、ミステリー作品。

主人公はシングルマザーで仕事に追われ、ベビーシッターを雇う事でギリギリ生活を成り立たせてる状態。
そこに失踪事件が起こるのだが、親権問題を
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日本沈没(1973年製作の映画)

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「もしも日本が沈没したら?」という設定を、リアルにシミュレーションした作品。

官邸を舞台に事態の進行を見守る事になるので、個人的には『シン・ゴジラ』を思い出したりもしましたね。
リメイク版の監督が樋
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アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

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「ゴシックな世界観を舞台にした、家族モノのコメディー」というのが、なかなか新鮮でした。
漫画の世界をそのまま映画にした様な、豪華な美術やコミカルな演出も楽しかったです。

ただ、アダムス一家が人間なの
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バービー(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

外国人の養子にされてしまう少女の話。

父は障害を持ち、母は亡くなり、妹は病気を抱え、叔父は金稼ぎしか考えてない。
そんな地獄の様な世界で、主人公の少女は家事から仕事までを1人でこなしている…。

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ダンシング・クィーン(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

市長選に立候補する夫とダンスユニットに挑戦する妻を描いた、コメディー作品。

所謂、中年の危機を扱った倦怠夫婦モノで、主人公となる夫婦は、かつて抱いてた夢や野心を取り戻すべく奔走する。
正直言って、か
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ポセイドン・アドベンチャー(1972年製作の映画)

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転覆した豪華客船からの脱出を描いた作品。

所謂、パニック映画ではあるのだが、「次から次へと恐怖に襲われる」というよりは、「主体的に困難に立ち向かっていく」という作りになっている。
“アドベンチャー”
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空気人形(2009年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

心を持ってしまったラブドールの話。

社会派のイメージが強い是枝作品の中で、本作が最も異質な作品である事は間違いないでしょう。
一言で言えば、「ダークな大人の童話」といった感じで、かなりファンタジー色
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スパイな奴ら(2012年製作の映画)

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「韓国の生活に慣れきった北朝鮮スパイの元に、脱北者暗殺命令が来て…」という話。

本作で描かれるスパイは金銭苦に追われる、何とも庶民的な人間として描かれる。
これまでの映画で描かれてきた、堅物な北のス
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

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女性サーファーとサメの戦いを描いた作品。

かなり早い段階でヒロインがダメージを負うので、どうなるのかと思いきや、そこから彼女の孤独なサバイバルが始まる。
思い通りに事が運ばない…神経を磨り減らす様な
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眼下の敵(1957年製作の映画)

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アメリカの駆逐艦とドイツのUボートの戦いを描いた作品。

戦時下を舞台にしているが、両国の政治的・思想的な描写は省略されており、駆逐艦とUボートの戦いがまるでスポーツの様に描かれているのが特徴だろう。
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好きだった君へのラブレター(2018年製作の映画)

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高校生の男女が、お互いの利益の為に恋人関係を装う話。

あらすじからして、どこか見覚えのある話だが、だからこそ、王道のラブコメとして間口の広い作品に仕上がっている。
特に主人公がアジア系な事もあってか
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失墜(2020年製作の映画)

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人里離れた雪山でカタストロフィに備えるプレッパーな老人と、彼に教えを請う為に集まった仲間達。
志を共有にする者同士の理想的なキャンプ生活を送るはずが、とある事故をキッカケに彼らの関係に亀裂が生まれてい
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狩りの時間(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

強盗をした若者グループが殺し屋に追われる話。

前半で描かれるのは、若者達の現金強奪計画…所謂ケイバー・ムービーだ。
世界観やキャラクターの説明から、強盗の計画・本番まで、実に手際良く描かれる。
テン
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6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

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個性的な6人の男女が独裁者を倒そうとする話。

とにかくド派手なアクションに、チカチカする様な高速編集。
息つく暇も与えない圧倒的な情報量は、流石マイケル・ベイ。
キャラクターの設定や物語もシンプルに
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ホールド・ザ・ダーク そこにある闇(2018年製作の映画)

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狼にさらわれた子供を助けにいく話。

序盤はてっきり「狼vsハンターを描いた狩猟映画」になるのかと思いきや、舞台が突然アフガンに変わったり、息子の死の真相も明らかになって、話が思いもしない方向に進んで
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パドルトン(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

末期ガン宣告を受けた男が安楽死をしようとする話。

主人公となるのは、マイケルとアンディーの中年男性2人組。
兄弟でも恋人でもなく、同じアパートに住む隣人と言い合うが、その仲は非常に睦まじい。
スカッ
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

シャーリーズ・セロン主演のアクション映画という事で、リアリティー重視の作品を予想していたのですが、まさかの不死身キャラでビックリ。
漫画っぽい設定だな~と思ったのですが、原作はアメコミらしいですね。
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天下無敵のジェシカ・ジェームズ(2017年製作の映画)

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女性脚本家の失恋と再生を描いた、ラブコメディー。

まずは、主人公を演じるジェシカ・ウィリアムズが魅力的でしたね。
ポジティブかつエネルギッシュな女性で、彼女を見てるだけでも元気を貰えました。
相手役
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ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ベトナム帰還兵が埋蔵金を探しに、ベトナムへ向かう話。

ベトナム帰還兵をテーマにした作品は数あれど、黒人兵士にフォーカスを当てた作品は珍しく、興味深く見れました。
また、トランプ支持の黒人が登場する作
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ビトウィーン・トゥ・ファーンズ: ザ・ムービー(2019年製作の映画)

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ザック・ガリフィアナキスによる、トーク番組の映画化作品。

「番組制作の為にアメリカを駆け回る…」というロードムービーな物語が一応あるにはあるが、それは映画としての体裁を保つ為のブリッジに過ぎず、あく
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マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

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ミステリー×コメディーな作品。

密室に怪しげな貴族が集まる…如何にも事件が起こりそうなシチュエーション。
所謂、アガサ・クリスティ的な世界観に、普通の夫婦が巻き込まれていく。

アダム・サンドラー&
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

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基本プロットは所謂“人質救出モノ”で、主人公も心に傷を負った兵士という設定。
物語やキャラクターに目新しさはないが、逆に言えば、シンプルで分かり易いとも言えるだろう。

特筆すべきは、中盤にある大掛か
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ルディ・レイ・ムーア(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

中年芸人が映画制作に挑む話。

映画の前半で描かれるのは、主人公ルディのコメディアンとしての成功。
ただ、ルディの放つギャグはどれもただただ下品なだけで、面白さが伝わって来なかった。
おそらくは英語な
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

投獄された弟を助けだそうとする兄の話。

サフディ兄弟の最新作『アンカット・ダイヤモンド』と比較すると、共通するのはこんな部分。
1、短絡的で目先の事しか考えらない主人公。
2、場当たり的な行動の連続
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

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借金に追われる宝石商の話。

冒頭から訳の分からない話が繰り出されたり、小さなトラブルが立て続けに起こったりと、まさに「首が回らない」という言葉が当てはまる主人公ハワード。
本作はそんなハワードの慌て
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スペンサー・コンフィデンシャル(2020年製作の映画)

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警察の陰謀に挑む、元警察官の話。

マーク・ウォールバーグ演じる主人公スペンサーの、今時珍しいくらいの正義感ぶりが印象的でした。
お金や仕事の為ではなく、被害者や自らの正義の為に行動する主人公像は新鮮
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ブレッドウィナー/生きのびるために(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

男装して一家を支えようとする少女の話。

タリバン支配下のアフガニスタンにおける、あまりにも酷薄な女性差別が強烈でした。
働く事も、買い物も出来ず、1人で出歩くだけでも処罰の対象になる異常な世界。
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37セカンズ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

処女を捨てようとする車椅子女性の話。

“障害者の性”という重たいテーマを扱った作品ですが、明るいトーンとテンポの良さもあって、一度見始めたらグイグイと引き込まれました。
ポップな描写もあれば、シリア
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ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜(2020年製作の映画)

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音楽コンテストに挑む、風変わりな男女の話。

ウィル・フェレルの映画らしい、「ダメ人間によるスラップスティック・コメディー」といった感じで楽しめました。
ちょっと展開が強引だったり、社会的なイシューを
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

教皇ベネディクト16世と、後に教皇となるベルゴリオ枢機卿の2人による会話劇。

思想的には相反する2人なのだが、お互いの趣味や昔話などを通して、少しずつ歩み寄っていく姿が微笑ましい。
「爺さん同士の会
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ラブレターを代筆する女子高生の話。

ラブレターの代筆を通して、エリー・ポール・アスターの3人はそれぞれ相互理解を深めていくわけですが、その過程を丁寧に描いているのが印象的でした。
冒頭にあるプラトン
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グラン・プリ(1966年製作の映画)

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F1を題材にしてるだけあって、レースシーンは流石のクオリティー。
車載カメラによる映像は臨場感があるし、多彩なショットを組み合わせる事で、単調にならず、見飽きる事もありませんでした。

一方、レース以
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ノア 約束の舟(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「誰もが知ってる『ノアの方舟』を映像化してみせた…」という事に関しては、まぁ価値のある作品なのではないでしょうか。

動物達が方舟に集まるシーンはスペクタルで面白かったし、泥の巨人といったオリジナル要
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